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zoom RSS トロント国際映画祭2018 MASTERS部門 11作品!

<<   作成日時 : 2018/09/08 11:34   >>

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 【MASTERS部門】 11本

 ・“Peterloo”(英) 監督:マイク・リー [カナダ・プレミア]
 出演:ロリー・キニア、マキシン・ピーク(Maxine Peake)、ティム・マキナニー(Tim McInnerny)、レオ・ビル(Leo Bill)
 物語:1819年に起きた「ピータールーの虐殺」を描く。1819年8月16日、マンチェスターのセント・ピーターズ・フィールドで選挙法改正を求めて集会が開かれていたが、それを弾圧しようとして、騎兵隊が群衆に突入し、結果的に多数の死傷者を出した。この背景には、1815年のナポレオン戦争終結による高失業、1816年の北ヨーロッパの冷夏による農作物の不作、1815年に制定された穀物法による穀物の価格規制などがあり、議会改革の要求と結びついて、大きな民衆運動に発展していた。
 ベネチア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。
 テルライド映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 スペシャル・プレゼンテーションズ部門出品。

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 ・“Loro”(伊・仏) 監督:パオロ・ソレンティーノ [ワールド・プレミア]
 出演:トニ・セルヴィッロ、リッカルド・スカルマチョ、キアラ・イェッツィ(Chiara Iezzi)、ファブリツィオ・ベンテヴォリオ、エレナ・ソフィア・リッチ(Elena Sofia Ricci)、ロベルト・ヘルリッカ(Roberto Herlitzka)、リッキー・メンフィス(Ricky Memphis)、ロベルト・デ・フランチェスコ(Roberto De Francesco)、ダリオ・カンタレッリ(Dario Cantarelli)、エレナ・コッタ(Elena Cotta)
 建設業と放送事業で財をなした実業家であり、イタリアの首相に相当する閣僚評議会議長を9年間にわたって務めたシルヴィオ・ベルルスコーニの、権勢とスキャンダルにまみれた人生を描く。
 物語:Sergio(リッカルド・スカルマチョ)は、ハンサムで若く金儲けに夢中で、ベルルスコーニ(トニ・セルヴィッロ)に近づくために、ターラントを棄ててローマに向かう。彼が使う手段は、卑劣だが、効果的で、若くて美しい女性をエスコートに使って、パーティーやイベントに出席し、権力のあるホールに足を踏み入れていく。Sergioがやってきた後、次第に窮地に追い込まれていたベルルスコーニはさらなる注目を集めていく。
 後半は、ほとんど彼のサルジニアの屋敷が舞台となる。ベルルスコーニのパーソナリティー、政治的キャリア、スキャンダル、妻との関係、曖昧な財産関係などが、一部フィクションを交えて描かれる。
 イタリアで劇場公開された“Loro1”は104分で“Loro2”は100分、トロントで上映されるバージョンは150分なので、前後編の再編集版ということで「ワールド・プレミア」なのかもしれない。
 ナストロ・ダルジェント賞2018主演女優賞(エレナ・ソフィア・リッチ)、助演男優賞(リッカルド・スカルマチョ)、助演女優賞(カシア・スムトゥニアク(Kasia Smutniak))、脚本賞、ビラーギ賞(Premio "Guglielmo Biraghi")受賞。作品賞、監督賞、主演男優賞(トニ・セルヴィッロ)、撮影賞、編集賞、衣裳デザイン賞、プロデューサー賞、作曲賞ノミネート。(すべて“Loro2”に対して)

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 ・“The Image Book (Le livre d’image)”(スイス・仏) 監督:ジャン=リュック・ゴダール [北米プレミア]
 物語:静寂そのもの。まさに革命的な歌。手に5本の指があるごとく、5つのチャプターがある物語。
 今日の不和の世界、カリスマティックなナレーション、イメージの爆発、新しいクリップ、暴力の行為、サウンド。数百もの映画へのリファレンス、『ジョーズ』と『ソドムの市』のような異種なるもの。すべては自身の最後に割り当てられる。グローバルな政治に関連して、アラブ世界に焦点を当てた映画の大きな断片、西側によって受け取られた方法、映画の中での描写、市民が直面する現在の挑戦。
 “The Image Book (Le livre d’image)”は、デビュー以来60年近いゴダールを見せる。まだ語るべき何かがあり、語るための新しい方法がある。
 カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。パルムドール特別賞受賞。
 シドニー映画祭2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 Zabaltegi-Tabakalera部門出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。

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 ・“Transit”(独) 監督:クリスティアン・ペツォールト [北米プレミア]
 出演:フランツ・ロゴウスキ(Franz Rogowski)、パウラ・ベーア(Paula Beer)、Godehard Giese、Lilien Batman、Maryam Zaree、バーバラ・アウアー(Barbara Auer)、マティアス・ブラント(Matthias Brandt)、セバスティアン・フールク(Sebastian Hülk)、エミリー・ドゥ・プレザック(Emilie de Preissac)、アントワーヌ・オッペンハイム(Antoine Oppenheim)
 物語: 物語:27歳のドイツ人が、パリに住むWeidelという男性に手紙を届ける仕事を託される。彼は、Seidlerという名の難民がWeidelを名乗っているのだと推察していた。だが、マルセイユに着いた時、彼自身がWeidelと間違われてしまう。Weidelは、既に自殺していたのだ。彼は、ゆっくりとWeidelの人生をつなぎ合わせていく。
 アンナ・ゼーガーズが1944年に発表した小説『トランジット』の映画化。
 原作のストーリーは、「ナチスのフランス侵略後、ひとりの男性が逃げて、書類を手に入れて死んだ作家になりすます。マルセイユに着いた時、彼は、行方不明の夫を捜している女性と出会う。彼女が捜していた夫こそ、彼がなりすましていた作家だった……。」というものだが、ペツォールトは、舞台を現代にして、設定を変更している。
 ベルリン国際映画祭2018 コンペティション部門出品。
 香港国際映画祭2018出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2018出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 フィルム・バイ・ザ・シー国際映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。

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 ・“The Wild Pear Tree (Ahlat Ağacı)”(トルコ・仏・独・ブルガリア) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン [北米プレミア]
 出演:Serkan Keskin 、Hazar Ergüçlü、Murat Cemcir、Ahmet Rifat Sungar、Ercüment Balakoglu、
 物語:Sinanは、文学に憧れていて、いつも作家になりたいと考えていた。しかし、大学は出たが、仕事はなく、父親のように教師になるのなら、試験を受けなければならない。彼は、自分の野心を叶えたいと思い、最初の実験的な小説を出版するお金を集めるために、故郷に帰省する。ところが、ギャンブル好きな父Idrisは、至るところに借金を作っていて、両親の関係は暗礁に乗り上げていた。Sinanは、(その本が町を祝福することになるなら)唯一印刷代を負担してくれる可能性がありそうな町長Adnan Yılmazに会ったり、地元の作家Süleymanに会ったり、昔のクラスメートHaticeに会ったりする。父は、借金の責任を全く感じていないように見え、祖父が遺した土地で井戸を掘り当てようとしている。そんな父を母Asumanは、まだ愛しているというが、それはSinanには理解できないことだった。
 カンヌ国際映画祭2018コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。


 ・“3 Faces”(イラン) 監督:ジャファール・パナヒ [北米プレミア]
 物語:ある日、TVスターBehnaz Jafariは、両親から演技をすることを禁じられている少女から必死なビデオを受け取る。Behnaz Jafariは、その日の仕事を切り上げて、そのビデオが撮られた場所へ、ジャファール・パナヒとともに向かう。彼らは、その村で、少女の友人と両親に会う。両親は、職業選択に対して娘の自由にさせるつもりはなく、それは村の伝統的な考えに根差した反応だった。そして、村のはずれには年老いた銀幕のレジェンド、シェヘラザードが住んでいた。2人の主人公は、自由と芸術と女優に対する敬意と女性一般に関する、洗練され、ちょっとユーモラスな瞑想劇で、自分自身を演じる。本作では、現実とフィクションを織り交ぜながら、3世代の女優を取り上げる。イラン映画のアイコン、シェヘラザード、前述のBehnaz Jafari、そしてまだ知られていない若いMarziyeh Rezaeiである。
 カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。脚本賞受賞。
 シドニー映画祭2018出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 ホライズンズ部門出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 メルボルン国際映画祭2018出品。
 ワールド・シネマ・アムステルダム2018出品。
 ベルゲン国際映画祭2018出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。

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 ・“Ash Is Purest White (Jiang Hu Er Nü)”(中・仏) 監督:ジャ・ジャンクー [北米プレミア]
 出演:タオ・チャオ、リャオ・ファン(廖凡)、フォン・シャオガン、ディアオ・イーナン、Zheng Xu(徐崢)、チャン・イーバイ(張一白)
 物語:2001年、山西省塞外城市。モデルの巧巧は、タクシー会社の社長(で地元のギャングでもある)斌哥と恋に落ちる。巧巧は、できるだけ早く結婚したいと考えているが、斌哥は、毎日、友人を誘ってでかけてしまう。町自体は廃れているが、斌哥は不動産開発のために働いていて、巧巧は、あまり心配していない。ある日、斌哥のボスが殺されて、斌哥の地位が上がり、ライバルに狙われるようになる。そして実際に襲われてしまう。巧巧は、斌哥のブリーフケースの中にハンドメイドの銃が入っているのを見つけ、斌哥を守るために発砲する。その結果、2人は逮捕され、巧巧は、5年間、刑務所に入れられる。釈放された後、彼女はすべてをやり直すために、斌哥を捜す。5年の間に世界は変わっていた。斌哥は、合法的な事業に移り、新しい愛人もいた。巧巧は、復讐がしたかったが、それよりももっと大事なことは、変化する中国で新しいアイデンティティーを見つけることだった。運命は、彼女を三峡ダムに向かわせる。2001年から2017年に及ぶ激しい愛の物語。
 ジャ・ジャンクーにとって、もっともスケールの大きな作品だという。
 カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 ニュージーランド国際映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 アトランティック映画祭(カナダ)2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。

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 ・“Hotel by the River (Gangbyun Hotel)”(韓) 監督:ホン・サンス [北米プレミア]
 出演:Ki Joobong、キム・ミニ、ソン・ソンミ、クォン・ヘヒョ、ユ・ジュンサン
 物語:老いた詩人が自由を求めて、漢口を見下ろす川沿いのホテルに暮らしている。彼は、疎遠になっていた2人の息子を呼ぶ。明らかな理由があったわけではないが、もう長くはないと感じていたからだ。一方、一緒に暮らしていた男性に裏切られた、若い女性がホテルに部屋を借り、助けが欲しくて、友人を呼ぶ。
 詩人は、息子たちと一日を過ごし、自分の人生の緩やかな終わりを締めくくろうとする。だが、それを一日で済ますのは容易ではない。彼は、若い女性とその友人を見かける。それから、突然、信じられないくらい激しい雪が降る。
 全編黒白。
 ロカルノ国際映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。男優賞受賞(KI Joobong)。
 ニューヨーク映画祭2018出品。

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 ・『斬、』“Killing (Zan)”(日) 監督:塚本晋也 [北米プレミア]
 出演:池松壮亮、蒼井優、中村達也、塚本晋也、前田隆成
 物語:「250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る衝撃作。」
 ベネチア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。
 釜山国際映画祭2018出品。

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 ・“Our Time (Nuestro Tiempo)”(メキシコ・仏・独・デンマーク・スウェーデン) 監督:カルロス・レイガダス [北米プレミア]
 出演:Natalia López、エレアサル・レイガダス(Eleazar Reygadas)、ルートゥ・レイガダス(Rut Reygadas)、Phil Burgers
 物語:メキシコの高地の牧場。Esterは、牧場を切り盛りしている。夫のJuanは、有名な詩人で、牛を交配し、育てている。Esterが、アメリカの馬のトレーナー不貞を働いた時、Juanは、未来に希望を持つことができなくなる。彼は妻のことをスパイし始め、濁った嫉妬の感情で自分を見失う。
 ベネチア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。


 ・“Divine Wind (Rih rabani)”(アルジェリア・仏・カタール・レバノン) 監督:メルザック・アルアシュ(Merzak Allouache) [ワールド・プレミア]
 物語:若い青年Amineは、アルジェリアン・サハラで、謎めいた女性Nourと出会う。彼らは、武装活動を行なうために過激派によって召集されたのだ。2人はそれ以前に面識はなかったが、避けがたく絡み合い、強く結ばれていく。彼らの絆は深まり、ミッションは危険にさらされる。
 全編黒白。

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 ・ラインナップ第1弾:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201807/article_12.html
 ・ラインナップ第1弾(続き):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201807/article_13.html
 ・PLATFORM部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_8.html
 ・TIFF DOCS部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_9.html
 ・MIDNIGHT MADNESS部門、SHORT CUTS部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_10.html
 ・カナダ映画 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_11.html
 ・GALAS部門、SPECIAL PRESENTATIONS部門 ラインナップ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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