サンセバスチャン国際映画祭2016 オフィシャル・セレクション ラインナップ! 注目作多し!

 第64回サンセバスチャン国際映画祭(9月16日-24日)のラインナップです。

 【オフィシャル・セレクション】

 ・“Lady Macbeth”(英) 監督:William Oldroyd
 出演:Florence Pugh、コスモ・ジャーヴィス(Cosmo Jarvis)、ポール・ヒルトン(Paul Hilton)、Naomi Ackie、クリストファー・フェアバンク(Christopher Fairbank)
 物語:1865年のイングランド。キャサリンは、冷酷な男との愛のない結婚に押さえつけられていた。夫の年齢は彼女の倍あり、夫の家族も冷たく、無情だった。彼女は、夫の領地で働く若い男性との情熱的な情事に走る。彼女の中で抑え込まれていた力はあまりにも大きく、欲しいものを手に入れたいとなったら、もう止めようがなかった。
 ニコライ・レスコフの『ムツェンスク郡のマクベス夫人』の映画化。
 トロント国際映画祭2016 PLATFORM部門出品。


 ・“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”(西) 監督:アルベルト・ロドリゲス・リブレロ(Alberto Rodríguez)
 出演:ホセ・コロナド(José Coronado)、エドゥアルド・フェルナンデス(Eduard Fernández)
 物語:Francisco Paesaは、マドリッド生まれのビジネスマンで、スイスの銀行家で、武器商人であり、言い逃れのプロで、プレイボーイで、ジゴロで、泥棒で、シークレット・エージェントでもある。1986年、彼はスペイン政府に雇われる。その頃はまだ信頼できる親友Jesus Camoesのサポートを得ていた。数年後、妻との関係が破綻し、別れることになった頃、元・準軍事組織グアルディア・シビルのトップだったLuis Roldanからアプローチを受ける。それは、彼の国外逃亡を助けて、パリとアンティーブにある2つのリッチな不動産と公的基金からくすねた6百万ドルを守ってほしいというものだった。彼は、スペイン政府へ復讐し、Luis Roldanの金を盗もうと考える。
 マドリッド生まれの実在のスパイFrancisco Paesaの実際の人生に基づく物語。
 Francisco Paesa(1936- ):のちに赤道ギニアの独裁者となるフランシスコ・マシアス・ンゲマと取引したり、スペインのバスク人テロ組織ETAによるテロ行為が横行した時代には、ETAに対抗するために組織された極右テロリスト集団GAL(反テロリスト解放グループ)とも関わったりした。スペインのシークレット・サービスと協力して、ETAに位置センサー付きのミサイル2基を売ったが、それが、ETAが持っていた大量の武器や文書発見につながった。スペインの政治家で、準軍事組織グアルディア・シビルを率いたLuis Roldánの不正事件にも関わりがあると言われている。1998年にタイで死んだとも伝えられたが、のちに、それが偽装であったことが判明した。2005年にスペインのジャーナリストAlenda Manuel Cerdanが、パリでFrancisco Paesaにインタビューして世界を驚かせたが、このインタビューに基づいてAlenda Manuel Cerdanが書いた“Paesa: El espía de las mil caras(The Spy with a Thousand Faces)”が本作の原作となっている。
 『マーシュランド』のアルベルト・ロドリゲス・リブレロ監督の最新作。


 ・“Que Dios nos perdone(May God Save Us)”(西) 監督:Rodrigo Sorogoyen
 出演:アントニオ・デ・ラ・トーレ(Antonio de la Torre)、ロベルト・アラモ(Roberto Álamo)、Josean Bengoetxea、モニカ・ロペス(Monica Lopez)、ルイス・サエラ(Luis Zahera)、Rocío Muñoz、José Luis García Pérez、Ciro Miró
 物語:2011年の夏。経済危機がスペイン社会を揺さぶる。プエルタ・デル・ソル広場占拠(5-M)が起こり、さらに、マドリッドにやってくるローマ法王を見るために150万人の人が集まってくる。そんな中、殺人課の刑事AlfaroとVelardeは、連続殺人事件の担当を任される。犯人は、独り暮らしの老女をレイプし、殺していた。Alfaroは、内務調査にかけられている最中で、Velardeは、女性を誘惑するはずが、攻撃する結果になってしまっていた。ともに自分の行動をコントロールできず、女性とのつきあいがうまくできない。捜査のタイムリミットが迫る中、彼らは、自分たちが犯人と同種の人間であることに気づく。違うのは、せいぜい程度の違いだけなのだ。
 “Stockholm”(2013)が高い評価を受けたRodrigo Sorogoyenの第2監督長編。


 ・“La reconquista”(西) 監督:Jonás Trueba
 出演:Francesco Carril、Itsaso Arana、アウラ・ガリード(Aura Garrido)、Pablo Hoyos、Candela Recio
 物語:マヌエラとオルモは、初恋をした10代の頃にした約束を守って、15年後に再会する。その15年間に、失ったものと得たもの、自分自身について覚えていることと忘れてしまったこと、そして、ずっと大事に思っていた言葉やしぐさや感情に思いを馳せていく。
 フェルナンド・トルエバの息子Jonás Truebaの、第4監督長編。


 ・“150 Milligrams(La Fille de Brest)”(仏) 監督:エマニュエル・ベルコ
 出演:シセ・バベット・クヌッセン(Sidse Babett Knudsen)、ブノワ・マジメル
 物語:ブレストの大学病院からやってきた肺の専門家が、多くの怪しげな死と、市場で合法的に出回っている薬品との関連性を発見する。彼女は、世界を敵に回し、真実に光を当てるために闘う。
 フランスのセルヴィエ社は、ベンフルオレクスを経口血糖降下薬の補助薬としてMediatorの商標名で販売していた。Irène Frachonは、100万人以上の糖尿病患者を調査して、ベンフルオレクスが心臓弁膜症を引き起こし、500~2000人の死の原因となっていることを突き止めた。セルヴィエ社は、類似した薬品フェンフラルミンが同様の作用を起こし、販売中止になっていることを知りつつ、ベンフルオレクスを販売していた疑いが持たれている。本作は、この実際に起きたMediatorスキャンダルを映画化したもので、Irène Frachonの著書“Mediator 150mg”に基づいている。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 オープニング作品。


 ・“Orpheline(Orphan)”(仏) 監督:Arnaud Des Pallières
 出演:アデル・エグザルコプロス、ジェマ・アータートン、アデル・エネル、セルジ・ロペス、ジャリル・レスペール(Jalil Lespert)、ニコラ・デュヴォシェル(Nicolas Duvauchelle)、Karim Leklou、Olivier Loustau
 物語:4人の女性の人生の4つの時代が描かれる。サンドラは、青春時代をパリで過ごし、災害に見舞われる。カリーヌは、自分が育った家よりひどいところはないと感じて、逃走を続け、男をとっかえひっかえし、災難を繰り返す。キキと呼ばれる少女は、かくれんぼのようなゲームにつかまって、悲劇に至る。レネーは成熟した大人で、自らの過去から自由になっている。これら4人の女性は、やがて、1人の女性の人生の4つの局面であったことが明らかになる。
 “Michael Kohlhaas”のArnaud Des Pallières監督の3年ぶりの第5長編。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“Nocturama”(仏・独・ベルギー) 監督:ベルトラン・ボネロ
 出演:フィネガン・オールドフィールド(Finnegan Oldfield)、ヴァンサン・ロティエ(Vincent Rottiers)、Hamza Meziani、Manal Issa、Martin Guyot、Jamil Mc Craven、ラバ・ナイト・ウフェラ(Rabah Nait Oufella)、Laure Valentinelli、Ilias Le Doré、Robin Goldbronn、ルイス・レゴ(Luis Rego)、エルミーヌ・カラグーズ(Hermine Karagheuz)、アデル・エネル
 物語:ある朝のパリ。それぞれに異なる背景を持つ一握りの若者たちが、奇妙なダンスを始め、地下鉄の迷路からパリのストリートへと出る。彼らは、計画に従って動いているように見え、デパートの前で止まる。まもなくパリは爆発し、暴動が始まる。
 トロント国際映画祭2016 PLATFORM部門出品。


 ・“Plac Zabaw(Playground)”(ポーランド) 監督:Bartosz M. Kowalski
 物語:ポーランドの小さな町。学校の最後の日。12歳のGabrysiaには、クラスに好きな子がいた。彼女は、こっそり会う約束を取りつけ、自分の気持ちをちらつかせる。ところが、親密なおしゃべりのはずが、コントロールできなくなり、意外な結末に至る。

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 ・“Eiðurinn(The Oath)”(アイスランド) 監督:バルタザール・コルマウクル
 物語:娘が、父親に新しいボーイ・フレンドを紹介する。ところが、そのボーイ・フレンドは、ドラッグや犯罪に関わっていて、娘もそれに巻き込まれ、医者である父親の生活もコントロールできなくなっていく。彼は、何とかして娘を取り戻そうとするが、危険は思わぬところに潜んでいたことに気づく。
 監督本人が主役を務めている。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“Jätten(The Giant)”(スウェーデン・デンマーク) 監督:ヨハネス・ニホルム(Johannes Nyholm)
 物語:リカルドは、30歳。重い障害を患っていて、自閉症で、生まれた時から母親がいないことが悩みだった。彼は、つらい現実から空想の世界に逃げ込む。そこでは、彼は50メートルの巨人で、愛する母親とともに平和に暮らしていた。彼は、もし自分がペタンクのスカンジナビア・チャンピオンに勝ったら、母親が自分を連れ戻しに来てくれると信じて、夢を実現するために不可能にチャレンジする。
 短編作品で注目されたヨハネス・ニホルムの初監督長編。日本でも短編『ラス・パルマス』(2011)が紹介されている。
 ロッテルダム国際映画祭2013 Eurimages Award受賞。


 ・“I Am Not Madame Bovary(我不是潘金蓮)”(中) 監督:フォン・シャオガン
 出演:ファン・ビンビン、郭涛(グオ・タオ)、董成鵬、張嘉訳(チャン・ジャイー)、于和偉(ユー・ハーウェイ)
 物語:Li Xuelian(李雪蓮)は、小さな町でカフェを営んでいる。彼女は、別れた夫から浮気で訴えられていて、自分の正当性を訴えるために、小さな町から大きな町へと旅していき、ついに北京に至る。ところが、彼女を北京まで来させたことで、それまでの役所の役人が咎められて、仕事を失いそうになる。
 ※ストーリーが『秋菊の物語』と似ていると言われるのは承知の上であるようです。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“Dangsinjasingwa dangsinui geot(Yourself and Yours)”(韓) 監督:ホン・サンス
 出演:キム・ジュヒョク、イ・ユヨン
 物語:画家のヨンスは、恋人のミンジュンが男と酒を飲み、ケンカをしたと耳にする。その夜、彼らが口論し、ミンジュンは、「しばらくの間、互いに会わない方がいい」と言って出ていく。次の日、彼はミンジュンを捜しまわるが、見つからない。一方、彼が住んでいるヨンナムでは、ミンジュンまたは彼女にそっくりな女たちが違う男たちに会ってまわっていた。ヨンスはさまよい、自分自身と闘う。それはまるで、世界と闘っているかのようだった。


 ・『怒り』(日) 監督:李日相

 ・“As You Are”(米) 監督:Miles Joris-Peyrafitte
 出演:オーウェン・キャンベル、Charlie Heaton、アマンドラ・ステンバーグ、ジョン・スカーティ、スコット・コーエン、メアリー・スチュアート・マスターソン
 物語:1990年代初め。警察からの取り調べによって、3人のティーンエージャー、ジャック、マーク、サラは、それぞれの関係性について、自分の記憶に従って、話をする。かつて3人は、自分たちを取り巻く環境を嫌悪していて、それが互いへの友情と愛を育んでいた。しかし、批判的なマークの父親によって、彼は他の2人から引き離される。ジャックとサラは、マーク抜きでやっていこうとするが、思いもかけず、マークが2人の元へと引き戻される。少年2人は、世間からの拒絶に対して、複雑な感情を抱いていて、それがやがて沸点に達し、悲劇へと導く。
 俳優としても活躍するMiles Joris-Peyrafitteの初監督長編。
 サンダンス映画祭2016出品。審査員特別賞受賞。


 ・“American Pastoral”(米) 監督:ユアン・マクレガー
 出演:ユアン・マクレガー、ジェニファ・コネリー、ダコタ・ファニング、ウゾ・アドゥーバ、デイヴィッド・ストラザーン、ヴァロリー・カリー(Valorie Curry)、ピーター・リーガード、ルパート・エヴァンス
 物語:1960年代。シーモア・レヴォフは、ユダヤ系アメリカ人で、成功した手袋メーカーのオーナーの長男として生まれ、高校時代はスポーツのスター選手として人気を得、社会に出てからはビジネスマンとして成功して、美しい妻と娘を持ち、まさに理想的な家庭を築いていた。ところが、妻が建築家と浮気して自分から離れていこうとしていることに気づき、さらに、娘のメリーがベトナム戦争に反対して過激派グループに加わり、郵便局に爆弾テロを仕掛けた後、姿をくらませてしまい、「理想的な家庭」はもろくも崩れ去ってしまう。
 ユアン・マクレガーの初監督長編。フィリップ・ロスのアメリカ3部作の第1部である(ネイサン・ズッカーマンが登場する作品群の1つでもある)同名の小説の映画化。第3部は、ロバート・ベントンによって映画化された『白いカラス』。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“El Invierno”(アルゼンチン・仏) 監督:Emiliano Torres
 物語:パタゴニアの牧場。年配の親方が仕事をクビになり、若い牧童が彼のポジションに入る。この交替劇は、どちらにとっても容易なものではない。それぞれが自分のやり方で、来るべき冬を乗り越えなければならない。
 初監督作品。

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 ・“Jesús”(仏・チリ・独・ギリシャ) 監督:Fernando Guzzoni
 物語:チリのサンチャゴ。18歳のJesusは、父Hectorと同じフラットに住んでいる。2人の間にコミュニケーションはなく、テレビがその間を埋めている。それ以外の時間は、K-ポップ・バンドで踊ったり、友だちとうろついたり、ドラッグをやったり、公共の場でセックスしたりして、スリルを求めて暮らしている。ある夜、彼は、友だちと一緒にいて、どうしようもない災難に巻き込まれてしまう。この出来事は、JesusとHectorをこれまで以上に近づけるかもしれないが、永遠に引き裂くことになるかもしれなかった。


 [アウト・オブ・コンペティション部門]

 ・“A Monster Calls”(西) 監督:フアン・アントニオ・バヨナ
 出演:Lewis MacDougall、フェリシティー・ジョーンズ、リアム・ニーソン、シガニー・ウィーバー、トビー・ケベル、ジェラルディン・チャップリン
 物語:コナーは、シングル・マザーの母と暮らしているが、母が重い病気にかかり、学校でもハリーにいじめられる。ある夜、彼は、イチイの木の怪物に出会い、友だちになる。怪物は、夜ごと、彼の部屋にやってきて、話をしてくれるようになる。
 パトリック・ネス著の児童書『怪物はささやく』の映画化。
 トロント国際映画祭2016 GALAS部門出品。


 ・“L’Odyssée(The Odyssey)”(仏・ベルギー) 監督:ジェローム・サル(Jérôme Salle)
 出演:ランベール・ウィルソン、ピエール・ニネ(Pierre Niney)、オドレイ・トトゥ
 物語:物語は、1946年に始まる。ジャック・クストーは、息子フィリップを連れて地中海に潜る。フィリップのために仕立てたダイビング・スーツはぴったりフィットして、人生で初めての潜水であったのにも拘らず、水中でも上手に呼吸することができた。彼は、父に対して、畏敬の念に襲われる。父こそは、多相的な色に満ちたこのマジカルで、素晴らしい世界を切り開いた最初の人間なのだから。10年後、フィリップも大人になっていて、カリプソ号の上で父に会う。父がすっかり変わってしまった。映画やテレビのおかげで、世界的なスターになってしまったのだ。父は、大きな歩幅で、地球を行ったり来たりするようになり、次第に誇大妄想狂的になって、人類にもエラがあったらいいと思ったり、水中都市を作れないかと考えるようにもなっていた。狂乱の中、あらゆるものがおかしくなっていった。その第一は、彼の家族であり、そして20年前に彼が発見した水中の世界だった。世界は、汚染と開発によって侵され始めていた……。
 アルベール・ファルコ(Albert Falco)とYves Paccaletによる“Capitaine de la Calypso”、および、ジャン=ミシェル・クストー(Jean-Michel Cousteau)の“My Father, The Captain”に基づく。
 『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』『ケープタウン』などで知られるジェローム・サルの最新作。
 クロージング作品。


 ・“Colossal”(カナダ) 監督:ナチョ・ビガロンド(Nacho Vigalondo)
 出演:アン・ハサウェイ、ジェイソン・サダイキス(Jason Sudeikis)、ダン・スティーヴンス(Dan Stevens)、オースティン・ストウェル(Austin Stowell)、ティム・ブレイク・ネルソン
 物語:グロリアは、普通の女性だが、職を失い、ボーイフレンドによってアパートを追い出され、ニューヨークから故郷へと帰らなければならなくなる。ソウルで巨大生物が街を破壊しているというニュースを聞いた時、彼女は、この出来事と自分が結びついていることを知る。事態はどんどん収拾つかなくなっていく。彼女は、自分のようなちっぽけな存在が、地球の裏側の重大な出来事に関わっていることについて、決心を下さなければならない。
 米国アカデミー賞短編映画賞やゴヤ賞脚色賞にもノミネートされたことがある俳優で監督のナチョ・ビガロンドの第4監督長編。
 ゴジラ映画に対する著作権侵害であると東宝から訴えられて、舞台は東京からソウルに変更された。
 トロント国際映画祭2016 VANGUARD部門出品。


 ・“Snowden”(米・独) 監督:オリバー・ストーン
 出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、シェイリーン・ウッドリー、スコット・イーストウッド、ニコラス・ケイジ、ティモシー・オリファント、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、ジョーリー・リチャードソン、メリッサ・レオ、リス・エヴァンス
 物語:CIA及びNSA局員のエドワード・スノーデンは、政府の機密文書をマスコミにリークする。
 Anatoly Kucherena著“Time of The Octopus”とルーク・ハーディング著『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』より映画化。
 トロント国際映画祭2016 GALAS部門出品。


 [特別上映作品]

 ・“Bigas X Bigas”(西) 監督:ビガス・ルナ、Santiago Garrido Rua
 ビガス・ルナは、脚本もなく、道具も使わずに、ピュアな状態のキャラクターを撮影したいと考えた。その結果として始めたのが、自分のまわりの現実を撮影するビデオ・ダイアリーだ。500本以上のビデオ、映像テキスト、音声ファイルが貯まった。家族のシーンや、親しい者どうしのリアクション、俳優や友人たちの1対1の企みが収められた。これは、ビガス・ルナの経験とリアクションへの旅であり、アーティストとしてだけではなく、人間として、彼の最も深いパーソナルな部分をも明らかにしている。

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 ・“Manda huevos”(西) 監督:Diego Galán
 “Con La Pata Quebrada(Barefoot In The Kitchen)”(2013)は、サンセバスチャン国際映画祭の元ディレクターで、映画批評家のDiego Galan が、1930年代から現在に至る180本のスペイン映画から女性のイメージを抜き出して、女性の変遷と、女性がいかに社会に進出してきたかを考察したドキュメンタリーだったが、本作は、その男性版である。


 ・“Vivir y otras ficciones”(西) 監督:Jo Sol
 物語:アントニオは、四肢麻痺の作家で、完全な性生活をしたいと考えて、自分の家に、性生活を手助けしてくれるようなスペースを設けようと決心する。


 ・『君の名は。』(日) 監督:新海誠

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 サンセバスチャン国際映画祭2016 のラインナップは、まだまだ続きます。

 ・サンセバスチャン国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_20.html

 ・サンセバスチャン国際映画祭2016 ホライズンズ・ラティーノ部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_1.html

 ・サンセバスチャン国際映画祭2016 その他のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_6.html

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月~11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

 追記:
 ・サンセバスチャン国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_34.html

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