ゴッサム・アワード2017 受賞結果

 第27回ゴッサム・アワード(The Gotham Independent Film Awards)の受賞結果が発表されました。(11月27日)

 ◆作品賞(Best Feature) プレゼンター:レイチェル・ワイズ
 ◎“Call Me By Your Name”(伊・仏・ブラジル・米) 監督:ルカ・グァダニーノ
 ・“The Florida Project” 監督:ショーン・ベイカー
 ・『ゲット・アウト』 監督:ジョーダン・ピール
 ・『グッド・タイム』 監督:ジョシュア&ベニー・サフディー
 ・“I, Tonya”(米) 監督:クレイグ・ガレスピー

 “Call Me By Your Name”は、サンダンス映画祭2017プレミア部門出品。シドニー映画祭2017 観客賞第2席。メルボルン国際映画祭2017ピープルズ・チョイス賞受賞。トロント国際映画祭2017 ピープルズ・チョイス賞次点2位。


 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary) プレゼンター:シンシア・ニクソン
 ・『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』“Ex Libris: The New York Public Library” 監督:フレデリック・ワイズマン
 ・“Rat Film” 監督:Theo Anthony
 ◎“Strong Island”(米・デンマーク) 監督:Yance Ford
 ・“Whose Streets?” 監督:Sabaah Folayan、共同監督:Damon Davis
 ・“The Work” 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous

 “Strong Island”は、ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。フル・フレーム ドキュメンタリー映画祭2017出品。Center for Documentary Studies Filmmaker Award、Charles E. Guggenheim Emerging Artist Award受賞。モントクレア映画祭2017出品。ブルース・シノフスキー賞/長編ドキュメンタリー賞受賞。シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。ティム・ヘザリントン賞受賞。フレームライン映画祭/サンフランシスコLGBTQ映画祭2017出品。 ドキュメンタリー賞受賞。


 ◆ブレイクスルー監督賞(Bingham Ray Breakthrough Director Award) プレゼンター:ディー・リース
 ・Maggie Betts “Novitiate”
 ・グレタ・ガーウィグ “Lady Bird”
 ・Kogonada “Columbus”
 ◎ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
 ・Joshua Z Weinstein “Menashe”

 『ゲット・アウト』は、サンダンス映画祭2017 シークレット・スクリーニング。MTVムービー&TVアワード2017 コメディー・パフォーマンス賞(リル・レル・ハウリー)、ネクスト・ジェネレーション賞(ダニエル・カルーヤ)受賞。作品賞、俳優賞(ダニエル・カルーヤ)、ベスト悪役賞(アリソン・ウィリアムズ)、ベスト・デュオ賞(ダニエル・カルーヤ、リル・レル・ハウリー)、システムに対するベスト・ファイト賞ノミネート。イマジン・フィルム・フェスティバル2017 シルバー・スクリーン賞受賞。 Maggie Bettsは、サンダンス映画祭2017 ブレイクスルー監督賞受賞。ハンプトンズ国際映画祭2017 タンジェリン・エンタテインメント ジュース・ファンド賞受賞。


 ◆男優賞 プレゼンター:ルーシー・リュー
 ・ウィレム・デフォー “The Florida Project”
 ◎ジェームズ・フランコ “The Disaster Artist”(監督:ジェームズ・フランコ)
 ・ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』
 ・ロバート・パティンソン 『グッド・タイム』
 ・アダム・サンドラー 『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』(監督:ノア・バームバック)
 ・ハリー・ディーン・スタントン “Lucky”(監督:ジョン・キャロル・リンチ)

 “The Disaster Artist”は、サンセバスチャン国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション出品。グランプリ/ゴールデン・シェル賞受賞。


 ◆女優賞 プレゼンター:アーミー・ハマー
 ・メラニー・リンスキー 『この世に私の居場所なんてない』“I Don’t Feel at Home in This World Anymore”(監督:メイコン・ブレア)
 ・ヘイリー・ルー・リチャードソン(Haley Lu Richardson) “Columbus”
 ・マーゴット・ロビー “I, Tonya”
 ◎シアーシャ・ローナン “Lady Bird”
 ・ロイス・スミス(Lois Smith) “Marjorie Prime”(監督:マイケル・アルメレイダ)

 “Lady Bird”は、テルライド映画祭2017出品。トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ◆ブレイクスルー俳優賞(Breakthrough Actor) プレゼンター:ゾーイ・カザン
 ・メアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige) 『マッドバウンド 哀しき友情』“Mudbound”(監督:ディー・リース)
 ◎ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet) “Call Me by Your Name”
 ・Harris Dickinson “Beach Rats”(監督:Eliza Hittman)
 ・Kelvin Harrison, Jr. “It Comes at Night”(監督:Trey Edward Shults)
 ・Brooklynn Prince “The Florida Project”

 ティモシー・シャラメは、「ヴァラエティー」誌が選ぶ「観るべき俳優10人」2017。

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 ◆脚本賞(Best Screenplay) プレゼンター:ロイス・スミス、Brooklynn Prince
 ・“The Big Sick”(監督:マイケル・ショウォルター) Emily V. Gordon、クメイル・ナンジアニ(Kumail Nanjiani)
 ・“Brad’s Status”(監督:マイク・ホワイト) マイク・ホワイト(Mike White)
 ・“Call Me by Your Name” ジェームズ・アイヴォリー
 ・“Columbus” Kogonada
 ◎『ゲット・アウト』 ジョーダン・ピール
 ・“Lady Bird” グレタ・ガーウィグ

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 ◆ブレイクスルー・シリーズ ロング・フォーム部門(Breakthrough Series – Long Form) プレゼンター:アリソン・ウィリアムズ
 ※新シリーズ作品を対象とする。
 ◎“Atlanta”(FX Networks) クリエイター:ドナルド・グローヴァー(Donald Glover) エグゼクティヴ・プロデューサー:ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)、Dianne McGunigle、ポール・シムズ(Paul Simms)
 ・“Better Things”(FX Networks) クリエイター:パメラ・アドロン(Pamela Adlon)、ルイス・C・K エグゼクティヴ・プロデューサー:デイヴ・ベッキー(Dave Becky)、M・ブレア・ブレアード(M. Blair Breard)、ルイス・C・K、パメラ・アドロン(Pamela Adlon)
 ・『親愛なる白人様』“Dear White People”(Netflix) クリエイター:ジャスティン・シミエン(Justin Simien) エグゼクティヴ・プロデューサー:イヴェット・リー・バウザー(Yvette Lee Bowser)、ジャスティン・シミエン(Justin Simien)、ステファニー・アレイン(Stephanie Allain)、ジュリア・レベデフ(Julia Lebedev)
 ・『Fleabag フリーバッグ』“Fleabag”(Amazon) クリエイター:フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge) エグゼクティヴ・プロデューサー:フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)、Harry Williams、Jack Williams
 ・“Search Party”(TBS) クリエイター:Sarah-Violet Bliss、Charles Rogers、マイケル・ショウォルター(Michael Showalter) エグゼクティヴ・プロデューサー:Sarah-Violet Bliss、Charles Rogers、マイケル・ショウォルター(Michael Showalter)、トニー・ヘルナンデス(Tony Hernandez)、Lilly Burns

 “Atlanta”は、クリティクス・チョイス・テレビジョン・アワード2016 エキサイティング・ニュー・シリーズ賞、コメディー・シリーズ部門主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)受賞。コメディー・シリーズ部門作品賞ノミネート。
 アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞2016 最優秀テレビ・コメディー賞受賞。
 AFIアワード2017 テレビ部門TV Programs of The Year受賞。
 ゴールデン・グローブ賞2017 テレビ部門 コメディー/ミュージカル部門作品賞、主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)受賞。
 ピープルズ・チョイス・アワード2017 大好きなケーブル・コメディー賞ノミネート。
 ドリアン賞2017 テレビ・コメディー賞、男優賞(ドナルド・グローヴァー)ノミネート。
 米・製作者組合賞(PGA)2017 ダニー・トマス賞/最優秀コメディー番組プロデューサー賞受賞。
 米・監督組合賞(DGA)2017 コメディー・シリーズ部門監督賞ノミネート。
 NAACPイメージ・アワード2017 コメディー・シリーズ部門監督賞受賞。コメディー・シリーズ部門作品賞、主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)、脚本賞ノミネート。
 ブラック・リール・アワード2017 コメディー・シリーズ部門作品賞、主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)、脚本賞受賞。監督賞、助演男優賞(キース・スタンフィールド)、音楽賞ノミネート。
 米・脚本家組合賞(WGA)2017 コメディー・シリーズ部門賞受賞。
 MTVムービー&TVアワード2017 テレビ部門作品賞、俳優賞(ドナルド・グローヴァー)、ベスト・デュオ賞ノミネート。
 プライムタイム・エミー賞2017 コメディー・シリーズ部門監督賞主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)受賞。コメディー・シリーズ部門作品賞、脚本賞、キャスティング賞ノミネート。


 ◆ブレイクスルー・シリーズ ショート・フォーム部門(Breakthrough Series – Short Form) プレゼンター:カーラ・グギノ(Carla Gugino)
 ※デジタル・メディアの新シリーズ作品を対象とする。
 ・“555”(Vimeo) クリエイター:Kate Berlant、Andrew DeYoung、John Early
 ・“Inconceivable”(YouTube) クリエイター:Joel Ashton McCarthy
 ・“Junior”(Blackpills and VICE) クリエイター:ゾエ・カサヴェテス(Zoe Cassavetes)
 ・“Let Me Die a Nun”(Vimeo) クリエイター:Sarah Salovaara
 ◎“The Strange Eyes of Dr. Myes”(YouTube) クリエイター: Nancy Andrews

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 ◆アンサンブル賞(A special Gotham Jury Award for ensemble performance) プレゼンター:マイケル・スタールバーグ
 ◎『マッドバウンド 哀しき友情』“Mudbound” 監督:ディー・リース
 キャリー・マリガン、ギャレット・ヘドランド、ジェイソン・クラーク、ジェイソン・ミッチェル(Jason Mitchell)、メアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige)、ロブ・モーガン(Rob Morgan)、ジョナサン・バンクス

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 ◆第9回観客賞 プレゼンター:ジョン・レグイザモ
 作品賞、ドキュメンタリー賞、ブレイクスルー監督賞にノミネートされた14作品の中から(IFPのメンバーによって)選ばれる。
 ◎『ゲット・アウト』 監督:ジョーダン・ピール


 ◆トリビュート
 ◎ニコール・キッドマン プレゼンター:リース・ウィザースプーン


 ◎ダスティン・ホフマン プレゼンター:エリザベス・マーヴェル(Elizabeth Marvel)
 ダスティン・ホフマンのスピーチが終わったと思った主催者側は、次の女優賞のプレゼンターの呼び込みをしましたが、ダスティン・ホフマンは、謝辞を言い忘れたことに気づいたらしく、進行を止めて、謝辞を付け加えました。こういうのはちょっと珍しい。


 ◎ソフィア・コッポラ プレゼンター:タマラ・ジェンキンス

 ◎ジェイソン・ブラム(Jason Blum:『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『インシディアス第2章』『ヴィジット』『スプリット』『ゲット・アウト』などを手がけるプロデューサー) プレゼンター:イーサン・ホーク


 ◎エド・ラックマン プレゼンター:デイヴィッド・バーン

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 ◎アル・ゴア プレゼンター:ダン・ラザー(Dan Rather:ジャーナリスト)


 ◆There’s a Made in NY award プレゼンター:Kai Falkenberg(First Deputy Commissioner of the NYC Mayor's Office of Media and Entertainment)
 ◎マイケル・ケネス・ウィリムズ(Michael Kenneth Williams)


 ※「夢を生きる」女性監督スポットライト賞 (deep euphoria Calvin Klein Spotlight on Women Filmmakers ‘Live the Dream’ Grant)は、前回で廃止になったようです。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『ゲット・アウト』(2/4):作品・監督・男優・脚本 +観客賞
 ・“Call Me By Your Name”(2/3):作品・ブレイクスルー俳優・脚本
 ・“The Florida Project”(0/3):作品・男優・ブレイクスルー俳優
 ・“Lady Bird”(1/3):監督・女優・脚本
 ・“Columbus”(0/3):監督・女優・脚本
 ・『グッド・タイム』(0/2):作品・男優
 ・“I, Tonya”(0/2):作品・女優

 ゴッサム・アワードの結果が、全米映画賞レース全般を占うわけではありませんが、インディペンデント作品の中で、『ゲット・アウト』と“Call Me By Your Name”と“Lady Bird”が抜け出たのは間違いないように思います。

 ちなみに、授賞式で、Rachel Weiszはレイチェル・ヴァイス、Saoirse Ronanはサーシャ・ローナンと発音されてましたね。(Wikipediaに関連事項の記載あり。)

 前回までは、途中に休憩がありましたが、今回はありませんでした。

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 【PHOTO GALLERY】

 ・ジョン・キャメロン・ミッチェル(ホスト)


 ・レイチェル・ワイズ


 ・シンシア・ニクソン


 ・ディー・リース


 ・ルーシー・リュー


 ・アーミー・ハマー


 ・ゾーイ・カザン


 ・ロイス・スミス、Brooklynn Prince


 ・アリソン・ウィリアムズ


 ・カーラ・グギノ


 ・マイケル・スタールバーグ


 ・ジョン・レグイザモ


 ・リース・ウィザースプーン


 ・エリザベス・マーヴェル


 ・タマラ・ジェンキンス


 ・イーサン・ホーク


 ・デイヴィッド・バーン


 ・ダン・ラザー


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 ・ゴッサム・アワード2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_34.html
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 ・ゴッサム・アワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2008 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200810/article_4.html
 ・ゴッサム・アワード2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_7.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月~2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

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