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zoom RSS 金鶏百花奨2018 受賞結果! 『モリのいる場所』が2冠!

<<   作成日時 : 2018/11/15 23:49   >>

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 第27回金鶏百花電影節/第34回百花奨の受賞結果が発表になりました。(11月10日)

 百花奨は、中国の映画雑誌“大衆電影(大众电影)”での読者投票によって選ばれる映画賞で、2005年からは中国電影家協会の主催する金鶏奨と合わさって金鶏百花奨となり、それ以降、偶数年は百花奨、奇数年は金鶏奨が発表されるという形になっています。

 一方、百花奨と金鶏奨が一緒になる13年前の1992年から、金鶏百花電影節という「映画祭」がスタートしていて、その閉幕式が金鶏百花奨の発表の場(授賞式)となっています。なので、金鶏百花電影節は今年で27回目、百花奨は通算34回目(1962年スタート、中断あり)、金鶏奨(1981年スタート)は昨年が31回目となります。ここらへんは、ちょっとややこしい……。
 金鶏百花電影節は、外国映画の上映、セミナー、映画マーケットなどを行なう映画祭で、上海国際映画祭、長春国際電影節、珠海電影節と合わせて、中国4大映画祭と呼ばれたりもするそうです。

 金鶏奨は、中国の映画業界人(中国電影家協会)が選ぶ内輪の映画賞であるということもあって、中国のアカデミー賞と呼ばれ、部門も多いのですが、百花奨は、一般の投票で決まる映画賞ということで、主要8部門のみ、というシンプルな映画賞になっています。

 今年の金鶏百花電影節は、開催時期が約2カ月遅くなり、11月7日から10日までの開催となりました。
 開催地は、毎年変わり、今年の開催地は、広東省仏山市でした。

 第34回百花奨の受賞結果は、以下の通りです。

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 【第27回金鶏百花電影節/第34回百花奨】(第27届金鸡百花电影节)

 ◆作品賞(最佳故事片/Best Film)
 ◎最優秀作品賞(最佳影片奖):『オペレーション:レッドシー』
 〇優秀作品賞(优秀影片奖):”建軍大業(The Founding of An Army)”(中) 監督:アンドリュー・ラウ
 ・『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』
 ・「僕はチャイナタウンの名探偵2」
 ・『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”(中・香港) 監督:デレク・ツァン

 香港電影金像奨2017では、『七月と安生』が作品賞ノミネート。
 中国映画監督組合賞2017では、『七月と安生』が作品賞ノミネート。
 2017では『七月と安生』が作品賞ノミネート。
 金鶏奨2017では、『七月と安生』が作品賞ノミネート。
 アジア映画賞2018では、『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』が2017年最高興行収益アジア映画受賞。
 香港電影金像奨2018では、『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』が中国・台湾映画賞ノミネート。
 北京大学生電影節2018では、『オペレーション:レッドシー』が作品賞受賞、「僕はチャイナタウンの名探偵2」が大学生人気作品賞受賞、”建軍大業(The Founding of An Army)”が審査員大賞ノミネート。

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 ◆監督賞(最佳導演/Best Director)
 ◎ダンテ・ラム 『オペレーション:レッドシー』
 ・ウー・ジン 『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』
 ・チェン・スーチェン(陳思誠) 「僕はチャイナタウンの名探偵2」
 ・ダンテ・ラム 『オペレーション・メコン』
 ・デレク・ツァン 『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”

 台湾金馬奨2016では、『七月と安生』が監督賞ノミネート。
 香港映画監督組合賞2017では、『七月と安生』が監督賞受賞。
 アジア映画賞2017では、『七月と安生』が監督賞ノミネート。
 香港電影金像奨2017では、『七月と安生』が監督賞ノミネート、新人監督賞ノミネート。
 中国映画監督組合賞2017では、『七月と安生』が香港・台湾監督賞受賞。
 金鶏奨2017では、『七月と安生』が新人監督賞ノミネート。
 北京大学生電影節2018では、『オペレーション:レッドシー』が大学生人気監督賞ノミネート。

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 ◆主演男優賞(最佳男主角/Best Actor)
 ◎ウー・ジン 『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』
 ・チュウ・ヤーウェン(朱亞文) ”建軍大業(The Founding of An Army)”
 ・リウ・ハオラン(劉昊然) 「僕はチャイナタウンの名探偵2」
 ・チャン・イー(張訳) 『オペレーション:レッドシー』
 ・チャン・ハンユー 『オペレーション・メコン』

 中国映画監督組合賞2017では、チャン・ハンユーが男優賞ノミネート。
 北京大学生電影節2018では、チャン・ハンユーが男優賞ノミネート。

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 ◆主演女優賞(最佳女主角/Best Actress)
 ◎陳瑾(Jin Chen) “十八洞村(Hold Your Hands)”(中)(監督:苗月(見青Yue))
 ・リ・チン(李沁) ”建軍大業(The Founding of An Army)”
 ・マー・スーチュン 『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”
 ・チョウ・ドンユイ 『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”
 ・ハイ・チン(海清) 『オペレーション:レッドシー』

 台湾金馬奨2016では、『七月と安生』でマー・スーチュンとチョウ・ドンユイが主演女優賞受賞。
 香港電影評論学会大奨2017では、『七月と安生』でチョウ・ドンユイが女優賞受賞。
 香港電影金像奨2017では、『七月と安生』でマー・スーチュンとチョウ・ドンユイが主演女優賞ノミネート。
 中国映画監督組合賞2017では、マー・スーチュンとチョウ・ドンユイが女優賞ノミネート。
 北京大学生電影節2017では、マー・スーチュンとチョウ・ドンユイが女優賞ノミネート。
 金鶏奨2017では、チョウ・ドンユイが主演女優賞ノミネート。
 華語電影傳媒大奨2017では、マー・スーチュンとチョウ・ドンユイが主演女優賞ノミネート。

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 ◆助演男優賞(最佳男配角/Best Supporting Actor)
 ◎トー・チアン(杜江) 『オペレーション:レッドシー』
 ・マー・ティエンユー(馬天宇) ”建軍大業(The Founding of An Army)”
 ・ウー・ガン 『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』
 ・ハンス・チェン(張翰) 『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』
 ・チャン・ハンユー(張涵予) 『オペレーション:レッドシー』

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 ◆助演女優賞(最佳女配角/Best Supporting Actress)
 ◎ジャン・ルーシャ(蒋璐霞) 『オペレーション:レッドシー』
 ・ジョイス・フェン(馮文娟) 『オペレーション・メコン』
 ・李昊芳(Haofang Li) 『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”
 ・チャン・ティエンアイ(張天愛) ”建軍大業(The Founding of An Army)”

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 ◆新人賞(最佳新人奨/Best New Performer)
 ◎ワン・ユーティエン(王雨甜) 『オペレーション:レッドシー』
 ・トビー・リー(李程彬) 『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”
 ・シャン・ユーシエン(尚語賢) 「僕はチャイナタウンの名探偵2」
 ・ホアン・ジンユー(黄景瑜) 『オペレーション:レッドシー』

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 ◆脚本賞(最佳編劇/Best Screenplay)
 ◎林詠琛(Lam Wing Sum)、李媛(Li Yuan)、許伊萌(Xu Yi-meng)、吳楠(Wu Nan) 『七月と安生』“七月与安生(Soul Mate)”
 ・ウー・ジン、トン・クン(董群)、リウ・イー(劉毅) 『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』
 ・チェン・スーチェン(陳思誠) 「僕はチャイナタウンの名探偵2」
 ・ダンテ・ラム、馮骥(フェン・ジー)、陳珠珠(チェン・ジュジュ)、林明傑(リン・ミンジエ) 『オペレーション:レッドシー』
 ・ダンテ・ラム、チュー・カンキ(朱鏡祺)、ラウ・シウクワン(劉小群)、タム・ワイジェン(譚惠貞)、林明傑(リン・ミンジエ) 『オペレーション・メコン』

 台湾金馬奨2016では、『七月と安生』が脚色賞ノミネート。
 香港電影金像奨2017では、『七月と安生』が脚本賞ノミネート。
 中国映画監督組合賞2017では、『七月と安生』が脚本賞ノミネート。

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 ◆生涯貢献映画芸術賞(終生成就電影芸術家)
 ◎祝希娟(Zhu Xijuan)
 女優。謝晋監督の『紅色娘子軍』(1961)に出演し、第1回百花奨(1962)で女優賞を受賞。
 上海国際映画祭2017のメディア大奨において、“大雪冬至”で審査員特別栄誉賞(評委会特别荣誉)を受賞している。

 ◎鄭国恩(Guo'en Zheng)
 撮影。映画監督として“冰山脚下(At the Foot of the Icy Mountain)”(1984)。

 ◎張勇手(Yongshou Zhang)
 男優、監督。代表出演作は“林海雪原(The Taking of Tiger Mountain)”(1960)など。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『オペレーション:レッドシー』(5/10):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演男優・助演女優・新人・新人・脚本
 ・『七月と安生』(1/7):作品・監督・主演女優・主演女優・助演女優・新人・脚本
 ・『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』(1/6):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・脚本
 ・”建軍大業(The Founding of An Army)”(0/5):作品・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優
 ・「僕はチャイナタウンの名探偵2」(0/5):作品・監督・主演男優・新人・脚本
 ・『オペレーション・メコン』(0/4):監督・主演男優・助演女優・脚本

 上記の中には、日本では比較的最近劇場公開された作品、映画祭での上映にとどまっている作品、日本未紹介の作品といろいろあるわけですが、2年分の作品を対象としていることもあって、他の映画祭と比べてもやっぱり取り上げている作品が古いなという印象は拭えません。昨年の金鶏奨にノミネートされていた作品もまじっているし。
 けっこう時間をかけて書き出しているのに何ですが、2年分の作品を対象としているわりには、7作品しかノミネートされず、そのうちの6作品にノミネートが集中していまっているというのもよくわかりませんね。

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 【第27回金鶏国際影展】 (金鸡国际影展)

 金鶏百花電影節には、外国映画を上映する部門と、特集上映部門があり、外国映画を上映する部門は金鶏国際影展(金鸡国际影展)で、ここでは、観客による投票で、作品賞と監督賞と男優賞、女優賞が選ばれます。

 今年は23カ国24作品が上映されたようです。

 ◆作品賞(最受観衆喜愛的外国影片)
 ◎“Once Upon”(ロシア) 監督:?
 ◎『モリのいる場所』(日) 監督:沖田修一

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 ◆監督賞(最受観衆喜愛的導演)
 ◎沖田修一 『モリのいる場所』(日)
 ◎Slava Ross “Son (Сын)”(2017/ロシア)

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 ◆男優賞(最受観衆喜愛的男演員)
 ◎Ajay Devgn “Raid”(インド)(監督:Raj Kumar Gupta)
 ◎José de Abreu “Antes Que Eu Me Esqueça(Before I Forget)”(ブラジル)(監督:Tiago Arakilian)

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 ◆女優賞(最受観衆喜愛的女演員)
 ◎Golab Adineh “Life Again”(イラン)(監督:Reza Fahimi)
 ◎ジュリエット・ビノシュ 『待つ女たち』“L'attesa(The Wait)”(2015/伊・仏)(監督:ピエロ・メッシーナ)

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 金鶏国際影展の受賞結果は、ネットに上がらない年もあったりするんですが、今年はいくつもの記事に情報がアップされていて、よかったですね。

 ただし、作品賞を受賞したロシア映画の“从前”については、中国での英題が“Once Upon”とわかっただけで、監督名も特定できていません。映画祭入りした『モリのいる場所』の関係者が調べて教えてくれたりしないかなあ。

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 *当ブログ記事

 ・金鶏百花賞2017 第31回金鶏奨ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_13.html
 ・金鶏百花賞2017 第31回金鶏奨 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_28.html
 ・金鶏百花賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_35.html
 ・金鶏百花奨2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201511/article_2.html
 ・金鶏百花奨2013 受賞結果: http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_24.html
 ・百花奨2012、金鶏国際影展2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_6.html
 ・百花奨2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_28.html
 ・金鶏国際影展2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_33.html
 ・金鶏奨2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_12.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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