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zoom RSS トロント国際映画祭 ピープルズ・チョイス賞 → 米国アカデミー賞というデータ 2012-2018

<<   作成日時 : 2018/09/20 21:19   >>

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 2012年9月に「トロント国際映画祭 ピープルズ・チョイス賞 → 米国アカデミー賞というデータ」という記事を書いていますが、今回は2012年以降のアップデート版です。

 ピープルズ・チョイス賞は、GALAS部門とSPECIAL PRESENTATIONS部門を対象とするメインの「ピープルズ・チョイス賞」と、ドキュメンタリーを対象とする部門と、MIDNIGHTMADNESS部門を対象とした3部門があり、それぞれ次点2位まで3作品が発表されています。

 前回は、メインの「ピープルズ・チョイス賞」の第1位作品のみ書き出しましたが、今回は次点2位まで書き出してあります。

画像

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 ◆2012ピープルズ・チョイス賞
 ◎『世界にひとつのプレイブック』“Silver Linings Playbook”(米) 監督:デイヴィッド・O・ラッセル [GALAS部門]
 作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞

◇2012ピープルズ・チョイス賞次点
 ◎『アルゴ』“Argo”(米) 監督:ベン・アフレック 監督:デイヴィッド・O・ラッセル [GALAS部門]
 作品賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞、録音賞、オリジナル作曲賞、音響編集賞

 ◇2012ピープルズ・チョイス賞次点2位
 ◎『ゼロタウン 始まりの地』“Zaytoun”(英・イスラエル) 監督:エラン・リクリス [GALAS部門]
 ノミネート&受賞なし

 ◆2013ピープルズ・チョイス賞
 ◎『それでも夜は明ける』“12 Years a Slave”(米) 監督:スティーヴ・マックイーン [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞、美術賞、衣裳デザイン賞

 ◇2013ピープルズ・チョイス賞 次点
 ◎『あなたを抱きしめる日まで』“Philomena”(英) 監督:スティーヴン・フリアーズ [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、主演女優賞、脚色賞、オリジナル作曲賞

 ◇2013ピープルズ・チョイス賞 次点2位
 ◎『プリズナーズ』“Prisoners”(米) 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 撮影賞

 ◆2014ピープルズ・チョイス賞(Groslch People’s Choice Awards Festival Film)
 ◎『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』“The Imitation Game”(英・米) 監督:モルテン・ティルドゥム  [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞、美術賞、オリジナル作曲賞

 ◇2014ピープルズ・チョイス賞 次点
 ◎『しあわせへのまわり道』“Learning to Drive”(米) 監督:イザベル・コイシェ [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 ノミネート&受賞なし

 ◇2014ピープルズ・チョイス賞 次点2位 
 ◎『ヴィンセントが教えてくれたこと』“St. Vincent”(米) 監督:セオドア・メルフィ  [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 ノミネート&受賞なし

 ◆2015ピープルズ・チョイス賞(People's Choice Award)
 ◎『ルーム』“Room”(アイルランド・カナダ) 監督:レニー・アブラハムソン [SPECIAL PRESENTATIONS部門出品]
 作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞

 ◇2015ピープルズ・チョイス賞 次点(People's Choice Award First Runner Up)
 ◎『怒れる女神たち』“Angry Indian Goddesses”(インド・独) 監督:パン・ナリン(Pan Nalin) [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 ノミネート&受賞なし

 ◇2015ピープルズ・チョイス賞 次点2位People's Choice Award Second Runner Up)
 ◎『スポットライト 世紀のスクープ』“Spotlight”(米) 監督:トム・マッカーシー [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞、オリジナル脚本賞

 ◆2016ピープルズ・チョイス賞(Grolsch People's Choice Award)
 ◎『ラ・ラ・ランド』“La La Land”(米) 監督:デイミアン・チャゼル [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、オリジナル脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣裳デザイン賞、録音賞、音響編集賞、オリジナル作曲賞、オリジナル歌曲賞、オリジナル歌曲賞

 ◇2016ピープルズ・チョイス賞 次点(Grolsch People's Choice Award First Runner Up)
 ◎『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』“Lion”(オーストラリア) 監督:ガース・デイヴィス [GALAS部門]
 作品賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、オリジナル作曲賞

 ◇2016ピープルズ・チョイス賞 次点2位(Grolsch People's Choice Award Second Runner Up)
 ◎『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』“Queen of Katwe“(南ア・ウガンダ) 監督:ミラ・ナーイル [GALAS部門]
 ノミネート&受賞なし

 ◆2017ピープルズ・チョイス賞(Grolsch People's Choice Award)
 ◎『スリー・ビルボード』“Three Billboards Outside Ebbing, Missouri”(米・英) 監督:マーティン・マクドナー [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、主演女優賞、助演男優賞、助演男優賞、オリジナル脚本賞、編集賞、オリジナル作曲賞、

 ◇2017ピープルズ・チョイス賞 次点(Grolsch People's Choice Award First Runner Up)
 ◎『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』“I, Tonya”(米) 監督:クレイグ・ガレスピー [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 主演女優賞、助演女優賞、編集賞

 ◇2017ピープルズ・チョイス賞 次点2位(Grolsch People's Choice Award Second Runner Up)
 ◎『君の名前で僕を呼んで』“Call Me By Your Name”(伊・仏・ブラジル・米) 監督:ルカ・グァダニーノ [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
 作品賞、主演男優賞、脚色賞、オリジナル歌曲賞

 ◆2018ピープルズ・チョイス賞(Grolsch People's Choice Award) 
 ◎“Green Book”(米) 監督:ピーター・ファレリー [GALAS部門]

 ◇2018ピープルズ・チョイス賞 次点(Grolsch People's Choice Award First Runner Up)
 ◎“If Beale Street Could Talk”(米) 監督:バリー・ジェンキンス [SPECIAL PRESENTATIONS部門]

 ◇2018ピープルズ・チョイス賞 次点2位(Grolsch People's Choice Award Second Runner Up)
 ◎“Roma”(メキシコ・米) 監督:アルフォンソ・キュアロン [SPECIAL PRESENTATIONS部門]

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 2012年から2017年までの6年間にトロント国際映画祭ピープルズ・チョイス賞を受賞した18作品で、結果的に翌年の米国アカデミー賞にノミネートされたのは全部で81あり、受賞したのは全部で21あります。

 ピープルズ・チョイス賞は、国籍に関係なく選ばれますが、米国アカデミー賞はアメリカ映画を中心にノミネート&受賞することになるので、ピープルズ・チョイス賞にアメリカ映画(やイギリス映画、オーストラリア映画)以外が選ばれると、米国アカデミー賞との関連性は低くなりますが、いずれにしても高いノミネート&受賞率を維持しています。

 本年度は、“Roma”が最初から一歩も二歩もリードしていたところがありますが、スペイン語映画であることと、外国語映画賞にノミネートされる可能性も高いことで、予想を難しくしています。現時点の予想では、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、外国語映画賞にノミネートされる可能性は高く、さらに主演女優賞、撮影賞、編集賞、衣裳デザイン賞へのノミネートも有望視されています。(AwardsDaily)

 “If Beale Street Could Talk”も当然米国アカデミー賞に絡んでくることは確実で、現時点で作品賞と脚色賞へのノミネートが予想されています。

 毎年、トロント以前には下馬評に挙がっていなかった作品が、トロントの受賞結果を受けて、急に注目作品になることがありますが、今回は“Green Book”がまさにそういう作品になりそうです。最初、“Green Book”がピープルズ・チョイス賞に決まったと知った時、今年のトロントは外しちゃったかなと思ったりもしたんですが、AwardsDailyではもう作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、オリジナル脚本賞、美術賞へのノミネートを予想していたりして、既に全米映画賞レースに入り込んできています。
 ピーター・ファレリーは、これまで米国アカデミー賞に絡んでくるような監督ではありませんでしたが、有望視されていなかったのに思いがけず米国アカデミー賞に絡んでくる監督も少なくはないので、ひょっとすると、この作品を通して監督としての格を上げたりするのかもしれません。2回ノミネートされたことのあるヴィゴ・モーテンセンや、1度のノミネートで受賞したマハーシャラ・アリが出演していることがフック(強味)となって、いくつかのノミネートを呼び込むかもしれませんね。
 トロントのピープルズ・チョイス賞受賞が本物であるかどうかは、2ヶ月以内には判明するはずです。

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 *当ブログ記事

 ・トロント国際映画祭2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_28.html
 ・トロント国際映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_30.html
 ・トロント国際映画祭2016 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_25.html
 ・トロント国際映画祭2015 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_1.html
 ・トロント国際映画祭2014 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_16.html
 ・トロント国際映画祭2013 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_28.html
 ・トロント国際映画祭2012 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_23.html

 ・トロント国際映画祭 ピープルズ・チョイス賞 → 米国アカデミー賞というデータ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_24.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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