Jutra賞(ケベック映画賞)2014 受賞結果!

 ケベック州で製作されたカナダ映画を対象とする映画賞、第16回Jutra賞(Prix Jutra /La Soirée des Jutra)の結果が発表になりました。(3月23日発表。ノミネーション発表は1月27日)

 ◆作品賞(Meilleur film)
 ◎“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”(カナダ) 監督:Daniel Roby
 ・“Catimini”(カナダ) 監督:Nathalie Saint-Pierre
 ・“Le Démantèlement”(カナダ) 監督:Sébastien Pilote
 ・“Diego Star”(カナダ・ベルギー) 監督:Frédérick Pelletier
 ・“Gabrielle”(カナダ) 監督:Louise Archambault

 カナダ・スクリーン・アワードでは、“Gabrielle”が受賞。

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 ◆監督賞(Meilleure realization)
 ◎Louise Archambault “Gabrielle”
 ・ドゥニ・コテ(Denis Côté) “Vic+Flo ont vu un ours”(カナダ)
 ・ロベール・ルパージュ(Robert Lepage)、Pedro Pires “Tryptique”(カナダ)
 ・Sébastien Pilote “Le Démantèlement”
 ・Daniel Roby “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”

 カナダ・スクリーン・アワードでは、ドゥニ・ヴィルヌーヴが受賞。

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 ◆主演男優賞(Meilleur acteur)
 ◎アントワーヌ・ベルトラン(Antoine Bertrand) “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・ガブリエル・アルカン “Le Démantèlement”
 ・Alexandre Landry “Gabrielle”
 ・マーセル・サボーリン(Marcel Sabourin) “L'autre maison”(カナダ)(監督:マチュー・ロワ(Mathieu Roy))
 ・イサカ・サワドゴ(Issaka Sawadogo) “Diego Star”

 カナダ・スクリーン・アワードでは、ガブリエル・アルカンが受賞。
 ガブリエル・アルカンは、前回は『カラカラ』でノミネート。

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 ◆主演女優賞(Meilleure actrice)
 ◎ピエレット・ロビタイユ(Pierrette Robitaille) “Vic+Flo ont vu un ours”
 ・Chloé Bourgeois “Diego Star”
 ・Lise Castonguay “Tryptique”
 ・Rose-Maïté Erkoreka “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・Marie-Evelyne Lessard “Les manèges humains”(カナダ)(監督:Martin Laroche)

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。

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 ◆助演男優賞(Meilleur acteur de soutien)
 ◎Guillaume Cyr “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・Normand Daoust “Les manèges humains”
 ・ブノワ・グアン(Benoit Gouin) “Gabrielle”
 ・Vincent-Guillaume Otis “Gabrielle”
 ・ジル・ルノー(Gilles Renaud) “Le Démantèlement”

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。

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 ◆助演女優賞(Meilleure actrice de soutien)
 ◎メリッサ・デゾルモー=プーラン(Mélissa Désormeaux-Poulin) “Gabrielle”
 ・マリー・ブラザード(Marie Brassard) “Vic+Flo ont vu un ours”
 ・Sophie Desmarais “Le Démantèlement”
 ・Muriel Dutil “Ressac”(カナダ)(監督:Pascale Ferland)
 ・Frédérique Paré “Catimini”

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。

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 ◆脚本賞(Meilleur scenario)
 ◎Louise Archambault “Gabrielle”
 ・ドゥニ・コテ “Vic+Flo ont vu un ours”
 ・Martin Laroche “Les manèges humains”
 ・Frédérick Pelletier “Diego Star”
 ・Nathalie Saint-Pierre “Catimini”

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。

 ◆撮影監督賞(Meilleure direction de la photographie)
 ◎Michel La Veaux “Le Démantèlement”
 ・スティーヴ・アスラン(Steve Asselin) “L'autre maison”
 ・ニコラ・ボルデュク(Nicolas Bolduc) “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・ナタリー・モリアフコ=ヴィゾツキー( Nathalie Moliavko-Visotzky) “Catimini”
 ・アンドレ・ターピン(André Turpin) “Whitewash”(カナダ)(監督:Emanuel Hoss-Desmarais)

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。
 ニコラ・ボルデュクは、前回『魔女と呼ばれた少女』で受賞。

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 ◆編集賞(Meilleur montage)
 ◎リシャール・コミュー(Richard Comeau) “Gabrielle”
 ・ドミニク・フォーティン(Dominique Fortin) 『陰謀のスプレマシー』“Erased”(米・カナダ・ベルギー・英)(監督:フィリップ・シュテルツェル(Philipp Stölzl))
 ・ルイ=マーティン・パラディス(Louis-Martin Paradis) “L'autre maison”
 ・Nathalie Saint-Pierre “Catimini”
 ・アルチュール・タルノウスキ(Arthur Tarnowski) “Whitewash”

 カナダ・スクリーン・アワードでは、“Enemy”が受賞。
 リシャール・コミューは、前回『魔女と呼ばれた少女』で受賞。2年連続受賞。

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 ◆美術監督賞(Meilleure direction artistique)
 ◎ミシェル・プルール(Michel Proulx)、Marc Ricard “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・Jean Babin、Christian Légaré、デヴィッド・ペレティア(David Pelletier) “Tryptique”
 ・Isabelle Guay、Jean-Pierre Paquet、Réal Proulx 『アップサイドダウン 重力の恋人』“Upside Down”(カナダ・仏)(監督:ファン・ソラナス(Juan Solanas))
 ・Marie-Hélène Lavoie “Chasse au Godard d'Abbittibbi”(カナダ)(監督:Eric Morin)
 ・Marjorie Rhéaume “Diego Star”

 カナダ・スクリーン・アワードでも“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”が受賞。

 ◆衣裳賞(Meilleurs costumes)
 ◎Carmen Alie “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・Caroline Bodson “Chasse au Godard d'Abbittibbi”
 ・Judy Jonker “Triptyque”
 ・ニコレッタ・マッソーネ(Nicoletta Massone)  『アップサイドダウン 重力の恋人』
 ・Madeleine Tremblay “Rouge sang”(カナダ)(監督:Martin Doepner)

 カナダ・スクリーン・アワードでも“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”が受賞。
 Carmen Alieは、前回は“Ésimésac”で受賞。2年連続受賞。

 ◆メイキャップ賞(Meilleur maquillage)
 ◎ナタリー・トレパニア(Natalie Trépanier) “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・Kathryn Casault “Les 4 soldats”(カナダ)(監督:Robert Morin)
 ・Kathryn Casault “Whitewash”
 ・Maïna Militza “Chasse au Godard d'Abbittibbi”
 ・Colleen Quinton 『陰謀のスプレマシー』

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。
 Kathryn Casaultは、2作品でノミネート。
 Kathryn Casaultは3年連続ノミネート、Colleen Quintonは、2年連続ノミネート。
 Maïna Militzaは、2部門でノミネート。

 ◆ヘアスタイリング賞(Meilleure coiffure)
 ◎Martin Lapointe “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・Réjean Goderre “Il était une fois les Boys”(カナダ)(監督:リチャード・グードゥロー(Richard Goudreau))
 ・Manon Joly “Lac Mystère”(カナダ)(監督:エリック・カヌエル(Erik Canuel))
 ・Maïna Militza “Chasse au Godard d'Abbittibbi”
 ・Denis Parent “Les 4 soldats”

 Martin Lapointeは、前回は『わたしはロランス』で受賞。3年連続ノミネート、2年連続受賞。
 Maïna Militzaは、2部門でノミネート。
 Denis Parentは、3年連続ノミネート。

 ◆録音賞(Meilleur son)
 ◎ステファン・ベルゲロン(Stéphane Bergeron)、Martin Pinsonnault、Simon Poudrette “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”
 ・シルヴァン・ブラサール(Sylvain Bellemare)、Pierre Bertrand、Bernard Gariépy Strob “Gabrielle”
 ・Jérôme Boiteau “La légende de Sarila”(カナダ)(監督:Nancy Florence Savard)
 ・Michel B. Bordeleau、フレドリック・ド・ラヴィニャン(Frédéric de Ravignan)、Gavin Fernandes “Jappeloup, l'étoffe d'un champion”(仏・カナダ)(監督:クリスチャン・デュゲイ)
 ・Yann Cleary、Martin Rouillard “Chasse au Godard d'Abbittibbi”

 カナダ・スクリーン・アワード ノミネーションとは“Gabrielle”のみ同じ。

 ◆オリジナル音楽賞(Meilleure musique originale)
 ◎ラマチャンドラ・ボルカル(Ramachandra Borcar) “Roche Papier Ciseaux”(カナダ)(監督:Yan Lanouette Turgeon)
 ・オリヴィエ・オリオール(Olivier Auriol) “La légende de Sarila”
 ・ブノワ・シャレスト(Benoît Charest) 『アップサイドダウン 重力の恋人』
 ・ミシェル・クッソン(Michel Cusson) “Rouge sang”
 ・Thomas Hellman “Les manèges humains”

 カナダ・スクリーン・アワード ノミネーションとは“Roche Papier Ciseaux”と“Rouge sang”が一致。カナダ・スクリーン・アワードでは“Enemy”が受賞。
 ブノワ・シャレストは、2年連続ノミネート。

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 ◆長編ドキュメンタリー賞(Meilleur long métrage documentaire)
 ◎“En attendant le printemps”(カナダ) 監督:Marie-Geneviève Chabot
 ・“Le chant des ondes”(カナダ) 監督:Caroline Martel
 ・“Dans un océan d'images”(カナダ) 監督:Helen Doyle
 ・“Le prix des mots”(カナダ) 監督:Julien Fréchette
 ・“Québékoisie”(カナダ) 監督:Mélanie Carrier、Olivier Higgins

 カナダ・スクリーン・アワードとはすべて異なる顔ぶれです。

 ◆短編映画賞(Meilleur court ou moyen métrage de fiction)
 ◎“Quelqu'un d'extraordinaire”(カナダ) 監督:Monia Chokri
 ・“Gaspé Copper”(カナダ) 監督:Alexis Fortier Gauthier
 ・“Mémorable moi”(カナダ) 監督:Jean-François Asselin
 ・“Nous avions”(カナダ) 監督:Stéphane Mourkazel
 ・“L'ouragan fuck you tabarnak ! ”(カナダ) 監督:Ara Ball

 カナダ・スクリーン・アワード ノミネーションとは“Nous avions”のみ一致。

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 ◆アニメーション賞(Meilleur court ou moyen métrage d'animation)
 ◎“Le courant faible de la rivière”(カナダ) 監督:Joël Vaudreuil
 ・“La fin de Pinky”(カナダ) 監督:Claire Blanchet
 ・“Errance”(カナダ) 監督:Eleonore Goldberg
 ・“Gloria Victoria”(カナダ) 監督:セオドア・ウシェフ
 ・“Le jour nous écoute”(カナダ) 監督:Félix Dufour-Laperrière

 カナダ・スクリーン・アワード ノミネーションとは“La fin de Pinky”と“Gloria Victoria”が一致。
 セオドア・ウシェフは、2年連続ノミネート。

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 ◆ケベック以外で最も成功した映画(Film s'étant le plus illustré hors Québec)
 ◎“Gabrielle”(カナダ) 監督:Louise Archambault
 ・“Le Démantèlement”(カナダ) 監督:Sébastien Pilote
 ・“Inch'Allah”(カナダ・仏) 監督:Anaïs Barbeau-Lavalette
 ・『トム・アット・ザ・ファーム』“Tom à la ferme”(カナダ・仏) 監督:グザヴィエ・ドラン
 ・“Vic+Flo ont vu un ours”(カナダ) 監督:ドゥニ・コテ(Denis Côté)

 ◆ボックスオフィス賞(Billet d'or)
 ◎“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”.

 ◆名誉賞(Prix homage)
 ◎ミシュリーヌ・ランクト(Micheline Lanctôt)
 ミシュリーヌ・ランクトは、『ソナチネ』で知られる監督。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通りです。

 ・“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”(8/11):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・撮影・美術・衣裳・メイク・ヘア・録音
 ・“Gabrielle”(5/10):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・助演女優・脚本・編集・録音・ケベック以外
 ・“Le Démantèlement”(1/7):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・撮影・ケベック以外
 ・“Vic+Flo ont vu un ours”(1/5):監督・主演女優・助演女優・脚本・ケベック以外
 ・“Catimini”(0/5):作品・助演女優・脚本・撮影・編集
 ・“Diego Star”(0/5):作品・主演男優・主演女優・脚本・美術
 ・“Chasse au Godard d'Abbittibbi”(0/5):美術・衣裳・メイク・ヘア・録音
 ・“Tryptique”(0/4):監督・主演女優・美術・衣裳
 ・“Les manèges humains”(0/4):主演女優・助演男優・脚本・音楽
 ・“L'autre maison”(0/3):主演男優・撮影・編集
 ・“Whitewash”(0/3):撮影・編集・メイク
 ・『アップサイドダウン 重力の恋人』(0/3):美術・衣裳・音楽
 ・『陰謀のスプレマシー』(0/2):編集・メイク
 ・“Rouge sang”(0/2):衣裳・音楽
 ・“Les 4 soldats”(0/2):メイク・ヘア
 ・“La légende de Sarila”(0/2):録音・音楽

 カナダ・スクリーン・アワードとはかなり異なるノミネーション&受賞結果になりました。

 「ケベック映画」として、何が対象作品になって、何が対象外なのか、はっきりした「規定」はわかりませんが、ノミネート対象となった有資格作品のリストは公表されていて、今回は、長編フィクション部門で29作品+10作品が対象作品に選ばれています。(http://www.rvcq.com/docs/sizes/528ff9eb0cfbc/source/QcCinema-Jutra2014_liste-LMfiction-admissibles.pdf)

 それによると、今回は、2011年に『灼熱の魂』で作品賞と監督賞を受賞している(ケベック出身の)ドゥニ・ヴィルヌーヴの新作“Enemy”(トロントで撮影)は対象作品となっておらず、また、前回『わたしはロランス』で10部門にノミネートされたグザヴィエ・ドランも新作『トム・アット・ザ・ファーム』は対象外で(「ケベック以外で最も成功した映画」にはノミネートされていますが)、トロントで撮影されている“Dirties”や『シャドウハンター』も対象外になっています。

 公式サイトでは、対象作品に関する「規定」は見つけられませんでしたが、Wikipediaには「a Canadian annual cinema award that recognizes talent and achievement in the mainly francophone feature film industry in the province of Quebec」とあり、どうやら、ケベック州にあるプロダクションが製作した作品というより、ケベック州でロケーション(撮影)が行なわれた映画が対象となるらしいことがわかります。

 そうして選ばれた今回のJutra賞では、カナダ・スクリーン・アワードで美術賞と衣裳デザイン賞のみの受賞にとどまった“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”が11部門でノミネートされて最多ノミネートとなり、そのうちの8部門を制して最多受賞になっています。
 “Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”は、全く国際映画祭には出品されなかった作品なので、どういう風な受け止められ方をしている作品なのかがよくわかりませんが、ケベックでビッグ・ヒットを記録した作品らしく、地元の英雄を描いた作品として高い支持を集め、それがJutra賞での受賞にもつながった、ということなのかもしれません。

 全体としては、“Louis Cyr : L'homme le plus fort du monde”と“Gabrielle”の2作品で、大半の賞を制する結果になりました。

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 主な受賞作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Louis Cyr, l'homme le plus fort du monde”(カナダ) 監督:Daniel Roby
 物語:史上最強の男と呼ばれ、3本指で500ポンド(227kg)を持ち上げ、4337ポンド(1967 kg)を担いだ記録を持つ、ケベック州出身のフランス系カナダ人Louis Cyr(1863-1912)の半生を描いた作品。
 Louis Cyrは、子供時代から怪力で有名になり、世界中をまわって、富を築いた。その一方で、彼は読み書きができずに苦労し、また、自分の娘との関係もなかなかうまく行かなかった。彼は、多くのハンディキャップを自ら乗り越えて行ったが、最後には人生最大の敵、すなわち、病と闘うことになった。
 カナダ・スクリーン・アワード2014 美術賞・衣裳デザイン賞受賞。


 ・“Gabrielle”(カナダ) 監督:Louise Archambault
 物語:ガブリエルは、ウィリアムス症候群を抱えているが、音楽の才能に優れ、生きる喜びに満ち溢れていた。彼女は、レクリエーションセンターの合唱団のメンバーであるマーティンのことが好きだが、あまりにも違いすぎていることから、その親密な関係が愛に変わることはなかった。重要な音楽祭が近づき、合唱団も準備を進める。ガブリエルは、自分の自律性と独立性を示そうと懸命になる。しかし、偏見にぶつかったり、マーティンとの関係を見つめ直したりしなければならなくなる。
 ロカルノ国際映画祭2013 ピアッツァ・グランデ部門出品。観客賞受賞。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 ヒホン国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション出品。男優賞受賞(Alexandre Landry)。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 カナダ代表。
 バンクーバー映画批評家協会賞2014 助演男優賞受賞(Alexandre Landry)。
 カナダ・スクリーン・アワード2014 作品賞・主演女優賞受賞。


 ・“En attendant le printemps”(カナダ) 監督:Marie-Geneviève Chabot
 カナダのチブーガモーに近い鉱山町Chapaisから数キロ離れたところにある、凍てつく湖の上で、数人の男たちがアイス・フィッシングをして、魚が食いつくのを我慢強く待っている。静けさを破るのは、スノーモービルの音くらいだ。バーニー、ピコ、ジャン=イヴらは、長い冬を趣味のアイス・フィッシングや猟、スノーモービルに乗るなどで過ごしている。Chapaisの鉱山は、80年代に衰え、90年代初めに閉山になった。多くの人々はこの地を離れていった。彼らの妻や子供たちも例外ではない。彼らも去ることはできたが、ここにとどまることを選んだ。厳しい冬はこのまま永遠に続きそうに思える。大きな静寂。神話的な風景。彼らは、自然の猛威と時に耐え、美しく生きている。バーニーは、生活をより強固なものにするために家の改築を始める……。

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 ・“Le courant faible de la rivière”(カナダ) 監督:Joël Vaudreuil
 物語:老人が家族とともにコテージに暮らしている。彼は、川辺に行き、一服する。すると、遠い記憶がよみがえってくる。彼は、13歳の時に少女とともにこの地にやってきた。彼は、男になりたいと思い、彼女はある秘密を分かち合いたかった……。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 短編コンペティション部門出品。

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 *当ブログ記事

 ・Jutra賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_18.html
 ・Jutra賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_16.html
 ・Jutra賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_18.html
 ・Jutra賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_8.html
 ・Jutra賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_44.html
 ・Jutra賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200903/article_19.html

 ・カナダ・スクリーン・アワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_18.html

 ・バンクーバー映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_19.html

 ・トロント映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_49.html

 ・トロント国際映画祭が選ぶ、カナダ映画2013 トップ10:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_14.html

 ・トロント国際映画祭2013 カナダ作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201308/article_11.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月~11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

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