詳細! セザール賞2017 ノミネーション!

 第42回セザール賞のノミネーションが発表されました。(1月25日)

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 ◆作品賞(Meilleur film)
 ・『ディヴァイン』“Divines”(仏・カタール) ウーダ・ベニャミナ(Houda Benyamina)(監督) Marc-Benoît Créancier(製作)
 ・“Elle”(仏・独・ベルギー) ポール・ヴァーホーヴェン(監督) サイード・ベン・サイード(Saïd Ben Saïd)(製作)、マイケル・メルクト(Michel Merkt)(製作)
 ・“Frantz”(仏・独) フランソワ・オゾン(監督) エリック・アルトメイヤー(Éric Altmayer)(製作)、ニコラス・アルトメイヤー(Nicolas Altmayer)(製作)
 ・“Les Innocentes(The Innocents)”(仏・ポーランド) アンヌ・フォンテーヌ(監督) エリック・アルトメイヤー(Éric Altmayer)(製作)、ニコラス・アルトメイヤー(Nicolas Altmayer)(製作)、フィリップ・カルカッソンヌ(Philippe Carcassonne)(製作)
 ・“Ma Loute(Slack Bay)”(仏・独) ブリュノ・デュモン(監督) ジャン・ブレア(Jean Bréhat)(製作)、ラシッド・ブシャール(製作)、Muriel Merli(製作)
 ・“Mal de pierres(From the Land of the Moon)”(仏・ベルギー・カナダ) ニコール・ガルシア(監督) アラン・アタル(Alain Attal)(製作)
 ・“Victoria”(仏) ジュスティーヌ・トリエ(Justine Triet)、Emmanuel Chaumet(製作)

 エリック・アルトメイヤーとニコラス・アルトメイヤーは、2作品でノミネート。
 ウーダ・ベニャミナは初ノミネートで、今回4部門でノミネート。Marc-Benoît Créancierは初ノミネート。
 ポール・ヴァーホーヴェンは初ノミネートで、監督賞でノミネート。サイード・ベン・サイードとマイケル・メルクトは初ノミネート。
 フランソワ・オゾンは、4年ぶり11&12&13回目のノミネート。今回、監督賞、脚色賞でもノミネート。無冠。エリック・アルトメイヤーとニコラス・アルトメイヤーは4&5回目のノミネート。
 アンヌ・フォンテーヌは、7年ぶり4&5&6回目のノミネート。今回、監督賞、オリジナル脚本賞でもノミネート。フィリップ・カルカッソンヌは、『カミーユ、二度目の人生』以来4年ぶりのノミネート。
 ブリュノ・デュモンは、『ジーザスの日々』以来19年ぶり2&3&4回目のノミネート。今回、監督賞、オリジナル脚本賞でもノミネート。ジャン・ブレアとMuriel Merliは初ノミネート。ラシッド・ブシャールは5年ぶり4回目のノミネート。『デイス・オブ・グローリー』で2007年にオリジナル脚本賞受賞。
 ニコール・ガルシアは、15年ぶり12&13&14回目のノミネート。今回、監督賞、脚色賞でもノミネート。1980年に助演女優賞受賞。アラン・アタルは3年連続7回目のノミネート。無冠。
 ジュスティーヌ・トリエは、3年ぶり2&3回目のノミネート。今回、オリジナル脚本賞でもノミネート。Emmanuel Chaumetは、3年ぶり3回目のノミネート。

 ◆監督賞(Meilleur réalisateur)
 ・ウーダ・ベニャミナ(Houda Benyamina) 『ディヴァイン』“Divines”
 ・フランソワ・オゾン “Frantz”
 ・ブリュノ・デュモン “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・アンヌ・フォンテーヌ “Les Innocentes(The Innocents)”
 ・グザヴィエ・ドラン 『たかが世界の終わり』(カナダ・仏)
 ・ニコール・ガルシア “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”
 ・ポール・ヴァーホーヴェン “Elle”

 グザヴィエ・ドランは、2年ぶり5&6&7回目のノミネート。今回、編集賞、外国映画賞でもノミネート。2015年に『マミー/Mommy』で外国映画賞受賞。

 ◆主演男優賞(Meilleur acteur)
 ・フランソワ・クリュゼ “Médecin de campagne(Irreplaceable)”(仏)(監督:トマ・リルティ(Thomas Lilti))
 ・ピエール・ドゥラドンシャン(Pierre Deladonchamps) “Le Fils de Jean(A Kid)”(仏・カナダ)(監督:フィリップ・リオレ)
 ・ニコラ・デュヴォシェル(Nicolas Duvauchelle) “Je ne suis pas un salaud(A Decent Man)”(仏)(監督:エマニュエル・ファンキエル(Emmanuel Finkiel))
 ・ファブリス・ルキーニ “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・ピエール・ニネ(Pierre Niney) “Frantz”
 ・オマール・シー 『ショコラ』“Chocolat”(仏)(監督:ロシュディ・ゼム)
 ・ギャスパー・ウリエル 『たかが世界の終わり』

 フランソワ・クリュゼは5年ぶり11回目のノミネート。2007年に『唇を閉ざせ』で主演男優賞受賞。
 ピエール・ドゥラドンシャンは、2014年に『湖の見知らぬ男』で有望若手男優賞を受賞して以来3年ぶり2回目のノミネート。
 ニコラ・デュヴォシェルは、5年ぶり3回目のノミネート。
 ファブリス・ルキーニは、2年連続11回目のノミネート。1994年に“Tout ça... pour ça !”で助演男優賞受賞。
 ピエール・ニネは、2015年に『イヴ・サンローラン』で主演男優賞を受賞して以来2年ぶり4回目のノミネート。
 オマール・シーは、2012年に『最強のふたり』で主演男優賞を受賞して以来5年ぶり2回目のノミネート。
 ギャスパー・ウリエルは、2年ぶり5回目のノミネート。2005年に『ロング・エンゲージメント』で有望若手男優賞受賞。

 ◆主演女優賞(Meilleur actrice)
 ・ジュディット・シュムラ(Judith Chemla) “Une vie(A Woman’s Life)”(仏・ベルギー)(監督:ステファーヌ・ブリゼ)
 ・マリオン・コティヤール “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”
 ・ヴィルジニー・エフィラ(Virginie Efira) “Victoria”
 ・Marina Foïs “Irréprochable(Faultless)”(仏)(監督:Sébastien Marnier)
 ・イザベル・ユペール “Elle”
 ・シセ・バベット・クヌッセン(Sidse Babett Knudsen) “La fille de Brest(150 Milligrams)”(仏)(監督:エマニュエル・ベルコ)
 ・ソーコ(Soko) “La Danseuse(The Dancer)”(仏・ベルギー・チェコ)(監督:ステファニー・ディ・ジュースト(Stéphanie Di Giusto))

 ジュディット・シュムラは、4年ぶり2回目のノミネート。
 マリオン・コティヤールは、2年ぶり7回目のノミネート。2005年に『ロング・エンゲージメント』で助演女優賞、2008年に『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で主演女優賞受賞。
 ヴィルジニー・エフィラは初ノミネート。
 イザベル・ユペールは、2年連続16回目のノミネート。1996年に『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』で主演女優賞受賞。
 シセ・バベット・クヌッセンは、前回“L’hermine”で助演女優賞を受賞していて、2年連続2回目のノミネート。
 ソーコは、7年ぶり2回目のノミネート。

 ◆助演男優賞(Meilleur acteur dans un second role)
 ・ガブリエル・アルカン(Gabriel Arcand) “Le Fils de Jean(A Kid)”
 ・ヴァンサン・カッセル 『たかが世界の終わり』
 ・ヴァンサン・ラコスト(Vincent Lacoste) “Victoria”
 ・ローラン・ラフィット(Laurent Lafitte) “Elle”
 ・メルヴィル・プポー “Victoria”
 ・ジェームス・ティエレ(James Thierrée) 『ショコラ』“Chocolat”

 ガブリエル・アルカンは初ノミネート。
 ヴァンサン・カッセルは、2年連続7回目のノミネート。2009年に『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男』2作品で主演男優賞受賞。
 ヴァンサン・ラコストは、2年ぶり3回目のノミネート。
 ローラン・ラフィットは初ノミネート。
 メルヴィル・プポーは、23年ぶり3回目のノミネート。
 ジェームス・ティエレは、10年ぶり2回目のノミネート。

 ◆助演女優賞(Meilleur actrice dans un second role)
 ・ナタリー・バイ 『たかが世界の終わり』
 ・ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・アンヌ・コンシニ “Elle”
 ・デボラ・ルクムエナ(Déborah Lukumuena) 『ディヴァイン』“Divines”
 ・メラニー・ティエリー “La Danseuse(The Dancer)”

 ナタリー・バイは、11年ぶり10回目のノミネート。1981年、1982年、1983年、2006年に受賞。
 ヴァレリア・ブルーニ=テデスキは、13年ぶり4回目のノミネート。1994年に『おせっかいな天使』で有望若手女優賞受賞。
 アンヌ・コンシニは、7年ぶり4回目のノミネート。
 デボラ・ルクムエナは初ノミネート。
 メラニー・ティリーは、2010年に“Le Dernier pour la route”で有望若手女優賞を受賞して以来7年ぶり2回目のノミネート。

 ◆有望若手男優賞(Meilleur espoir Masculin)
 ・ジョナ・ブロケ(Jonas Bloquet) “Elle”
 ・Damien Bonnard “Rester vertical (Staying Vertical)”(仏)(監督:アラン・ギロディー)
 ・Corentin Fila “Quand on a 17 ans(Being 17)”(仏)(監督:アンドレ・テシネ)
 ・ケイシー・モッテ=クライン (Kacey Mottet-Klein) “Quand on a 17 ans(Being 17)”
 ・ニールス・シュナイダー(Niels Schneider) “Diamant noir(Dark Diamond/Dark Inclusion)”(仏・ベルギー)(監督:Arthur Harari)

 ケイシー・モッテ=クラインは、4年ぶり2回目の有望若手男優賞ノミネート。
 他は初ノミネート。

 ◆有望若手女優賞(Meilleur espoir Féminin)
 ・ウーラヤ・アマムラ(Oulaya Amamra) 『ディヴァイン』“Divines”
 ・パウラ・ベーア(Paula Beer) “Frantz”
 ・リリー=ローズ・デップ(Lily-Rose Depp) “La Danseuse(The Dancer)”
 ・ノエミー・メルラン(Noémie Merlant) 『ヘヴン・ウィル・ウェイト』“Le ciel attendra(Heaven Will Wait)”(仏)(監督:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール)
 ・Raph “Ma Loute(Slack Bay)”

 全員初ノミネート。

 ◆オリジナル脚本賞(Meilleur scénario original)
 ・ロマン・コンパン(Romain Compingt)、ウーダ・ベニャミナ(Houda Benyamina)、Malik Rumeau 『ディヴァイン』“Divines”
 ・ソルヴェイグ・アンスパック(Sólveig Anspach)、ジャン=リュック・ガジェ(Jean-Luc Gaget) “L'Effet aquatique(The Aquatic Effect)”(仏・アイスランド)(監督:ソルヴェイグ・アンスパック(Sólveig Anspach)、ジャン=リュック・ガジェ(Jean-Luc Gaget))
 ・Sabrina B. Karine、Alice Vial、パスカル・ボニゼール、アンヌ・フォンテーヌ “Les Innocentes(The Innocents)”
 ・ブリュノ・デュモン “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・ジュスティーヌ・トリエ(Justine Triet) “Victoria”

 ロマン・コンパン、Malik Rumeauは、初ノミネート。
 ソルヴェイグ・アンスパック、ジャン=リュック・ガジェは、ともに2年ぶり3回目のノミネート。
 Sabrina B. Karine、Alice Vialは初ノミネート。パスカル・ボニゼールは20年ぶり3回目のノミネート。

 ◆脚色賞(Meilleure adaptation)
 ・デイヴィッド・バーク(David Birke) “Elle”
 ・Séverine Bosschem、エマニュエル・ベルコ “Frantz”
 ・フランソワ・オゾン “La fille de Brest(150 Milligrams)”
 ・セリーヌ・シアマ “Ma vie de Courgette(My Life As A Courgette)”(スイス・仏)(監督:Claude Barras)
 ・ニコール・ガルシア、ジャック・フィエスキ(Jacques Fieschi) “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”
 ・カテル・キレヴェレ(Katell Quillévéré)、ジル・トーラン(Gilles Taurand) “Réparer les vivants(Heal the Living)”(仏・ベルギー)(監督:カテル・キレヴェレ(Katell Quillévéré))

 デイヴィッド・バークは初ノミネート。
 Séverine Bosschemは初ノミネート。エマニュエル・ベルコは2年連続6回目のノミネート。
 セリーヌ・シアマは、2年ぶり3回目のノミネート。
 ジャック・フィエスキは、18年ぶり4回目のノミネート。
 カテル・キレヴェレは3年ぶり2回目のノミネート。ジル・トーランは、4年ぶり7回目のノミネート。1995年に『野性の葦』で脚本賞受賞。

 ◆撮影賞(Meilleure photographie)
 ・ステファーヌ・フォンテーヌ(Stéphane Fontaine) “Elle”
 ・パスカル・マルティ(Pascal Marti) “Frantz”
 ・キャロリーヌ・シャンプティエ “Les Innocentes(The Innocents)”
 ・ギョーム・デフォンテーヌ(Guillaume Deffontaines) “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・クリストフ・ボーカルヌ “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”

 ステファーヌ・フォンテーヌは、4年ぶり4回目のノミネート。2006年に『真夜中のピアニスト』、2009年に『預言者』で受賞。
 パスカル・マルティは初ノミネート。
 キャロリーヌ・シャンプティエは、4年ぶり3回目のノミネート。2011年に『神々と男たち』で受賞。
 ギョーム・デフォンテーヌは初ノミネート。
 クリストフ・ボーカルヌは、2年ぶり4回目のノミネート。

 ◆編集賞(Meilleur montage)
 ・Loïc Lallemand、Vincent Tricon 『ディヴァイン』“Divines”
 ・ヨープ・テル・ブルフ(Job ter Burg) “Elle”
 ・ロール・ガルデット(Laure Gardette) “Frantz”
 ・グザヴィエ・ドラン 『たかが世界の終わり』
 ・シモン・ジャケ(Simon Jacquet) “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”

 Loïc Lallemand、Vincent Triconは、初ノミネート。
 ヨープ・テル・ブルフは初ノミネート。
 ロール・ガルデットは、2012年に『パリ警視庁:未成年保護部隊』で受賞して以来2回目のノミネート。
 シモン・ジャケは、2年連続2回目のノミネート。

 ◆美術賞(Meilleurs décors)
 ・Jérémie D. Lignol 『ショコラ』“Chocolat”
 ・カルロス・コンティ(Carlos Conti) “La Danseuse(The Dancer)”
 ・ミシェル・バルテレミ(Michel Barthélémy) “Frantz”
 ・Riton Dupire-Clément “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・カーチャ・ヴィシュコフ(Katia Wyszkop) “Planetarium”(仏・ベルギー)(監督:レベッカ・ズロトヴスキ)

 Jérémie D. Lignol、カルロス・コンティは初ノミネート。
 ミシェル・バルテレミは、2年連続4回目のノミネート。2010年に『預言者』で受賞。
 Riton Dupire-Clémentは初ノミネート。
 カーチャ・ヴィシュコフは、3年連続6回目のノミネート。2013年に『マリー・アントワネットに別れをつげて』で受賞。

 ◆衣裳賞(Meilleurs costumes)
 ・アナイス・ロマン(Anaïs Romand) “La Danseuse(The Dancer)”
 ・パスカリーヌ・シャヴァンヌ(Pascaline Chavanne) “Frantz”
 ・カトリーヌ・ルテリエ(Catherine Leterrier) “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”
 ・Alexandra Charles “Ma Loute(Slack Bay)”
 ・マデリーン・フォンテーヌ(Madeline Fontaine) “Une vie(A Woman’s Life)”

 アナイス・ロマンは、3年連続4回目のノミネート。2012年に『メゾン ある娼館の記憶』、2015年に『SAINT LAURENT/サンローラン』で受賞。
 パスカリーヌ・シャヴァンヌは、2年ぶり7回目のノミネート。2014年に『ルノワール 陽だまりの裸婦』で受賞。
 カトリーヌ・ルテリエは、2年連続10回目のノミネート。2000年に『ジャンヌ・ダルク』、2004年に『ボン・ヴォヤージュ』、2010年に『ココ・アヴァン・シャネル』で受賞。
 Alexandra Charlesは初ノミネート。
 マデリーン・フォンテーヌは、2年ぶり8回目のノミネート。2005年に『ロング・エンゲージメント』、2009年に『セラフィーヌの庭』で受賞。

 ◆録音賞(Meilleur son)
 ・ブリジット・テイランディエ(Brigitte Taillandier)、Vincent Guillon、ステファヌ・ティエボー(Stéphane Thiébaut) 『ショコラ』“Chocolat”
 ・ジャン・ポール・ミュジェル(Jean-Paul Mugel)、Alexis Place、シリル・オルツ(Cyril Holtz)、Damien Lazzerini “Elle”
 ・マルタン・ボアソー(Martin Boissau)、ブノワ・ガルゴンヌ(Benoît Gargonne)、ジャン=ポール・ユリエ(Jean-Paul Hurier) “Frantz”
 ・ジャン・ピエール・デュレ(Jean-Pierre Duret)、Syvlain Malbrant、ジャン=ピエール・ラフォルス(Jean-Pierre Laforce) “Mal de pierres(From the Land of the Moon)”
 ・Marc Engels、フレデリック・デモルダー(Fred Demolder)、Sylvain Réty、ジャン=ポール・ユリエ(Jean-Paul Hurier) “L'Odyssée(The Odyssey)”(仏・ベルギー)(監督:ジェローム・サル(Jérôme Salle))

 ジャン=ポール・ユリエは、2作品でノミネート。
 ブリジット・テイランディエは、4年ぶり5回目のノミネート。Vincent Guillonは、6年ぶり2回目のノミネート。ステファヌ・ティエボーは、2年連続3回目のノミネート。
 ジャン・ポール・ミュジェルは、9年ぶり5回目のノミネート。1995年に『カストラート』で受賞。Alexis Placeは初ノミネート。シリル・オルツは、2年連続8回目のノミネート。2002年に『リード・マイ・リップス』、2011年に『ゲンズブールと女たち』で受賞。Damien Lazzeriniは初ノミネート。
 マルタン・ボアソー、ブノワ・ガルゴンヌ初ノミネート。ジャン=ポール・ユリエは、3年ぶり6&7回目のノミネート。2008年に『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で受賞。
 ジャン・ピエール・デュレは、3年ぶり5回目のノミネート。Syvlain Malbrantは、2年連続3回目のノミネート。ジャン=ピエール・ラフォルスは、2年ぶり13回目のノミネート。1998年に『恋するシャンソン』、2012年に『大臣と影の男』で受賞。
 Marc Engels、フレデリック・デモルダー、Sylvain Rétyは初ノミネート。

 ◆オリジナル音楽賞(Meilleure musique originale)
 ・ガブリエル・ヤレド 『ショコラ』“Chocolat”
 ・イブラヒム・マーロフ(Ibrahim Maalouf) “Dans les forêts de Sibérie(In the Forests of Siberia)”(仏)(監督:Safy Nebbou)
 ・アン・ダドリー(Anne Dudley) “Elle”
 ・フィリップ・ロンビ(Philippe Rombi) “Frantz”
 ・ソフィー・ハンガー(Sophie Hunger) “Ma vie de Courgette(My Life As A Courgette)”

 ガブリエル・ヤレドは、10年ぶり7回目のノミネート。1992年に『愛人 ラマン』で受賞。
 イブラヒム・マーロフは、2年ぶり2回目のノミネート。
 アン・ダドリーは初ノミネート。
 フィリップ・ロンビは、4年ぶり3回目のノミネート。
 ソフィー・ハンガーは初ノミネート。

 ◆第1回作品賞(Meilleur premier film)
 ・“Cigarettes et Chocolat chaud”(仏) 監督:ソフィー・レンヌ(Sophie Reine)
 ・“La Danseuse(The Dancer)”(仏・ベルギー・チェコ) 監督:ステファニー・ディ・ジュースト(Stéphanie Di Giusto)
 ・“Diamant noir(Dark Diamond/Dark Inclusion)”(仏・ベルギー) 監督:Arthur Harari
 ・『ディヴァイン』“Divines”(仏・カタール) 監督:ウーダ・ベニャミナ(Houda Benyamina)
 ・“Rosalie Blum”(仏) 監督:ジュリアン・ラプノー(Julien Rappeneau)

 “Diamant noir(Dark Diamond/Dark Inclusion)”は、ルイ・デリュック賞2016 初監督作品賞ノミネート。“La Danseuse(The Dancer)”と“Diamant noir(Dark Diamond/Dark Inclusion)”と『ディヴァイン』は、リュミエール賞2017第1回作品賞ノミネート。
 “La Danseuse(The Dancer)”は、カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門出品。
 『ディヴァイン』は、カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。カメラドール、SACD賞 スペシャル・メンション受賞。
 “Rosalie Blum”は、ヒホン国際映画祭2016 観客賞受賞。

 ◆短編映画賞(Meilleur court métrage)
 ・“Après Suzanne”(仏/17分) 監督:フェリックス・モアティ(Félix Moati)
 ・『アット・ザ・サウンド・オブ・ベル』“Au Bruit Des Clochettes(When You Hear the Bells)”(仏・アフガニスタン/26分) 監督:チャブナメ・ザリアッブ(Chabname Zariab)
 ・“Chasse Royale”(仏/28分) 監督:Lise Akoka、Romane Gueret
 ・『ママ(たち)』“Maman(s)”(仏/21分) 監督:Maïmouna Doucouré
 ・“Vers La Tendresse”(仏/39分) 監督:Alice Diop

 “Après Suzanne”は、カンヌ国際映画祭2016 短編コンペティション部門出品。
 『アット・ザ・サウンド・オブ・ベル』は、クレルモンフェラン国際短編映画祭2016出品。SACD賞(第1回作品賞)受賞。タンペレ国際短編映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。最優秀フィクション賞、GBVision Award 受賞。Altkirch国際短編映画祭2016 プランプリ受賞。カンヌ国際映画祭2016 ユニフランス短編映画賞RTIお気に入り賞(Prix Coup de Coeur RTI)受賞。
 “Chasse Royale”は、カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。Illy賞受賞。
 『ママ(たち)』は、トロント国際映画祭2015最優秀インターナショナル短編映画賞受賞。サンダンス映画祭2016 短編審査員賞 インターナショナル・フィクション部門受賞。
 “Vers La Tendresse”は、Rencontres du moyen métrage de Brive2016、Pantin映画祭2016出品。

 ◆ドキュメンタリー賞(Meilleur film documentaire)
 ・“Dernières nouvelles du cosmos”(仏) 監督ジュリー・ベルトゥチェリ
 ・“Merci Patron !”(仏・ベルギー) 監督:François Ruffin
 ・『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』(伊・仏) 監督:ジャンフランコ・ロージ
 ・“Swagger”(仏) 監督:Olivier Babinet
 ・“Voyage à travers le cinéma français(Journey to the Heart of French Cinema)”(仏) 監督:ベルトラン・タヴェルニエ

 『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』以外は、リュミエール賞2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』は、ベルリン国際映画祭2016 金熊賞受賞。ヨーロッパ映画賞2016 ドキュメンタリー賞受賞。米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 “Swagger”は、カンヌ国際映画祭2016 ACID部門出品。
 “Voyage à travers le cinéma français(Journey to the Heart of French Cinema)”は、カンヌ国際映画祭2016 カンヌ・クラシック部門出品。

 ◆アニメーション賞(Meilleur film d'animation)
 ・“La Jeune Fille sans mains(The Girl Without Hands)”(仏) 監督:Sébastien Laudenbach
 ・“Ma vie de Courgette(My Life As A Courgette)”(スイス・仏) 監督:Claude Barras
 ・『レッド・タートル ある島の物語』(仏・日・ベルギー) 監督:マイケル・デュドク・デュ・ヴィット

 “La jeune fille sans mains”は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 長編コンペティション部門出品。審査員特別表彰。
 “Ma vie de Courgette(My Life As A Courgette)”は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 長編コンペティション部門出品。グランプリ受賞。ヨーロッパ映画賞2016 アニメーション賞受賞。米国アカデミー賞2017 長編アニメーション賞ノミネート。
 『レッドタートル ある島の物語』は、カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門出品。審査員特別賞受賞。米国アカデミー賞2017 長編アニメーション賞ノミネート。

 ◆短編アニメーション賞(Meilleur court métrage d'animation)
 ・『アイスコーヒー』“Café Froid”(仏/15分) 監督:Stéphanie Lansaque、François Leroy
 ・“Celui Qui A Deux Âmes(He Who Has Two Souls)”(仏/18分) 監督:ファブリス・ルアン=ヴィジャ(Fabrice Luang Vija)
 ・“Journal Animé”(仏/4分) 監督:Donato Sansone
 ・『ペリフェリア』“Peripheria”(仏/13分) 監督:ダヴィッド・コカール・ダソ(David Coquard-Dassault)

 『アイスコーヒー』は、クレルモンフェラン国際短編映画祭2016出品。アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 短編コンペティション部門出品。
 “Celui Qui A Deux Âmes(He Who Has Two Souls)”は、ストラスブール・ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭2016 アニメーション・コンペティション部門出品。
 “Journal Animé”は、クレルモンフェラン国際短編映画祭2016出品。アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 短編コンペティション部門出品。
 『ペリフェリア』は、ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2016 グランド・コンペティション 短編部門出品。Normand Rogerによる特別賞受賞。アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 短編コンペティション部門出品。短編フランス映画賞(アンドレ・マルタン賞)、観客賞受賞。広島国際アニメーションフェスティバル2016出品。木下蓮三賞受賞。

 ◆外国映画賞(Meilleur film étranger)
 ・『エリザのために』“Baccalauréat”(ルーマニア・仏・ベルギー) 監督:クリスティアン・ムンジウ
 ・『午後8時の訪問者』(ベルギー・仏) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 ・『たかが世界の終わり』(カナダ・仏) 監督:グザヴィエ・ドラン
 ・『アクエリアス』“Aquarius”(ブラジル・仏) 監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ(Kleber Mendonça Filho)
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(米) 監督:ケネス・ロナーガン
 ・『わたしは、ダニエル・ブレイク』(英・仏・ベルギー) 監督:ケン・ローチ
 ・『ありがとう、トニ・エルドマン』(独・オーストリア・ルーマニア) 監督:マーレン・アデ

 ◆名誉セザール賞
 ◎ジョージ・クルーニー

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 主な作品のノミネート状況は、以下の通り。

 ・“Elle”(11):作品・監督・主演女優・助演男優・助演女優・若手男優・脚色・撮影・編集・録音・音楽
 ・“Frantz”(11):作品・監督・主演男優・若手女優・脚色・撮影・編集・美術・衣裳・録音・音楽
 ・“Ma Loute(Slack Bay)”(9):作品・監督・主演男優・助演女優・若手女優・脚本・撮影・美術・衣裳
 ・“Mal de pierres(From the Land of the Moon)”(8):作品・監督・主演女優・脚色・撮影・編集・衣裳・録音
 ・『ディヴァイン』(7):作品・監督・助演女優・若手女優・脚本・編集・第1回
 ・『たかが世界の終わり』(6):監督・主演男優・助演男優・助演女優・編集・外国
 ・“La Danseuse(The Dancer)”(6):主演女優・助演女優・若手女優・美術・衣裳・第1回
 ・“Victoria”(5):作品・主演女優・助演男優・助演男優・脚本
 ・『ショコラ』(5):主演男優・助演男優・美術・録音・音楽
 ・“Les Innocentes(The Innocents)”(4):作品・監督・脚本・撮影
 ・“Ma vie de Courgette(My Life As A Courgette)”(3):脚色・音楽・アニメーション
 ・“Le Fils de Jean(A Kid)”(2):主演男優・助演男優
 ・“Une vie(A Woman’s Life)”(2):主演女優・衣裳
 ・“La fille de Brest(150 Milligrams)”(2):主演女優・脚色
 ・“Quand on a 17 ans(Being 17)”(2):若手男優・若手男優
 ・“Diamant noir(Dark Diamond/Dark Inclusion)”(2):若手男優・第1回

 ミア・ハンセン=ラヴの『未来よ こんにちは』、Albert Serraの“La mort de Louis XIV(The Death of Louis XIV)”、ベルトラン・ボネロの『ノクトラマ/夜行少年たち』、レア・フェルネールの“Les ogres”、オリヴィエ・アサイヤスの“Personal Shopper”、カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品、Label Europe Cinemas賞受賞の『傭兵のハカ』(“Mercenaire”)など、2016年のフランス映画を代表する作品のいくつかが完全に無視されているのが気になります。
 これらの作品を無視していながら、『たかが世界の終わり』を外国映画賞にノミネートしつつ、普通にフランス映画を対象とした部門でも、5部門でノミネートしたりしています。

 当然ノミネートされていい候補がノミネートされていないという不満や非難は毎回ありますが、今回はちょっとひどいんじゃないかなあ。

 まあ、それでも、最終的には、落ち着くところに落ち着くとは思いますが……。

 今回のセザール賞では、ロマン・ポランスキーがセレモニーのプレジデント(“président”)を務めると発表されていましたが、未だに根強い反発があるらしく、抗議を受けて辞退することになったようです。新しいプレジデントはまだ発表されていません。(このニュースは、日本にも伝えられていますが、“président”を「審査員長」と訳しているものがあります。セザール賞は、会員の投票で決まるので、「審査員長」というのは違う気がしますが。(セザール賞を主催しているフランス映画芸術科学アカデミーのプレジデント(会長)は別にいます。))

 ちなみに―
 イザベル・ユペール、マデリーン・フォンテーヌ、『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』、“Ma vie de Courgette(My Life As A Courgette)”、『レッド・タートル ある島の物語』、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『ありがとう、トニ・エルドマン』は、米国アカデミー賞にもノミネートされていて、ノミニーは、2日間でセザール賞と米国アカデミー賞をハシゴすることになります。(マデリーン・フォンテーヌは、米国アカデミー賞では『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で衣裳デザイン賞にノミネートされています。)

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 第42回セザール賞の受賞結果の発表は、2月24日です。

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 *当ブログ記事

 ・セザール賞2017 短編アニメーション賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_51.html
 ・セザール賞2017 短編映画賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_23.html

 ・リュミエール賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_65.html

 ・ルイ・デリュック賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_40.html
 ・ルイ・デリュック賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_53.html

 ・セザール賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_50.html
 ・セザール賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_1.html
 ・セザール賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_40.html
 ・セザール賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_42.html
 ・セザール賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_49.html
 ・セザール賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_48.html
 ・セザール賞2009受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_38.html
 ・セザール賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200802/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月~2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

 追記:
 ・セザール賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_51.html

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