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zoom RSS ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/11/28 07:50   >>

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 第90回ナショナル・ボード・オブ・レビューの各賞が発表になりました。(11月27日)

 全米映画賞レースの最初期に発表されて、その年の映画賞レースの指標にもされるナショナル・ボード・オブ・レビュー。
 例年その受賞結果に少なからず驚かされたりするんですが、後々それに納得していったり、今年は外しちゃってたなと思ったり……。

 さあ、本年度は?

画像

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 ◆作品賞
 ◎“Green Book”(米) 監督:ピーター・ファレリー
 “Green Book”は、トロント国際映画祭2018 ピープルズ・チョイス賞受賞。

 ◇トップ10(Top Films)(英題アルファベット順)
 ・『バスターのバラード』“The Ballad of Buster Scruggs”(米) 監督:ジョエル&イーサン・コーエン
 ・『ブラックパンサー』(米) 監督:ライアン・クーグラーBlack Panther
 ・“Can You Ever Forgive Me?”(米) 監督:マリエル・ヘラー
 ・“Eighth Grade”(米) 監督:Bo Burnham
 ・“First Reformed”(米・英・オーストラリア) 監督:ポール・シュレイダー
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』“If Beale Street Could Talk”(米) 監督:バリー・ジェンキンス
 ・『メリー・ポピンズ リターンズ』“Mary Poppins Returns”(米) 監督:ロブ・マーシャル
 ・『クワイエット・プレイス』(米) 監督:ジョン・クラシンスキー
 ・『Roma/ローマ』(米・メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『アリー/スター誕生』(米) 監督:ブラッドリー・クーパー

 『ファースト・マン』『女王陛下のお気に入り』『ブラック・クランズマン』『妻たちの落とし前』『フロントランナー』“Vice”“Boy Erased”は、完全にスルーされました。

 ◆監督賞
 ◎ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』

 ◆主演男優賞
 ◎ヴィゴ・モーテンセン “Green Book”

 ◆主演女優賞
 ◎レディー・ガガ 『アリー/スター誕生』

 ◆助演男優賞
 ◎サム・エリオット 『アリー/スター誕生』

 ◆助演女優賞
 ◎レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』

 ◆オリジナル脚本賞
 ◎ポール・シュレイダー “First Reformed”
 ポール・シュレイダーは、ゴッサム・アワード2018でも脚本賞受賞。

 ◆脚色賞
 ◎バリー・ジェンキンス 『ビール・ストリートの恋人たち』

 ◆ブレイクスルー・パフォーマンス賞(Breakthrough Performance)
 ◎Thomasin McKenzie “Leave No Trace”(米)(監督:デブラ・グラニック)

 ◆新人監督賞(Best Directorial Debut)
 ◎Bo Burnham “Eighth Grade”
 Bo Burnhamは、ゴッサム・アワード2018でもブレイクスルー監督賞受賞。

 ◆アンサンブル賞(Best Ensemble)
 ◎『クレイジー・リッチ!』(米) 監督:ジョン・M・チュウ

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎“RBG”(米) 監督:Julie Cohen、Betsy West

 ◇ドキュメンタリー・トップ5(Top 5 Documentaries)
 ・“Crime + Punishment”(米) 監督:スティーヴン・マイン(Stephen Maing)
 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)
 ・“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル

 ◆アニメーション賞
 ◎『インクレディブル・ファミリー』“Incredibles 2”(米) 監督:ブラッド・バード

 ◆外国語映画賞
 ◎“Cold War(Zimna Wojna)”(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ

 ◇外国語映画トップ5(Top 5 Foreign Language Films)
 ・『バーニング 劇場版』(韓) 監督:イ・チャンドンBurning
 ・『ジュリアン』 “Custody(Jusqu'a La Garde)”(仏) 監督:グザヴィエ・ルグラン(Xavier Legrand)
 ・『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク) 監督:グスタフ・モーラー(Gustav Möller)
 ・“Happy as Lazzaro(Lazzaro felice)”(伊・スイス・仏・独) 監督:アリーチェ・ロルヴァケル
 ・『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和

 ◆スポットライト賞(Spotlight Award)
 受賞作なし。

 ◆表現の自由賞(NBR Freedom of Expression Award)
 ◎“22 July”(ノルウェー・アイスランド) 監督:ポール・グリーングラス
 ◎“On Her Shoulders”(米) 監督:Alexandria Bombach

 ◆ウィリアム・K・エヴァーソン映画史賞(William K. Everson Film History Award)
 ◎『風の向こうへ』“The Other Side of The Wind”(米)(監督:オーソン・ウェルズ)&『オーソン・ウェルズが遺したもの』“They’ll Love Me When I’m Dead”(米)(監督:モーガン・ネヴィル)

 ◆インディペンデント映画トップ10(Top 10 Independent Films)
 ・『スターリン葬送狂騒曲』(英・仏) 監督:アーマンド・イアヌッチ
 ・“Lean on Pete”(英) アンドリュー・ヘイ
 ・“Leave No Trace”(米) 監督:デブラ・グラニック
 ・“Mid90s”(米) 監督:ジョナ・ヒル
 ・“Old Man & the Gun”(米) 監督:デイヴィッド・ロウリー
 ・『ザ・ライダー』“The Rider”(米) 監督:クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)
 ・『search サーチ』“Searching”(米・ロシア) 監督:アヌーシュ・チャガンティ(Aneesh Chaganty)
 ・“Sorry to Bother You”(米) 監督:ブーツ・ライリー(Boots Riley)
 ・“We the Animals”(米) 監督:Jeremiah Zagar
 ・『ビューティフル・デイ』(英・仏・米) 監督:リン・ラムジー

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 近年のナショナル・ボード・オブ・レビューの受賞結果を振り返ってみると、

 昨年度はけっこう外していた印象があったんですが―
 確かに米国アカデミー賞と受賞結果が一致した部門は少なかったんですが、トップ10やトップ5が発表される3部門、作品賞、ドキュメンタリー賞、外国語映画賞の一致度は例年通りだったのでした。
 でもやっぱり受賞結果が一致しないと、外れたという印象が残ってしまいますよね。

 【2017年】
 作品賞ノミネーション:6/10+1
 ドキュメンタリー賞ノミネーション:2/5+1
 外国語映画賞ノミネーション:3/5+1
 受賞結果が一致した部門:アニメーション賞

 【2016年】
 作品賞ノミネーション:7/10+1
 ドキュメンタリー賞ノミネーション:2/5+1
 外国語映画賞ノミネーション:1/5+1
 受賞結果が一致した部門:主演男優賞、オリジナル脚本賞、ドキュメンタリー賞、外国語映画賞

 【2015年】
 作品賞ノミネーション:5/10+1
 ドキュメンタリー賞ノミネーション:2/5+1
 外国語映画賞ノミネーション:2/5+1
 受賞結果が一致した部門:主演女優賞、ドキュメンタリー賞、アニメーション賞、外国語映画賞

 【2014年】
 作品賞ノミネーション:4/10+1
 ドキュメンタリー賞ノミネーション:1/5+1
 外国語映画賞ノミネーション:2/5+1
 受賞結果が一致した部門:主演女優賞

 この程度の一致度が例年通りであるのなら、上記の受賞結果に対する見方も変わってきますね。

 まあ、でも、『ファースト・マン』『女王陛下のお気に入り』『ブラック・クランズマン』などの完全無視は、少なからず驚かされましたが。

 ゴッサム・アワードで2部門ずつ受賞した“First Reformed”と“Eighth Grade”はけっこう強力な候補であることはこれではっきりしたし、1年前の作品という印象があった『ザ・ライダー』と『ビューティフル・デイ』(と“First Reformed”)も本年度の賞レースでいいところまでいくのかもしれないということもほぼ確実になりました。

 本年度の米国アカデミー賞との受賞結果の一致は、とりあえずアニメーション賞は一致するかなというところですが、それ以上は何部門まで一致するでしょうか。

 第90回ナショナル・ボード・オブ・レビューの授賞式は、2019年1月8日です。

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 *当ブログ記事

 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_48.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_53.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2016 授賞式:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_17.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_3.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2015 授賞式:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_10.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_4.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 授賞式:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201501/article_16.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_9.html
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 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_5.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2010 授賞式:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_25.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_6.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2009 授賞式:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_21.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2008受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_10.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2007受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200712/article_11.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2006受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200612/article_5.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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