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zoom RSS ヨーロッパ映画賞2018 技術部門8部門受賞者発表! “Dogman”が2冠!

<<   作成日時 : 2018/11/17 04:01   >>

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 第31回ヨーロッパ映画賞の技術部門8部門が発表されました。(11月15日)

 審査員は、各部門を代表する1名ずつのプロフェッショナル8名(おそらく出身国も重ならないように選ばれた)で構成され、ベルリンに全員が集まって、EFAのセレクションを基に決定されました
 ・ルカ・ビガッツィ(イタリアの撮影監督)
 ・Dasha Danilova(ロシアの編集技師)
 ・モニカ・ロットマイヤー(Monica Rottmeyer:スイスのプロダクション・デザイナー)
 ・マリーナ・イオネスク(Malina Ionescu:ルーマニアの衣裳デザイナー)
 ・Marcelle Genovese(マルタのヘア&メイキャップ・アーティスト)
 ・Dadi Einarsson(アイスランドの視覚効果スーパーバイザー)
 ・Mattias Eklund(スウェーデンの音響デザイナー)
 ・クリストファー・スラスキー(Christopher Slaski:イギリスの作曲家)

 本年度の受賞結果は、以下の通り。

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 ◆撮影監督賞(European Cinematographer 2018 – Prix Carlo di Palma) 1989〜1992、1997〜
 ◎Martin Otterbeck “U - July 22(Utøya 22. Juli)”(ノルウェー)(監督:エリック・ポッペ)
 Martin Otterbeckは、ノルウェーのTVシリーズやドキュメンタリーを中心に手がける撮影監督、オペレーター。
 約20年のキャリアを持つが、国際的に注目される仕事は今回が初めて。
 『ヒトラーに屈しなかった国王』では、カメラbのオペレーターを担当した。
 “U - July 22(Utøya 22. Juli)”でアマンダ賞ノミネート。

 ◆編集者賞(European Editor 2018) 1991、1992、2005、2010〜
 ◎Jarosław Kamiński “Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏)(監督:パヴェウ・パヴリコフスキ)
 Jarosław Kamińskiは、約25年のキャリアを持つポーランドの編集技師。
 『波紋』(2012)、『イーダ』(2013)、“November”(2017)、アグニェシュカ・スモチンスカ監督の“Fuga(Fugue)”などを手がけている。
 ポーランド映画賞では7回ノミネートされて『イーダ』などで3回編集賞受賞。グディニャ映画祭では“Z odzysku(Retrieval)”(2006)と『イーダ』で編集賞受賞。

 ◆プロダクション・デザイナー賞(European Production Designer 2018) 1988、1990〜1992、2005、2010〜
 ◎アンドレイ・ポンクラトフ(Andrey Ponkratov) “The Summer(Leto)”(ロシア・仏)(監督:キリル・セレブレンニコフ(Kirill Serebrennikov))
 アンドレイ・ポンクラトフは、『ヴェラの祈り』(2007)や『エレナの惑い』(2011)、『裁かれるは善人のみ』(2014)、『ラブレス』(2017)を手がけるロシアのプロダクション・デザイナー。
 ゴールデン・イーグル賞では、『エレナの惑い』と『裁かれるは善人のみ』で美術賞ノミネート、“Duelyant(The Duelist)”で受賞。ニカ賞では『ヴェラの祈り』、“Ovsyanki(Silent Souls)”(2010)、『裁かれるは善人のみ』で美術賞にノミネートされて、“Duelyant(The Duelist)”で受賞。

 ◆衣裳デザイナー賞(European Costume Designer 2018) 2013〜
 ◎マッシモ・カンティーニ・パッリーニ(Massimo Cantini Parrini) “Dogman”(伊・仏)(監督:マッテオ・ガローネ)
 マッシモ・カンティーニ・パッリーニは、『フェデリコという不思議な存在』(2013)、『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』(2015)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』(2016)、『切り離せないふたり』(2016)、『ロング,ロングバケーション』(2017)、“Ophelia”(2018)、『堕ちた希望』(2018)などを手がけるイタリアの衣裳デザイナー。
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』、『切り離せないふたり』、“Riccardo va all'inferno(Bloody Richard)”で、衣裳デザイン賞3連覇中。ナストロ・ダルジェント賞では『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』、で衣裳デザイン賞受賞、2018年は“Dogman”でノミネート。
 マッテオ・ガローネの新作“Pinocchio”などいくつもの作品が待機中。

 ◆ヘア&メイクアップ・アーティスト賞(European Hair & Make-up Artist 2018) 2016〜
 ◎Dalia Colli、Lorenzo Tamburini、Daniela Tartari “Dogman”(伊・仏)(監督:マッテオ・ガローネ)
 Dalia Colliは、『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』(2007)、『ゴモラ』(2008)、『リアリティー』(2012)、『マフィアは夏にしか殺らない』(2013)、『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』(2014)、『緑はよみがえる』(2014)、“Il nome del figlio(An Italian Name)”(2015)、『ローマ法王になる日まで』(2015)、“Una questione privata(Rainbow: A Private Affair)”(2017)などで、メイキャップを手がけるイタリアのメイキャップ・アーティスト。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『リアリティー』でメイキャップ賞受賞、『マフィアは夏にしか殺らない』でメイキャップ賞ノミネート。
 Lorenzo Tamburiniは、『パンズ・ラビリンス』(2006)、「ワールド・ウォーZ」(2013)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)、『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』(2015)、『切り離せないふたり』(2016)、“Suspiria”(2018)などを手がけるイタリア/インターナショナルの人工装具デザイナー、メイキャップ・デザイナー、特別メイキャップ効果アーティスト(“Dogman”での肩書)。
 Daniela Tartariは、『カリーナ、都会へ行く』(2013、メイキャップ・アーティスト)、『ゴモラ』(2008)、『抱擁のかけら』(2009)、『やがて来る者へ』(2009)、『はじめての大切なもの』(2010)、『リアリティー』(2012)、『夏をゆく人々』(2014)、『緑はよみがえる』(2014)、『歓びのトスカーナ』(2016)、『世情』(2017)、“Figlia mia(Daughter of Mine)”(2018)、“Lazzaro felice(Happy as Lazzaro)”(2018)などを手がけるヘア・スタイリスト。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、ヘア・デザイン/スタイリング賞に4回ノミネートされて『リアリティー』と“Lazzaro felice(Happy as Lazzaro)”で受賞、『やがて来る者へ』と“Ho ucciso Napoleone(I Killed Napoléon)”(2015)でノミネート。

 ◆音響デザイナー賞(European Sound Designer 2018) 2013〜
 ◎アンドレ・ベンドッチーアルベス(André Bendocchi-Alves)& マルティン・ステイヤー(Martin Steyer) 『小さな独裁者』“The Captain(Der Hauptmann)”(独・仏・ポーランド)(監督:ロベルト・シェンケ(Robert Schwentke))
 アンドレ・ベンドッチーアルベス(André Bendocchi-Alves)は、『リスボン物語』(1994)、『陰謀のシナリオ』(1997)、『レア 魔性の肉体』(1998)、『不在の心象』(1999)、『ミュージック・クバーナ』(2004)などを手がけるサウンド・デザイナー。TV映画、短編、ドキュメンタリーも多い。ドイツ映画賞には、2回ノミネートされて、『小さな独裁者』で本年度録音賞受賞。
 マルティン・ステイヤー(Martin Steyer)は、サウンド・ミキサーで、80年代から手がけた作品は多く、2010年以降でも『東ベルリンから来た女』(2012)、『誰でもない女』(2012)、『ラッシュ/プライドと友情』(2013)、『誰よりも狙われた男』(2014)、『あの日のように抱きしめて』(2014)、『ディーン、君がいた瞬間』(2015)、『ワイルド わたしの中の獣』(2016)、“Western”(2017)、クリスティアン・ペツォールトの“Transit”(2018)などがある。ドイツ映画祭には8回ノミネートされて、『レクイエム〜ミカエラの肖像』(2006)、“Trade”(2007)『ワイルド わたしの中の獣』、『小さな独裁者』で録音賞受賞。2014年に『ラッシュ/プライドと友情』でBAFTA英国アカデミー賞録音賞ノミネート。

 ◆作曲家賞(European Composer 2018) 1989〜1992、2004〜
 ◎クリストフ・M・カイザー(Christoph M. Kaiser)&ユリアン・マース(Julian Maas) “3 Days In Quiberon(3 Tage In Quiberon)”(独・オーストリア・仏)(監督:エミリー・アテフ(Emily Atef))
 クリストフ・M・カイザー(Christoph M. Kaiser)とユリアン・マース(Julian Maas)は、2003年から活動している作曲家コンビで、『厨房で逢いましょう』(2006)、『あの日 あの時 愛の記憶』(2011)、『誰でもない女』(2012)、『ぼくらの家路』(2013)、『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』 (2016)などを手がけている。ドイツ映画賞では、『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』で作曲賞ノミネート、“3 Days In Quiberon(3 Tage In Quiberon)”で本年度作曲賞受賞。

 ◆視覚効果スーパーバイザー賞(European Visual Effects Supervisor2018) 2018〜 [新設]
 ◎Peter Hjorth “Border(Gräns)“(スウェーデン・デンマーク)(監督:Ali Abbasi)
 Peter Hjorthは、『ドッグヴィル』『マンダレイ』『アンチクライスト』『メランコリア』『ニンフォマニアック』『ネオン・デーモン』“Holiday”“The House That Jack Built”などを手がける視覚効果スーパーバイザー。

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 ヨーロッパ映画賞の技術部門は、2013年よりノミネーションの発表なしで、受賞者のみ先行して発表されています。
 6部門が3年続いた後、2016年からヘア&メイクアップ・アーティスト賞が増えて7部門になり、今回より視覚効果スーパーバイザー賞が新設されて8部門になりました。

 今回、ヘア&メイクアップ・アーティスト賞が3人、音響デザイナー賞と作曲家賞が2人ずつ受賞者があり、8部門で11人の受賞者になりました。

 授賞式をよりコンパクトにするためか、技術部門の授賞式は、前回より、同日(12月15日)の早い時間に別会場で行なわれています。たぶん今回もそうなるんじゃないでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・ヨーロッパ賞2017 技術部門賞7部門 受賞者発表:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_24.html
 ・ヨーロッパ賞2016 技術部門賞7部門 受賞者発表:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_29.html
 ・ヨーロッパ賞2015 技術部門賞6部門 受賞者発表:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_29.html
 ・ヨーロッパ賞2014 技術部門賞6部門:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_4.html
  ※2014年の受賞者は他の部門のノミネーションと一緒に発表。
 ・ヨーロッパ賞2013 技術部門賞6部門 受賞者発表:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_37.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 全ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_14.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 アニメーション賞、コメディー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_40.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ディスカバリー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_16.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 短編映画賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_8.html

 ・ヨーロッパ大学映画賞2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_6.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ピープルズ・チョイス賞 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_5.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その1:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_23.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その2:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_26.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その3:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_28.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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