ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション15作品!

 第31回ヨーロッパ映画賞ドキュメンタリー賞のオフィシャル・セレクション15作品が発表されました。(8月14日)

 ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞は、2014年までは、ノミネーション作品3作品の発表後、その中から受賞作が選ばれるだけだったのですが、ヨーロッパのドキュメンタリー映画の重要性が増してきていることを鑑み、会員にもっと多くの優れたドキュメンタリー映画を観てもらいたいという希望もあって、2015年からドキュメンタリー部門でもオフィシャル・セレクションの段階が設けられることになりました。ノミネーションも3作品から5作品に変更になっています。

 エントリーの条件は―
 ・最低70分あること
 ・2017年6月1日から2018年5月31日までに、ヨーロッパ映画アカデミーが認めた映画祭(下記の10の映画祭、もしくは、ベルリン、カンヌ、ロカルノ、ベネチア、サンセバスチャンといったFIAPFによって認められたコンペティティヴな映画祭)で公式上映されているか、最低ヨーロッパの1国で劇場公開されていること
 ・エントリーの締め切りは2018年5月31日

 ・テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭(ギリシャ) 3月上旬開催
 ・CPH:DOX (デンマーク) 3月中旬開催
 ・Cinéma du Réel (仏) 3月下旬-4月開催
 ・Visions du Réel (スイス) 4月開催
 ・クラクフ映画祭(ポーランド) 5月下旬~6月上旬開催
 ・シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭(英) 6月開催
 ・Docsリスボア(ポルトガル) 10月下旬~11月上旬開催
 ・イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭(チェコ) 10月開催
 ・Dokライプチヒ(独) 10月末-11月開催
 ・アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(オランダ) 11月開催

 オフィシャル・セレクションは、EFAのメンバーによる委員会か、ドキュメンタリーの専門家によって、エントリー作品の中から15作品が選ばれます。

 本年度のヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞のオフィシャル・セレクション15作品は、以下の通り。

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 ・“The Silence of Others”(西・米) 監督:Almudena Carracedo & Robert Bahar
 José Galantesは、自分を拷問した人が数メートルのところに住み、罰せられずにいることが受け入れられないし、受け入れるつもりもない。Maria Martínは、父の骨を合同墓地から掘り起こして、母の墓の隣に埋め直すことを認めさせるために闘っている。しかしながら、1977年にスペインの国会で恩赦法が大多数で可決されて、すべての政治犯が釈放されただけでなく、フランコ独裁で犯された多くの残虐行為が未解決のままとなっている。
 フィルムメイカーは、6年以上の歳月をかけて、犠牲者や親戚、人権弁護士に、罪の自白を引き出したり、恩赦法を廃止したりするための長い闘いについて話を聞いた。映画はまた、誰かの台所から始まった運動、すなわち、フランコ時代の20人以上の元加害者に逮捕令状が出されて、国際裁判が開かれ、抑圧された不正が大きく認知されて、次第に成果を上げていったのが、どのようなものであったかも描いている。このシンボリックなヴィジュアルに満ち、知的に編集された映画は、過去を忘れようとしている人々と過去と折り合いをつけようとしている人々の間で未だに分断されている社会を見せている。
 ベルリン国際映画祭2018 パノラマ部門出品。Peace映画賞、観客賞ドキュメンタリー部門第1席受賞。
 人権に関する国際映画祭&フォーラム2018出品。審査員スペシャル・メンション受賞。
 Hot Docsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 シェフィールド国際映画祭2018出品。審査員大賞受賞。
 AFI Docs 2018出品。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。


 ・“The Other Side of The Wall(Al Otro Lado Del Muro)”(西・メキシコ) 監督:Pau Ortiz
 ホンジュラスからメキシコにやってきた移民一家。母親が、よくわからない罪状で、メキシコの刑務所に10年間入れられることになる。否応なく、4人の子どもたちが取り残され、年長のRocíoとAleが母親と父親の役割を演じなければならなくなる。家計は厳しい。彼らには労働許可証はなく、雇ってもらえるチャンスも乏しい。Aleのガールフレンドは妊娠しているし、Rocíoは、ティーンエージャーとして、責任を背負い込むより、自由がほしいと考えている。追い込まれ、緊張が増していく中、Aleは難しい決断を下す。
 スペイン・マラガ映画祭2017 インターナショナル・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017カナダ・ドキュメンタリー部門出品。最優秀インターナショナル長編ドキュメンタリー賞出品。
 ジッフォーニ映画祭2017出品。
 Docモンテビデオ2017出品。
 HotDocsロンドン 2017出品。
 Docバルセロナ2017出品。長編ドキュメンタリー賞(Latitud Award)受賞。
 レイキャビク国際映画祭2017出品。
 チューリヒ映画祭2017出品。インターナショナル・ドキュメンタリー映画賞スペシャル・メンション受賞。
 Docs DF 国際ドキュメンタリー映画祭・オブ・メキシコ・シティー2017出品。メイド・イン・メキシコ 長編ドキュメンタリー賞受賞。
 シカゴ国際映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー賞(Gold Hugo)受賞。
 ライプチヒDOKフェスティバル2017出品。
 プロヴィデンス・チルドレンズ映画祭2018出品。
 One World Media Awards 2018 One World Media Awards受賞。
 リェイダ・ラテンアメリカ映画祭2018出品。審査員スペシャル・メンション受賞。


 ・“Meteors(Meteorlar)“(オランダ・トルコ) 監督:Gürcan Keltek
 人々は、狩る側から犠牲者に変容し、街は同じ日にロケット弾と隕石で撃たれた。女優Ebru Ojenの目を通して、このドキュフィクションは、トルコ東部のひとつのクルド人村の歴史的記憶をとらえる。そこは、武装紛争に見舞われ、戒厳令が日常生活を永遠の機能停止に追い込んでいた。監督独自による、様々な映画的スタイルとビデオ素材の再利用というコンビネーションは、多くの映画の断片を視覚的音楽的に関連性のあるチャプターへと導いた。それは、失われゆく世界に関して、政治的コメンタリーとドキュメンタリー・エッセイをミックスしたものになった。
 初めての長編フィクション。
 イスタンブール国際映画祭2017 Work in Progress出品。Color Up Award、The Daire Creative Key Art Design Award受賞。
 ロカルノ国際映画祭2017 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。第1回作品賞 Swatch Art Peace Hotel Award受賞。
 ミラノ映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 ボルドー・インディペンデント映画祭2017出品。
 ブラチスラヴァ国際映画祭2017インターナショナル・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2018出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2018出品。人権賞受賞。

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 ・“Samouni Road“(伊・仏) 監督:Stefano Savona
 ガザ市近郊の農村の農夫たちの小さなコミュニティー、Samouni拡張一家(the Samouni extended family)で結婚式が開かれようとしている。これは、先の戦争以来、初めて開かれる結婚式だ。AmalとFuad、彼らの兄弟やいとこは、両親や家、オリーヴの木を失った。彼らが住んでいる近隣は再建されている。彼らが木を植え、土地を耕した後、彼らには最も難しい課題が残った。それは、自分たちの記憶を繋ぎ合わせることだ。若き生き残りたちの追憶を通して、“Samouni Road”は、悲劇的な出来事の以前・渦中・以後で永遠に変えられてしまった家族の肖像を深く多面的に伝えようとする。
 カンヌ国際映画祭2018 監督週間出品。ドキュメンタリー賞受賞。
 エルサレム映画祭2018出品。

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 ・『ベールの詩人 ~声をあげたサウジ女性~』“The Poetess”(独・UAE) 監督:Stefanie Brockhaus & Andreas Wolff
 「アラブ圏の人気番組「百万人の詩人」に初めて出場したヒジャブ姿の女性ヒッサ・ヒラルが、反骨心にあふれた詩を披露。女性への厳格な戒律と男性優位の社会に旋風を起こす。
サウジアラビアに暮らすヒッサは、特有の詩の文化を持つ遊牧民ベドウィンの家系に生まれた。独特な抑揚で歌いあげるイスラム詩に魅せられ、数年がかりで夫を説得し “異例の外国旅行”で番組に出演。70万人の視聴者の前で、厳格な宗教令を唱える原理主義者を痛烈に批判し、喝さいを浴びた。しかし優勝は逃し、保守強硬派から脅迫も・・・ベール姿からわずかにのぞく目の変化だけで、女性詩人の心や、魂の叫びが伝わってくる。」()
 ロカルノ国際映画祭2017 批評家週間出品。
 ライプチヒDOK2017出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 シアトル国際映画祭2018出品。
 BS世界のドキュメンタリーにて放映。

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 ・“Of Fathers and Sons“(独・シリア・レバノン・カタール) 監督:タラール・デルキ(Talal Derki)
 タラール・デルキは、故国に戻ってきて、イスラム原理主義の一家の信頼を得、2年以上にわたって日常生活を共にした。カメラは、Osamaと弟のAyamanに向けられ、イスラムのカリフ邸(Islamic Caliphate)の中で育つということはどういうことなのか、非常にレアな知見を提供する。
 『それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさと』“The Return to Homs”(2013)のタラール・デルキ監督の4年ぶりの第2作。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 サンダンス映画祭2018出品。
 DocPoint(タリン)2018出品。
 ルクセンブルク・シティー映画祭2018出品。
 True/False映画祭2018出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 サラソータ映画祭2018出品。
 サン・ヴァレー映画祭2018出品。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018出品。審査員スペシャル・メンション、Center for Documentary Studies Filmmaker Award受賞。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2018出品。
 ドキュメンタリー・エッジ映画祭2018 出品。DocEdge Award受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018 審査員大賞ノミネート。
 シドニー映画祭2018出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。Fritz-Gerlich-Preis受賞。

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 ・“A Woman Captured“(ハンガリー・独) 監督:Bernadett Tuza-Ritter
 ひとりのヨーロッパの女性が、10年間、家族によって家庭に隷属させられている。それは、現代の奴隷制の犠牲者4500万人のひとりだ。彼女は、フィルムメイカーの存在に勇気づけられて、耐えがたい抑圧から逃げて、自由人となる決心をする。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 サンダンス映画祭2018出品。
 DocPoint ヘルシンキ・ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 ルクセンブルク・シティー映画祭2018出品。
 国際人権映画祭2018出品。
 Tempoドキュメンタリー・フェスティバル2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 ウィスコンシン映画祭2018出品。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。
 Docs Against Gravity映画祭2018出品。
 DocAvivテルアビブ国際ドキュメンタリー映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 マンモス・レイク映画祭2018出品。
 シェフィールド国際映画祭2018出品。審査員大賞スペシャル・メンション受賞。


 ・“The Lust for Power(Mečiar)”(スロヴァキア・チェコ) 監督:Tereza Nvotová
 政治的腐敗と誘拐と組織的犯罪の物語。HBOヨーロッパのドキュメンタリーである“The Lust for Power”は、40年におよぶ全体主義的共産主義による支配を民主主義への回帰させたスロヴァキアの初代首相ヴラジミール・メチアルの驚くべき台頭をたどる。監督Tereza Nvotováは、彼女自身や友人たちが子どもの頃の古いホームビデオを使って、危機にある社会に関する忘れがたいパーソナルな見解を取り出した。そこでは、メチアルは、権力を手に入れ、維持するために、冷酷にプロパガンダと恫喝を利用したことが、脚色され、模倣されている。
 女優Tereza Nvotováによる最新ドキュメンタリー。

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 ・“The Other Side of Everything(Druga Strana Svega)”(セルビア・仏) 監督:Mila Turajlic
 ベオグラードの母のアパートには、鍵がかけられて、65年以上開けられていないドアがあり、民主革命後、開けてみたら何が起こるのか、調べてみたい欲望にかられている。監督のMila Turajlićは、個人的なアングルから自分の国について話したいと考え、それなら自分が育った場所から始めたいと考えた。鍵のかかった部屋を見つめれば見つめるほど、この分断された空間について話すことがセルビアについて話すことになると考えるようになった。
 トロント国際映画祭2017 TIFF DOCS部門出品。
 DOC NYC2017出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。長編ドキュメンタリー賞受賞。
 Festival autorskog filma (FAF)ベオグラード2017出品。
 トリエステ映画祭2018出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2018出品。
 香港国際映画祭2018 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2018出品。
 リバーラン国際映画祭2018出品。監督賞受賞。
 モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭(RIDM)
 Docs Against Gravity映画祭2018出品。
 DocAviv映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ラックス賞2018ノミネート。


 ・“Srbenka“(クロアチア) 監督:Nebojša Slijepčević
 1991年の冬、クロアチアは、セルビア軍(名目的にはまだユーゴスラヴィア軍だった)の攻撃を受ける。その中で、12歳のセルビア人の少女Aleksandra Zecが、ザグレブで家族のそばで斬殺された。加害者はすぐに見つかったが、政治的な圧力のために誰もこの罪に対して有罪判決を受けることはなかった。25年後、物議を醸す舞台監督Oliver Frljićが、この事件に基づく舞台を始める。途中で、隠されたトラウマが明かされる。リハーサルは、集団的サイコセラピーになり、2001年生まれで主役を演じる12歳のNinaは、戦争はまだ終わっていないように感じた。“Srbenka”は、ユーゴスラヴィア戦争後に生まれた世代が、いかに歴史の影を扱っているのかを検証する。血なまぐさい紛争は、20数年前に終わっているけれども、多くのクロアチア人にとって、“Serb”という名詞は「敵」の類義語になっている。その結果、セルビア人の血を引く数千人の子どもたちは自分のナショナリティーを隠している。
 サラエボ映画祭2017 CAT&Docs Award、Digital Cube Award、HBO Adria Award受賞。
 Visions du Réel映画祭2018出品。Buyens-Chagoll Prize受賞。
 カンヌ国際映画祭2018 Doc Alliance Selection Award受賞。
 モトヴン映画祭2018出品。最優秀作品賞/プロペラ賞 スペシャル・メンション受賞。
 サラエボ映画祭2018出品。


 ・“Tarzan's Testicles(Ouăle Lui Tarzan)“(ルーマニア・仏) 監督:Alexandru Solomon
 伝説が生まれたのは、1920年代の終わりで、ソ連は、人類と類人猿を異種交配する目的で、アブハジアの首都スフミに研究センターを作った。理論上の生き物は、陽の目を見ることはなかったが、それはマルクス共産主義の新しき人(New Man)の失敗に似ている。しかし、スフミの研究所の遺棄された組織の下で、人間と猿は共存し、前者は荒れ狂った社会政治学的な変化による圧力によって制約され、後者は新しい薬物や医学的手術の容赦ないテストにさらされた。黒海沿岸の紛争地域は、ソビエト連邦の崩壊による永遠なる刻印を受け、続いてジョージア・アブハジア紛争が起こり、彼らは共通した何かを分かち合い、過去からの一連の失敗した実験の陰鬱な遺物になった。このドキュメンタリー・エッセイは、人類と、最も近しい哺乳類である霊長類との関係を考察して、イデオロギー的ドグマの破壊的な影響力と、すべての科学的研究において信頼と倫理の欠くべからざる役割を指摘する。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017 ルーマニア・デイズ部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2017出品。
 トリエステ映画祭2018出品。
 GOPO賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート・

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 ・“The Dead Nation(Țara Moartă)”(ルーマニア) 監督:Radu Jude
 このドキュメンタリー・エッセイは、1930年代から40年代のルーマニアの小さな町で撮られた、Costică Axinteの素晴らしい写真のコレクションを見せてくれる。サウンドトラックは、大部分、同時代のユダヤ人医師の日記から抜き出したものを使っている。これらは、しかし、反ユダヤ主義の勃興から、結果としての痛ましいルーマニア・ホロコーストの描写まで、写真として見せてはくれるけれども、写真自体は何もしてくれないということをわれわれに示している。こういったトピックは、現代のルーマニアでは滅多に語られないものである。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017出品。
 ロカルノ国際映画祭2017サインズ・オブ・ライフ部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ウィーン国際映画祭2017出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 ニューヨーク・ジューイッシュ映画祭2018出品。
 トリエステ映画祭2018出品。Osservatorio Balcani e Caucaso Award受賞
 GOPO賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート・
 Wiesbaden goEast(独)2018出品。

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 ・“End of Life“(ギリシャ・米) 監督:Paweł Wojtasik & John Bruce
 死に向かって、様々なステージにある5人の人物に密着して、5年間にわたって撮影したドキュメンタリー。彼らは、死にゆく人々のまわりにいる人とともに、彼らにとって「よい死」が意味するものがどんなものであっても、彼らの望みを形にし、先導し、支えるために帯同する。
 Docsリスボア/リスボン国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 シネマ・ドゥ・レール2018出品。

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 ・“The Distant Barking of Dogs”(デンマーク・フィンランド・スウェーデン) 監督:Simon Lereng Wilmont
 紛争の最前線となっているウクライナの東部。10歳の少年オレグの目を通して見た1年が映し出される。Hnutoveの小さな町に、オレグは、大好きなおばあちゃんアレクサンドラと一緒に暮らしている。オレグとアレクサンドラにはどこか引っ越すことができるようなあてもなく、他の村人が去っていくのを見送るしかない。生活はどんどん厳しくなり、紛争は終わる気配がない。いまではこの半ば荒涼とした村で、2人にとって、本当に変わらぬものと言えば、お互いしかない。本作では、この2人の親密な関係が、生き延びるために、いかに脆弱であり、それでいてとても大切なものであるかを示す。オレグの視線を通して、紛争地帯で成長することの意味を問う。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。First Appearance Award受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。ドラゴン賞/最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞受賞。
 Docpoint ペルシンキ2018出品。
 !fイスタンブール・インディペンデント映画祭2018出品。
 テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2018出品。
 CPH:DOX 2018出品。
 香港国際映画祭2018出品。審査員賞受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2018出品。ゴールデン・ゲート賞受賞。
 Docs Against Gravity映画祭2018出品。
 DovAviv映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。最優秀インターナショナル作品賞受賞

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 ・“Bergman – A Year in A Life(Bergman - Ett År Ett Liv)“(スウェーデン・独) 監督:ヤーネ・マグヌッソン(Jane Magnusson)
 イングマール・ベルイマンが『第七の封印』を発表し、『野いちご』の脚本を書き、撮影した1957年を振り返る。その年、彼は、5時間にも及ぶ『ペール・ギュント』を含む、2つの舞台をプロデュースし、2つのラジオ劇やテレビ作品も作った。彼は、また、3人の女性とつきあい、既に6人の子どもを持っていた(5人という説もあるが、はっきりしない)。
 マグヌッソンは、彼女の手法によって、大いなる素材を手に入れ、問題となるテリトリーに踏み込んだ。その1つは、若い頃のナチス・ドイツへの賞賛で、キャリアが花開くか、時々休止したりしていた頃、全体主義的能力について明白な証言を残していた。また、兄Dagが1977年にマカオでテレビのために行なったインタビューも見つけている。
 25人もの映画監督たちがイングマール・ベルイマンについて語った『グッバイ!ベルイマン』“Trespassing Bergman”(2013)の監督ヤーネ・マグヌッソンの最新作。
 出演:イングマール・ベルイマン、レナ・エンドレ、Thorsten Flinck、エリオット・グールド、ヤーネ・マグヌッソン(ナレーション)、バーブラ・ストライサンド、リヴ・ウルマン、ラース・フォン・トリアー
 カンヌ国際映画祭2018カンヌ・クラシック部門出品。
 Strelka映画祭2018出品。
 ノルウェー国際映画祭2018出品。

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 いくつも映画祭や映画賞で既にピックアップされている作品の多くは選ばれているかなという印象ですが、今年は、抽象的だったり、ポピュラリティーに欠けるんじゃないかと思える作品があったりして、15本揃えるのは難しかったんじゃないかという気もしますね。

 今年は、突出した作品はないようですが、ヨーロッパ映画賞は首を傾げるような偏ったヨイスはしない(はずな)ので、受賞歴の多い作品の中から(ラックス賞のオフィシャル・セレクションとか、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭の受賞作とか)順当に選ばれるように思いますね。

 全体的には、作品紹介で「ドキュメンタリー・エッセイ」と書いてある作品が多かったの気になりました。今の流行りでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・ヨーロッパ映画賞2017 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_21.html
 ・ヨーロッパ映画賞2016 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_23.html
 ・ヨーロッパ映画賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_10.html
 ・ヨーロッパ映画賞2015 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_21.html
 ・ヨーロッパ映画賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201511/article_8.html
 ・ヨーロッパ映画賞2014 ドキュメンタリー賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_2.html
 ・ヨーロッパ映画賞2013 ドキュメンタリー賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_7.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 ドキュメンタリー賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_30.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月~9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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