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zoom RSS フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/11/21 23:15   >>

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 第28回フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭(10月8日-18日)の受賞結果です。

 【フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭】

 フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭(Film fra Sør (Films from the South))は、1991年からノルウェーのオスロで開催されている映画祭で、元々はオスロ大学の映画クラブの上映会が母体でしたが、現在では3万人以上の観客を動員するノルウェー最大の映画祭に成長しています。
 「フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭」の「サウス」とは、ノルウェーより南方、つまり、ヨーロッパと北米を除く三大陸(アジア、アフリカ、中南米)のことで、三大陸から出品された、100本近い映画を上映しています。

 コンペティション部門としては、メイン・コンペティション部門(インターナショナル・コンペティション部門)とドック・サウスというドキュメンタリーのコンペティション部門があり、今回より第1回&第2回監督作品を対象としたNew Voices部門が新設されました。いずれも、基本的にはそれぞれ最優秀作品1本を選ぶだけという、ごくシンプルなものです。
 メイン・コンペティション部門では、1997年に『ユメの銀河』、2012年に『おおかみこどもの雨と雪』、2016年に『海よりもまだ深く』が最優秀作品賞であるThe Silver Mirrorを受賞し、2016年には『となりのトトロ』が観客賞を受賞しています。その他の受賞作品には、『アモーレス・ペロス』、『少女の髪どめ』、『愛より強く』、『リンリンの電影日記』、『キャラメル』、『子供の情景』、“City of Life and Death(南京!南京!)”、『ハウスメイド』、『リアリティのダンス』、“Gett: The Trial of Viviane Amsalem”、『火の山のマリア』などがあります。

 本年度のプログラムには、地域別の特集はなくなったようですが、ディレクターズ・スペシャル・ポートレート、クリティカル・ルーム、ポリティカル・アニメーション、Thrills&Chills、児童映画・フロム・ザ・サウス、クラシックス・フロム・ザ・サウス、ブロックバスターズ・フロム・ザ・サウスという部門が設けられ、ディレクターズ・スペシャル・ポートレートでは、マニ・ハギギ監督作品3作品、エミール・バイガジン監督作品4作品、Tolga Karaçelik監督作品3作品といった特集が組まれています。

 本年度の受賞結果は以下の通りです。

画像

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 【メイン・コンペティション部門】

 ※審査員:Kalle Løchen(映画コンサルタント)、Khalid Maimouni(映画プロデューサー)、Marte Stapnes(メディア・エキスパート、daily manager of the Norwegian Federation Film Societies.)

 ◆グランプリ/The Silver Mirror for best film 20.000 NOK(ノルウェーの配給者に)

 ◎『バーニング 劇場版』(韓) 監督:イ・チャンドン
 出演:: ユ・アイン、スティーヴン・ユァン(Steven Yeun)、チョン・ジョンソ(Jong-seo Jeon)
 物語:ジョンスは、アルバイトをしていて、配送の間に、以前近所に住んでいたヘミとぶつかる。ヘミは、ジョンスに、アフリカに旅行に行っている間に、私のネコを捜してくれと頼んでくる。ヘミが帰ってきた時、彼女はアフリカで知り合ったというミステリアスなベンを紹介する。ある日、ベンは、ヘミと一緒にジョンスを訪ねてきて、自分には秘密の趣味があると告白する。
 村上春樹の短編『納屋を焼く』の映画化。
 これが第6長編。
 カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞、Vulcan Award(Shin Joom-hee:美術)受賞。
 シドニー映画祭2018出品。
 アンドレイ・タルコフスキー国際映画祭'Zerkalo'2018出品。
 台北電影節2018出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 ホライズンズ部門出品。
 ゴールデン・アプリコット・エレバン国際映画祭2018出品。
 オデッサ国際映画祭2018出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 トゥーリバーサイズ・フィルム・アンド・アート・フェスティバル2018出品。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 ワールド・シネマ・アムステルダム2018出品。
 ヴコヴァル映画祭2018出品。
 サハリン国際映画祭2018出品。
 釜日映画賞2018 作品賞、監督賞、主演男優賞(ユ・アイン)、助演男優賞(スティーヴン・ユァン)、脚本賞、美術賞、音楽賞、新人女優賞(チョン・ジョンソ)ノミネート。
 トロント国際映画祭2018 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 フィルム・バイ・ザ・シー映画祭2018出品。
 オステンデ映画祭2018出品。
 Jameson Cinefest国際映画祭2018出品。
 バトゥミ国際アートハウス映画祭2018出品。
 バルチック・パール映画祭2018出品。
 ハイファ国際映画祭2018出品。
 アテネ映画祭2018出品。
 International Cinematographers' Film Festival Manaki Brothers2018出品。Golden Camera 300受賞。
 アダナGolden Boll映画祭2018出品。最優秀作品賞受賞。
 ベルゲン国際映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 米国アカデミー賞2019 外国語映画賞 韓国代表。
 モントリオール・ヌーヴォー・シネマ・フェスティバル2018出品。
 ケルン映画祭2018出品。
 釜山国際映画祭2018 韓国映画トゥデイ パノラマ部門出品。
 釜日映画賞2018 監督賞、音楽賞受賞。作品賞、主演男優賞(ユ・アイン)、助演男優賞(スティーヴン・ユァン)、脚本賞、撮影賞、新人女優賞(チョン・ジョンソ)ノミネート。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2018出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2018出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2018出品。
 バンクーバー国際映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Strand Galas部門出品。
 マイアミ映画祭2018出品。
 アデレード映画祭2018出品。
 ミルウォーキー映画祭2018出品。
 サンタフェ・インディペンデント映画祭2018出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。
 Qシネマ国際映画祭2018出品。
 大鐘賞2018 作品賞受賞。監督賞、主演男優賞(ユ・アイン)、助演男優賞(スティーヴン・ユァン)、撮影賞、照明賞、音楽賞、新人女優賞(チョン・ジョンソ)ノミネート。
 韓国映画評論家協会賞2018 撮影賞、国際批評家連盟賞韓国本部賞受賞。韓国映画評論家協会11選選出。
 TOFIFEST映画祭2018出品。
 サンパウロ国際映画祭2018出品。
 ウィーン国際映画祭2018出品。
 ムンバイ映画祭2018出品。
 アジアン・ワールド映画祭(米)2018出品。
 ケンブリッジ映画祭2018出品。
 FilmBathフェスティバル2018出品。
 Maskoonファンタスティック映画祭(レバノン)2018出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2018出品。
 リュブリャナ国際映画祭2018出品。
 Cucalorus映画祭(米)2018出品。
 サウス・ウェスタン国際映画祭(カナダ)2018出品。
 リーズ国際映画祭2018出品。
 マル・デル・プラタ国際映画祭2018出品。
 香港アジアン映画祭2018出品。
 デンバー映画祭2018出品。
 コーク映画祭2018出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2018出品。
 Foyle映画祭2018出品。
 青龍映画賞2018 主演男優賞(ユ・アイン)、助演男優賞(スティーヴン・ユァン)、音楽賞、新人女優賞(チョン・ジョンソ)ノミネート。
 アラウンド・ザ・ワールド・イン14映画祭(独)2018出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2018 作品賞、脚本賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 外国映画賞ノミネート。


 『その他のエントリー作品』

 ・“Butterflies”(トルコ) 監督:Tolga Karaçelik
 ・“The Wild Pear Tree(Ahlat Agaci)”(トルコ・仏・独・ブルガリア・マケドニア・ボスニア ヘルツェゴビナ・スウェーデン) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
 ・“3 Faces”(イラン) 監督:ジャファール・パナヒ
 ・“The Pig”(イラン) 監督:マニ・ハギギ
 ・“The River”(カザフスタン・ポーランド・ノルウェー) 監督:エミール・バイガジン
 ・『アッシュ・イズ・ピュアレスト』“Ash Is Purest White”(中・仏・日) 監督:ジャ・ジャンクー
 ・『万引き家族』(日) 監督:是枝裕和
 ・『われらの時代』“Our Time”(メキシコ・仏・独・スウェーデン) 監督:カルロス・レイガダス
 ・“The Angel”(アルゼンチン・西) 監督:Luis Ortega
 ・“An Unexpected Love”(アルゼンチン) 監督:Juan Vera
 ・“Florianópolis Dream”(アルゼンチン・ブラジル・仏) 監督:Ana Katz

 【ドック・サウス部門】(DOK:SØR)

 ◆最優秀作品賞 10.000 NOK
 ◎『マカラ』“Makala”(仏) 監督:エマニュエル・グラス(Emmanuel Gras)
 出演:カブイタ・カソンゴ(Kabwita Kasongo)、Lydie Kasongo
 コンゴ。若い農夫カブイタ・カソンゴが、愛する者たちのよりよい未来を夢見ている。彼の持てる富といえば、2本の腕とまわりの低木林地と自らの強い意志だけだった。仕事の成果を取引するために、危険でくたびれる道を出発する。ふと彼は、自分の努力の価値と、夢に対して支払わなければならない対価について考える。
 エマニュエル・グラスは、これまでたくさんのドキュメンタリーを手がけていて、“Bovines”はセザール賞2013ドキュメンタリー賞にノミネートされている。
 カンヌ国際映画祭2017 国際批評家週間出品。国際批評家週間グランプリ、ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 ホライズンズ部門出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 トロント国際映画祭2017 TIFF DOCS部門 クロージング作品。
 ベルゲン国際映画祭2017 Documentaire Extraordinaire受賞。
 BFIロンドン映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 釜山国際映画祭2017 ドキュメンタリー・ショーケース出品。
 東京国際映画祭2017 ワールド・フォーカス部門出品。
 ウィーン国際映画祭2017出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 ルイ・デリュック賞2017 ノミネート。
 パームスプリング国際映画祭2018出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 リュミエール賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ポートランド国際映画祭2018出品。
 True/False映画祭2018出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 ニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルムズ2018出品。
 モスクワ国際ドキュメンタリー映画祭DOKer2018出品。最優秀長編ドキュメンタリー賞、編集賞受賞。
 モントクレア映画祭2018出品。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 撮影賞ノミネート。


 【New Voices部門】 [新設]
 ※第1回または第2回監督作品を対象とするコンペティション部門。

 ◆最優秀作品賞  10.000 NOK
 ◎『アイカ』“Ayka(My Little One)”(ロシア・カザフスタン・中・ポーランド) 監督:セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ
 出演:Andrey Pashnin、David Alaverdyan、Evgeniy Sushev、サマル・エスリャーモヴァ(Samal Yeslyamova)、Vjacheslav Agashkin
 物語:若いキルギス娘のAykaは、モスクワに住み、不法労働をしている。彼女は、妊娠し、出産するが、赤ん坊を病院に置き去りにする。ところが、しばらくして、母心が湧いてきて、一度は棄てた赤ん坊を取り戻したくて必死に捜し始める。
 『トルパン』以来10年ぶりの第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。女優賞(サマル・エスリャーモヴァ)受賞。
 ベルゲン国際映画祭2018出品。Cinema Extraordinaire受賞。
 米国アカデミー賞2018 外国語映画賞カザフスタン代表。
 ピンヤオ国際映画祭2018出品。
 グダニスクAll About Freedomフェスティバル2018出品。
 スプートニク・ロシアン映画祭2018出品。
 台湾・金馬奨映画祭2018出品。
 東京フィルメックス2018 コンペティション部門出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2018 女優賞(サマル・エスリャーモヴァ)


 [その他のエントリー作品]
 ・“Ava”(イラン・カナダ・カタール) 監督:Sadaf Foroughi
 ・“The Third Wife”(ベトナム) 監督:Ash Mayfair
 ・『なあばす・とらんすれいしょん』“Nervous Translation”(フィリピン) 監督:シェリーン・セノ(Shireen Seno)
 ・『大仏+』“The Great Buddha +”(台湾) 監督:ホアン・シンヤオ(Huang Hsin-Yao(黃信堯))
 ・『象は静かに座っている』“大象席地而坐(An Elephant Sitting Still)”(中) 監督:フー・ボー(Hu Bo/胡波)
 ・『迫り来る嵐』“The Looming Storm”(中) 監督:ドン・ユエ(Dong Yue)
 ・“The Eternal Feminine”(メキシコ) 監督:Natalia Beristáin
 ・『相続人』“The Heiresses(Las herederas)”(パラグアイ・独・ブラジル・ウルグアイ・ノルウェー・仏) 監督:マルセロ・マルティネッシ(Marcelo Martinessi)
 ・『聖なる飼育』“Princesita”(チリ・アルゼンチン・西) 監督:マリアリー・リバス(Marialy Rivas)
 ・“Rafiki”(ケニア・南ア・独・オランダ・仏・ノルウェー・レバノン) 監督:Wanuri Kahiu

 【観客賞】

 ◆観客賞 40.000 NOK(ノルウェーの配給者に)
 ◎『万引き家族』(日) 監督:是枝裕和

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 受賞作品4本のうち、3本は米国アカデミー賞2019各国代表でした。

 本年度の日本の上映作品は以下の通りです。ラインナップ的にはちょっと物足りない気もしますが、全上映作品81本もうち約1割あり、本数的には例年通りです

 ・『AKIRA』(1988) 監督:大友克洋
 ・『メアリと魔女の花』 監督:米林宏昌
 ・『カメラを止めるな!』 監督:上田槙一郎
 ・『アウトレイジ 最終章』 監督:北野武
 ・『Ryuichi Sakamoto: CODA』(米・日) 監督:スティーヴン・ノムラ・シブル
 ・『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』(米・日) 監督:スティーヴン・ノムラ・シブル
 ・『万引き家族』 監督:是枝裕和

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 *当ブログ記事

 ・フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_32.html
 ・フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_37.html
 ・フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_21.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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