サンダンス映画祭2016 コンペティション部門以外のラインナップ +コンペティション部門注目作品

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 ◆NEXT部門
 ・“THE 4TH”(米) 監督:Andre Hyland
 ・“Dark Night”(米) 監督:Tim Sutton
 ・“The Eyes of My Mother”(米) 監督:Nicolas Pesce
 ・“First Girl I Loved”(米) 監督:Kerem Sanga
 ・“The Fits”(米・伊) 監督:Anna Rose Holmer
 ・“How To Tell You’re A Douchebag”(米) 監督:Tahir Jetter
 ・“Jacqueline”(アルゼンチン) 監督:Bernardo Britto
 ・“The Land”(米) 監督:Steven Caple Jr.
 ・“Operation Avalanche”(米・カナダ) 監督:Matt Johnson
 ・“Sleight”(米) 監督:JD Dillard

 ◆Premieres部門
 ・“Agnus Dei”(仏・ポーランド) 監督:アンヌ・フォンテーヌ
 ・“Ali & Nino”(英) 監督:アシフ・カパディア
 ・“Captain Fantastic”(米) 監督:マット・ロス
 ・“Certain Women”(米) 監督:ケリー・ライヒャルト
 ・“Complete Unknown”(米) 監督:ジョシュア・マーストン
 ・“Frank & Lola”(米) 監督:Matthew Ross
 ・“Hunt for the Wilderpeople”(ニュージーランド) 監督:タイカ・ワイティティ
 ・“Indignation”(米) 監督:ジェイムズ・シェイマス
 ・“Little Men”(米) 監督:アイラ・サックス
 ・“Love & Friendship”(アイルランド・仏・オランダ) 監督:ホイット・スティルマン
 ・“Manchester By The Sea”(米) 監督:ケネス・ロナーガン
 ・“Mr. Pig”(メキシコ) 監督:ディエゴ・ルナ
 ・“Sing Street”(アイルランド) 監督:ジョン・カーニー
 ・“Sophie and the Rising Sun”(米) 監督:マギー・グリーンウォルド
 ・“The Fundamentals of Caring”(米) 監督:Rob Burnett
 ・“The Hollars”(米) 監督:ジョン・クラシンスキー
 ・“Wiener-Dog”(米) 監督:トッド・ソロンズ

 ◆Doc Premieres部門
 ・“Becoming Mike Nichols”(米) 監督:ダグラス・マクグラス
 ・“Eat That Question - Frank Zappa in His Own Words”(仏・独) 監督:Thorsten Schütte
 ・“Film Hawk”(米) 監督:Tai Parquet、JJ Garvine
 ・“LO AND BEHOLD Reveries of the Connected World”(米) 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
 ・“Mapplethorpe: Look at the Pictures”(米) 監督:ランディー・バルバート、フェントン・ベイリー
 ・“Maya Angelou And Still I Rise”(米) 監督:Rita Coburn Whack、Bob Hercules
 ・“Michael Jackson's Journey from Motown to Off the Wall”(米) 監督:スパイク・リー
 ・“Norman Lear: Just Another Version of You”(米) 監督:レイチェル・グレイディ、ハイディ・ユーイング
 ・“Nothing Left Unsaid: Gloria Vanderbilt & Anderson Cooper”(米) 監督:リズ・ガルバス
 ・“Resilience”(米) 監督:ジェームズ・レッドフォード
 ・“Richard Linklater - dream is destiny”(米) 監督:Karen Bernstein、Louis Black
 ・“Under the Gun”(米) 監督:Stephanie Soechtig
 ・“Unlocking the Cage”(米) 監督:D.A.ペネベイカー、クリス・ヘゲダス

 ◆Spotlight部門
 ・『光りの墓』“Cemetery of Splendor”(タイ) 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
 ・『大河の抱擁』“Embrace of the Serpent”(コロンビア) 監督:チロ・ゲーラ
 ・“Green Room”(米) 監督:ジェレミー・ソルニエ
 ・『地雷と少年兵』“Land of Mine”(デンマーク) 監督:マルティン・サンフィリート
 ・“Maggie's Plan”(米) 監督:レベッカ・ミラー
 ・“Miles Ahead”(米) 監督:ドン・チードル
 ・『ひつじ村の兄弟』“Rams”(アイスランド・デンマーク) 監督:グリームル・ハゥコーナルソン
 ・“The Lobster”(アイルランド・英・ギリシャ・仏) 監督:ヨルゴス・ランティモス
 ・“Viva”(アイルランド) 監督:パディ・ブレスナック

 ◆From The Collection部門
 ・『希望の街』(1991/米) 監督:ジョン・セイルズ
 ・“River of Grass”(1994/米) 監督:ケリー・ライヒャルト
 ・“Walking and Talking”(1996/米) 監督:ニコール・ホロフセナー

 ◆Sundance Kids部門
 ・“Little Gangster”(オランダ) 監督:Arne Toonen
 ・“Snowtime!”(カナダ) 監督:François Brisson、ジャン=フランソワ・プリオ
 ・“The Eagle Huntress”(米) 監督:Otto Bell

 ◆Midnight部門
 ・“31”(米) 監督:ロブ・ゾンビ
 ・“Antibirth”(米・カナダ) 監督:Danny Perez
 ・“Carnage Park”(米) 監督:Mickey Keating
 ・“Outlaws and Angels”(米) 監督:JT Mollner
 ・“The Blackout Experiments”(米) 監督:Rich Fox
 ・“The Greasy Strangler”(米) 監督:ジム・ホスキング
 ・“Trash Fire”(米) 監督:Richard Bates Jr.
 ・“Under the Shadow”(英・ヨルダン・カタール) 監督:Babak Anvari
 ・“Yoga Hosers”(米) 監督:ケヴィン・スミス

 ◆New Frontier部門
 [Films & Performances]
 ・“Cameraperson”(米) 監督:Kirsten Johnson
 ・“Nari”(米) 監督:Sun Yunfan、Dave Liang、Gingger Shankar
 ・“Notes on Blindness”(英・仏) 監督:James Spinney、Peter Middleton
 ・“The Illinois Parables”(米) 監督:Deborah Stratman
 [Art]
 ・“Double Conscience“(米) リード・アーティスト:カリール・ジョセフ(Kahlil Joseph)
 ・“Escape Pod“(米) リード・アーティスト:Jonathan Monaghan
 ・“Giant“(米) リード・アーティスト:Winslow Porter、Milica Zec
 ・“Inextinguishable Fire“(米) リード・アーティスト:Cassils
 ・“In the Eyes of the Animal“(英) リード・アーティスト:Robin McNicholas
 ・“Queen Rose Family (da Stories)“(米) リード・アーティスト:Kalup Linzy
 ・“Real Virtuality: Immersive Explorers“(スイス) リード・アーティスト:Caecilia Charbonnier、Sylvain Chagué
 ・“The Holo-Cinema“(米) リード・アーティスト:ILMxLab
 ・“The Leviathan Project“(米) リード・アーティスト:Bradley Newman、アレックス・マクダウェル
 ・“The Treachery of Sanctuary“(米) リード・アーティスト:クリス・ミルク(Chris Milk)
 ・“Walden,a Game“(米) リード・アーティスト:Tracy Fullerton
 [VR]
 ・“#100humans”(米) 監督:Rainer Gombos、Linc Gasking、ダニエル・シェクター(Daniel Schechter)
 ・“6x9: An Immersive Experience of Solitary Confinement”(英) 監督:The Guardian
 ・“Across the Line”(米) 監督:Jeff Fitzsimmons、Brad Lichtenstein、Nonny de la Peña
 ・“A History of Cuban Dance”(米・キューバ) 監督:ルーシー・ウォーカー
 ・“Cardboard Crash”(カナダ) 監督:Loc Dao、Vincent McCurley
 ・“Collisions”(オーストラリア) 監督:Lynette Wallworth
 ・“Condition One”(米) 監督:Phil McNally、Casey Brown、Danfung Dennis
 ・“Defrost”(米) 監督:ランダル・クレイザー(Randal Kleiser)
 ・“fabulous wonder.land”(英) 監督:Ollie Lindsey、Lysander Ashton、Toby Coffey
 ・“Hard World for Small Things”(米) 監督:Janicza Bravo
 ・“Irrational Exuberance”(米) 監督:Ben Vance
 ・“Job Simulator”(米) 監督:Devin Reimer、アレックス・シュワルツ(Alex Schwartz)
 ・“Kiya”(米) 監督:Nonny de la Peña
 ・“Nomads: Maasai”(カナダ) 監督:ポール・ラファエル(Paul Raphaël)、Félix Lajeunesse
 ・“Nomads: Sea Gypsies”(カナダ) 監督:ポール・ラファエル(Paul Raphaël)、Félix Lajeunesse
 ・“Notes on Blindness - Into Darkness”(仏・英) 監督:James Spinney、Peter Middleton、Amaury La Burthe、Arnaud Colinart
 ・“Perspective,Chapter 2: The Misdemeanor”(米) 監督:Morris May、ローズ・トローシュ
 ・“Sequenced”(米・スイス) 監督:Michaël Martin、Sylvain Joly、Emilie Joly
 ・“Sisters: A Mobile VR Ghost Story”(米) 監督:Michael Murdock、Robyn Gray、Andrew Goldstein
 ・“Sonar”(独) 監督:Alexander Maas、Dominik Stockhausen、Philipp Maas
 ・“Stonemilker”(米) 監督:ビョーク、アンドリュー・トーマス・ホワン(Andrew Thomas Huang)
 ・“Surge”(オランダ) 監督:アルヤン・ヴァン・メールテン(Arjan van Meerten)
 ・“The Abbot's Book”(米) 監督:Lyndon Barrois、Michael Conelly
 ・“theBlu: Encounter”(米) 監督:Ben Vance、ジェイク・ローウェル(Jake Rowell)
 ・“The Martian VR Experience”(米) 監督:リドリー・スコット、ロバート・ストロンバーグ
 ・“The Rose and I”(米) 監督:Alex Woo、Jimmy Maidens、Eugene Chung
 ・“The Unknown Photographer”(カナダ) 監督:Claudine Matte、Osman Zeki、Loic Suty
 ・“Viens! (Come!)”(仏) 監督:Carl Guyenette、ミシェル・レイヤック(Michel Reilhac)
 ・“Waves”(米) 監督:Luis Blackaller、レジー・ワッツ(Reggie Watts)、Benjamin Dickinson
 ・“Waves of Grace”(リベリア) 監督:クリス・ミルク、Gabo Arora

 ※サンダンス映画祭2016には上記のほかに短編部門があります。

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 [USドラマ部門について]

 ・2015年度は、サンダンス映画祭でプレミア上映になった作品(ドラマ部門作品)から全米映画賞レースのメインストリームにからんでくるような作品がほぼないと言っていいようなありさまだったので、本年度はどうなのかというのが、注目の第1ポイントになります。
 シノプシスを読んだだけでは判断できないところもありますが、本年度も厳しいかも?というのが正直な感想です。

 ・作品的には、インディペンデント作品ながら、大手スタジオが制作すればより上質な作品になったんじゃないかと思えるような、「大ネタ」に挑んだ作品が多いように思います。それで成功していれば全然問題ありませんが、ちょっと心配です。

 ・俳優出身(で監督としての実績が全くない)の監督作品が多く、作品の出来は今のところ未知数です。

 ・映画祭的には、新鮮味があり、意欲的な作品が評価されるとすれば、まずピックアップされるべきは、“Goat”と“Spa Night”でしょうか。“Spa Night”の監督は、アン・リーにように広く一般に受け入れられるような才能と手腕があれば、将来を期待できる監督なれるかもしれません。

 ・その次に注目されるのは、“Lovesong”、“Morris From America”、“Swiss Army Man”、“Tallulah”あたり。
 さらにその次は、“Christine”、“White Girl”あたりでしょうか。“Southside With You”も気にはなりますが、オバマ人気にあやかった凡庸な恋愛映画になっているかもしれず、期待してもいいのかどうか……。

 [USドキュメンタリー部門]

 ・サンダンス映画祭で最も注目される部門がここで、それは、毎年、全米映画賞レースのドキュメンタリー部門にノミネートされるドキュメンタリーの半数がここから出ているからで、本年度もそういうクオリティーの作品が集まっているなら、そういう流れになるはずです。

 ・とはいえ、シノプシスを読んだ限りでは、「これが2016年を代表するドキュメンタリーだ」と思えるような作品は、ちょっと判断がつかないですね。それは映画祭での受賞結果とも違うような気もしますし。

 ・なので、①映画祭で受賞しそうな作品として、“Author:The JT LeRoy Story”、“Gleason”、“Holy Hell”、“Kate Plays Christine”、“Life,Animated”、“NUTS!”を挙げ、②映画賞レースでピックアップされそうな作品として、“How to Let Go of the World(and Love All the Things Climate Can’t Change)”、“Jim”、“Newtown”、“Trapped”を挙げておきたいと思います。まあ、パワフルな作品であれば、映画祭でも受賞して、映画賞レースでもピックアップされるはずですが、現時点では、どうなるか、予想がつきませんね。

 [ワールド・シネマ ドラマ部門]

 ドラマ部門もドキュメンタリー部門も、US部門よりワールド・シネマ部門の方が手ごたえが感じられる作品が多いような気がします。

 ドラマ部門で有力視される作品は、まずは、“Between Sea And Land(La Ciénaga entre el mar y la tierra)”、“A Good Wife(Dobra zena)”、“Sand Storm(Sufat Chol)”、“Wild”あたりでしょうか。これらは、それぞれの国で2016年を代表する作品になる可能性がありそうです。
 個人的には“The Lure(Córki Dancingu)”が気になりますが、B級の匂いがプンプンしています。何らかの形で日本に入ってきそうなジャンルの作品ではありますが、どうでしょうか。

 [ワールド・シネマ ドキュメンタリー部門]

 「何年もかけて撮影した作品」や「危険を覚悟で撮影した作品」が多く、US部門より見ごたえがありそうです。

 その中でも特に注目は、“The Land of The Enlightened”、“The Lovers And The Despot”、“Plaza De La Soledad”の3本。
 日本でも公開されたらもの凄く話題になると思うのは“The Lovers And The Despot”ですが、どこか買ってくれる映画会社はあるでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・サンダンス映画祭2016 US コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_1.html
 ・サンダンス映画祭2016 ワールド・シネマ コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_4.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月~2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

 追記:
 ・サンダンス映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_1.html

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