ヨーロッパ映画賞2018 アニメーション賞、コメディー賞ノミネーション発表!

 第31回ヨーロッパ映画賞のアニメーション賞とコメディー賞のノミネーションが発表されました。(10月23日@ベルリン)

 【アニメーション賞】

 ・『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』“Early Man”(英) 監督:ニック・パーク

 ・『生きのびるために』“The Breadwinner”(アイルランド・カナダ・ルクセンブルク) 監督:ノラ・トゥーミー(Nora Twomey)
 物語:タリバン支配下のアフガニスタン。11歳のアフガン少女パヴァーナは、タリバンに父親を連れ去られる。タリバン支配下では、女性は男性と一緒でなくては、外出もできないようなことになっていて、このままではパヴァーナの一家は飢え死にしてしまう。そこで、パヴァーナは、髪を切り、少年に扮装して、カブールの町で働き始める。
 カナダ人児童文学作家デボラ・エリスが難民キャンプでの取材を基に書いた、同名の小説(邦題『生きのびるために』)を映画化したアニメーション作品。
 トム・ムーアとともに『ブレンダンとケルズの秘密』を監督した、ノラ・トゥーミーの初のソロ監督長編。アンジェリーナ・ジョリーがプロデューサーを務めている。
 トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 エドモントン国際映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 Animation Is Film Festival 2017出品。
 リーズ国際映画祭2017出品。観客賞受賞。
 AFIフェスト2017出品。
 ロサンゼルス映画批評家協会賞2017 アニメーション賞受賞。
 トロント映画批評家協会賞2017 アニメーション賞受賞。
 ゴールデン・グローブ賞2018ノミネート。
 女性映画ジャーナリスト賞2018 アニメーションの最優秀女性キャラクター受賞。
 アニー賞2018 インディペンデント作品賞受賞。監督賞、脚本賞、編集賞、音楽賞、美術賞、キャラクター・デザイン賞、絵コンテ賞、ボイス・キャスト賞、ボイス・キャスト賞ノミネート。
 プロヴィンス児童映画祭2018出品。
 Jamesonダブリン国際映画祭2018出品。
 ルクセンブルク・シティー映画祭2018出品。
 ACTRA賞Voice部門受賞(サラ・チョウドリー)。
 米国アカデミー賞2018 長編アニメーション賞ノミネート。
 カナダ・スクリーン・アワード2018 脚色賞・音響編集賞・オリジナル作曲賞・オリジナル歌曲賞受賞。作品賞・編集賞ノミネート。
 トロント・キッズ映画祭2018出品。
 Monstraリスボン・アニメーション映画祭2018出品。観客賞受賞。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2018出品。
 メトロポリス・ユース映画祭2018出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2018出品。特別賞受賞。
 バーリ国際映画祭2018出品。

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 ・『アナザー・デイ・オブ・ライフ』“Another Day of Life”(ポーランド・西・独・ハンガリー) 監督:ラウル・デ・ラ・フエンテ(Raul de la Fuente)& ダミアン・ネノウ(Damian Nenow)
 物語:カプシチンスキ(43)は、優れたベテランのジャーナリストで、理想主義者であり、失われた大義と革命の友人であった。ポーランド・プレス・エージェンシーで、彼は、独立前夜に血なまぐさい内戦が行なわれているアンゴラに派遣してくれと、上司を説得する。それは、まさに自殺行為であり、彼はそこでひどい戦争の現実を再確認し、今まで知らなかった無力という言葉の意味を突き付けられる。アンゴラは彼を永遠に変えた。ポーランドを発ったのは記者だったが、戻ってきたのは作家だった。
 ポーランドのジャーナリスト、リシャルト・カプシチンスキの著書の映画化。
 ラウル・デ・ラ・フエンテは、長編フィクション作品もアニメーションもこれが初めて。Damian Nenow は、長編作品はこれが初めてで、2010年に短編アニメーション“Paths of Hate”で注目された。
 カンヌ国際映画祭2018 特別上映作品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2018出品。
 Biografilmフェスティバル2018出品。観客賞受賞。
 ニュー・ホライズンズ国際映画祭2018出品。
 グディニャ映画祭2018出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 Pearlak部門出品。観客賞受賞。
 CPH:PIX 2018出品。
 Animation Is Film Festival 2018出品。
 ラテンビート映画祭2018出品。

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 ・『ホワイト・ファング ~アラスカの白い牙~』“White Fang(Croc-Blanc)”(仏・ルクセンブルク) 監督:アレクサンドル・エスピガレス(Alexandre Espigares)

 【コメディー賞】

 ・『スターリンの葬送狂騒曲』(仏・英・ベルギー) 監督:アーマンド・イアヌッチ

 ・“Diamantino”(ポルトガル・仏・ブラジル) 監督:Gabriel Abrantes & Daniel Schmidt
 出演:Joana Barrios、Abílio Bejinha、Chico Chapas、カルロト・コッタ(Carloto Cotta)、Vítor de Almeida、Maria Leite、Carla Maciel、Anabela Moreira、Margarida Moreira
 物語:世界のプレミア・サッカー・スターであるDiamantinoは、特別な感覚を失い、不名誉なままにキャリアを終える。彼は、新しい目的を求めて旅に出て、ネオ・ファシズム、難民危機、遺伝子改変、天才を捜す狩りに出くわす。
 “A Brief History of Princess X”がセザール賞2017 短編賞オフィシャル・セレクションに選ばれたGabriel Abrantesの初監督長編。Daniel Schmidtにとってはこれが第3監督長編。Gabrielは、アメリカ生まれで現在リスボン在住。Danielはアメリカ在住。2人はどちらも1984年生まれだが、2人が組むのはこれが初めて。
 カンヌ国際映画祭2018 国際批評家週間出品。グランプリ、パルム・ドッグ受賞。
 Biografilmフェスティバル2018出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 アナザー・ビュー部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 Filmski Festival Herceg Novi -モンテネグロ映画祭2018出品。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 Cine Ceará - National Cinema Festival 2018出品。編集賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2018オフィシャル・セレクション。
 トロント国際映画祭2018 MIDNIGHT MADNESS武門クロージング作品。
 クィア・リスボア2018出品。
 CPH:PIX2018出品。
 バンクーバー国際映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 ケルン映画祭2018出品。
 アデレード映画祭2018出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2018出品。
 マイアミ映画祭2018出品。
 ワルシャワ国際映画祭2018出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Experimenta部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2018出品。


 ・『セラヴィ!』“C'est La Vie!(Le Sens De La Fete)”(仏) 監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ

 ※アニメーション賞のノミネーションは、3作品のはずですが、昨年に続き、今年も4作品選ばれています。

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 まさかの、というか、珍しく、というか、1本(“Diamantino”)を除けば、ほかのノミネート作品は、既に日本に紹介されているか、まもなく紹介予定になっています。

 受賞予想としては、アニメーション賞もコメディー賞も、アニメーションとしてどうとか、コメディーとしてどうとかいうより、作品それ自体の評価、人気、知名度などが受賞に大きく関わってくるようなので、だとすると、アニメーション賞は、たぶん『生きのびるために』が最有力で、コメディー賞は、おそらく『スターリンの葬送狂騒曲』か『セラヴィ!』のどちらかなんだけど、『スターリンの葬送狂騒曲』の方がよく知られていて、受賞歴も多いから、『スターリンの葬送狂騒曲』が有望、でしょうか。

 ヨーロッパ映画賞2018の全ノミネーションは、11月10日にセビリヤ・ヨーロッパ映画祭で発表され、アニメーション賞、コメディー賞の受賞結果は、他の部門と同じく、12月15日にセビリヤで発表される予定になっています。

 これでヨーロッパ映画賞2018は、あとはノミネーション発表を待つばかりになりました。

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 *当ブログ記事

 ・ヨーロッパ映画賞2017 アニメーション賞、コメディー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_40.html
 ・ヨーロッパ映画賞2016 アニメーション賞、コメディー賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_41.html
 ・ヨーロッパ映画賞2015 アニメーション賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_24.html
 ・ヨーロッパ映画賞2014 アニメーション賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_27.html
 ・ヨーロッパ映画賞2013 アニメーション賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_1.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 アニメーション賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_25.html
 ※コメディー賞のノミネーションが事前に発表されたのは、2016年からで、それ以前は全ノミネーション発表時に一緒に発表されています。

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ディスカバリー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_16.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 短編映画賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_8.html

 ・ヨーロッパ大学映画賞2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_6.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ピープルズ・チョイス賞 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_5.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その1:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_23.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その2:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_26.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その3:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_28.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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