ジョージア映画批評家協会賞2014 ノミネーション発表!

 第3回ジョージア映画批評家協会賞のノミネーションが発表されました。(1月6日)

 ジョージア映画批評家協会賞も当ブログで取り上げるのは初めてですが、今回で3回目という新しい映画賞です。

 ジョージア映画批評家協会(GFCA:The Georgia Film Critics' Association)
 設立年:2011 会員数:10
 公式サイト:http://www.georgiafilmcritics.org/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Georgia_Film_Critics_Association

 [賞の特徴]
 ・撮影賞、美術賞、オリジナル作曲賞、オリジナル歌曲賞を設けている。
 ・ブレイクスルー賞、アンサンブル賞を設けている。
 ・植民地時代にジョージアを開発したイギリス軍人、ジェームズ・オグルソープにちなんで名づけた、オグルソープ賞(Oglethorpe Award)を設け、最優秀ジョージア映画を表彰している。
 ・(作品賞を除く)各部門のノミニー数は、5前後で、一定していない。
 ・2012年の作品賞は『世界にひとつのプレイブック』、2011年の作品賞は『ツリー・オブ・ライフ』。

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 ◆作品賞
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・“Her”
 ・“Inside Llewyn Davis”
 ・『MUD マッド』
 ・“Short Term 12”
 ・“The Spectacular Now”
 ・『それでも夜は明ける』
 ・“Upstream Color”
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆監督賞
 ・シェーン・カルース “Upstream Color”
 ・ジョエル&イーサン・コーエン “Inside Llewyn Davis”
 ・アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ』
 ・スティーヴ・マックイーン 『それでも夜は明ける』
 ・マーティン・スコセッシ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆主演男優賞
 ・レオナルド・ディカプリオ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・キウェテル・イジョフォー 『それでも夜は明ける』
 ・オスカー・アイザック “Inside Llewyn Davis”
 ・マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・ホアキン・フェニックス “Her”

 ◆主演女優賞
 ・エイミー・アダムス 『アメリカン・ハッスル』
 ・ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン』
 ・サンドラ・ブロック 『ゼロ・グラビティ』
 ・ジュディー・デンチ 『あなたを抱きしめる日まで』
 ・ブリー・ラーソン “Short Term 12”
 ・エイミー・サイメッツ “Upstream Color”

 ◆助演男優賞
 ・バーカッド・アブディ 『キャプテン・フィリップス』
 ・ブラッドリー・クーパー 『アメリカン・ハッスル』
 ・マイケル・ファスベンダー 『それでも夜は明ける』
 ・ジョン・グッドマン “Inside Llewyn Davis”
 ・ジョナ・ヒル 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・ジャレッド・レト 『ダラス・バイヤーズクラブ』

 ◆助演女優賞
 ・サリー・ホーキンス 『ブルージャスミン』
 ・ジェニファー・ローレンス 『アメリカン・ハッスル』
 ・ルピータ・ニョンゴ 『それでも夜は明ける』
 ・マーゴット・ロビー 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ・ジューン・スキッブ 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・ノア・バウム・バック、グレタ・ガーウィグ “Frances Ha”
 ・スパイク・ジョーンズ “Her”
 ・ジェフ・ニコルズ 『MUD マッド』
 ・シェーン・カルース “Upstream Color”

 ◆脚色賞
 ・スティーヴ・クーガン、ジェフ・ポープ 『あなたを抱きしめる日まで』
 ・デイヴィッド・ゴードン・グリーン “Prince Avalanche”
 ・Destin Cretton “Short Term 12”
 ・スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー “The Spectacular Now”
 ・ジョン・リドリー 『それでも夜は明ける』

 ◆撮影賞
 ・エマニュエル・ルベツキ 『ゼロ・グラビティ』
 ・ブリュノ・デルボネル “Inside Llewyn Davis”
 ・エマニュエル・ルベツキ 『トゥ・ザ・ワンダー』
 ・ショーン・ボビット 『それでも夜は明ける』
 ・シェーン・カルース “Upstream Color”

 ◆美術賞(Best Production Design)
 ・ジュディー・ベッカー 『アメリカン・ハッスル』
 ・アンディー・ニコルソン 『ゼロ・グラビティ』
 ・ジェス・ゴンコール “Inside Llewyn Davis”
 ・アレックス・マクダウェル 『マン・オブ・スティール』
 ・アダム・ストックハウゼン 『それでも夜は明ける』

 ◆オリジナル作曲賞
 ・スティーヴン・プライス 『ゼロ・グラビティ』
 ・アーケイド・ファイア “Her”
 ・ハンス・ジマー 『マン・オブ・スティール』
 ・ハンス・ジマー 『それでも夜は明ける』
 ・シェーン・カルース “Upstream Color”

 ◆オリジナル歌曲賞
 ・『アナと雪の女王』-‘Let It Go’
 ・『華麗なるギャツビー』-‘Young and Beautiful’
 ・“Inside Llewyn Davis”-‘Please Mr. President’
 ・『オズ はじまりの戦い』-‘Almost Home’
 ・『LIFE!』-‘Stay Alive’
 ・“Short Term 12”-‘So You Know What It's Like’

 ◆ブレイクスルー賞(Breakthrough Award)
 ・ソフィー・ケネディー・クラーク(Sophie Kennedy Clark) 『あなたを抱きしめる日まで』
 ・ブリー・ラーソン 『ドン・ジョン』、“Short Term 12”、“The Spectacular Now”
 ・ルピータ・ニョンゴ 『それでも夜は明ける』
 ・エイミー・サイメッツ “Lucky Them”、“9 Full Moons”、“Pit Stop”、“The Sacrament”、“Sun Don't Shine”、“Upstream Color”
 ・タイ・シェリダン “Joe”、『MUD マッド』
 ・マイルズ・テラー “The Spectacular Now”、『21オーバー 最初の二日酔い』

 ◆アンサンブル賞(Best Ensemble)
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・“Short Term 12”
 ・“The Spectacular Now”
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『キューティー&ボクサー』
 ・“Muscle Shoals”(米) 監督:Greg 'Freddy' Camalier
 ・『物語る私たち』
 ・『バックコーラスの歌姫たち』
 ・“Vivan Las Antipodas!”(独・アルゼンチン・オランダ・チリ) 監督:Victor Kossakovsky

 『アクト・オブ・キリング』が落選。

 ◆アニメーション賞
 ・『クルードさんちのはじめての冒険』
 ・『怪盗グルーのミニヨン危機一発』
 ・“Epic”
 ・『アナと雪の女王』
 ・『風立ちぬ』

 『モンスター・ユニバーシティ』が落選。

 ◆外国語映画賞
 ・“Expedition to the End of the World”(デンマーク・スウェーデン・グリーンランド) 監督:ダニエル・デンシック(Daniel Dencik)
 ・“The Great Beauty”(伊・仏) 監督:パオロ・ソレンティーノ
 ・『さよなら、アドルフ』(オーストラリア・独・英) 監督:ケイト・ショートランド
 ・『NO』(チリ・米・仏・メキシコ) 監督:パブロ・ラライン
 ・『ある過去の行方』(仏・伊) 監督:アスガー・ファルハディ

 『アデル、ブルーは熱い色』などが落選。

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 主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・『それでも夜は明ける』(11):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚色・撮影・美術・作曲・ブレイク・アンサンブル
 ・“Inside Llewyn Davis”(7):作品・監督・主演男優・助演男優・撮影・美術・歌曲
 ・“Upstream Color”(7):作品・監督・主演女優・脚本・撮影・作曲・ブレイク
 ・『アメリカン・ハッスル』(6):作品・主演女優・助演男優・美術・アンサンブル
 ・『ゼロ・グラビティ』(6):作品・監督・主演女優・撮影・美術・作曲
 ・“Short Term 12”(6):作品・主演女優・脚色・歌曲・ブレイク・アンサンブル
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(6):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・アンサンブル
 ・“The Spectacular Now”(5):作品・脚色・ブレイク・ブレイク・アンサンブル
 ・“Her”(4):作品・主演男優・脚本・作曲
 ・『MUD マッド』(3):作品・脚本・ブレイク
 ・『あなたを抱きしめる日まで』(3):主演女優・脚色・ブレイク
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』(2):主演男優・助演男優
 ・『ブルージャスミン』(2):主演女優・助演女優
 ・『マン・オブ・スティール』(2):美術・作曲
 ・『アナと雪の女王』(2):歌曲・アニメ

 ノミネーションの傾向としては、かなりインディーズ作品寄りのノミネーションで、本年度の映画賞レースの本命や対抗クラスのノミニーが平気で落とされたりしています。

 “Upstream Color”や“Short Term 12”、“The Spectacular Now”が多くの部門でノミネートされているのが目を惹きます。

 受賞結果の発表は、1月10日です。

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 *当ブログ記事

 ・全米映画賞レース2013の結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_23.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月~2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

 追記:
 ・ジョージア映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_29.html

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