海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS テッサロニキ国際映画祭2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/11/14 20:37   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 第59回テッサロニキ国際映画祭(11月1日-11日)の各賞が発表になりました。

画像

 【インターナショナル・コンペティション部門】

 ※第1回または第2回監督作品が対象のコンペティション

 ※審査員:Sandra den Hamer(オランダのEye映画美術館のディレクター)、Radu Jude、Fatemeh Motamed-Arya (Simin Motamed)(イランの女優)、アルフォンソ・デ・ビラジョンガ(Alfonso de Vilallonga:スペインの作曲家)、Syrago Tsiara(テッサロニキ現代美術センターのディレクター)

 ◆最優秀作品賞/ゴールデン・アレクサンダー“テオ・アンゲロプロス”賞(Golden Alexander “Theo Angelopoulos”) 8.000 euros
 ◎“Ray&Liz”(英) 監督:リチャード・ビリンガム(Richard Billingham) [ギリシャ・プレミア]
 ターナー賞ノミネート、Deutsche Börse Prize受賞のアーティスト、リチャード・ビリンガムの初監督長編。Ray & Lizとは、リチャードの両親のことで、本作はブラック・カントリーの公営住宅で育った彼の記憶に基づく家族の物語であり、サッチャー時代の、日々のもめごとと孤独と愛と喪失といったユニバーサルな物語を語っている。
 物語:1990年。アルコールのせいで、リチャードの父レイは自分の寝室に封じ込められて出られなくなってしまう。レイとうまくいっていない妻のリズは、隣人のシドと、レイの扱いについてケンカをする。レイは、まだ希望を持っていて、自殺を通してリズを操作すれば、彼女は自分のところに戻ってきてくれると考えていた。
 10年かそのくらい前、リチャードの弟のジェイソンは、3歳で、不運なロルおじさんに預けられていた。同居人は、ロルをだまして、家に隠していた酒を飲ませ、ジェイソンのことを忘れるように仕向けた。リズは、戻ってきて、暴力で彼を罰した。
 1985年、10歳のジェイソンは、友だちとBonfire Nightに出かけ、帰り道がわからなくなって、納屋で夜を明かした。最終的に彼は保護された。ソーシャルワーカーがこのことをレイとリズに伝えた時、リズはちょっとだけ泣いて、すぐに忘れた。
 ロカルノ国際映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 トロント国際映画祭2018WAVELEGTHS部門出品。
 バトゥミ国際映画祭(ジョージア)2018出品。グランプリ受賞。
 Jameson CineFest - Miskolc国際映画祭2018出品。
 El Gouna映画祭(エジプト)2018出品。
 バンクーバー国際映画祭2018出品。
 CPH:PIX 2018出品。観客賞ノミネート。
 イスタンブールFilmekimiフェスティバル2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 ケルン映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 第1回作品コンペティション部門出品。
 サンパウロ国際映画祭2018出品。
 ウィーン国際映画祭2018出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2018出品。
 AFIフェスト2018出品。
 リスボン&Sintra映画祭2018出品。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2018 美術賞、新人監督賞、ブレイクスルー・プロデューサー賞ノミネート。


 ◆審査員特別賞/Silver Alexander
 ◎“Alles ist gut(All Good)”(独) 監督:Eva Trobisch [ギリシャ・プレミア]
 物語:どんな問題だって、問題視しなければ問題にならない。これがヤンネが、自分の意思に反して、新しいボスの配偶者の兄と寝ているという事実に対する彼女の態度だ。彼女は、事故を隠し、いつも通り仕事を続ける。だが、彼女の沈黙はある結果をもたらす。そして彼女は、友人のPietに感じていた愛に気づく。
 ミュンヘン映画祭2018 ニュー・ジャーマン・シネマ部門 監督賞、演技賞(Aenne Schwarz)、国際批評家連盟賞受賞。
 ロカルノ国際映画祭2018 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。第1回作品賞受賞。
 CPH:PIX 2018 New Talent Grand Pix部門出品。
 モントリオール・ヌーヴォー・シネマ・フェスティバル2018出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。長編ナラティヴ作品賞受賞。
 ウィーン国際映画祭2018出品。
 リーズ国際映画祭2018出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。
 AFIフェスト2018出品。
 マカオ国際映画祭2018出品。


 ◆監督賞/Special Jury Award for Best Director - Bronze Alexander
 ◎『マンタレイ』“Manta Ray (Kraben Rahu)”(タイ・仏・中) 監督:プッティポン・アルンペン(Phuttiphong Aroonpheng) [ギリシャ・プレミア]
 物語:タイの岸辺の村近くで、何千人ものロヒンギャ人の難民の遺体が流れ着く。ひとりの地元の漁師が森の中で、意識を失って横たわっているケガ人を見つける。彼は、その言葉も通じない見知らぬ男を救う。彼は、その男との友情を育み、Thongchaiと名づける。漁師が、突然、海で行方不明になった時、Thongchaiはゆっくりと彼の生活を引き継いでいく。家も仕事も元妻まで。
 『孤島の葬列』で撮影を担当したプッティポン・アルンペンの監督作品。初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2018 Orizzonti部門出品。作品賞受賞。
 トロント国際映画祭2018 DISCOVERY部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 Zabaltegi-Tabakalera部門出品。
 バンクーバー国際映画祭2018出品。
 釜山国際映画祭2018 アジア映画の窓部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2018出品。
 ムンバイ映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。ゴールデン・ゲイトウェイ賞受賞。
 東京フィルメックス2018 コンペティション部門出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2018 作品賞、撮影賞ノミネート。



 ◆男優賞(Best Actor Award)
 ◎ヤコブ・セーダーグレン(Jakob Cedergren) 『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク)(監督:グスタフ・モーラー)

 『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク) 監督:グスタフ・モーラー(Gustav Möller) [ギリシャ・プレミア]
 出演:ヤコブ・セーダーグレン(Jakob Cedergren)、Jessica Dinnage、Johan Olsen、Omar Shargawi
 物語:緊急通報担当のAsger Holmは、誘拐された女性からエマージェンシー・コールを受ける。通信が突然途切れた後、女性と誘拐犯の捜索が始まる。ツールは電話しかない。時間との競争が始まる。事件は、彼が最初に考えたよりもはるかに大きなものだった……。
 初監督長編。
 サンダンス映画祭2018出品。観客賞受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2018 出品。ユース審査員賞、観客賞受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 サン・ヴァレー映画祭2018出品。
 ニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルムズ2018出品。
 ウィスコンシン映画祭2018出品。
 ルイジアナ国際映画祭2018出品。
 ワシントンDCフィルムフェスト2018出品。
 モントクレア映画祭2018出品。観客賞受賞。
 ダラス国際映画祭2018出品。
 シカゴ批評家映画祭2018出品。
 シアトル国際映画祭2018出品。監督賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 シネトピア映画祭2018出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 プロヴィンスタウン国際映画祭2018出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018アナザー・ビュー部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 バルチック・デビューズ映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。作品賞受賞。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 Stony Brook映画祭2018出品。観客賞受賞。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。
 ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 サハリン国際映画祭2018出品。
 Jameson CineFest - Miskolc国際映画祭2018出品。エメリック・プレスバーガー賞、国際エキュメニカル賞受賞。
 El Gouna国際映画祭2018出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2018出品。
 ファンタスティック・フェスト2018出品。
 チューリヒ映画祭2018出品。
 モントリオール・ヌーヴォー・シネマ・フェスティバル2018出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Thrill部門出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。Archie Awardオナラブル・メンション受賞。
 サンパウロ国際映画祭2018出品。
 米国アカデミー賞2019外国語映画賞デンマーク代表。
 バリャドリッド国際映画祭2018出品。脚本賞(Miguel Delibes Award)、Golden Blogos Award受賞。
 Maskoonファンタスティック映画祭(レバノン)2018出品。
 ヨーロッパ映画賞2018 男優賞(ヤコブ・セーダーグレン)・脚本家賞・ディスカバリー賞ノミネート。
 Camerimage2018 監督デビュー・コンペティション部門出品。


 ◆女優賞(Best Actress Award)
 ◎Aenne Schwarz “Alles ist gut(All Good)”(独)
 Aenne Schwarzは、ミュンヘン映画祭2018でも演技賞受賞。

 ◎Marisha Triantafyllidou “Her Job”(ギリシャ・仏・セルビア)

 “Her Job”(ギリシャ・仏・セルビア) 監督:Nikos Labôt [ヨーロッパ・プレミア(?)]
 監督:37歳のPanayiotaは、静かで控えめな性格で、夫(横柄な性格で、不十分な失業手当をギャンブルパーラーで使っていた)と反抗的な10代の娘と敏感な幼い息子とともに暮らしている。自己犠牲的で、卑屈で(ほとんど文盲な)Panayiotaは、家庭の中に押し込められていて、自立性を示すことはなかった。ある日、近くのモールで、掃除婦の仕事を得た彼女は、新たな生活に興奮した。熱心で内向的な彼女は、まもなく従業員の手本となって、経済的な自立をし、アパートの壁を越えて社会生活を広げた。家へ帰ると、家族はPanayiotaの開花した自由を尊敬の目で見つめた。けれども彼女が新たに獲得した自主性は、仕事での一連のレイオフによって、時期尚早に与えられたものであったことが明らかになる。
 初監督長編。
 トロント国際映画祭2018 DISCOVERY部門出品。
 ハイファ国際映画祭2018出品。
 ワルシャワ国際映画祭2018 コンペティション1-2部門出品。最優秀作品賞、国際批評家連盟賞、ヤング国際批評家連盟賞受賞。
 レザルク・ヨーロッパ映画祭2018出品。


 ◆芸術貢献賞 撮影賞(Best Artistic Achievement)
 ◎Nawarophaat Rungphiboonsophit 『マンタレイ』“Manta Ray (Kraben Rahu)”(タイ・仏・中)
 Nawarophaat Rungphiboonsophitは、アジア太平洋スクリーン・アワードでも撮影賞ノミネート。

 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Smuggling Hendrix”(キプロス・独・ギリシャ) 監督:Marios Piperides [ギリシャ・プレミア]
 物語:Yiannisは、キプロスに住むミュージシャンだが、多くの問題と複数の借金を抱えている。彼は、よりよい生活を求めて3日後にオランダに出発しようとしていて、それまで借金取りや怒れる大家から逃れようとする。ところが、そんな時に、愛犬のJimiが国連緩衝地帯を越えて、北キプロスに入っていてしまう。北キプロスは、「北キプロス・トルコ共和国」と自称し、独立国を宣言しているが、トルコ以外の他の国からは認められていない地域(一方のトルコはキプロスの方を独立国として認めていない)で、Jimiを連れ戻したくても、法的な助けは求められない。グリーンラインの向こうのトルコ人地域には、彼の両親の昔の家があり、彼が生まれた地域でもあって、これは彼の過去を遡ることにもつながる。Yiannisは、キプロス生まれのトルコ人一家の息子Hasanに出会う。Hasanは、キプロスの密輸人Tuberkを紹介し、Tuberkは謝礼次第では助けないこともないと言い出す。Yiannisは、昔のガールフレンドKikaの助けを借りようとする……。
 トライベッカ映画祭2018出品。最優秀ナラティヴ作品賞受賞。
 ロサンゼルス・ギリシャ映画祭2018出品。
 Filmski Festival Herceg Novi モンテネグロ映画祭2018出品。
 レザルク・ヨーロッパ映画祭2018出品。



 ◎“Socrates”(ブラジル) 監督:Alex Moratto [ヨーロッパ・プレミア]
 物語:サンパウロの海岸沿い。突然、母親が死亡して、15歳のSocratesは悲しみを克服し、自分の力で生きていく術を見出さなければならない。
 最低の予算で、16歳から20歳のスタッフで制作された。プロデューサーは、アメリカの映画監督ラミン・バーラニ。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 ウッドストック映画祭2018出品。Ultra Indie Award受賞。
 サンパウロ国際映画祭2018出品。国際審査員賞オナラブル・メンション受賞。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2018出品。Felix Award: Prêmio Félix受賞。


 ◆国際批評家連盟賞
 ◎“Sofia”(仏・カタール) 監督:Meryem Benm'Barek [ギリシャ・プレミア]
 出演:Sara Elmhamdi Elalaoui、Sarah Perles、Hamza Khafif、ルブナ・アザバル(Lubna Azabal)、Faouzi Bensaïdi、Nadia Niazi、Said Bey
 物語:家族で食事をしていると、Sofiaがお腹に激しい痛みを覚える。いとこのLenaは医学生で、Sofiaのお腹を触診する。Sofiaが破水して、出産しようとしていることがわかる。だが、Sofiaは、妊娠を否定する。家族には病院に行くと言って、産院に向かう。明日の朝までに父親の書類を用意することを条件に、出産を引き受けてもらう。さもなくば、彼女は刑務所に入れられてしまうのだ。赤ん坊が生まれた後、2人は半狂乱になりながら、赤ん坊の父親捜しに出かけていく。
 カンヌ国際映画祭2018 ある視点部門出品。脚本賞受賞。
 Transatlantyk映画祭2018 "New Cinema"部門出品。ヤング映画批評家賞受賞。
 アングレーム映画祭2018出品。
 釜山国際映画祭2018 フラッシュ・フォワード部門出品。
 ベルゲン国際映画祭2018出品。
 シカゴ国際映画祭2018出品。
 アデレード映画祭2018出品。
 サンパウロ国際映画祭2018ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。
 カルタゴ映画祭2018 第1回作品賞、長編フィクション賞スペシャル・メンション、TV5 Award、Tahar Chriaa受賞。
 ブラチスラバ国際映画祭2018出品。
 台湾金馬奨映画祭2018出品。


 ◆ヒューマン・バリュー賞(Human Values Award)
 ◎『マンタレイ』“Manta Ray (Kraben Rahu)”(タイ・仏・中) 監督:プッティポン・アルンペン(Phuttiphong Aroonpheng)

 ◆ギリシャ映画センター賞(Greek Film Centre Awards) 5.000 euro
 ◎“The Waiter”(ギリシャ) 監督:Steve Krikris [インターナショナル・プレミア]
 物語:Renosは、昔風のウェイターで、周到なルーティンを持っている。彼は、一匹狼で、熱心な情報収集家でもある。彼の日常の反復的なルーティンは、見知らぬものを追いかける苦痛から彼を解放する。彼の人生に思いがけない出来事が入り込んできて、多くの驚きを隠す。それらは、彼を変えるだろうか。そして彼はどんなリアクションをするだろうか。
 初監督長編。


 ◆ロケーション賞(The Best Location Award) 1.500 euro
 ◎Dimitris Halkiadakis “The Waiter”(ギリシャ)

 ◆マーメイド賞(Mermaid Award)
 LGBTQ作品に贈られる。
 ◎“Sofia”(仏・カタール) 監督:Meryem Benm'Barek

 ◆観客賞(Fischer Audience Awards)
 ◎『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク) 監督:グスタフ・モーラー(Gustav Möller)

 [その他のエントリー作品]
 ・“Pearl”(仏・スイス) 監督:Elsa Amiel [ギリシャ・プレミア]
 ・“Holiday”(デンマーク・オランダ・スウェーデン・トルコ) 監督:Isabella Eklöf [ギリシャ・プレミア]
 ・“Meili(美麗)”(台湾) 監督:Zhou Zhou(周洲) [インターナショナル・プレミア]
 ・“The Harvesters”(韓・南ア・ギリシャ・仏・ポーランド)  監督:Etienne Kallos [ギリシャ・プレミア]
 ・“Chained for Life”(米) 監督:Aaron Schimberg [ギリシャ・プレミア]
 ・“We the Animals”(米) 監督:Jeremiah Zagar [ギリシャ・プレミア]

 【ヴァーチャル・リアリティー・コンペティション部門】(Virtual Reality Films Competition Section)

 ◆最優秀作品賞(Best Film) 3,000 euro
 ◎“Battlescar”(仏・米) 監督:Nico Casavecchia & Μartin Allais

 【その他の賞】

 ◆国際批評家連盟賞 ギリシャ映画部門 €2.000
 ◎“Pause”(キプロス・ギリシャ) 監督:Tonia Mishiali [ギリシャ・プレミア]
 物語:Elpidaは、抑圧的で愛情のない不幸な結婚に閉じ込められている。閉経の最初の兆候を経験した彼女は、心と現実に対する認識も影響を受ける。Elpidaは、報復的な暴力の幻想世界に避難場所を見出すが、やがて現実と幻想世界の境界が曖昧になっていく。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 イースト・オブ・ウェスト コンペティション部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。



 ◆ギリシャ映画批評家協会賞(The Greek Film Critics Association (Pekk) Award)
 ◎“Still River”(ギリシャ・仏・ラトヴィア) 監督:Angelos Frantzis [ワールド・プレミア]
 物語:AnnaとPetrosは、ギリシャ人の夫婦で、Petrosの仕事の関係で、最近シベリアの工業町に引っ越してきた。ところが、セックスした覚えもないのに、Annaが妊娠してショックを受ける。Annaがウソをついているのか? 何かの陰謀なのか? それとも奇跡に恵まれたのか? Petrosはこの状況に論理的な説明を求めて、Annaに不信感を抱き始め、一方、Annaは、妊娠を受け入れて、宗教に傾く。彼らの以前の関係は揺るがないものだったが、合理性とスピリチュアルの間でもめ始め、揺らぎ、ひび割れが生じる。ひどく凍てつくシベリアの景色を背景に、疑惑に直面して苦悩する2人の、愛と信頼と信仰に関する、胸を揺さぶられるドラマが展開する。



 ◆ギリシャ放送協会賞(ERT S.A. (Hellenic Broadcasting Corporation) Awards) €3.000
 ◎“Refuge II: The Ice Path(Katafigio II: The Ice Path)”(ギリシャ) 監督:Christos Nikoleris [インターナショナル・プレミア]
 物語:避難所……それは何年もの間、森の中心にある。地元の人々はそこに何かダークなものが隠されていると言う。彼らは物語を話す。奇妙な存在について。奇妙な死について。そこでは映画が撮影されたことがあるが、事故があって完成しなかった。誰もそこに近づかない。ギャング団の強盗は、それを戦利品を隠すための理由にしている。彼らもまた、物語を聞いたことがある。存在について。樹々の中で眠っている。そしてその血は彼女を目覚めさせる。血は彼女に死んだ子供たちを思い出させる。それは彼女を怒らせる。強盗は、それらは幼い子たちを怖がらせるための物語だと言う。しかし、若者たちのグループは、そんな物語を知らず、ひとりがケガをした時、休むために避難所を使う。救助チームは、朝に彼らをピックアップするからと、その夜はそこに泊まるように指示する。グループの2人の女の子のうち、Katerinaだけが、何かが間違っていると感じる。何かが、森の中を、影のように動き回っている。まわりを……。


 ◆ユース審査員賞(Youth Jury Awards)
 審査員は、テッサロニキ大学の学生で構成される。
 ◎“The Right Pocket of The Robe”(ギリシャ) 監督:Yiannis V. Lapatas [インターナショナル・プレミア]
 物語:独りぼっちの修道士は、唯一の仲間である犬を失った時、突然、そして思いもかけず甦ってくる耐え難い悲しみや孤独に対処しようとする。極端な感情は彼を過去と向き合わせる。このささやかな経験は、彼の進むべき方向と人生を変えさせる。


 ◆特別ユース審査員賞(Special Youth Jury Award)
 ◎”Scopophilia”(ギリシャ) 監督:Natalia Lampropoulou & Ilektra Aggeletopoulou [ワールド・プレミア]
 物語:Alexisは、インターネットののぞき見的な性質を通して、自分のパソコンで思いもかけず殺人を目撃してしまう。彼は殺人者を発見できるだろうか? それとも殺人者の罠にはまってしまうのだろうか?



 ◆WIFT Award
 The Greek Chapter of WIFT (Women in Film & Television)から贈られる。
 ◎“Touch Me Not”(ルーマニア・独・チェコ・ブルガリア・仏) 監督:Adina Pintilie
 出演:Laura Benson、トーマス・レマルキス(Tómas Lemarquis)、Christian Bayerlein、Grit Uhlemann、Hanna Hofmann、Seani Love、Irmena Chichikova
 物語:ラウラは、50歳の女性で、何年も同じマネキン工場で働いている。彼女は、自分のまわりの人間を観察することに夢中になっている。そうすることで、自分のパーソナル・ライフで味わった失望の埋め合わせをしたいのだ。ラウラは、触ってほしくて、若い男性を雇う。そうして、幻想の親密感を味わう。チュドールは、俳優/ダンサーで、マッサージ師をして生計を立てている。彼は、ひとりの女性と付き合うのを夢見ているが、断られるのを恐れてもいる。彼は、その代わりに、好みの女性の後をつけて、彼女が触ったものや場所に触れて、付き合っているような感覚を味わう。パウルもまた俳優で、機能不全な関係に陥っている。
 初監督長編。
 ベルリン国際映画祭2018 コンペティション部門出品。金熊賞、第1回作品賞受賞。
 Visions du Réel 2018出品。
 イスタンブール国際映画祭2018出品。
 モスクワ国際映画祭2018出品。
 Molodist国際映画祭2018出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 Biografilmフェスティバル2018出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2018 ルーマニア・デイズ部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 シドニー映画祭2018出品。
 Biografilmフェスティバル2018出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション。
 トロント国際映画祭2018 DISCOVERY部門出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2018出品。
 CPH:PIX 2018出品。
 レイキャビク国際映画祭2018出品。
 ベルゲン国際映画祭2018出品。
 モントリオール・ヌーヴォー・シネマ・フェスティバル2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Debate部門出品。
 ムンバイ映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2018 ディスカバリー賞ノミネート。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2018出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 リスボン&Sintra映画祭2018出品。


 ◆Michael Cacoyannis Award
 ◎“Refuge II: The Ice Path”(ギリシャ) 監督:Christos Nikoleris

 ◆Balkan Survey賞
 ◎”Kelebekler(Butterflies)”(トルコ) 監督:Tolga Karaçelik
an Keskin
 物語:Cemalは宇宙飛行士。Kenanは、生活のためにホームビデオの吹き替えをしている。Sevtapは、幼稚園の先生だ。3人は、Mazharの息子と娘で、彼らはMazharによってHasanlarにあるトルコの村に集められる。彼らは、30年もバラバラに暮らしていて、今、なぜ集められたのかは知らない。Hasanlarに着いた時、彼らは、父が死んでいて、自分を埋めてもらうために、3人を呼んだことを知る。この村には、死ぬときに蝶が集まるという言い伝えがある。3人は、お互いのことは知らないし、父のことも知らない。だが、次第にお互いのことや父のこと、そして自分自身のことを知っていくようになる。
 Tolga Karaçelikは、初監督長編“Gise Memuru(Toll Booth)”(2010)でアンタルヤ・ゴールデン・オレンジ映画祭2010で第1回作品賞・撮影賞・男優賞を受賞し、第2監督作品“Sarmasik(Ivy)”(2015)はサンダンス映画祭2015に選出され、アンタルヤ・ゴールデン・オレンジ国際映画祭で作品賞・監督賞・男優賞を受賞していて、本作が第3監督長編となる。2016年にはカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 イースト・オブ・ウェスト コンペティション部門の審査員を務めた。
 サンダンス映画祭2018出品。グランプリ受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2018出品。
 アンカラ国際映画祭2018ナショナル・フィルム・コンペティション部門出品。監督賞、主演女優賞(Tuğçe Ahmad)、助演女優賞(Gedeon Cultural Sahin)、編集賞受賞。
 イスタンブール国際映画祭2018 ナショナル・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 シドニー映画祭2018出品。
 ブカレスト国際映画祭2018出品。最優秀作品賞受賞。
 上海国際映画祭2018出品。
 Art映画祭2018出品。スペシャル・メンション受賞。
 ノルウェー国際映画祭2018出品。
 アダナ映画祭2018 監督賞、脚本賞受賞。作品賞ノミネート。
 ハンブルク・フィルム・フェスト出品。
 ワルシャワ国際映画祭2018出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。
 フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭2018出品。



 ◆Open Horizons賞
 ◎“A Twelve-Year Night(La noche de 12 años)”(西・アルゼンチン・仏) 監督:Álvaro Brechner
 物語:1972年、ある秋の夜。3人の政治犯が刑務所の居房から、12年続く秘密の軍事作戦のために連れ出された。3人は小さな房に隔離され、ほとんどの時間、頭にはフードが被せられた。彼らの中にはホセ・ムヒカ、のちのウルグアイ大統領がいた。
 ベネチア国際映画祭2018 Orizzonti部門出品。
 オステンデ映画祭2018出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 ホラズンズ・ラティーノ部門出品。
 ビアリッツ国際ラテンアメリカ映画祭2018出品。観客賞受賞。
 CPH:PIX 2018出品。
 アンタルヤ国際映画祭2018出品。
 釜山国際映画祭2018 ワールド・シネマ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2018出品。
 米国アカデミー賞外国語映画賞2019ウルグアイ代表。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
     ↓ ↓ ↓ ↓
 
     ↑ ↑ ↑ ↑
     クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・テッサロニキ国際映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_26.html
 ・テッサロニキ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_26.html
 ・テッサロニキ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_22.html
 ・テッサロニキ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_12.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
テッサロニキ国際映画祭2018 受賞結果! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる