イタリア・オンライン映画賞(IOMA)2014 ノミネーション発表!

 イタリア・オンライン映画賞(IOMA/Italian Online Movie Awards)2014のノミネーションが発表されました。(5月8日)

 イタリア・オンライン映画賞は、イタリアの映画フォーラムによって始められた、インターネットの投票によって受賞結果が決められる映画賞で、今年で第12回を迎えています。

 対象となるのは、過去1年間にイタリアで公開された映画で、イタリア映画に限らず、アメリア映画を含むすべての公開作品から選出されます。

 フォーラムの会員はおよそ1000人いますが、映画賞の投票自体は広く一般に開かれています。

 今年は、5月18日までが投票期間になっています。

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 ◆作品賞
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・『グレート・ビューティー/追憶のローマ』
 ・『アデル、ブルーは熱い色』
 ・『her/世界でひとつの彼女』
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆監督賞
 ・レオス・カラックス 『ホーリー・モーターズ』
 ・アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ』
 ・スパイク・ジョーンズ 『her/世界でひとつの彼女』
 ・アブデラティフ・ケシシュ 『アデル、ブルーは熱い色』
 ・マーティン・スコセッシ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・パオロ・ソレンティーノ 『グレート・ビューティー/追憶のローマ』

 ◆主演男優賞
 ・レオナルド・ディカプリオ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・ドニ・ラヴァン 『ホーリー・モーターズ』
 ・マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・ホアキン・フェニックス 『her/世界でひとつの彼女』
 ・トニ・セルヴィッロ 『グレート・ビューティー/追憶のローマ』

 ◆主演女優賞
 ・エイミー・アダムス 『アメリカン・ハッスル』
 ・ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン』
 ・ジュディー・デンチ 『あなたを抱きしめる日まで』
 ・アデル・エグザルコプロス 『アデル、ブルーは熱い色』
 ・エマニュエル・セニエ “La Vénus à la fourrure”(仏・ポーランド)(監督:ロマン・ポランスキー)

 ◆助演男優賞
 ・バーカッド・アブディ 『キャプテン・フィリップス』
 ・マイケル・ファスベンダー 『それでも夜は明ける』
 ・ジェイク・ギレンホール 『プリズナーズ』
 ・ジョナ・ヒル 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・ジャレッド・レト 『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・マシュー・マコノヒー 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆助演女優賞
 ・サリー・ホーキンス 『ブルージャスミン』
 ・ジェニファー・ローレンス 『アメリカン・ハッスル』
 ・ルピータ・ニョンゴ 『それでも夜は明ける』
 ・ジュリア・ロバーツ 『8月の家族たち』
 ・レア・セイドゥ 『アデル、ブルーは熱い色』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・『ブルージャスミン』
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・『ある過去の行方』
 ・『her/世界でひとつの彼女』
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

 ◆脚色賞
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『アデル、ブルーは熱い色』
 ・『あなたを抱きしめる日まで』
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・“La Vénus à la fourrure”

 ◆撮影賞
 ・『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・『グレート・ビューティー/追憶のローマ』
 ・『her/世界でひとつの彼女』
 ・『オンリー・ゴッド』

 ◆編集賞
 ・『キャプテン・フィリップス』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・『ラッシュ プライドと友情』
 ・『スノーピアサー』
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆美術賞
 ・『華麗なるギャツビー』
 ・『グレート・ビューティー/追憶のローマ』
 ・『her/世界でひとつの彼女』
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』
 ・『スノーピアサー』

 ◆衣裳賞
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・『ホーリー・モーターズ』
 ・『華麗なるギャツビー』
 ・『グランド・マスター』

 ◆メイキャップ賞
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・『ヒッチコック』
 ・『ホーリー・モーターズ』
 ・『ラッシュ プライドと友情』
 ・『スノーピアサー』

 ◆視覚効果賞
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・『アイアンマン3』
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』
 ・『パシフィック・リム』
 ・『スノーピアサー』

 ◆オリジナル作曲賞
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・『華麗なるギャツビー』
 ・『her/世界でひとつの彼女』
 ・『オンリー・ゴッド』

 ◆キャスト賞
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・『ブルージャスミン』
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆アニメーション賞
 ・『怪盗グルーのミニヨン危機一発』
 ・『アナと雪の女王』
 ・『モンスターズ・ユニバーシティ』
 ・『LEGO ムービー』
 ・『おおかみこどもの雨と雪』

 ◆ヨーロッパ映画賞
 ・『ブランカニエベス』(西)
 ・『私の、息子』(ルーマニア)
 ・『アデル、ブルーは熱い色』(仏)
 ・『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(伊)
 ・“Miss Violence”(ギリシャ)(監督:Alexandros Avranas)
 ・“Mold”(トルコ)(監督:Ali Aydin)
 ・『コーヒーをめぐる冒険』(独)
 ・『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(デンマーク)
 ・『シュガーマン 奇跡に愛された男』(スウェーデン)
 ・『思秋期』(英)

 ◆イタリア映画賞
 ・“Il capitale umano(Human Capital)”(伊・仏) 監督:パオロ・ヴィルツィ
 ・『グレート・ビューティー/追憶のローマ』
 ・『マフィアは夏にしか殺らない』“La Mafia Uccide Solo D’Estate”(伊) 監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト(Pif (Pierfrancesco Diliberto))
 ・『ミエーレ』“Miele”(伊・仏) 監督:ヴァレリア・ゴリーノ
 ・“Smetto quando voglio”(伊) 監督:Sydney Sibilia

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 主な作品のノミネート状況は、以下の通りです。

 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(8):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・脚色・編集・キャスト
 ・『それでも夜は明ける』(7):作品・助演男優・助演女優・脚色・衣裳・作曲・キャスト
 ・『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(7):作品・監督・主演男優・撮影・美術・ヨーロッパ・イタリア
 ・『her/世界でひとつの彼女』(7):作品・監督・主演男優・脚本・撮影・美術・作曲
 ・『ゼロ・グラビティ』(6):作品・監督・撮影・編集・視覚効果・作曲
 ・『アデル、ブルーは熱い色』(6):作品・監督・主演女優・助演女優・脚色・ヨーロッパ
 ・『アメリカン・ハッスル』(6):主演女優・助演女優・脚本・衣裳・メイク・キャスト
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』(5):主演男優・助演男優・脚本・メイク・キャスト
 ・『ホーリー・モーターズ』(4):監督・主演男優・衣裳・メイク
 ・『ブルージャスミン』(4):主演女優・助演女優・脚本・キャスト
 ・『スノーピアサー』(4):編集・美術・メイク・視覚効果
 ・『華麗なるギャツビー』(3):美術・衣裳・作曲
 ・『あなたを抱きしめる日まで』(2):主演女優・脚色
 ・“La Vénus à la fourrure”(2):主演女優・助演女優
 ・『キャプテン・フィリップス』(2):助演男優・編集
 ・『オンリー・ゴッド』(2):撮影・作曲
 ・『ラッシュ プライドと友情』(2):編集・メイク
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』(2):美術・視覚効果

 基本的には全米映画賞レース2013に準じたノミネーションになっていますが、そこに1年遅れの『ホーリー・モーターズ』や『ヒッチコック』と、全米映画賞レースにはからんでこなかった『スノーピアサー』や“La Vénus à la fourrure”などが入って、ちょっと独特の雰囲気のあるもの(ローカルの映画クラブの映画賞っぽい?)になっています。

 当ブログで記事にしているのは、2年前のデータだけですが、監督だけみると、今回のノミネーションは、2年前のそれとかなり似通ったものになっています。

 2年前の受賞結果は、全米映画賞レースのそれとは大分違い、部門ごとにけっこうバラバラの作品から受賞しています。
 これがイタリアの映画ファンのチョイスだとすれば、今回もそうなる可能性があります。
 ヨーロッパで強いのは『グレート・ビューティー/追憶のローマ』と『アデル、ブルーは熱い色』ですが、果たしてこれがイタリアの一般の映画ファンにも適応されるのかどうか……。

 受賞結果の発表は、ざっと調べた限りでは、正確な期日はまだ発表されていないようですが、5月18日に投票が締め切られるので、その1週間後あたりだろうと思われます。

 なお、今回は、アニメーション部門に『おおかみこどもの雨と雪』がノミネートされていますが、2年前は『借りぐらしのアリエッティ』がノミネートされ、見事に受賞を果たしています。

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 *当ブログ記事

 ・イタリア・オンライン映画賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_11.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月~11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

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