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zoom RSS B米国アカデミー賞2019外国語映画賞 各国代表リスト その3

<<   作成日時 : 2018/09/11 21:27   >>

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 米国アカデミー賞2019 外国語映画賞各国代表作品のリスト その3です。

 ここでは、スペインからネパールまでを記しています。

 ・米国アカデミー賞2019外国語映画賞 各国代表リスト その1(アイスランド〜エジプト):https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_4.html
 ・米国アカデミー賞2019外国語映画賞 各国代表リスト その2(エストニア〜スウェーデン):https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_6.html
 ・米国アカデミー賞2019外国語映画賞 各国代表リスト その4(ノルウェー〜ベルギー):https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_25.html
 ・米国アカデミー賞2019外国語映画賞 各国代表リスト その5(ボスニア・ヘルツェゴビナ〜ロシア):https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_3.html

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 ◆スペイン:“Campeones”(西・メキシコ) 監督:ハビエル・フェセル
 出演:ハビエル・グティエレス(Javier Gutiérrez)、Itziar Castro、Luisa Gavasa、Daniel Freire、Juan Margallo、Athenea Mata、Roberto Chinchilla、Jesús Vidal、Stefan López、Fran Fuentes
 物語:Marco Montesは、バスケットボールのコーチで、スペイン・バスケットボール・ナショナル・リーグACBの重要なチームのセカンド・トレーナーをしている。だが、現実には、彼は、仕事でもプライベートでも燃え尽きてしまっていて、彼の中に横柄で行儀の悪い男が顔を出していた。ACBの試合の間、ファースト・トレーナーとディスカッションをしている時に彼は問題を起こして、スタジアムを追い出されてしまう。そのすぐ後に、彼は、完璧に酔っ払い、警察の車に車をぶつけて、逮捕される。裁判で彼は刑務所に2ヶ月服役するか、90日間の社会奉仕をするよう命じられる。渋々彼は、"Los Amigos"というチームのトレーナーを務めることになる。それは、精神障害者のプレイヤーのチームで、ソーシャル・センターで会ったばかり監督Julioがヘルプにつく。Marcoは、同時にSoniaとの結婚生活をも救おうとする。Marcoは、子どもがほしいというSoniaに誤ってばかりいたが、彼女はそれに飽き飽きしていたのだ。
 シアトル映画祭2018出品。
 Biografilmフェスティバル2018出品。
 ハビエル・フェセルは、米国アカデミー賞外国語映画賞スペイン代表初選出。スペインは、近年では2000年に『オール・アバウト・マイ・マザー』、2005年に『海を飛ぶ夢』で受賞して以降、ショートリスト入りが2回あるだけで、ノミネートからはしばらく遠ざかっている。


 ◆スロヴァキア:“The Interpreter (Tlmočník)”(スロヴァキア・チェコ・オーストリア) 監督:マルティン・シュリーク
 出演:イジー・メンツェル、ペーター・シモニシェック、ズザナ・マウレーリ(Zuzana Mauréry)
 物語:80歳のAli Ungarは、戦時中、スロヴァキアで任務についていた元ナチスの親衛隊(SS)の隊員が書いた本を見つける。Ali Ungarは、両親が彼によって殺されたことを知る。Ali Ungarは、復讐しようとして、70歳になっていた彼の息子Georgを見つける。Georgは教師だったが、既に引退していた。彼は、自分の人生を通して父親のことを避けていて、もっと父親のことを知りたいと思い、Ali Ungarに通訳を頼む。2人の老人は、すべてが正反対で、2人でほろ苦い旅に出発し、戦時中の悲劇の目撃者の生き残りに会おうとする。その結果、彼らは、国が過去を忘れようとしていることに気づく。2人は、自分たちの記憶が、想像と妄想が混ぜ合わされた断片であったことを知る。彼らは、沈黙のうちに結びつけられ、思いがけず自分たちのアイデンティティーを発見する。
 (現在)80歳のイジー・メンツェルがAli Ungarを、72歳のペーター・シモニシェックがGeorgを演じる。
 マルティン・シュリークの4年ぶりの新作。
 ベルリン国際映画祭2018 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 マルティン・シュリークは、1994年の『私の好きなモノすべて』、1996年の『ガーデン』、1998年の『不思議の世界絵図』、2001年の『Landscape(地図にない国の風景)』“Landscape(Krajinka)”、2006年の“The City of the Sun(Slnečný štát)”、2012年の“Gypsy(Cigán)”に続き、7回目の外国語映画賞選出。マルティン・シュリークは、長編フィクション11本、長編ドキュメンタリー2本のうち、半数以上が外国語映画賞に選出されていて、7回選出は、外国語映画賞史上第4位(同率タイが4人いる)。マルティン・シュリークもスロヴァキアも1回もノミネートされたことはない。


 ◆スロヴェニア:“Ivan”(スロヴェニア) 監督:Janez Burger
 物語:Maraは、あきれるほどRokを愛している。Rokは悪辣なビジネスマンで、彼女との間に私生児をもうけている。彼が、企業犯罪でつかまった時、彼はすべての友人たちから見捨てられる。Rokは、Maraに、子どもを置いて一緒に逃げようと持ちかける。
 スロヴェニアン映画祭 2017出品。作品賞、女優賞(Marusa Majer)、脚本賞、撮影賞、メイキャップ賞、音楽賞、スロヴェニアン・アート・シネマ・ネットワーク賞、スロヴェン映画批評家協会賞受賞。
 リュブリャナ国際映画祭2017出品。
 ザグレブ映画祭2017出品。
 Festival de Cine Europeo(ウルグアイ)2018出品。
 ソフィア国際映画祭2018 バルカン・コンペティション部門出品。
 LET'S CEE映画祭(オーストリア)2018出品。最優秀長編作品賞受賞。
 プーラ映画祭2018 マイノリティー共同製作部門出品。Golden Arena受賞。
 Avanca映画祭(ポルトガル)2018出品。スペシャル・メンション、演技賞(Marusa Majer)受賞。
 スロヴェニア映画は18年連続22回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品。ノミネートにもショートリストにも選ばれたことはない。Janez Burgerは2005年(度)の“The Ruins(Ruševine)”、2011年(度)の“Silent Sonata(Circus Fantasticus)”に続き、3回目の米国アカデミー賞外国語映画賞スロヴェニア代表選出。


 ◆セルビア:“Offenders(Izgrednici)”(セルビア) 監督:Dejan Zecevic
 物語:型破りな社会学の教授に指導により、3人の学生が都市の周囲で個別に実験をする。それは、彼のカオスに関する"Tetris"理論を証明する実験で、人間性は、避けがたく秩序からアナーキーへと悪化するというものだった。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 FEST国際映画祭(ベオグラード国際映画祭)2018出品。FEDEORA審査員賞、国際批評家連盟賞セルビア賞"Dinko Tucakovic"、脚本賞、撮影賞受賞。監督賞ノミネート。
 SOFEST映画祭2018出品。作品賞、男優賞(Radovan Vujovic)、審査員スペシャル・メンション(Marta Bjelica)受賞。
 Filmski Susreti 2018出品。男優賞(Car Konstantin Award:Radovan Vujovic)、女優賞(Carica Teodora Award:Marta Bjelica)、女優賞(国際批評家連盟賞Srbija Award:Marta Bjelica)、特別男優賞(Plaquette:Mladen Sovilj)受賞。
 Dejan Zecevicは、米国アカデミー賞外国語映画賞セルビア代表初選出。セルビア映画は、2008年に“The Trap”がショートリストに選ばれたことがあるだけで、ノミネートされたことはない。


 ◆タイ:『別れの花』“Malila: The Farewell Flower”(タイ) 監督:アヌチャー・ブンヤワッタナ(Anucha Boonyawatana)
 物語:シェーンは、美しい肉体をしているが、愛する人が、ひとりまたひとり、彼のもとから去っていく。ピッチは、シェーンを愛しているが、末期的な病気にかかる。彼の母親が魔女だと疑われて村人に焼き殺された時、ピッチはバンコクに逃げる。それから肺癌にかかっていることがわかり、苦しい治療を受けることになる。一方、シェーンは、結婚して、娘が生まれる。ある日、ニシキヘビが娘を殺し、それから彼は酒を飲むようになり、妻も彼から離れていく。ピッチは、治療を完全にやめ、故郷に帰って、最後の日々をシェーンと過ごすことにする。シェーンは、ピッチのために僧になる。愛は心を高鳴らせるが、仏に捧げる供物の花baisriのように儚い。美しく作られるためには、静謐さが求められる。
 『蒼ざめた時刻(とき)』のアヌチャー・ブンヤワッタナ監督最新作。
 釜山国際映画祭2017 アジア映画の窓部門出品。キム・ジソク賞受賞。
 ケーララ国際映画祭2017出品。
 香港アジア映画祭2017 ニュー・タレント賞ノミネート。
 台湾・金馬奨映画祭2017出品。
 シンガポール国際映画祭2017 アジア長編映画コンペティション部門出品。監督賞受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 アジア映画賞2018 主演男優賞(スコラワット・カナロット)、新人監督賞ノミネート。
 L.A.Outfest2018出品。芸術貢献賞受賞。
 タイ映画は、19年連続25回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品。ノミネートにもショートリストにも選ばれたことはない。アヌチャー・ブンヤワッタナは、米国アカデミー賞外国語映画賞タイ代表初選出。


 ◆台湾:『大仏+』“大佛普拉斯(The Great Buddha+)”“The Great Buddha+”(台湾) 監督:ホアン・シンヤオ(黃信堯/Huang Hsin-yao)
 出演:レオン・ダイ、張少懷、陳竹昇(チェン・ジューション)、莊益掾A林美秀(リン・メイシュウ)
 物語:主人公は、崖っぷちの人生を生きる中年男性で、仏像工房に勤めている。彼は、友人とともに、ボスのベンツに取りつけられている車載カメラの映像を覗き見たせいで、ボスがぞっとするような殺人事件を犯したことを知ってしまう。彼は、低賃金ながらも、今の仕事を失うことを恐れて、警察には通報しないことに決める。
 2011年に“Taivalu”で台北電影節でグランプリと最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したHuang Hsin-Yaoの、初の長編フィクション作品。2014年に発表した初のフィクション作品(短編)『偉大なる仏様』“The Great Buddha”の長編版。
 チョン・モンホンが製作と撮影(中島長雄として)を手がける。
 台北電影節2017 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション 観客賞受賞。台北電影奨2017 長編ナラティヴ部門グランプリ、最優秀ナラティヴ長編作品賞、編集賞、美術賞、芸術貢献賞受賞。
 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門出品。
 バンクーバー国際映画祭2017出品。
 釜山国際映画祭2017 アジア映画の窓部門出品。
 高雄電影節2017出品。
 東京国際映画祭2017 ワールド・フォーカス台湾電影ルネッサンス2017出品。
 サンディエゴ・アジアン映画祭2017出品。
 インド国際映画祭2017出品。
 台湾金馬奨2017 脚色賞、撮影賞、オリジナル作曲賞、オリジナル歌曲賞、新人監督賞受賞。作品賞、助演男優賞(レオン・ダイ)、編集賞、美術賞、音響賞ノミネート。
 香港アジア映画祭2017 ニュー・タレント賞受賞。
 シンガポール国際映画祭2017 アジア長編映画コンペティション部門出品。
 パームスプリングス国際映画祭2018出品。
 トロムソ国際映画祭2108出品。
 アジア映画賞2018 音響賞受賞。撮影賞、音楽賞、新人監督賞ノミネート。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2018出品。
 香港電影金像奨2018 中国・台湾映画賞受賞。
 ミュンヘン映画祭2018出品。CineVision賞オナラブル・メンション受賞。
 エジンバラ国際映画祭2018 インターナショナル長編作品賞ノミネート。
 台湾映画は、2001年に『グリーン・デスティニー』が受賞。1994年に『ウェディング・バンケット』、1995年に『恋人たちの食卓』がノミネート、2012年に『セデック・バレ』がショートリスト入りしている。


 ◆チェコ:“Winter Flies (Všechno bude)”(チェコ・スロヴァキア・スロヴェニア・ポーランド・仏) 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)
 物語:冬。14歳のMáraは、住んでいるところから、車で国を縦断する旅をして駅でつかまり、警官に事情聴取を受ける。彼と、ちょっとエキセントリックなところのあるHedušは、冒険を求めて、凍てつく大地を南下していた。彼の話す物語は、やんちゃで清々しいけれども、細部が隠され、次第に信頼性が薄れていく。
 『家族の映画』のオルモ・オメルズ監督最新作。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション出品。監督賞受賞。
 Transatlantyk映画祭2018出品。
 トロント国際映画祭2018 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 グディニャ映画祭2018出品。
 チェコ映画は、1997年に『コーリャ 愛のプラハ』が米国アカデミー賞外国語映画賞受賞。2001年に『この素晴らしき世界』、2004年に『ジェラリ』“Želary”がノミネートされている。オルモ・オメルズは、米国アカデミー賞外国語映画賞チェコ代表初選出。


 ◆中国:“Hidden Man(邪不圧正)”(中・米) 監督:チアン・ウェン
 出演:エディー・ポン、チアン・ウェン、リャオ・ファン、周韵(ジョウ・ユン)、許晴(シュイ・チン)、澤田謙也
 物語:1920年代の中国。マーシャル・アーツのマスターの誕生日のディナーが血に染まる。やったのは弟子の裏切り者朱潜龍(Zhu Qianlong)と仲間の日本人根本一郎だ。彼らは、証拠を隠滅しようとして遺体にガソリンをかけて火を放つ。だが、生き残った者がいた。最年少の李天然(Li Tianran)だ。彼は助け出され、車に乗せられた。
 それから15年の時が流れる。1937年。李天然はサンフランシスコにいて、ハンサムで運動能力に優れ、射撃も有能なアメリカのスパイ、ブルースへと変わっていた。彼のボスは、彼を潜伏工作員としての北平(北京)へ行くように命じる。北平で、李天然は、彼の養父アメリカ人医師のハンドラーと再会し、現在の状況を聞く。日本軍は市の門の外にいて、突入する口実を待っていた。ハンドラーは、李天然を街の金持ちや著名人に紹介していく。藍青峰(Lan)は、裏の顔を持つビジネスマンで、差し迫った日本の侵略に備えて、抗日グループをまとめようとしていた。李天然は、宿敵の2人を見つける。マスターを殺した朱潜龍は市の警察署長に収まり、根本は、中国人学生に儒教を教える教師になっていた。
 北京生まれ、台北育ちの作家張北海の小説“俠隱(Xia Yin/The Reclusive Hero)”の翻案。
 『さらば復讐の狼たちよ』『弾丸と共に去りぬ -暗黒街の逃亡者-』に続くギャンスター・トリロジーの第3作。
 トロント国際映画祭2018 GALAS部門出品。
 台湾・金馬奨2018 監督賞、助演女優賞(許晴(シュイ・チン))、美術賞、メイキャップ&衣裳デザイン賞、視覚効果賞、アクション監督賞ノミネート。
 中国映画は、32回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品で、これまで1991年に『菊豆』、2003年に『HERO』でノミネートされている。受賞したことはない。チアン・ウェンは米国アカデミー賞外国語映画賞中国代表初選出。


 ◆チュニジア:“Beauty And The Dogs (Aala kaf ifrit)”(チュニジア・仏・スウェーデン・ノルウェー・レバノン・カタール・スイス) 監督:Kaouther Ben Hania
 物語:マリアムは、若いチュニジア人学生で、ある夜、ディスコに踊りに行って、自分をじっと見つめているユセフに気づく。ところが、何か恐ろしい間違いが起こる。3人の警官がやってきて、彼女をナイトクラブの外に連れ出す。彼らは、ユセフからお金を巻き上げると、マリアムを繰り返しレイプする。痛みとトラウマの中、マリアムは、虐待の証拠が消えうせてしまわないうちに、これを記録に残して、自分が被ったことに対して闘おうと決心する。
 カンヌ国際映画祭2017 ある視点部門出品。Prix de la création sonore受賞。
 ダーバン映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017出品。
 アングレーム映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 Debate部門出品。
 釜山国際映画祭2017 フラッシュ・フォワード部門出品。
 フィラデルフィア映画祭2017出品。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 バージニア映画祭2017出品。
 バリャドリッド国際映画祭2017 ミーティング・ポイント部門出品。ユース賞受賞。
 AFIフェスト2017出品。
 ドバイ国際映画祭2017出品。
 パームスプリングス国際映画祭2018出品。
 リュミエール賞2018 フランス語映画賞ノミネート。
 ウェールズ・ワン・ワールド映画祭2018出品。
 チュニジア映画は、3年連続5回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品。ショートリストに入ったこともノミネートされたこともない。Kaouther Ben Haniaは、米国アカデミー賞外国語映画賞チュニジア代表初選出。


 ◆チリ:“And Suddenly the Dawn(Y de Pronto el Amanecer”(チリ) 監督:シルヴィオ・カイオッシィ(Silvio Caiozzi)
 物語:有名な作家が、45年ぶりに世界の果てにある南米の小さな町に帰って来る。チリのパタゴニア。古い友人たち。彼は自分の過去と向き合う。彼は、偉大な小説を書くだろう。登場人物たちはいるし、彼は本物のアーティストなのだから。
 モントリオール世界映画祭2017 ワールド・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 Punta del Este国際映画祭(ウルグアイ)2017出品。
 グアダラハラ国際映画祭2018イ ベロアメリカ長編フィクション・コンペティション部門出品。
 チリ映画は、2013年に『NO』が初ノミネート、2018年に『ナチュラルウーマン』が初受賞。シルヴィオ・カイオッシィは、1990年(度)にチリ映画として“The Moon in the Mirror(La Luna en el espejo)”が米国アカデミー賞外国語映画賞に選出され、2000年(度)に“Coronation(Coronación)”が選出されて、今回が3回目の選出。


 ◆デンマーク:“The Guilty(Den Skyldige)”(デンマーク) 監督:Gustav Möller
 出演:ヤコブ・セーダーグレン(Jakob Cedergren)、Jessica Dinnage、Johan Olsen、Omar Shargawi
 物語:緊急通報担当のAsger Holmは、誘拐された女性からエマージェンシー・コールを受ける。通信が突然途切れた後、女性と誘拐犯の捜索が始まる。ツールは電話しかない。時間との競争が始まる。事件は、彼が最初に考えたよりもはるかに大きなものだった……。
 初監督長編。
 サンダンス映画祭2018出品。観客賞受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2018 出品。ユース審査員賞、観客賞受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 サン・ヴァレー映画祭2018出品。
 ニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルムズ2018出品。
 ウィスコンシン映画祭2018出品。
 ルイジアナ国際映画祭2018出品。
 モントクレア映画祭2018出品。観客賞受賞。
 ダラス国際映画祭2018出品。
 シカゴ批評家映画祭2018出品。
 シアトル国際映画祭2018出品。監督賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 シネトピア映画祭2018出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 プロヴィンスタウン国際映画祭2018出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018アナザー・ビュー部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 Stony Brook映画祭2018出品。観客賞受賞。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 バルチック・デビューズ映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。作品賞受賞。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。
 ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 サハリン国際映画祭2018出品。
 Jameson CineFest - Miskolc国際映画祭2018出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2018出品。
 ファンタスティック・フェスト2018出品。
 チューリヒ映画祭2018出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Thrill部門出品。
 デンマーク映画は、受賞3回で第5位タイ(4カ国)。ノミネートは12回、出品は56回目。近年では2011年に『未来を生きる君たちへ』で受賞。2007年に『アフター・ウェディング』、2013年に『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』、2014年に『偽りなき者』、2016年に『ある戦争』、2017年に『ヒトラーの忘れもの』でノミネート。2012年に“SuperClásico”がショートリスト。


 ◆ドイツ:“Werk Ohne Autor(Never Look Away)”(独) 監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
 出演:トム・シリング、セバスチャン・コッホ、パウラ・ベーア(Paula Beer)、ザスキア・ローゼンダール(Saskia Rosendahl)、オリヴァー・マスッチ(Oliver Masucci)、Cai Cohrs、Ina Weisse、Evgeniy Sidikhin、マルク・ツァク(Mark Zak)、Ulrike C. Tscharre
 物語:若いアーティストKurt Barnertは、西ドイツに亡命していたが、ナチ時代の幼年期から東ドイツの少年期の経験したことでずっと苦しんでいた。彼は、学生のEllieに会って、自分がそうした人生を愛していることに気づく。彼は、自分の運命だけでなく、全世代のトラウマを映し出す絵画を描き始める。
 第3監督長編。
 ベネチア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。
トロント国際映画祭2018 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクは、『善き人のためのソナタ』で米国アカデミー賞2007外国語映画賞を受賞して以来、12年ぶり2回目のドイツ代表選出。
 ドイツ映画は、2003年以降受賞2回、ノミネート5回(受賞の2回を除いて)、ショートリスト4回。ノミネートもショートリスト入りもしなかったのは5回だけ。前回はショートリスト。


 ◆ドミニカ共和国:“Cocote”(ドミニカ共和国・アルゼンチン・独・カタール) 監督:Nelson Carlo de los Santos Arias
 物語:アルベルトは、福音主義者の庭師で、有力者によって殺された父の葬儀に出席するために、故郷の街に戻って来る。死者を悼むために、彼は、彼の意思と信念に反して行なわれる宗教的儀式に出席させられる。それは、前植民地時代から伝わる低所得階級に伝わる宗教である。アルベルトは、家族が、彼に父親の復讐をしてもらいたいと考えていることを知る。
 ロカルノ国際映画祭2017 サイン・オブ・ライフ部門出品。サイン・オブ・ライフ賞受賞。
 トロント国際映画祭2017 WAVELENGTHS部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 ホライズンズ・ラティーノ部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 マル・デル・プラタ国際映画祭2017 ラテン・アメリカ・コンペティション部門出品。最優秀ラテン・アメリカ映画賞、FEISAL賞受賞。
 リスボン&エストリル映画祭2017出品。審査員特別賞受賞。
 ポートランド国際映画祭2018出品。
 マイアミ国際映画祭2018出品。
 ニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルムズ2018出品。
 ルッカ映画祭(伊)2018出品。
 イスタンブール国際映画祭2018インターナショナル・チューリップ・コンペティション部門出品。審査員特別賞出品。
 ニュー・ホライズンズ国際映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 Premios La Silla 2018 作品賞、助演女優賞(Yuberbi de la Rosa)、音響デザイン賞ノミネート。
 ドミニカ共和国映画は、1983年が初出品で、8年連続11回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品。ノミネートにもショートリストにも一度も選ばれたことはない。Nelson Carlo de los Santos Ariasは、米国アカデミー賞外国語映画賞ドミニカ共和国代表初選出。


 ◆トルコ:“Ahlat Agaci (The Wild Pear Tree) ”(トルコ・仏) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
 出演:Serkan Keskin 、Hazar Ergüçlü、Murat Cemcir、Ahmet Rifat Sungar、Ercüment Balakoglu、
 物語:Sinanは、文学に憧れていて、いつも作家になりたいと考えていた。しかし、大学は出たが、仕事はなく、父親のように教師になるのなら、試験を受けなければならない。彼は、自分の野心を叶えたいと思い、最初の実験的な小説を出版するお金を集めるために、故郷に帰省する。ところが、ギャンブル好きな父Idrisは、至るところに借金を作っていて、両親の関係は暗礁に乗り上げていた。Sinanは、(その本が町を祝福することになるなら)唯一印刷代を負担してくれる可能性がありそうな町長Adnan Yılmazに会ったり、地元の作家Süleymanに会ったり、昔のクラスメートHaticeに会ったりする。父は、借金の責任を全く感じていないように見え、祖父が遺した土地で井戸を掘り当てようとしている。そんな父を母Asumanは、まだ愛しているというが、それはSinanには理解できないことだった。
 カンヌ国際映画祭2018コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ヌリ・ビルゲ・ジェイランは、2004年の『冬の街』(“Uzak”)、2009年の『スリー・モンキーズ』(ショートリスト)、2011年の『昔々、アナトリアで』、2014年の『雪の轍』に続き、5回目の米国アカデミー賞外国語映画賞トルコ代表選出。トルコ映画もヌリ・ビルゲ・ジェイランもノミネーションまで進んだことは一度もない。トルコ映画としては、『スリー・モンキーズ』がショートリストに選ばれたのが唯一の記録。


 ◆ニジェール共和国:“The Wedding Ring(Zin’naariyâ!)”(ブルキナファソ・ニジェール共和国・仏) 監督:Rahmatou Keïta
 物語:Tiyaaは、パリに留学している学生で、ナイジェリアの貴族一族Damagaran家の一員である。彼女は、冬の休暇にニジェールに帰省する。彼女には、フランスの大学で知り合った恋人がいて、正式なプロポーズを受ける段階に来ている。相手もまた由緒ある一族の出身で、Damagaran家とも遠くない。彼女の両親もこの理想的なフィアンセを拒む理由はない。人生は楽しく平和だが、ハンサムな求婚者はなかなかやって来ない。Tiyaaは、友人たちにこのパリジャンの秘密の恋について打ち明け、一方で、まわりの女性たちから、彼らの恋物語や結婚、離婚、サヘル社会での男女関係について話を聞く機会を持つ。
 トロント国際映画祭2016CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 BFIロンドン映画祭2016 LOVE部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2017ゴールデンゲート ニュー・ディレクターズ・コンペティション 長編ナラティヴ部門出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017インターナショナル・オフィシャル・コンペティション部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 ニジェール共和国映画は、米国アカデミー賞外国語映画賞初出品。


 ◆日本:『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和
 是枝裕和は、『誰も知らない』で選出されてから、14年ぶり2回目の日本代表選出。前回は、ノミネートにもショートリストにも選ばれてはいない。
 ショートリストに選ばれれば、日本映画としては『告白』以来8年ぶり、ノミネート/受賞すれば『おくりびと』以来10年ぶり。

 ◆ニュージーランド:“Yellow is Forbidden”(ニュージーランド・中・仏・伊・スイス・米) 監督:Pietra Brettkelly
 パリのオートクチュール・プレタポルテ連合協会に認められることは、ファッション業界の頂点として認められることであり、中国人デザイナーGuo Peiはそこを目指す決心をする。
 詳細への細かな目配りと、視覚的芸術を絶妙に融合させる、ベテランのドキュメンタリー監督Pietra Brettkellyは、Guo Peiが国際的なシーンに登場した時から、彼女に注目している。すなわち、リアーナが黄色いカナリアの刺繍の入ったガウンを着て、2015年のメット・ガラに現れた時から、伝説になった2017年のパリのコンシェルジュリーのショーまで、彼女の躍進、芸術性、綿密さ、洞察力を追う。その過程で、Guoは、伝統と現代性、受容と偏見、優れたビジネス性の確保とより高価で特別な技術の追求といった、相反する方向性を示している。彼女は、中国の経済的成長が職人個人に与えるプレッシャーを強調する。「私はひとりのデザイナーであって、国ではない。」Guoは、これらのチャレンジの中で、自分の芸術に対し、単一の有能で妥協を知らない戦士として自分自身を確立する。Pietra Brettkellyは、Guoの仕事への愛すべき忠誠心で、そのプロセスとファッションそのものをとらえる。結果として、外部の者が、西側で最も尊敬に値する組織からの賞賛を勝ち取ったタイムリーな瞬間にめぐりあったのだ。
 トライベッカ映画祭2018ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ニュージーランド映画は、3年連続6回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品。これまでノミネートされたこともショートリスト入りしたこともない。Pietra Brettkellyは、2016年の“A Flickering Truth”に続き、2年ぶり2回目の米国アカデミー賞外国語映画賞ニュージーランド代表選出。中国語作品。


 ◆ネパール:“Panchayat”(ネパール) 監督:Shivam Adhikari
 物語:パンチャーヤト(Panchayat)制は、南アジアの行政システムで、村落共同体の中から尊敬されている長老を5人選び、彼らの決定に従うというもの。1990年に廃止された。
 70年代、ひとりの少女が、社会的なタブー、チャウパディ(ヒンズー教では生理中の女性は不浄のものとして家の外にある小屋に隔離するというもの)に直面する。これにパンチャーヤト制が関わってくる。
 初監督作品。
 sannFrancisco国際ニュー・コンセプト映画祭2017出品。主演女優賞(Neeta Dhungana)、外国語映画賞受賞。
 ネパール映画は、6年連続10回目の米国アカデミー賞外国語映画賞出品。初出品となった『キャラバン』が2000年に初ノミネートされている。Shivam Adhikariは、米国アカデミー賞外国語映画賞ネパール代表初選出。


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