久石譲も! 米国アカデミー賞2014 オリジナル作曲賞候補 114タイトル!

 第86回米国アカデミー賞 オリジナル作曲賞 有資格作品114タイトルが発表になりました。(12月12日)

 昨年度は104タイトル、一昨年度は97タイトルだったので、連続で増え続けています。

 発表されたリストは、英題のアルファベット順になっていますが、ここでは、以下のように、作曲家名の50音順で並べ替えてあります。

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 【米国アカデミー賞2014 オリジナル作曲賞候補 114タイトル】

 ・“Murph: The Protector” 作曲:Chris Irwin、Jeff Widenhofer [ドキュメンタリー]
 ・『華麗なるギャツビー』 作曲:クレイグ・アームストロング
 ・『42~世界を変えた男~』 作曲:マーク・アイシャム
 ・“The Butterfly’s Dream”(トルコ) 作曲:Rahman Altin
 ・『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』 作曲:アレクサンダー・イーバート
 ・“The Book Thief” 作曲:ジョン・ウィリアムズ
 ・『MUD マッド』 作曲:デイヴィッド・ウィンゴ
 ・“Short Term 12” 作曲:Joel P. West
 ・“Hours” 作曲:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
 ・“Arthur Newman” 作曲:ニック・ウラタ
 ・『メイジーの瞳』 作曲:ニック・ウラタ
 ・“Copperhead” 作曲:Laurent Eyquem
 ・“Winnie Mandela”(南ア・カナダ) 作曲:Laurent Eyquem
 ・『エリジウム』 作曲:ライアン・エイモン
 ・“Austenland”(英・米) 作曲:イラン・エシュケリ
 ・『47RONIN』 作曲:イラン・エシュケリ
 ・“The Invisible Woman”(英) 作曲:イラン・エシュケリ
 ・“Kamasutra 3D”(米・インド) 作曲:Sreejith Edavana、Saachin Raj Chelory
 ・“Epic” 作曲:ダニー・エルフマン [アニメーション]
 ・『オズ はじまりの戦い』 作曲:ダニー・エルフマン
 ・『ヘンゼル&グレーテル』 作曲:アトリ・オーヴァーソン(Atli Örvarsson)
 ・“The Mortal Instruments: City of Bones”(米・独・カナダ) 作曲:アトリ・オーヴァーソン(Atli Örvarsson)
 ・『ジャックと天空の巨人』 作曲:ジョン・オットマン
 ・“Why We Ride” 作曲:スティーヴン・ガセインズ [ドキュメンタリー]
 ・“The Armstrong Lie” 作曲:David Kahne [ドキュメンタリー]
 ・“The Best Man Holiday” 作曲:スタンリー・クラーク
 ・『アーネストとセレスティーヌ』“Ernest & Celestine”(仏) 作曲:ヴァンサン・クートワ(Vincent Courtois) [アニメーション]
 ・『とらわれて夏』 作曲:ロルフ・ケント
 ・“Escape from Tomorrow” 作曲:アベル・コジェニオウスキ
 ・“Romeo & Juliet”(英・伊・スイス) 作曲:アベル・コジェニオウスキ
 ・“Enough Said” 作曲:マーセロ・ザーヴォス
 ・“Reaching for the Moon”(ブラジル) 作曲:マーセロ・ザーヴォス
 ・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 作曲:マイケル・ジアッキノ
 ・“Escape from Planet Earth”(米・カナダ) 作曲:アーロン・ジグマン [アニメーション]
 ・『マン・オブ・スティール』 作曲:ハンス・ジマー
 ・『ラッシュ プライドと友情』 作曲:ハンス・ジマー
 ・『それでも夜は明ける』 作曲:ハンス・ジマー
 ・“The Spectacular Now” 作曲:ロブ・シモンセン
 ・『パシフィック・リム』 作曲:ラミン・ジャヴァディ
 ・『キャプテン・フィリップス』 作曲:ヘンリー・ジャックマン
 ・『G.I.ジョー バック2リベンジ』 作曲:ヘンリー・ジャックマン
 ・“Turbo” 作曲:ヘンリー・ジャックマン [アニメーション]
 ・『LIFE!』 作曲:セオドア・シャピロ
 ・“We’re the Millers” 作曲:セオドア・シャピロ、ルードヴィッヒ・ヨーランソン
 ・『エンダーのゲーム』 作曲:スティーヴ・ジャブロンスキー
 ・『L.A.ギャングストーリー』 作曲:スティーヴ・ジャブロンスキー
 ・“Pain & Gain” 作曲:スティーヴ・ジャブロンスキー
 ・“Hollywood Seagull” 作曲:Evgeny Shchukin
 ・『2ガンズ』 作曲:クリントン・ショーター
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 作曲:ハワード・ショア
 ・『風立ちぬ』(日) 作曲:久石譲 [アニメーション]
 ・“Instructions Not Included”(メキシコ) 作曲:カルロ・シリオット
 ・『クルードさんちのはじめての冒険』 作曲:アラン・シルヴェストリ [アニメーション]
 ・『トランス』(米・英) 作曲:リック・スミス
 ・『愛さえあれば』(デンマーク) 作曲:ヨハン・セーデルクヴィスト(Johan Söderqvist)
 ・“How Sweet It Is” 作曲:Matt Dahan
 ・『アイアンマン3』 作曲:ブライアン・タイラー
 ・『グランド・イリュージョン』(仏・米) 作曲:ブライアン・タイラー
 ・『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 作曲:ブライアン・タイラー
 ・“Closed Circuit”(英・米) 作曲:ジョビィ・タルボット
 ・“Free China: The Courage to Believe” 作曲:Tony Chen [ドキュメンタリー]
 ・『ザ・コール 「緊急通報司令室」』 作曲:ジョン・デブニー
 ・『スティーブ・ジョブズ』 作曲:ジョン・デブニー [ドキュメンタリー]
 ・『あなたを抱きしめる日まで』(英) 作曲:アレクサンドル・デプラ
 ・“Admission” 作曲:スティーヴン・トラスク
 ・『オブリビオン』 作曲:Anthony Gonzalez、ジョセフ・トラパニーズ
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 作曲:トーマス・ニューマン
 ・『サイド・エフェクト』 作曲:トーマス・ニューマン
 ・『モンスターズ・ユニバーシティ』 作曲:ランディー・ニューマン [アニメーション]
 ・“Ain’t Them Bodies Saints” 作曲:Daniel Hart
 ・“At Any Price” 作曲:ディコン・ハインクリフェ
 ・『プレイス・ビヨンダ・ザ・パインズ/宿命』 作曲:マイク・パットン
 ・『死霊のはらわた』 作曲:ロケ・パニョス(Roque Baños)
 ・“Oldboy” 作曲:ロケ・パニョス(Roque Baños)
 ・“Salinger” 作曲:ローン・バルフェ
 ・“Her” 作曲:William Butler、オーウェン・パレット
 ・『ハンガー・ゲーム2』 作曲:ジェームズ・ニュートン・ハワード
 ・『死霊館』 作曲:ジョセフ・ビシャラ
 ・『インシディアス 第2章』 作曲:ジョセフ・ビシャラ
 ・『ゼロ・グラビティ』 作曲:スティーヴン・プライス
 ・“We Steal Secrets: The Story of WikiLeaks” 作曲:Will Bates [ドキュメンタリー]
 ・『ハングオーバー!!! 最後の反省会』 作曲:クリストフ・ベック
 ・“The Internship” 作曲:クリストフ・ベック
 ・『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』 作曲:クリストフ・ベック
 ・“Runner Runner” 作曲:クリストフ・ベック
 ・“Mandela: Long Walk to Freedom” 作曲:アレックス・ヘッフェス
 ・“Mama”(西・カナダ) 作曲:フェルナンド・ベラスケス(Fernando Velázquez)
 ・『ウォーム・ボディーズ』 作曲:マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
 ・『ウルヴァリン:SAMURAI』 作曲:マルコ・ベルトラミ
 ・『怪盗グルーのミニヨン危機一発』 作曲:ヘイター・ペレイラ [アニメーション]
 ・“『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』 作曲:ヘイター・ペレイラ [アニメーション]
 ・『悪の法則』 作曲:ダニエル・ペンバートン
 ・“Tim’s Vermeer” 作曲:コンラッド・ポープ [アニメーション]
 ・“Live at the Foxes Den” 作曲:Jack Holmes
 ・“The Ultimate Life” 作曲:マーク・マッケンジー
 ・『ランナウェイ/逃亡者』 作曲:クリフ・マルティネス
 ・“The Missing Picture”(カンボジア・仏) 作曲:マルク・マルデル [ドキュメンタリー]
 ・『プレーンズ』 作曲:マーク・マンシーナ [アニメーション]
 ・『イノセント・ガーデン』 作曲:クリント・マンセル
 ・『エンド・オブ・ホワイトハウス』 作曲:トレヴァー・モリス
 ・『大統領の料理人』(仏) 作曲:ガブリエル・ヤレド
 ・『フルートベール駅で』 作曲:ルードヴィッヒ・ヨーランソン
 ・『プリズナーズ』 作曲:ヨハン・ヨハンソン(Jóhann Jóhannsson)
 ・『少女は自転車にのって』(サウジアラビア・独) 作曲:マックス・リヒター
 ・『セイフ ヘイヴン』 作曲:デボラ・ルーリー
 ・“Free Birds” 作曲:Dominic Lewis [アニメーション]
 ・『大統領の執事の涙』 作曲:ロドリーゴ・レアン(Rodrigo Leão)
 ・『ビフォア・ミッドナイト』 作曲:グレアム・レイノルズ
 ・『泥棒は幸せのはじまり』 作曲:クリストファー・レナーツ
 ・『ウォーキング with ダイナソー』 作曲:ポール・レナード=モーガン [アニメーション]
 ・“Alone Yet Not Alone” 作曲:ウィリアム・ロス
 ・『アンコール!』 作曲:ローラ・ロッシ
 ・『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』 作曲:アンドリュー・ロッキングトン
 ・“The Incredible Burt Wonderstone” 作曲:ライル・ワークマン

 ※「有資格作品」(The eligible scores)といってもよくわかりませんが、オリジナル作曲賞部門にエントリーされた作品のうちで、規定(Rules and Eligiblity)に照らして、不適格と見なされた作品を除いた作品、ということなのだろうと考えられます。

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 【傾向】

 ・ドキュメンタリーが7作品あります。

 ・アニメーションが13作品あります。

 ・英米以外の外国映画が11本あります。

 ・複数の作品で名前が挙がっている作曲家は、ニック・ウラタ、Laurent Eyquem、イラン・エシュケリ、ダニー・エルフマン、アトリ・オーヴァーソン、アベル・コジェニオウスキ、マーセロ・ザーヴォス、ハンス・ジマー、ヘンリー・ジャックマン、セオドア・シャピロ、スティーヴ・ジャブロンスキー、ブライアン・タイラー、ジョン・デブニー、トーマス・ニューマン、ロケ・パニョス、ジョセフ・ビシャラ、クリストフ・ベック、マルコ・ベルトラミ、ヘイター・ペレイラの19名で、このうち3作品で名前が挙がっている作曲家がイラン・エシュケリ、ハンス・ジマー、ヘンリー・ジャックマン、スティーヴ・ジャブロンスキー、ブライアン・タイラーの5名、4作品で名前が挙がっているのはクリストフ・ベックです。

 常連であるグスタボ・サンタオラヤやジョン・パウエル、ダリオ・マリアネッリ、アラン・メンケン、A・R・ラフマーンらは、今回、名前が挙がりませんでした。

 有力作品の中では、“Inside Llewyn Davis”や『アメリカン・ハッスル』、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』が選外になっていますが、これらの作品は、既存の楽曲への依存度が高く、“オリジナル”作曲賞には不適格と見なされたようです。
 最優秀音楽賞であれば、“Inside Llewyn Davis”が最有力であり、実際のところ、現在、受賞を重ねているところですが、米国アカデミー賞の規定とは異なるので、まあ、仕方がありません。

 作曲家のうち、ノミネートされれば、3年連続のとなるのが、ジョン・ウィリアムズ、2年連続となるのが、アレクサンドル・デプラとトーマス・ニューマンの2人です。

 これまで受賞したことがあるのは、ジョン・ウィリアムズ、マイケル・ジアッキノ、ハワード・ショア、ハンス・ジマー、ガブリエル・ヤレドの5人。

 受賞者以外でノミネートされたことがあるのは、マーク・アイシャム、ダニー・エルフマン、バック・サンダース、アラン・シルヴェストリ、ジョン・デブニー、アレクサンドル・デプラ、トーマス・ニューマン、ランディー・ニューマン、ジェームズ・ニュートン・ハワード、マルコ・ベルトラミの10人。

 ジョン・ウィリアムズは、ノミネートされれば、ノミネート記録が44となり、単独最多ノミネートになります。(可能性は?)

 トーマス・ニューマンは過去に11回、ランディー・ニューマンは過去に8回、ジェームズ・ニュートン・ハワードは過去に6回、アレクサンドル・デプラは過去に5回、ダニー・エルフマンは過去に4回、マルコ・ベルトラミは過去に2回ノミネートされたことがあり、1度も受賞していません。(ただし、ランディー・ニューマンは歌曲賞を2回受賞しています。) このうちトーマス・ニューマンは、存命中の作曲家の中で受賞を果たしていない最多ノミネートの作曲家ということになっています。

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 【予想】

 [前哨戦]

 ◆現在までのオリジナル作曲賞(音楽賞)受賞データ
 4.ボストン・オンライン映画批評家協会賞:『それでも夜は明ける』
 5.ボストン映画批評家協会賞:“Inside Llewyn Davis”
 6.ニューヨーク批評家オンライン賞:“Inside Llewyn Davis”
 7.ロサンゼルス映画批評家協会賞:“Inside Llewyn Davis” T・ボーン・バーネット
 8.ワシントンDC映画批評家協会賞:『それでも夜は明ける』 ハンス・ジマー
 9.サンディエゴ映画批評家協会賞:“Her” アーケイド・ファイア

 ◆サテライト・アワード オリジナル作曲賞ノミネーション
 ・『それでも夜は明ける』 ハンス・ジマー
 ・“The Book Thief” ジョン・ウィリアムズ
 ・『ゼロ・グラビティ』 スティーヴン・プライス
 ・“Her” アーケイド・ファイア
 ・『あなたを抱きしめる日まで』 アレクサンドル・デプラ
 ・『LIFE!』 セオドア・シャピロ

 ◆ワシントンDC映画批評家協会賞 オリジナル作曲賞ノミネーション
 ・『アナと雪の女王』 クリストフ・ベック
 ・“Her” アーケイド・ファイア
 ・『ゼロ・グラビティ』 スティーヴン・プライス
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 トーマス・ニューマン
 ◎『それでも夜は明ける』 ハンス・ジマー

 ◆セントルイス映画批評家協会賞 作曲賞ノミネーション
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・“Her”
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』

 ◆サンディエゴ映画批評家協会賞 作曲賞ノミネーション
 ◎“Her” アーケイド・ファイア
 ・『オーバー・ザ・ブルースカイ』 Bjorn Eriksson
 ・『それでも夜は明ける』 ハンス・ジマー
 ・『ラッシュ プライドと友情』 ハンス・ジマー
 ・『ゼロ・グラビティ』 スティーヴン・プライス

 ◆フェニックス映画批評家協会賞 オリジナル作曲賞ノミネーション
 ・『それでも夜は明ける』
 ・『アナと雪の女王』
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』

 ◆ゴールデン・グローブ賞 作曲賞ノミネーション
 ・『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』 アレクサンダー・イーバート
 ・“Mandela: Long Walk to Freedom” アレックス・ヘッフェス
 ・『ゼロ・グラビティ』 スティーヴン・プライス
 ・『やさしい本泥棒』 ジョン・ウィリアムズ
 ・『それでも夜は明ける』 ハンス・ジマー

 ※“Her”のノミニーは、上記リストでは「作曲:William Butler、オーウェン・パレット」となっていますが、William Butlerはバンド「アーケイド・ファイア」のメンバーで、オーウェン・パレットは、「アーケイド・ファイア」のツアー・メンバーです。

 [ノミネート予想]

 前哨戦の結果を踏まえれば、ノミネート有力なのは-

 ・『それでも夜は明ける』 ハンス・ジマー
 ・“The Book Thief” ジョン・ウィリアムズ
 ・『ゼロ・グラビティ』 スティーヴン・プライス
 ・“Her” アーケイド・ファイア
 ・『アナと雪の女王』 クリストフ・ベック
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 トーマス・ニューマン
 ・『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』 アレクサンダー・イーバート

 あたりの作品であり、これらの中からノミネート5作品が選ばれる、ということになるでしょうか。

 現在のところは、作品自体の勢いもあり、『それでも夜は明ける』がオリジナル作曲賞でも最有力であるようです。
 ハンス・ジマーは、ノミネートされれば、11回目。受賞すれば、『ライオン・キング』以来、19年ぶりの2回目。

 そのほかの候補についても見ておくと―
 ジョン・ウィリアムズは、ノミネートされれば、ノミネート記録が44となり、単独最多ノミネート。受賞すれば、6回目(歴代2位で変わらず)。
 スティーヴン・プライスとアーケイド・ファイア、クリストフ・ベック、アレクサンダー・イーバートは、ノミネートされれば、初ノミネート。
 トーマス・ニューマンは、ノミネートされれば11回目。受賞すれば、悲願の初受賞。

 久石譲がノミネートされる可能性は、残念ながら高くはありませんが、ノミネートされれば、黛敏郎、坂本龍一に続いて、26年ぶり3人目。受賞すれば、1988年の坂本龍一(『ラスト・エンペラー』)以来2人目となります。(『ラスト・エンペラー』は3人での受賞だったので、久石譲が受賞すれば、日本人単独での初受賞となります。)

 [受賞予想]

 受賞予想では、ゴールデン・グローブ賞の結果が参考になります。

 過去10年で、米国アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞のオリジナル作曲賞ノミネーションでの合致度は-

 2013年:4/5 受賞作一致
 2012年:3/5 受賞作一致
 2011年:4/5 受賞作一致
 2010年:2/5 受賞作一致
 2009年:3/5 受賞作一致
 2008年:2/5 受賞作一致
 2007年:1/5 受賞作不一致
 2006年:2/5 受賞作不一致
 2005年:1/5 受賞作不一致
 2004年:3/5 受賞作一致

 これまで、この部門はさほど一致度が高くなかったのですが、いまのところ6年連続で受賞作が同じになっています。
 受賞作が不一致の年も、双方にノミネートされた作品の中から米国アカデミー賞受賞作が出ています。

 米国アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞のオリジナル作曲賞が合致しなければならないという合理的根拠は(単にその作品が素晴らしいからということになる以外には)ありませんが、近年のデータからすると、ゴールデン・グローブ賞の受賞作は、米国アカデミー賞受賞作となりやすく、少なくとも双方でノミネートされた作品が受賞しやすいことは確かであるようです。

 なので、ゴールデン・グローブ賞のノミネーションのうち、3作品くらいが米国アカデミー賞と重なり、その中から受賞作が出る、と考えてよさそうです。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2013 オリジナル作曲賞候補104タイトル:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_22.html
 ・米国アカデミー賞2012 オリジナル作曲賞候補97タイトル:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_55.html

 ・米国アカデミー賞2014 視覚効果賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_13.html

 ・米国アカデミー賞2014 長編ドキュメンタリー賞2014 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_8.html

 ・米国アカデミー賞2014 長編ドキュメンタリー賞候補151作品 一覧:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_1.html

 ・米国アカデミー賞2014 短編映画賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_36.html

 ・米国アカデミー賞2014 短編アニメーション賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_13.html

 ・米国アカデミー賞2014 長編アニメーション賞エントリー作品19作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_9.html

 ・米国アカデミー賞2014 短編ドキュメンタリー賞ショートリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_23.html

 ・米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 各国代表リスト その1(~クロアチア):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_8.html
 ・米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 各国代表リスト その2(コロンビア~フィンランド):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_24.html
 ・米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 各国代表リスト その3(ブラジル~):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_42.html
 ・『舟を編む』、または、米国アカデミー賞 外国語映画賞 日本代表作品 データ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_10.html
 ・完全ガイド! 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 各国代表作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_3.html

 ・全米映画賞レース2013の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_23.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月~2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

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