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zoom RSS AFIフェスト2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/11/17 10:22   >>

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 AFIフェスト2018(11月8日-15日)の各賞が発表されました。

 AFI(American Film Institute:アメリカ・フィルム・インスティチュート)は、映像教育を目的とする非営利興行団体で、年間を通じて、さまざまな活動を行なっていて、AFIフェストは、その中に目玉行事の1つです。
 AFIフェストは、いわゆるポスト・トロント以降にアメリカ国内で開催されるいくつもの映画祭の1つであり、また、AFIが毎年6月に開催しているドキュメンタリーの祭典、AFI Docsに対応するもう1つの映画祭、ということになります。
 部門は、ガラ、特別上映、ワールド・シネマ、ミッドナイト、短編など9の部門からなり、それぞれの部門は4本〜9本で構成されています。

 ラインナップは、この時期に開催される他の映画祭と似たりよったりですが、全米映画賞レース参戦作品のお披露目的な意味合いもあり、今年は“Green Book”、『女王陛下のお気に入り』、『妻たちの落とし前』、“Mary Queen of Scots”、“On the Basis of Sex”、 “Bird Box”、“The Ballad Of Buster Scruggs”、“Destroyer”、“I Am The Night”、 “Amazing Grace”、“Divide And Conquer: The Story Of Roger Ailes”などが上映されました。また、外国語映画賞の有力作品を上映する場にもなっていて、“Cold War”、“All Good”、“3Faces”、『アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト』、“Bulbul Can Sing”、“Capernaum (Capharnaüm)”、“Daughter of Mine”、“Diamantiono”、“Dogman”なども上映されました。

 与えられる賞は、観客賞と審査員賞の2本立てで、観客賞は前回は部門ごとに複数設けられていましたが、今回は長編と短編を1つずつ、審査員賞は短編に対して複数用意されています。

 本年度の受賞結果は以下の通りです。

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 ◆観客賞 長編部門(Audience Award – Feature)
 ◎“The Biggest Little Farm”(米) 監督:John Chester
 ドキュメンタリー作家のJohn Chesterと妻でプロのシェフのMollyは、2011年に人生を変えるような決心をする。彼らは、仕事をやめ、ロサンゼルス北部でゼロから農場を立ち上げる。彼らは、都市の郊外で生活をし、レスキュー犬のToddによりよい生活を提供しようという願いに動かされて、悲惨な気候や捕食動物、地元の疫病と抗いながら、次の7年を過ごし、Apricot Lane Farmsの操業に献身する。Johnは、その過程をドキュメントする。美しい自然界へのオマージュ。
 テルライド映画祭2018出品。
 トロント国際映画祭2018ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー部門 次点2位受賞。
 ハンプトンズ国際映画祭2018 観客賞 ドキュメンタリー賞受賞。
 デンバー映画祭2018出品。
 バージニア映画祭2018出品。
 DOC NYC 2018出品。
 ナパ・ヴァレー映画祭2018出品。

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 ◆観客賞 短編部門(Audience Award – Short)
 ◎“Period. End of Sentence”(米/25min) 監督:Rayka Zehtabchi
 インドのデリー郊外の農村部では女性が静かな革命を起こしている。彼らは月経の深い根底にある汚名と戦っている。何世代もの間、女性たちは生理用ナプキンを利用できないため、健康上の問題から、学校を休んだり、完全にドロップアウトしたりすることになった。しかし、村に衛生的な生理用ナプキンの製造機(pad machine)が設けられると、女性は自分で生理用ナプキンを製造し、販売することを学び、地域社会の女性に力を与えることになった。彼らは自分たちのブランドを「FLY」と名づけた。なぜなら、女性たちに「飛躍」してもらいたかったからだ。彼らの飛行は、部分的には、地球を半周離れた高校生によって可能になった。カリフォルニアの高校生は、マシンの初期資金を調達し、「The Pad Project」と呼ばれる非営利団体を始めたのだ。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。
 AFI DOCS 2018出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞、観客賞受賞。
 ポート・タウンゼント映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。
 サンタフェ・インディペンデント映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。
 サバンナ映画祭2018 出品。最優秀グローバル短編ドキュメンタリー賞受賞。

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 ◆審査員大賞 短編実写作品(Grand Jury Award – Live-Action Short)
 ◎“War Paint”(米/17min) 監督:Katrelle Kindred
 物語:LA南部の若い黒人女性が、7月4日の休日に人種差別と女性差別に関わるような一連の出来事を経験する。
 サンダンス映画祭2018出品。

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 ◆審査員大賞 短編アニメーション作品(Grand Jury Award – Animated Short)
 ◎“Egg”(仏・デンマーク/12min) 監督:Martina Scarpelli
 物語:女性が卵によって家に閉じ込められる。それは、彼女を魅了する一方で、怖がらせもする。彼女は卵を食べ、悔い改める。彼女はそれを殺す。彼女は卵を飢え死にさせる。
 カンヌ国際映画祭2018 ユニフランス短編映画賞出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2018 短編コンペティション部門出品。
 オーデンセ国際映画祭2018出品。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2018 ワールド・パノラマ部門出品。
 Krok国際アニメーションフェスティバル2018出品。
 プチョン国際アニメーション映画祭(BIAF)2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2018出品。
 ウプサラ国際短編映画祭2018出品。
 エレヴァン国際アニメーション映画祭2018出品。
 ライプチヒ国際ドキュメンタリー&アニメーション映画祭2018出品。
 Winterthur国際短編映画祭2018出品。
 Cinanima国際アニメーション映画祭(ポルトガル)2018インターナショナル・コンペティション部門出品。

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 ◆オナラブル・メンション ソーシャル・インペクト・ショート(Honorable Mention for Social Impact Short)
 ◎『不思議なヤギ』“Magic Alps”(伊/15min) 監督:Andrea Brusa、Marco Scotuzzi
 物語:アフガニスタンの難民が亡命を求めて、ヤギと一緒にイタリアに到着する。イタリアの入国管理官は、彼が困った状況にいることを見て取る。なぜなら彼はそのヤギをどうすべきかわかっていないからだ。
 クレルモンフェラン国際短編映画祭2018出品。
 アスペン短編映画祭2018出品。
 ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018出品。インターナショナル部門優秀賞受賞。
 ウエスカ映画祭2018出インターナショナル・コンペティション部門出品。Francisco García de Paso Award受賞。
 ホーリーショーツ映画祭2018出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。

 ◆オナラブル・メンション ドキュメンタリー・ショート(Honorable Mention for Best Documentary Short)
 ◎“Period. End of Sentence”(米/25min) 監督:Rayka Zehtabchi

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 ◆オナラブル・メンション 短編 演技賞(Honorable Mention for Acting – Short)
 ◎Vedrana Bozinovic “A Siege(Ostrom)”(ハンガリー/22min)(監督:István Kovács)

 “A Siege(Ostrom)”(ハンガリー/22分) 監督:István Kovács(ブダペスト演劇映画アカデミー)
 物語:1994年のサラエボ。街は包囲されて、水も電気も食べ物もない。Tea Mikicは、恐ろしい戦時下であるにも拘わらず、自分の積極性を維持しなければならない。戦時中に夫を失い、彼女は完全に自給自足している。その朝、彼女は何かのための準備をする。備蓄がないのに、彼女は水で髪を洗う決心をする。彼女は水を求めて決死の外出を敢行する。隣人もスナイパーの銃火も彼女を止めることはできない。
 Friss Húsブダペスト国際短編映画祭2018出品。
 サラエボ映画祭2018出品。
 Busho,ブダペスト国際短編映画祭2018出品。Special Prize of the Media Council of NMHH受賞。
 Jameson CineFest - Miskolc国際映画祭2018出品。
 学生アカデミー賞2018 外国映画ナラティヴ部門ブロンズ賞受賞。
 ボスフォラス映画祭2018出品。
 Camerimage 2018 学生パノラマ部門出品。
 PÖFF ショーツ2018出品。


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 【Facts & Figures】
 45カ国から135作品を上映。(前回は53カ国から137作品)
 長編:84作品、短編:47作品、Episodic:4作品(前回は長編:93作品、短編:44作品)
 うち、女性監督作品:65作品、ドキュメンタリー:29作品、アニメーション:9作品(前回は女性監督作品:40作品、ドキュメンタリー:19作品、アニメーション:14作品)
 米国アカデミー賞2019 外国語映画賞 各国代表:9作品(米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表:14作品)
 AFI卒業生52人24作品(前回は75人24作品)

 数字で比較するとややダウンしています。その中では女性監督の躍進が目を引きます。

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 *当ブログ記事

 ・AFIフェスト2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_29.html
 ・AFIフェスト2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_36.html
 ・AFIフェスト2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_23.html
 ・AFIフェスト2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_7.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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