全米映画賞レース2017一発目! ゴッサム・アワード ノミネーション発表!

 第27回ゴッサム・アワード(The Gotham Independent Film Awards)のノミネーションが発表されました。(10月19日)

画像

 ◆作品賞(Best Feature)
 ・“Call Me By Your Name”(伊・仏・ブラジル・米) 監督:ルカ・グァダニーノ
 ・“The Florida Project” 監督:ショーン・ベイカー
 ・『ゲット・アウト』 監督:ジョーダン・ピール
 ・『グッド・タイム』 監督:ジョシュア&ベニー・サフディー
 ・“I, Tonya”(米) 監督:クレイグ・ガレスピー

 “Call Me By Your Name”は、サンダンス映画祭2017プレミア部門出品。シドニー映画祭2017 観客賞第2席。メルボルン国際映画祭2017ピープルズ・チョイス賞受賞。トロント国際映画祭2017 ピープルズ・チョイス賞次点2位。
 “The Florida Project”は、カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。ハートランド映画祭2017 Truly Moving Picture賞受賞。
 『ゲット・アウト』は、サンダンス映画祭2017 シークレット・スクリーニング。MTVムービー&TVアワード2017 コメディー・パフォーマンス賞(リル・レル・ハウリー)、ネクスト・ジェネレーション賞(ダニエル・カルーヤ)受賞。作品賞、俳優賞(ダニエル・カルーヤ)、ベスト悪役賞(アリソン・ウィリアムズ)、ベスト・デュオ賞(ダニエル・カルーヤ、リル・レル・ハウリー)、システムに対するベスト・ファイト賞ノミネート。イマジン・フィルム・フェスティバル2017 シルバー・スクリーン賞受賞。
 『グッド・タイム』は、カンヌ国際映画祭2017 コンペティション部門出品。サウンドトラック賞受賞。
 “I, Tonya”は、トロント国際映画祭2017 ピープルズ・チョイス賞次点。

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』“Ex Libris: The New York Public Library” 監督:フレデリック・ワイズマン
 ・“Rat Film” 監督:Theo Anthony
 ・“Strong Island”(米・デンマーク) 監督:Yance Ford
 ・“Whose Streets?” 監督:Sabaah Folayan、共同監督:Damon Davis
 ・“The Work” 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous

 『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』は、ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 “Rat Film”は、ロカルノ国際映画祭2016 サインズ・オブ・ライフ部門出品。アトランタ映画祭2017 ドキュメンタリー賞受賞。シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。ヤング審査員賞スペシャル・メンション受賞。
 “Strong Island”は、ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。フル・フレーム ドキュメンタリー映画祭2017出品。Center for Documentary Studies Filmmaker Award、Charles E. Guggenheim Emerging Artist Award受賞。モントクレア映画祭2017出品。ブルース・シノフスキー賞/長編ドキュメンタリー賞受賞。シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。ティム・ヘザリントン賞受賞。フレームライン映画祭/サンフランシスコLGBTQ映画祭2017出品。 ドキュメンタリー賞受賞。
 “Whose Streets?”は、サンダンス映画祭2017出品。ミネアポリス・セントポール国際映画祭2017出品。 ドキュメンタリー賞受賞。
 “The Work”は、SXSW映画祭2017ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。審査員大賞受賞。シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。審査員大賞スペシャル・メンション受賞。

 ◆ブレイクスルー監督賞(Bingham Ray Breakthrough Director Award)
 ・Maggie Betts “Novitiate”
 ・グレタ・ガーウィグ “Lady Bird”
 ・Kogonada “Columbus”
 ・ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
 ・Joshua Z Weinstein “Menashe”

 Maggie Bettsは、サンダンス映画祭2017 ブレイクスルー監督賞受賞。ハンプトンズ国際映画祭2017 タンジェリン・エンタテインメント ジュース・ファンド賞受賞。
 “Lady Bird”は、テルライド映画祭2017出品。トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 “Columbus”は、サンダンス映画祭2017 Next部門出品。ロッテルダム国際映画祭2017 タイガー・アワード コンペティション部門出品。ボストン・インディペンデント映画祭2017出品。審査員特別賞受賞。台北電影節2017 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション部門出品。Jameson CineFest - Miskolc国際映画祭(ハンガリー)2017出品。映画批評家国際連盟賞受賞。
 “Menashe”は、サンダンス映画祭2017 NEXT部門出品。ドーヴィル・アメリカン映画祭2017出品。審査員賞受賞。

 ◆男優賞
 ・ウィレム・デフォー “The Florida Project”
 ・ジェームズ・フランコ “The Disaster Artist”(監督:ジェームズ・フランコ)
 ・ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』
 ・ロバート・パティンソン 『グッド・タイム』
 ・アダム・サンドラー 『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』(監督:ノア・バームバック)
 ・ハリー・ディーン・スタントン “Lucky”(監督:ジョン・キャロル・リンチ)

 “The Disaster Artist”は、サンセバスチャン国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション出品。グランプリ/ゴールデン・シェル賞受賞。
 ダニエル・カルーヤは、MTVムービー&TVアワード2017 ネクスト・ジェネレーション賞受賞。
 『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』は、カンヌ国際映画祭2017 コンペティション部門出品。パルム・ドッグ受賞。
 “Lucky”は、SXSW映画祭2017出品。ロカルノ国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。

 ◆女優賞
 ・メラニー・リンスキー 『この世に私の居場所なんてない』“I Don’t Feel at Home in This World Anymore”(監督:メイコン・ブレア)
 ・ヘイリー・ルー・リチャードソン(Haley Lu Richardson) “Columbus”
 ・マーゴット・ロビー “I, Tonya”
 ・シアーシャ・ローナン “Lady Bird”
 ・ロイス・スミス(Lois Smith) “Marjorie Prime”(監督:マイケル・アルメレイダ)

 『この世に私の居場所なんてない』は、サンダンス映画祭2017グランプリ受賞。
 “Marjorie Prime”は、サンダンス映画祭2017 プレミア部門出品。Alfred P. Sloan Feature Film Prize受賞。

 ◆ブレイクスルー俳優賞(Breakthrough Actor)
 ・メアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige) 『マッドバウンド 哀しき友情』“Mudbound”(監督:ディー・リース)
 ・ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet) “Call Me by Your Name”
 ・Harris Dickinson “Beach Rats”(監督:Eliza Hittman)
 ・Kelvin Harrison, Jr. “It Comes at Night”(監督:Trey Edward Shults)
 ・Brooklynn Prince “The Florida Project”

 『マッドバウンド 哀しき友情』は、サンダンス映画祭2017 プレミア部門出品。
 ティモシー・シャラメは、「ヴァラエティー」誌が選ぶ「観るべき俳優10人」2017。
 “Beach Rats”は、サンダンス映画祭2017出品。監督賞受賞。ボストン・インディペンデント映画祭2017出品。最優秀長編ナラティヴ作品賞受賞。モントクレア映画祭2017 Future/Nowコンペティション部門出品。Future/Now賞受賞。Outfest ロサンゼルス2017出品。脚本賞受賞。ロカルノ国際映画祭2017 フィムルメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。
 “It Comes at Night”は“Krisha”(2015)で高い評価を受けたTrey Edward Shults(前回、ブレイクスルー監督賞受賞)の新作。Overlook映画祭2017出品。

 ◆脚本賞(Best Screenplay)
 ・“The Big Sick”(監督:マイケル・ショウォルター) Emily V. Gordon、クメイル・ナンジアニ(Kumail Nanjiani)
 ・“Brad’s Status”(監督:マイク・ホワイト) マイク・ホワイト(Mike White)
 ・“Call Me by Your Name” ジェームズ・アイヴォリー
 ・“Columbus” Kogonada
 ・『ゲット・アウト』 ジョーダン・ピール
 ・“Lady Bird” グレタ・ガーウィグ

 “The Big Sick”は、サンダンス映画祭2017 プレミア部門出品。SXSW映画賞2017 観客賞受賞。ナンタケット映画祭2017観客賞受賞。ロカルノ国際映画祭2017 観客賞受賞。ノルウェー国際映画祭2017 Ray of Sunshine賞受賞。
 “Brad’s Status”は、トロント国際映画祭2017 PLATFORM部門出品。

 ◆ブレイクスルー・シリーズ ロング・フォーム部門(Breakthrough Series – Long Form)
 ※新シリーズ作品を対象とする。
 ・“Atlanta”(FX Networks) クリエイター:ドナルド・グローヴァー(Donald Glover) エグゼクティヴ・プロデューサー:ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)、Dianne McGunigle、ポール・シムズ(Paul Simms)
 ・“Better Things”(FX Networks) クリエイター:パメラ・アドロン(Pamela Adlon)、ルイス・C・K エグゼクティヴ・プロデューサー:デイヴ・ベッキー(Dave Becky)、M・ブレア・ブレアード(M. Blair Breard)、ルイス・C・K、パメラ・アドロン(Pamela Adlon)
 ・『親愛なる白人様』“Dear White People”(Netflix) クリエイター:ジャスティン・シミエン(Justin Simien) エグゼクティヴ・プロデューサー:イヴェット・リー・バウザー(Yvette Lee Bowser)、ジャスティン・シミエン(Justin Simien)、ステファニー・アレイン(Stephanie Allain)、ジュリア・レベデフ(Julia Lebedev)
 ・『Fleabag フリーバッグ』“Fleabag”(Amazon) クリエイター:フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge) エグゼクティヴ・プロデューサー:フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)、Harry Williams、Jack Williams
 ・“Search Party”(TBS) クリエイター:Sarah-Violet Bliss、Charles Rogers、マイケル・ショウォルター(Michael Showalter) エグゼクティヴ・プロデューサー:Sarah-Violet Bliss、Charles Rogers、マイケル・ショウォルター(Michael Showalter)、トニー・ヘルナンデス(Tony Hernandez)、Lilly Burns

 “Atlanta”は、クリティクス・チョイス・テレビジョン・アワード2016 エキサイティング・ニュー・シリーズ賞、コメディー・シリーズ部門主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)受賞。コメディー・シリーズ部門作品賞ノミネート。
 アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞2016 最優秀テレビ・コメディー賞受賞。
 AFIアワード2017 テレビ部門TV Programs of The Year受賞。
 ゴールデン・グローブ賞2017 テレビ部門 コメディー/ミュージカル部門作品賞、主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)受賞。
 ピープルズ・チョイス・アワード2017 大好きなケーブル・コメディー賞ノミネート。
 ドリアン賞2017 テレビ・コメディー賞、男優賞(ドナルド・グローヴァー)ノミネート。
 米・製作者組合賞(PGA)2017 ダニー・トマス賞/最優秀コメディー番組プロデューサー賞受賞。
 米・監督組合賞(DGA)2017 コメディー・シリーズ部門監督賞ノミネート。
 NAACPイメージ・アワード2017 コメディー・シリーズ部門監督賞受賞。コメディー・シリーズ部門作品賞、主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)、脚本賞ノミネート。
 ブラック・リール・アワード2017 コメディー・シリーズ部門作品賞、主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)、脚本賞受賞。監督賞、助演男優賞(キース・スタンフィールド)、音楽賞ノミネート。
 米・脚本家組合賞(WGA)2017 コメディー・シリーズ部門賞受賞。
 MTVムービー&TVアワード2017 テレビ部門作品賞、俳優賞(ドナルド・グローヴァー)、ベスト・デュオ賞ノミネート。
 プライムタイム・エミー賞2017 コメディー・シリーズ部門監督賞主演男優賞(ドナルド・グローヴァー)受賞。コメディー・シリーズ部門作品賞、脚本賞、キャスティング賞ノミネート。

 “Better Things”は、クリティクス・チョイス・テレビジョン・アワード2016 エキサイティング・ニュー・シリーズ賞受賞。
 サテライト・アワード2016 コメディー/ミュージカル・シリーズ部門女優賞(パメラ・アドロン)ノミネート。
 米・脚本家組合賞(WGA)2017 ニュー・シリーズ部門ノミネート。
 プライムタイム・エミー賞2017 コメディー・シリーズ部門女優賞(パメラ・アドロン)ノミネート。

 『親愛なる白人様』は、ブラック・リール・アワード2017 コメディー・シリーズ部門主演男優賞(ブランドン・ベル)、主演女優賞(ローガン・ブラウニング)ノミネート。
 SXSW映画祭2017観客賞受賞。

 『Fleabag フリーバッグ』は、BAFTA英国アカデミー賞2016 コメディー番組部門 主演女優賞(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)受賞。主演女優賞(オリヴィア・コールマン)、脚本賞、編集賞、ブレイクスルー・タレント賞ノミネート。
 クリティクス・チョイス・テレビジョン・アワード2016 コメディー・シリーズ部門作品賞、主演女優賞(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)ノミネート。
 英国脚本家組合賞2017 シチュエーション・コメディー部門賞受賞。
 ドリアン賞2017まだまだ評価が足りないTV作品賞ノミネート。

 “Search Party”は、SXSW映画祭2017 ゲームチェンジャー賞ノミネート。
 グレイシー・アレン賞2017 ブレイクスルー・ロール女優賞(アリア・ショウカット)受賞。

 ◆ブレイクスルー・シリーズ ショート・フォーム部門(Breakthrough Series – Short Form)
 ※デジタル・メディアの新シリーズ作品を対象とする。
 ・“555”(Vimeo) クリエイター:Kate Berlant、Andrew DeYoung、John Early
 ・“Inconceivable”(YouTube) クリエイター:Joel Ashton McCarthy
 ・“Junior”(Blackpills and VICE) クリエイター:ゾエ・カサヴェテス(Zoe Cassavetes)
 ・“Let Me Die a Nun”(Vimeo) クリエイター:Sarah Salovaara
 ・“The Strange Eyes of Dr. Myes”(YouTube) クリエイター: Nancy Andrews

 ◆「夢を生きる」女性監督スポットライト賞 (deep euphoria Calvin Klein Spotlight on Women Filmmakers ‘Live the Dream’ Grant)
 未発表

 ◆アンサンブル賞(A special Gotham Jury Award for ensemble performance)
 ◎『マッドバウンド 哀しき友情』“Mudbound” 監督:ディー・リース
 キャリー・マリガン、ギャレット・ヘドランド、ジェイソン・クラーク、ジェイソン・ミッチェル(Jason Mitchell)、メアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige)、ロブ・モーガン(Rob Morgan)、ジョナサン・バンクス

 ◆第9回観客賞
 作品賞、ドキュメンタリー賞、ブレイクスルー監督賞にノミネートされた14作品の中から(IFPのメンバーによって)選ばれる。

 ◆トリビュート
 ◎ニコール・キッドマン
 ◎ダスティン・ホフマン
 ◎ソフィア・コッポラ
 ◎ジェイソン・ブラム(Jason Blum:『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『インシディアス第2章』『ヴィジット』『スプリット』『ゲット・アウト』などを手がけるプロデューサー)
 ◎エド・ラックマン
 ◎アル・ゴア

--------------------------------

 主な作品のノミネート状況は、以下の通り。

 ・『ゲット・アウト』(4):作品・監督・男優・脚本
 ・“Call Me By Your Name”(3):作品・ブレイクスルー俳優・脚本
 ・“The Florida Project”(3):作品・男優・ブレイクスルー俳優
 ・“Lady Bird”(3):監督・女優・脚本
 ・“Columbus”(3):監督・女優・脚本
 ・『グッド・タイム』(2):作品・男優
 ・“I, Tonya”(2):作品・女優

 最初に今回のノミネーションを見た時は、「なんだ、今年のゴッサム・アワードは大した作品がないなあ」なんて思い、ちょっと失望もしたんですが、この記事を書くのに調べていくうち、実に細かく今年のインディペンデント作品の映画祭出品歴や受賞歴をチェックしてあり、それを丁寧にノミネーションに反映させていて、「ひょっとすると、これはなかなか凄いんじゃないか」という印象に変わってきました。

 大したことないと思ったのは、既に今年の全米映画賞レースの下馬評に挙がっている作品が頭の中にあって、それらと比べると上記のような作品群はちょっと見劣りがするということだったんですが、まあ、実際のところ、本年度は、賞レースが始まるとここでノミネートされているような作品より製作費の大きな作品が上位を争うことになるのは、確かなことだろうと推測されます。

 前回は、ゴッサム・アワードの、作品賞、ドキュメンタリー賞、主演男優賞、脚本賞の4部門が、米国アカデミー賞の対応する部門と受賞結果が一致するというサプライズ(インディペンデント映画の大健闘!)がありましたが、たぶん本年度はそんなことにはならないと思われます。
 ちなみに、2015年度は作品賞と脚本賞が一致し、2014年度は作品賞と女優賞とドキュメンタリー賞が一致、2013年度は男優賞のみ一致しています。
 他の映画賞とはかなり違うノミネーションをしているはずなのに、2014年度以降、米国アカデミー賞の結果を占う映画賞になってきているというか、米国アカデミー賞の方がすり寄ってきているということでしょうか。

 本年度は、ほとんど米国アカデミー賞とは一致しようがありませんが、上記のノミネート作品の中では、“Call Me By Your Name”と“The Florida Project”と『ゲット・アウト』が米国アカデミー賞のどこかにノミネートされるくらいじゃないか、というのが現時点での予想になります。(今回のゴッサム・アワードの作品賞は、たぶん“Call Me By Your Name”か『ゲット・アウト』だけど、受賞歴からすると“Call Me By Your Name”じゃないかな?)

 アンサンブル賞は、2年前から設けられている賞ですが、過去2回とも作品賞と一致していることが注目されます。今回は、もう作品賞とは一致しようがないわけですが、ここに来て『マッドバウンド 哀しき友情』がピックアップされるのが面白いし、女性が躍進した2017年と言われながら、何人かの女性監督がいる中で、結果を残すのが、案外、ディー・リースだったりするのかもしれません。

 男優賞、女優賞とも、1人だけ年齢層が違うノミニーが選ばれているのも面白いですね。ハリー・ディーン・スタントンは亡くなってしまいましたが。

 マイケル・ショウォルターは、監督した映画(脚本賞)とプロデュースしたテレビ・シリーズの両方で、作品がノミネートされています。

 “Strong Island”、『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』、『この世に私の居場所なんてない』、『マッドバウンド 哀しき友情』、『親愛なる白人様』と、Netflix作品が5つもあるのも注目です。アンサンブル賞以外で、あといくつ受賞できるか。

 渦中にあるTWCからは全くノミネートされませんでした。

 授賞式は、11月27日です。

--------------------------------

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・ゴッサム・アワード2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_34.html
 ・ゴッサム・アワード2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_52.html
 ・ゴッサム・アワード2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_26.html
 ・ゴッサム・アワード2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_16.html
 ・ゴッサム・アワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_33.html
 ・ゴッサム・アワード2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_4.html
 ・ゴッサム・アワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_27.html
 ・ゴッサム・アワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_25.html
 ・ゴッサム・アワード2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_3.html
 ・ゴッサム・アワード2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_25.html
 ・ゴッサム・アワード2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_31.html
 ・ゴッサム・アワード2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_33.html
 ・ゴッサム・アワード2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_13.html
 ・ゴッサム・アワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2008 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200810/article_4.html
 ・ゴッサム・アワード2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_7.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月~2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

 追記:
 ・ゴッサム・アワード2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_47.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック