国際ドキュメンタリー協会が選ぶ、IDAアワード2018 ノミネーション!

 国際ドキュメンタリー協会(International Documentary Association /IDA)が贈る第34回IDAアワードのノミネーションが発表されました。(10月24日)

 【IDAアワード】

 IDAは、ドキュメンタリー作品の作り手の支援やドキュメンタリー作品の上映機会の増加のための活動を行なっている非営利団体で、ロサンゼルスに本部があり、世界53カ国に2000人の会員を有しています。(Wikipedia)

 IDAアワードは、そんな非営利団体が贈る賞ということで、一見地味~な印象も受けますが(実際のところ、あまり陽の目を見ないドキュメンタリー作品に積極的にスポットライトを当てようとしているようなところがあり、シリアスな作品も多いのですが)、ユニークな題材を扱った作品も多く、さまざまな映画祭で評価された作品もたくさん取り上げられています。

 過去の受賞作には、『光、ノスタルジア』、『ヴィック・ムーニーズ/ごみアートの奇跡』、『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』、『ウォー・チャイルド』、『神は僕らを見放した』、『イラクのカケラを集めて』、『未来を写した子どもたち』、『華氏911』、『イメルダ』、『バス174』、『SUGIHARA: Conspiracy Of Kindness~杉原千畝 善意の陰謀』、などがあります。

 IDAアワードは、以前は、米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の前哨戦というようなポジションにはなかったのですが、選考基準が変わったのか、2012年あたりからアカデミー賞に絡んできそうな作品が多くノミネートされるようになってきています。

 結果として、2012年度は、『シュガーマン 奇跡に愛された男』と“The Invisible War”がIDAアワード長編部門と米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の双方でノミネートされ、ともに『シュガーマン 奇跡に愛された男』が受賞。
 短編部門では、“Kings Point”と『OPEN HEART』“Open Heart”と“Mondays At Racine”がノミネーションで一致し、IDAアワードでは『セイビング・フェイス 魂の救済』(『私の顔を返して ~パキスタン 酸攻撃の被害女性たち~』)“Saving Face”が受賞し、米国アカデミー賞では『イノセンテの描く未来』“Inocente”が受賞。ただし、IDAアワードで受賞した『セイビング・フェイス 魂の救済』とノミネート作品の“God Is the Bigger Elvis”は、米国アカデミー賞2012短編ドキュメンタリー賞にノミネートされていて、『セイビング・フェイス 魂の救済』が受賞している。

 2013年度は、米国アカデミー賞長編キュメンタリー賞を受賞した『バックコーラスの歌姫たち』は、IDAアワードにはノミネートされていませんでしたが、『アクト・オブ・キリング』や“The Square (Al Midan)”がノミネートされ、後者が受賞。
 短編部門では、ノミネーション、受賞結果ともに、一致した作品はなし。

 2014年度は、長編部門では、IDAアワード、米国アカデミー賞ともに『シチズンフォー スノーデンの暴露』が受賞。
 短編部門では、『私たちの受難』のみノミネーションで一致し、IDAアワードでは『タシちゃんと僧侶』“Tashi and the Monk”が受賞し、米国アカデミー賞では“Crisis Hotline: Veterans Press 1”が受賞。

 2015年度は、長編部門では、『ルック・オブ・サイレンス』と『AMY エイミー』が双方でノミネートされ、IDAアワードでは『ルック・オブ・サイレンス』が受賞し、米国アカデミー賞では『AMY エイミー』が受賞。
 短編部門では、“Body Team 12”と“Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah”と“Last Day of Freedom”がノミネーションで一致し、IDAアワードでは“Last Day of Freedom”が受賞し、米国アカデミー賞では“A Girl in the River: The Price of Forgiveness”が受賞しています。

 2016年度は、長編部門では、『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』と『私はあなたのニグロではない』と“O.J.: Made in America”と『13th -憲法修正第13条-』と4作品もノミネーションで一致し、ともに“O.J.: Made in America”が受賞しています。
 短編部門では、『ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-』と『最期の祈り』がノミネーションで一致し、ともに『ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-』が受賞。“4.1 Miles”は、IDAアワードでは学生部門で受賞し、米国アカデミー賞では短編ドキュメンタリー賞にノミネートされています。

 2017年度は、長編部門のノミネーションでは、『顔たち、ところどころ』と『ストロング・アイランド』がともにノミネートされ。IDAアワードでは“Dina”が受賞、米国アカデミー賞では『イカロス』が受賞。短編部門ではともに“Edith+Eddie”と“Heaven Is A Traffic Jam On The 405”がノミネートされ、IDAアワードでは前者が、米国アカデミー賞では後者が受賞しています。

 本年度のノミネーションは、以下の通り。

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 ◆長編部門(Best Feature Award)
 ・“Crime + Punishment”(米) 監督:スティーヴン・マイン(Stephen Maing)
 サンダンス映画祭2018 ソーシャル・インパクト・フィルムメイキング賞受賞。
 Victoria TXインディー映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 モントクレア映画祭2018出品。審査員特別賞、ニュージャージー映画賞受賞。
 ボストン・インディペンデント映画祭2018 審査員大賞受賞。
 マンモス・レイク映画祭2018出品。観客賞受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。

 ・『汚れた真実』“Dark Money”(米) 監督:キンバリー・リード(Kimberly Reed)
 サンダンス映画祭2018出品。
 オマハ映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 モントクレア映画祭2018 David Carr Award for Truth in Non-Fiction Filmmaking受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 長編ドキュメンタリー賞、監督賞、ポリティカル・ドキュメンタリー賞、編集賞、ドキュメンタリー賞限定シリーズ部門ノミネート。

 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 トロント国際映画祭2018 ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー部門受賞。
 ミル・ヴァレー映画祭2018出品。観客賞受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 長編ドキュメンタリー賞、監督賞、スポーツ・ドキュメンタリー賞、イノヴェーション賞、撮影賞、編集賞ノミネート。

 ・“Hale County This Morning, This Evening”(米) 監督:RaMell Ross
 サンダンス映画祭2018出品。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018出品。Reva and David Logan Grand Jury Award受賞。
 モントクレア映画祭2018出品。Bruce Sinofsky Prize for Documentary Feature受賞。
 カムデン国際映画祭2018出品。John Marshall Award受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ゴッサム・アワード2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。

 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 サンダンス映画祭2018 ブレイクスルー・フィルムメイキング賞受賞。
受賞。
 ビッグ・スカイ・ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。NEXT:WAVE Awardオナラブル・メンション受賞。
 サン・ヴァレー映画祭2018出品。One in a Million: Documentary受賞。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018出品。Charles E. Guggenheim Emerging Artist Awardオナラブル・メンション、観客賞受賞。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2018出品。
 アシュランド・インディペンデント映画祭2018出品。長編ドキュメンタリー部門編集賞受賞。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 サラソータ映画祭2018出品。長編ドキュメンタリー賞受賞。
 サンディエゴ・アジアン映画祭2018スプリング・ショーケース出品。観客賞受賞。
 リバーラン国際映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ニューポート・ビーチ映画祭2018出品。ドキュメンタリー賞オナラブル・メンション受賞。
 VC FilmFest ロサンゼルス・アジアン太平洋映画祭2018出品。監督賞、北米長編ドキュメンタリー観客賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018ワールド・ショーケース部門出品。Top Audience Pick。
 DOXAドキュメンタリー映画祭2018出品。Nigel Moore Award受賞。
 CAAMフェスト2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ナッシュヴィル映画祭2018ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。長編ドキュメンタリー賞受賞。
 Docs Against Gravity映画祭2018出品。Art/Doc Award、観客賞、Grand Prix Bank Millenium Award、Lower Silesia受賞。
 マンモス・レイク映画祭2018出品。Jury Bravery Award受賞。
 マウンテン映画祭2018出品。審査員特別賞、観客賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。ニュー・タレント賞、観客賞受賞。
 Biografilmフェスティバル2018インターナショナル・コンペティション部門出品。Best Film Unipol Award受賞。
 AFI Docs2018出品。
 ナンタケット映画祭2018出品。
 BAMシネマフェスト2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 アジアン・アメリカン国際映画祭2018 出品。エマージング監督賞受賞。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。
 Docutah-サザン・ウタ国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。エマージング・アーティスト賞受賞。
 ベルゲン国際映画祭2018出品。Documentaire Ext>raordinaire受賞。
 レイキャビク国際映画祭2018出品。
 チューリヒ映画祭2018出品。インターナショナル・ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 釜山国際映画祭2018 ドキュメンタリー・ショーケース部門出品。
 Antenna国際映画祭(オーストラリア)2018出品。
 Astra映画祭2018出品。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 長編ドキュメンタリー賞、監督賞、第1回作品賞、スポーツ・ドキュメンタリー賞、撮影賞ノミネート。
 ゴッサム・アワード2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ウィーン国際映画祭2018出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。

 ・“Of Fathers and Sons”(独・シリア・レバノン・カタール) 監督:タラール・デルキ(Talal Derki)
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 サンダンス映画祭2018出品。
 DocPoint(タリン)2018出品。
 ルクセンブルク・シティー映画祭2018出品。
 ザグレブDox2018出品。Movies That Matter Award受賞。
 True/False映画祭2018出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 サラソータ映画祭2018出品。
 サン・ヴァレー映画祭2018出品。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018出品。審査員スペシャル・メンション、Center for Documentary Studies Filmmaker Award受賞。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2018出品。
 ドキュメンタ マドリッド2018 長編ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 ドキュメンタリー・エッジ映画祭2018 出品。DocEdge Award受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018 審査員大賞ノミネート。
 シドニー映画祭2018出品。
 Valleta映画祭2018出品。審査員特別賞受賞。
 SWRドキュ・フェスティバル2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ミュンヘン映画祭2018出品。Fritz-Gerlich-Preis受賞。
 ヨーロッパ映画賞2018ドキュメンタリー賞オフィシャル・セレクション。
 El Gouna国際映画祭2018長編ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。Silver Star賞受賞。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。

 ・“Sky and Ground”(米・オーストリア・独・ギリシャ・ハンガリー・マケドニア・セルビア モンテネグロ) 監督:Talya Tibbon、Joshua Bennett
 サンタバーバラ国際映画祭2018出品。スタンド・アップ賞受賞。

 ・“The Silence of Others”(西・米) 監督:Almudena Carracedo、Robert Bahar
 ベルリン国際映画祭2018 パノラマ部門出品。Peace映画賞、観客賞ドキュメンタリー部門第1席受賞。
 人権に関する国際映画祭&フォーラム2018出品。審査員スペシャル・メンション受賞。
 Hot Docsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 シェフィールド国際映画祭2018出品。審査員大賞受賞。
 AFI Docs 2018出品。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。
 ヨーロッパ映画賞2018ドキュメンタリー賞オフィシャル・セレクション。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。最優秀外国ノン・フィクション映画賞受賞。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 レイキャビク国際映画祭2018出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2018出品。社会正義賞受賞。
 サンタフェ・インディペンデント映画祭2018出品。

 ・“United Skates”(米) 監督:Dyana Winkler、Tina Brown
 トライベッカ映画祭2018出品。観客賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 AFI Docs2018出品。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 シカゴ国際映画祭2018 ドキュメンタリー部門観客賞受賞。

 ・“Won't You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル
 サンダンス映画祭2018ドキュメンタリー・プレミア部門出品。
 ボールダー国際映画祭2018出品。観客賞受賞。
 シアトル国際映画祭2018 最優秀ドキュメンタリー賞(Golden Space Needle Award)受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 長編ドキュメンタリー賞、監督賞、イノヴェーション賞、編集賞ノミネート。
 ゴッサム・アワード2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。

 今年からノミネート枠が10本になっています。
 ノミネート作品の主な受賞歴を書き出しましたが、“Minding the Gap”が他を圧倒しています。

 ◆短編部門(Best Short Award)
 ・“Black Sheep”(英) 監督:Ed Perkins
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。短編ドキュメンタリー賞受賞。

 ・“Fear Us Women”(米) 監督:David Darg

 ・“Lifeboat”(米) 監督:Skye Fitzgerald
 ハンプトンズ国際映画祭2018出品。
 ウッドストック映画祭2918出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。

 ・“Los Comandos”(米・エルサルバドル) 監督:Joshua Bennett、Juliana Schatz-Preston

 ・“Mosul”(米) 監督:Olivier Sarbil

 ・“Sidelined”(米) 監督:Galen Summer
 トライベッカ映画祭2018出品。
 ワシントンDC短編映画祭2018出品。審査員賞受賞。

 ・“The Girl and the Picture”(米) 監督:Vanessa Roth
 トライベッカ映画祭2018出品。

 ・“We Are Not Done Yet”(米) 監督:Sareen Hairabedian
 GI映画祭サンディエゴ2018出品。

 ・“We Became Fragments”(カナダ・米) 監督:Luisa Conlon [ビデオ]

 ・『ザイオン』 “Zion”(米) 監督:フロイド・ラス(Floyd Russ) [Netflix]
 サンダンス映画祭2018出品。
 ビッグ・スカイ・ドキュメンタリー・フェスティバル2018出品。
 オハマ映画祭2018出品。最優秀短編賞受賞。
 アスペン短編映画祭2018出品。観客賞特別表彰。
 アトランタ映画祭2018出品。短編ドキュメンタリー賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。短編ドキュメンタリー賞オナラブル・メンション受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018短編賞ノミネート。
 Indyショーツ国際映画祭2018出品。ドキュメンタリー・ショーツ グランプリ受賞。
 ロード・アイランド国際映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞FirstPrize受賞。
 ハートランド国際映画祭2018出品。ドキュメンタリー・ショーツ グランプリ受賞。

 短編部門もノミネーションが10本になりました。

 ◆シリーズ部門(Best Curated Series Award)
 ・“American Masters”(PBS) エグゼクティヴ・プロデューサー:Michael Kantor

 ・“Doc World”(WORLD Channel) エグゼクティヴ・プロデューサー:Christopher Hastings

 ・“Independent Lens”(ITVS & Independent Lens / PBS) エグゼクティヴ・プロデューサー:Lois Vossen、サリー・ジョー・ファイファー(Sally Jo Fifer)

 ・“POV”(POV/American Documentary) エグゼクティヴ・プロデューサー:Justine Nagan、クリス・ホワイト(Chris White)

 ・“Why Slavery?”(The Why Foundation) エグゼクティヴ・プロデューサー:Mette Hoffmann Meyer、Nick Fraser

 “Independent Lens”は7年連続ノミネートで、4連覇中。“POV”は8年連続ノミネート。“American Masters”は2年連続ノミネート。

 ◆エピソード部門(Best Episodic Series Award)
 ・『アンソニー世界を駆ける』“Anthony Bourdain Parts Unknown”(CNN) エグゼクティヴ・プロデューサー:アンソニー・ボーディン(Anthony Bourdain)、クリストファー・コリンズ(Christopher Collins)、Lydia Tenaglia、Sandra Zweig、Jared Andrukanis、Amy Entelis、Lizzie Fox

 ・“Christiane Amanpour: Sex & Love Around the World”(CNN) エグゼクティヴ・プロデューサー:アンソニー・ボーディン(Anthony Bourdain)、クリストファー・コリンズ(Christopher Collins)、Lydia Tenaglia、Joe Caterini、Anna Chai、Amy Entelis、Lizzie Fox

 ・“ESPN Films: Enhanced”(ESPN) エグゼクティヴ・プロデューサー:アレックス・ギブニー、Brad Hebert、ステイシー・オフマン(Stacey Offman)、Libby Geist、コナー・シェル(Connor Schell)

 ・『ラスト・チャンス』“Last Chance U”(Netflix) エグゼクティヴ・プロデューサー:グレッグ・ホワイトリー(Greg Whiteley)、ジョー・ラブラシオ(Joe LaBracio)、ドーン・オストロフ(Dawn Ostroff)、ジェームズ・D・スターン(James D. Stern)、ルーカス・スミス(Lucas Smith) 共同エグゼクティヴ・プロデューサー:Dane Lillegard、Andrew Fried

 ・『自白映像ファイル』“The Confession Tapes”(Netflix) エグゼクティヴ・プロデューサー:Kelly Loudenberg、Philip David Segal、Sarah Whalen、Jeff Bumgarner、Steven Robillard、James Graves、Devin Griffi

 ・“The Trade”(Showtime) エグゼクティヴ・プロデューサー:マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman)、Pagan Harleman

 『アンソニー世界を駆ける』は2年連続ノミネート。『ラスト・チャンス』は2年ぶりのノミネート。2016年に受賞。

 ◆限定シリーズ部門(Best Limited Series Award)
 ・“Best Shot”(Youtube) 監督・エグゼクティヴ・プロデューサー:Michael John Warren
エグゼクティヴ・プロデューサー:LeBron James、マーヴェリック・カーター(Maverick Carter)、Andrew Fried、Dane Lillegard、Jordan Wynn

 ・『ロバート・ケネディを大統領に』“Bobby Kennedy for President”(Netflix) 監督・エグゼクティヴ・プロデューサー:Dawn Porter エグゼクティヴ・プロデューサー:ローラ・ミカルチーシン(Laura Michalchyshyn)、Jon Kamen、ジャスティン・ウィルクス(Justin Wilkes)、Dave Sirulnick、Nestan Berhrans、グンナル・デディオ(Gunnar Dedio)

 ・『フリント・タウン』“Flint Town”(Netflix) 監督・エグゼクティヴ・プロデューサー:ザカリー・カネパリ(Zackary Canepari)、Drea Cooper、ジェシカ・ディモック(Jessica Dimmock) エグゼクティヴ・プロデューサー:David Pritikin、スティーヴ・ゴリン(Steve Golin)、P.G. Morgan

 ・「パリ同時多発テロ事件:そのとき人々は」“November 13: Attack on Paris”(Netflix) 監督・エグゼクティヴ・プロデューサー:ジュール・ノーデ(Jules Naudet)、Gédéon Naudet エグゼクティヴ・プロデューサー:Paul Barrois

 ・“Rest In Power: The Trayvon Martin Story”(Paramount Network) 監督・エグゼクティヴ・プロデューサー:Jenner Furst、Julia Willoughby Nason エグゼクティヴ・プロデューサー:Mike Gasparro、ジェイ・Z(Shawn Carter)、David Glasser、Chachi Senior、ニック・サンドウ(Nick Sandow)、Tracy Martin、Sybrina Fulton

 ・『ワイルド・ワイルド・カントリー』“Wild Wild Country”(Netflix) 監督:チャップマン・ウェイ(Chapman Way)、マクレーン・ウェイ(Maclain Way) プロデューサー:Juliana Lembi エグゼクティヴ・プロデューサー:マーク・デュプラス(Mark Duplass)、ジェイ・デュプラス(Jay Duplass)、ジョシュ・ブラウン(Josh Braun)、ダン・ブラウン(Dan Braun)

 『フリント・タウン』『ワイルド・ワイルド・カントリー』は、クリティクス・チョイス賞2018 ドキュメンタリー賞 限定シリーズ部門でもノミネート。

 ◆ショート・フォーム・シリーズ部門(Best Short Form Series Award)
 ・“Guardian Documentaries”(The Guardian) エグゼクティヴ・プロデューサー:Charlie Phillips、Lindsay Poulton

 ・“Life Underground”(La Huit production/Bellemoon Productions) 監督:Hervé Cohen

 ・“MEL Films” エグゼクティヴ・プロデューサー:David Freid

 ・“The New York Times Op-Docs”(The New York Times) エグゼクティヴ・プロデューサー:Kathleen Lingo

 ・“VICE on HBO”(HBO) エグゼクティヴ・プロデューサー:Shane Smith、Tim Clancy、Subrata De

 “The New York Times Op-Docs”は5年連続ノミネートで、前回受賞。“Guardian Documentaries”は2年連続ノミネート。

 ◆音楽ドキュメンタリー賞(Best Music Documentary) [新設]
 ・“A Modern Man“(デンマーク) 監督:Eva Mulvad
 ・“Bathtubs Over Broadway”(米) 監督:Dava Whisenant
 ・『マタンギ/マヤ/ M.I.A.』“MATANGI / MAYA /”(スリランカ・英・米) 監督:スティーヴ・ラヴリッジ(Steve Loveridge)
 ・“Mr. SOUL!”(米) 監督:Melissa Haizlip
 ・『ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』“Whitney” 監督:ケヴィン・マクドナルド

 『ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』は、クリティクス・チョイス2018 音楽ドキュメンタリー賞ノミネート。

 ◆ビデオソース部門(ABCNews Videosource Award)
 ニュース映像を、ドキュメンタリーに不可欠の要素として、最も優れた形で活用した作品に贈られる。
 ・“Jane Fonda in Five Acts”(米) 監督:スーザン・レイシー(Susan Lacy)
 ・“John McCain: For Whom the Bell Tolls”(米) 監督:Peter Kunhardt、George Kunhardt
 ・“Love Means Zero”(米) 監督:Jason Kohn
 ・『マーキュリー13 宇宙開発を支えた女性たち』“Mercury 13”(米) 監督:デイヴィッド・シントン(David Sington)、Heather Walsh
 ・“Studio 54”(米) 監督:マット・ティルナー(Matt Tyrnauer)

 ◆学生部門(David L. Wolper Student Documentary Award)
 ・“Abrázame”(英) 監督:Jas Doyle Pitt(英国国立映画テレビ学校)

 ・“Circle”(英) 監督:Jayisha Patel(英国国立映画テレビ学校)
 ベルリン国際映画祭2018 短編コンペティション部門出品。
 ロンドン・インディアン映画祭2018出品。
 Filmski Festival Herceg Novi -モンテネグロ映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 トロント国際映画祭2018 SHORT CUTS部門出品。
 カムデン国際映画祭2018出品。最優秀短編賞(Camden Cartel Award)受賞。
 ウプサラ国際短編映画祭2018出品。
 グリアソン・アワード2018 学生作品部門ノミネート。

 ・“Forced”(米) 監督:Grace Oyenubi、Nani Walker(UC Berkeley Graduate School of Journalism)

 ・“Palenque”(米) 監督:(Northwestern University School of Communication)

 ・“Walker's”(米) 監督:Kyle Myers-Haugh(University of North Carolina Wilmington Department of Film Studies)

 ◆Pare Lorentz Award
 ドキュメンタリー作品を通して、自然環境や、公正、緊急の社会問題に対して焦点を当てた優れたフィルムメイカーに贈られる。
 ◎“The Silence of Others”(西・米) 監督:Almudena Carracedo & Robert Bahar
 José Galantesは、自分を拷問した人が数メートルのところに住み、罰せられずにいることが受け入れられないし、受け入れるつもりもない。Maria Martínは、父の骨を合同墓地から掘り起こして、母の墓の隣に埋め直すことを認めさせるために闘っている。しかしながら、1977年にスペインの国会で恩赦法が大多数で可決されて、すべての政治犯が釈放されただけでなく、フランコ独裁で犯された多くの残虐行為が未解決のままとなっている。
 フィルムメイカーは、6年以上の歳月をかけて、犠牲者や親戚、人権弁護士に、罪の自白を引き出したり、恩赦法を廃止したりするための長い闘いについて話を聞いた。映画はまた、誰かの台所から始まった運動、すなわち、フランコ時代の20人以上の元加害者に逮捕令状が出されて、国際裁判が開かれ、抑圧された不正が大きく認知されて、次第に成果を上げていったのが、どのようなものであったかも描いている。このシンボリックなヴィジュアルに満ち、知的に編集された映画は、過去を忘れようとしている人々と過去と折り合いをつけようとしている人々の間で未だに分断されている社会を見せている。


 ◆Pare Lorentz Award オナラブル・メンション
 ◎“The Distant Barking of Dogs”(デンマーク) 監督:Simon Lereng Wilmont
 紛争の最前線となっているウクライナの東部。10歳の少年オレグの目を通して見た1年が映し出される。Hnutoveの小さな町に、オレグは、大好きなおばあちゃんアレクサンドラと一緒に暮らしている。オレグとアレクサンドラにはどこか引っ越すことができるようなあてもなく、他の村人が去っていくのを見送るしかない。生活はどんどん厳しくなり、紛争は終わる気配がない。いまではこの半ば荒涼とした村で、2人にとって、本当に変わらぬものと言えば、お互いしかない。本作では、この2人の親密な関係が、生き延びるために、いかに脆弱であり、それでいてとても大切なものであるかを示す。オレグの視線を通して、紛争地帯で成長することの意味を問う。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。First Appearance Award受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018ノルディック・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。ドラゴン賞/最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞受賞。
 DocAviv映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。インターナショナル作品賞受賞。
 Docpointヘルシンキ2018出品。
 !f イスタンブール・インディペンデント映画祭2018出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 香港国際映画祭2018出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2018出品。ゴールデン・ゲート賞受賞。
 Docs Against Gravity映画祭2018出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018 ニュー・タレント賞ノミネート。
 レイキャビク国際映画祭2018出品。


 【技術部門賞】(Creative Recognition Award Winners)

 ◆脚本賞(Best Writing)
 ・“Did You Wonder Who Fired The Gun?”(米)(監督:トラヴィル・ウィルカールソン(Travis Wilkerson)) 脚本:トラヴィル・ウィルカールソン
 ・“Of Fathers and Sons”(西・米) 脚本:タラール・デルキ
 ◎“The Other Side of Everything”(西・メキシコ)(監督:Pau Ortiz) 脚本:Mila Turajlic
 ・“People's Republic of Desire(欲望人民共和国)”(中)(監督:Hao Wu(吴皓)) 脚本:Hao Wu(吴皓)
 ・“Wild Relatives”(独・レバノン・ノルウェー)(監督:Jumana Manna) 脚本:Jumana Manna

 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ・“Crime + Punishment”(米) 撮影:スティーヴン・マイン(Stephen Maing)
 ◎“Distant Constellation”(トルコ・米・オランダ)(監督:Shevaun Mizrahi) 撮影:Shevaun Mizrahi
 ・“Free Solo”(米) 撮影:ジミー・チン、Clair Popkin、Mikey Schaefer
 ・“Taste of Cement”(独・レバノン・シリア・UAE・カタール)(監督:Ziad Kalthoum) 撮影:Talal Khoury
 ・“The Distant Barking of Dogs”(デンマーク) 撮影:Simon Lereng Wilmont

 ◆編集賞(Best Editing)
 ・“Distant Constellation”(トルコ・米・オランダ) 編集:Shevaun Mizrahi、Shelly Grizim
 ・“Hale County This Morning,This Evening”(米) 編集:RaMell Ross
 ・“Lots of Kids,a Monkey and a Castle(Muchos Hijos, un Mono y un castillo)”(西)(監督:グスタボ・サルメロン) 編集:Raúl de Torres、Daniel Urdiales
 ◎“Minding the Gap”(米) 編集:Bing Liu、ジョッシュ・アルトマン(Joshua Altman)
 ・“The Stranger(En fremmed flytter ind)”(デンマーク)(監督:Nicole Nielsen Horanyi) 編集:Rasmus Stensgaard Madsen

 ◆作曲賞(Best Music Score) [改称]
 ・“Bathtubs Over Broadway”(米) 作曲:アンソニー・ディロレンツォ(Anthony DiLorenzo)
 ◎“Bisbee '17”(米)(監督:Robert Greene) 作曲:Keegan DeWitt
 ・“The Distant Barking of Dogs”(デンマーク) 作曲:ウーノ・ヘルメション(Uno Helmersson)、Erik Enocksson
 ◎“Hale County This Morning,This Evening”(米) 作曲:Scott Alario、Forest Kelley、Alex Somers
 ・『マタンギ/マヤ/ M.I.A.』“MATANGI / MAYA /”(スリランカ・英・米) 作曲:ダーニ・ハリソン(Dhani Harrison)、ポール・ヒックス(Paul Hicks)

 【名誉賞】(Honorees)

 ◆キャリア貢献賞(Career Achievement Award)
 ◎Julia Reichert
 Julia Reichertは、約50年にわたって、ドキュメンタリーの監督や製作をしていて、1978年に“Union Maids”と1984年に“Seeing Red”で米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、2010年に“The Last Truck: Closing of a GM Plant”で米国アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされている。

 ◆エマージング・ドキュメンタリー・フィルムメイカー賞(Emerging Documentary Filmmaker Award)
 ◎Bing Liu
 Bing Liuは、撮影監督として約10年のキャリアを持ち、“Minding the Gap”で長編監督デビューした。

 ◆Amicus Award
 ◎Chicken & Egg Pictures
 Chicken & Egg Picturesは、世界中のドキュメンタリーの女性フィルムメイカーを支援している。

 ◆戦火の勇気賞(Courage Under Fire Award)
 ◎スティーヴン・マイン(Stephen Maing)& NYPD12 Whistleblowers

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 受章結果の発表は、12月8日です。

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 ・IDAアワード2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_3.html
 ・IDAアワード2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_28.html  ・IDAアワード2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_28.html
 ・IDAアワード2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_11.html
 ・IDAアワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_8.html
 ・IDAアワード2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_15.html
 ・IDAアワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_16.html
 ・IDAアワード2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_7.html
 ・IDAアワード2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_7.html
 ・IDAアワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_10.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_16.html

 ・クリティクス・チョイス2018 ドキュメンタリー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_26.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

 追記:
 ・IDAアワード2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_21.html

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