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zoom RSS ハンプトンズ国際映画祭2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/10/11 08:32   >>

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 第26回ハンプトンズ国際映画祭(10月4日-8日)の各賞が発表になりました。

 【ハンプトンズ国際映画祭】

 ハンプトンズ国際映画祭(Hamptons International Film Festival)は、1993年にロングアイランドでスタートした映画祭で、「アメリカでは劇場公開されにくいインディペンデント映画を上映し、それによって新しいフィルムメイカーたちの活動をサポートする」というような紹介のされ方がされていますが、実際のところ、どういう経緯で始まった映画祭なのかはよくわかりません。

 ほぼ同じ時期にニューヨーク映画祭が開催されるわけで、それにも関わらず、そう離れていないところで、ほとんど似たようなスタンスの映画祭を開催するということは、たぶん何か含むところがあるのだろうとは思いますが、まあ、想像の範囲を超えるものではありません。ハンプトンズにはコンペティション部門があり、ニューヨークは、ノン・コンペの映画祭だという違いはありますが。

 ま、それはそれとして、ハンプトンズ国際映画祭では、全米映画賞レースにからんできそうな作品がたくさん上映されることになっていて、近年は特にアカデミー賞の予選的な映画祭と見なされるようになってきているようです。(短編作品に関しては、実際にここが予選の場の1つになっていて、ここでの受賞作品が、米国アカデミー賞短編賞(実写部門もしくは短編アニメーション賞)にノミネートされることも多いようです。)

 その中でも特に注目されているのは、観客賞です。

 これまでの長編ナラティヴ部門の受賞作は以下のようになっています。

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 1993 年 『フライト・オブ・ジ・イノセント』(伊・仏) 監督:カルロス・カルレイ
 1994年 “The Last Good Time”(米) 監督:ボブ・バラバン
 1996年 『カーテンコール』“Alive and Kicking”(英) 監督:ナンシー・マックラー
 1997年 『踊れトスカーナ!』“The Cyclone”(伊) 監督:レオナルド・ピエラッチョーニ
 『ペネロペ・クルスの抱きしめたい!』“Love Can Seriously Damage Your Health”(西・仏) 監督:マヌエル・ゴメス・ペレイラ
 1998年 “The Tic Code”(米) 監督:ゲイリー・ウィニック
 1999年 “Train of Life”(仏・ベルギー・オランダ・イスラエル・ルーマニア) 監督:Radu Mihaileanu
 2000年 “Fresh Cut Grass”(米) 監督:Matthew Coppola
 2001年 『幸せになるためのイタリア語講座』(デンマーク・スウェーデン) 監督:ロネ・シェルフィグ
 2002年 『名もなきアフリカの地で』(独) 監督:カロリーネ・リンク
 2003年 “Spinning Boris”(米) 監督:ロジャー・スポティスウッド
 2004年 “The Breakup Artist”(米) 監督:Vincent Rubino
 2005年 “Sweet Land”(米) 監督:アリ・セリム(Ali Selim)
 『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(独) 監督:マルク・ローテムント
 2006年 “Emma’s Bliss”(独) 監督:スヴェン・タディッケン(Sven Taddicken)
 2007年 『4分間のピアニスト』(独) 監督:クリス・クラウス
 2008年 “Troubled Water”(ノルウェー・スウェーデン・独) 監督:エリック・ポッペ(Erik Poppe)
 “The Pig”(デンマーク) 監督:Dorthe Warnø Høgh
 2009年 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(英・米) 監督:ジャン=マルク・ヴァレ
 2010年 『英国王のスピーチ』(英・オーストラリア) 監督:トム・フーパー
 2011年 『アーティスト』(仏) 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
 2012年 『世界にひとつのプレイブック』(米) 監督:デイヴィッド・O・ラッセル
 2013年 『あなたを抱きしめる日まで』(英) 監督:スティーヴン・フリアーズ
 2014年 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(英・米) 監督:モルテン・ティルドゥム
 2015年 『ルーム』(アイルランド・カナダ) 監督:レニー・アブラハムソン
 2016年 『ラ・ラ・ランド』(米) 監督:デイミアン・チャゼル
 2017年 “Mr & Mrs Adelman(Monsieur et Madame Adelman)”(仏・ベルギー) 監督:Nicolas Bedos

 過去には、『名もなきアフリカの地で』のように外国語映画賞を受賞した作品もあれば、同じく外国語映画賞にノミネートされた『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』のような作品もありますが、注目され始めたのは、2010年、2011年と、2年連続でここでの観客賞受賞作品が、米国アカデミー賞作品賞を受賞してからです。2012年以降も、作品賞受賞作こそありませんが、ハンプトンズ国際映画祭の観客賞は、軒並み作品賞を争うような作品になっています。

 こうなってくると、本年度の受賞作の行方も気になってきますが、果たしてどうなるでしょうか。

 本年度の受賞結果は以下の通りです。

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 【コンペティション部門】

 ◆長編ナラティヴ作品賞(The Award for Best Narrative Feature) $92,500相当のプロダクション・パッケージ +$3,000
 ◎“Alles ist gut(All Good)”(独) 監督:Eva Trobisch [USプレミア]
 物語:どんな問題だって、問題視しなければ問題にならない。これがヤンネが、自分の意思に反して、新しいボスの配偶者の兄と寝ているという事実に対する彼女の態度だ。彼女は、事故を隠し、いつも通り仕事を続ける。だが、彼女の沈黙はある結果をもたらす。そして彼女は、友人のPietに感じていた愛に気づく。
 ミュンヘン映画祭2018 ニュー・ジャーマン・シネマ部門 監督賞、演技賞(Aenne Schwarz)、国際批評家連盟賞受賞。
 ロカルノ国際映画祭2018 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。第1回作品賞受賞。
 CPH:PIX 2018出品。

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 ◆審査員特別賞
 ◎エヴァ・メランデル(Eva Melander)、エーロ・ミロノフ(Eero Milonoff) “Border(Gräns)”(スウェーデン・デンマーク)(監督:Ali Abbasi)

 “Border(Gräns)”(スウェーデン・デンマーク) 監督:Ali Abbasi
 出演:エヴァ・メランデル(Eva Melander)、エーロ・ミロノフ(Eero Milonoff)、Viktor Åkerblom、Joakim Olsson
 物語:税関職員のTinaは、子どもの頃、落雷に遭い、外見は醜く変わってしまったが、その代わり、違法なアイテムを持っていないかどうか見破る能力を手に入れた。この能力のおかげで、幸運にも彼女は、外国で働くことができるようになったが、彼女はスウェーデンの港町カペルシャーで静かな生活を送る道を選択した。ある日、彼女は、仕事で、他とは違う不穏な旅行者Voreと出会う。Voreを見て、Tinaは、本能的に密輸業者だと感じたが、探しても何も見つからなかった。何を隠しているのか、どのように隠しているのかがわからないのだ。わかっているのは、彼には何かがあるということだけ。困惑しつつも、TinaはどんどんVoreにのめり込んでいく。彼女は、自分の正気とプロとしても信頼を賭けて、Voreの秘密を探ろうとする。
 『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作小説『MORSE -モールス-』、およびその脚本も手がけるスウェーデンの作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの短編小説の映画化。
 第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2018 ある視点部門出品。ある視点賞、Prix de la Meilleure Création Sonore受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018アナザー・ビュー部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。CineVision Award(Best Film By An Emerging Director)受賞。
 スカンジナビア映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。インターナショナル作品賞 オナラブル・メンション受賞。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。
 ノルウェー国際映画祭2018出品。
 テルライド映画祭2018出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2018出品。
 トロント国際映画祭2018 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 ベルリン・ファンタジー・フィルムフェスト2018出品。
 フィルム・バイ・ザ・シー映画祭(オランダ)2018出品。
 ファンタスティック・フェスト2018出品。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 釜山国際映画祭2018 ワールド・シネマ部門出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Strand Galas部門出品。
 シカゴ国際映画祭2018出品。
 ミドルバーグ映画祭2018出品。
 米国アカデミー賞2019 外国語映画賞スウェーデン代表。

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 [その他のエントリー作品]
 ・“One Day(Egy Nap)”(ハンガリー) 監督:Zsófia Szilágyi [USプレミア]
 ・“1985”(米) 監督:Yen Tan [ニューヨーク・プレミア]
 ・“Too Late to Die Young(Tarde para morir joven)”(チリ・ブラジル・アルゼンチン・オランダ・カタール) 監督:ドミンガ・ソトマイヨール(Dominga Sotomayor)

 ◆長編ドキュメンタリー賞(The Award for Best Documentary Feature) $25,000以上相当のプロダクション・パッケージ +$3,000
 ◎“Divide and Conquer:The Story of Roger Ailes”(米) 監督:アレクシス・ブルーム(Alexis Bloom)
 共和党の後援者でフォックス・ニュースのエグゼクティヴRoger Ailes(故人)が、複数のセクシャル・ハラスメントの申し立ての中で没落していく。
 『キャリー・フィッシャー 〜星になった母娘〜』のアレクシス・ブルーム最新作。
 トロント国際映画祭2018 TIFF DOCS部門出品。
 カムデン国際映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。

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 [その他のエントリー作品]
 ・“City of Joel”(米) 監督:Jesse Sweet [ワールド・プレミア]
 ・“Ghost Fleet”(米) 監督:Shannon Service、Jeffrey Waldron [イースト・コースト・プレミア]
 ・“The Last Race”(米) 監督:マイケル・デウィック(Michael Dweck) [イースト・コースト・プレミア]
 ・“Walden”(スイス・オーストリア)監督:Daniel Zimmermann [ニューヨーク・プレミア]

 ◆短編ナラティヴ作品賞(The Award for Best Narrative Short Film) $500
 ◎“Fence(Gardhi)”(コソボ・クロアチア・仏/15分) 監督:Lendita Zeqiraj [イースト・コースト・プレミア]
 物語:リトルGentiは子犬が欲しい。ロマ人の友人Xeniが、迷い犬の友だちAajを連れて家にやってきた後、彼は家族の集まりで自分の思いを口にする。これは、大人たちの間に議論を沸騰させる。あっという間に不承認された後、議論は、世代間の衝突、伝統的信念と新しい現代の生き方の間での対立へと向かう。大人たちに無視され、母親から不承認を突きつけられたGentiは、XeniとAajと一緒にストリートに出て、新しい子犬の友だちを探す。
 パームスプリングス国際短編映画祭2018出品。
 DOKUFEST国際ドキュメンタリー&短編映画祭2018出品。最優秀短編賞受賞。
 カムデン国際映画祭2018出品。

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 【観客賞】

 ◆観客賞 長編ナラティヴ作品賞(Audience Award for Best Narrative Feature)
 ◎“The Hate U Give”(米) 監督:ジョージ・ティルマン・ジュニア(George Tillman、Jr.)
 出演:アマンドラ・ステンバーグ(Amandla Stenberg)、KJ・アパ(K.J. Apa)、レジーナ・ホール(Regina Hall)、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)、アンソニー・マッキー、コモン、イッサ・レイ(Issa Rae)、ラッセル・ホーンズビー(Russell Hornsby)
 物語:麻薬やギャングが蔓延るゲットー(黒人街)。スターは、幼馴染のカリルが白人の警官に射殺されるのを目撃する。しかし、警察は、無抵抗のカリルを撃った警官を正当化するために、カリルを悪人に仕立て上げようとする。スターは、カリルの汚名をそそそぐため、カリルの声となって、法廷で証言する決心をする。
 アンジー・トーマスの小説『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』の映画化。
 トロント国際映画祭2018 GALAS部門出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2018出品。
 シカゴ国際映画祭2018出品。
 サンディエゴ国際映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 スペシャル・プレゼンターションズ部門出品。

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 ◆観客賞 ドキュメンタリー賞
 ◎“The Biggest Little Farm”(米) 監督:John Chester
 ドキュメンタリー作家のJohn Chesterと妻でプロのシェフのMollyは、2011年に人生を変えるような決心をする。彼らは、仕事をやめ、ロサンゼルス北部でゼロから農場を立ち上げる。彼らは、都市の郊外で生活をし、レスキュー犬のToddによりよい生活を提供しようという願いに動かされて、悲惨な気候や捕食動物、地元の疫病と抗いながら、次の7年を過ごし、Apricot Lane Farmsの操業に献身する。Johnは、その過程をドキュメントする。美しい自然界へのオマージュ。
 トロント国際映画祭2018ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー部門 次点2位受賞。
 DOC NYC 2018出品。

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 ◆観客賞 短編映画賞(Audience Award for Best Short Film)
 ◎“One Small Step“(米/8分) 監督:Bobby Pontillas、Andrew Chesworth
 物語:慎ましい父親の揺るぎない支援を受けて、中国系アメリカ人の少女Lunaは、宇宙飛行士になることを夢見る。
 パームスプリングス国際短編映画祭2018出品。
 SIGGRAPH 2018 コンピューター・アニメーション・フェスティバル出品。
 サンディエゴ国際映画祭2018出品。

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 【その他の賞】

 ◆The 2018 Brizzolara Family Foundation Award for a Film of Conflict and Resolution  $5,000
 ◎“And Breathe Normally(Andið eðlilega)”(アイスランド・スウェーデン・ベルギー) 監督:Isold Uggadóttir
 出演:Kristin Thóra Haraldsdóttir、Babetida Sadjo、Patrik Nökkvi Pétursson
 物語:アイスランドのレイキャビク半島の末端で2人の女性の人生が交わる。ひとりはアイスランド人の母親で、もうひとりはギニア・ビサウからやってきた難民だ。彼らは、ささやかな絆を通して、それぞれの人生を立ち直らせようとする。
 短編で高い評価を受けてきたIsold Uggadóttirの初監督長編。
 サンダンス映画祭2018出品。監督賞受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 イスタンブール国際映画祭2018出品。
 プロヴィンスタウン国際映画祭2018出品。観客賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 アナザー・ビュー部門出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。ロジャー・エバート賞受賞。
 ノルウェー国際映画祭2018出品。
 オステンデ映画祭2018出品。
 アテネ国際映画祭2018出品。観客賞受賞。
 CPH:PIX 2018出品。
 フィラデルフィア映画祭2018出品。
 ムンバイ映画祭2018出品。

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 ◆The Vimeo Staff Pick Award $3,000
 ◎“Cross My Heart”(ジャマイカ・米/14分) 監督:Sontenish Myers
 物語:アメリカ人のティーンエージャーの女の子がジャマイカに住む家族を訪ねる。彼女は、秘密を知って、彼女が愛していた人々に対する見方が変わる。
 イースト・エンド映画祭2018出品。
 カリビアンレンズ国際映画祭2018出品。
 シアトル国際映画祭2018出品。
 パームスプリングス国際短編映画祭2018出品。
 MYAAFF2018出品。
 ブラックスター映画祭/ホーリー・ショーツ2018出品。
 DCブラック映画祭2018出品。

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 ◆サッフォーク州映画コミッション ネクスト・エクスポージャー奨学金(The Suffolk County Film Commission Next Exposure Grant) $3,000 grant
 ◎“Only The Wind Is Listening”(米/12分) 監督:Emily Anderson
 物語:寂れたモントークの漁村。ひとりの漁師とひとりの作家の人生がからみ合う。仕事と孤独。そして厳しい冬がやって来る。何人かの村人たちとのつきあいの中で、彼らは人生や愛について思いを巡らせる。冬が長引き、冬景色と格闘する中で、彼らにも影響が現れる。ほとんど衝突に近いことがあった後、およそあり得ないようなラヴストーリーが展開する。

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 ◆声なき者へ声を賞(The Zelda Penzel Giving Voice to the Voiceless Award) $2,500 grant
 ◎“The Cat Rescuers”(米) 監督:Rob Fruchtman、Steven Lawrence
 アメリカ合衆国には推定4000万のネコが棄てられ、家もなく暮らしている。ニューヨーク市だけでも、50万を超える野良猫、野猫が通りをうろついている。棄て猫の増加というコントロールできない問題に対して、数百人の動物保護活動家がストリートに出、新しい技術や飼いとりを通して、しばしば個人的な生活に金銭的な負担をかけながらも、活動を展開している。本作では、ブルックリンで活動する4人のボランティアに注目し、都市が直面する未解決の問題と、それに対しわずかながらでも救いの手を差し伸べようとする勇気ある行動に目を向ける。

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 ◆社会正義賞(The Victor Rabinowitz & Joanne Grant Award for Social Justice) $1,500
 ◎“The Silence of Others”(西・米) 監督:Almudena Carracedo & Robert Bahar
 José Galantesは、自分を拷問した人が数メートルのところに住み、罰せられずにいることが受け入れられないし、受け入れるつもりもない。Maria Martínは、父の骨を合同墓地から掘り起こして、母の墓の隣に埋め直すことを認めさせるために闘っている。しかしながら、1977年にスペインの国会で恩赦法が大多数で可決されて、すべての政治犯が釈放されただけでなく、フランコ独裁で犯された多くの残虐行為が未解決のままとなっている。
 フィルムメイカーは、6年以上の歳月をかけて、犠牲者や親戚、人権弁護士に、罪の自白を引き出したり、恩赦法を廃止したりするための長い闘いについて話を聞いた。映画はまた、誰かの台所から始まった運動、すなわち、フランコ時代の20人以上の元加害者に逮捕令状が出されて、国際裁判が開かれ、抑圧された不正が大きく認知されて、次第に成果を上げていったのが、どのようなものであったかも描いている。このシンボリックなヴィジュアルに満ち、知的に編集された映画は、過去を忘れようとしている人々と過去と折り合いをつけようとしている人々の間で未だに分断されている社会を見せている。
 ベルリン国際映画祭2018 パノラマ部門出品。Peace映画賞、観客賞ドキュメンタリー部門第1席受賞。
 人権に関する国際映画祭&フォーラム2018出品。審査員スペシャル・メンション受賞。
 Hot Docsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 シェフィールド国際映画祭2018出品。審査員大賞受賞。
 AFI Docs 2018出品。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。
 ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞オフィシャル・セレクション。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。最優秀外国ノン・フィクション映画賞受賞。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 レイキャビク国際映画祭2018出品。


 【特別賞・名誉賞】

 ◆The inaugural Industry Advocate for Women Award
 ◎Terry Lawler

 ◆The the Dick Cavett Artistic Champion Award
 芸術を支援し続け、産業に大きなインパクトと貢献を与えている人物に贈られる。
 ◎アラン・アルダ

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 ◆2018ブレイクスルー・アーティスト賞(2018 Breakthrough Artists)
 ◎Kayli Carter (“Private Life”)
 ◎コーリー・マイケル・スミス(Cory Michael Smith)(“1985”、『ファースト・マン』)
 ◎アマンドラ・ステンバーグ(Amandla Stenberg)(“The Hate U Give”)

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 この時期にピックアップされる作品として、受賞結果もなかなか興味深かったのですが、昨年と比べて、短編ドキュメンタリー賞や学生映画賞がなくなっていたり、賞金総額が下がっていたりしているのが、ちょっと気になりました。まだそんなに大げさに騒ぐほどのことはないのかもしれませんが、ひょっとしてハンプトンズ国際映画祭も財政的に厳しいのかなと思ったりもしますね。歴史ある映画祭がいきなり、ということもありますからね。


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 *当ブログ記事

 ・ハンプトンズ国際映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_15.html

 ・ハンプトンズ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_27.html

 ・ハンプトンズ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_27.html

 ・ハンプトンズ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_12.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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