日本での公開が期待される外国映画2013! ベスト・セレクション20!

 2013年の映画祭&映画賞で受賞を重ね続けている作品で、まだ日本での劇場公開が決まっていない作品をピックアップしてみました。

 ・“The Selfish Giant”(英) 監督:クリオ・バーナード(Clio Barnard)
 出演:Conner Chapman、Shaun Thomas、ショーン・ギルダー(Sean Gilder)、シヴォーン・フィネラン(Siobhan Finneran)、スティーヴ・イヴェッツ(Steve Evets)、Rebecca Manley
 物語:学校から退学になった13歳のアーバーと親友のスウィフティーは、近所で、スクラップの回収をしているキテンと知り合いになる。彼らは、キテンのために、馬やカートに使えるようなスクラップを集め始める。スウィフティーが、馬に関して得意なところを示すのに対して、アーバーはキテンに学んで、お金もうけの才を示す。キテンが、スウィフティーをかわいがり始めたことで、アーバーは2人から距離を置くようになり、友情にひびが入る。
 オスカー・ワイルドの『わがままな大男』の映画化。
 “The Arbor”で高い評価を受けたクリオ・バーナードの第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2013 監督週間出品。Label Europa Cinemas受賞。
 ノルウェー国際映画祭2013 メイン・プログラム出品。ノルウェー映画批評家賞受賞。
 トロント国際映画祭2013 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 釜山国際映画祭2013 フラッシュ・フォワード部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2013 1-2コンペティション部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2013 最優秀ナラティヴ作品賞、審査員特別賞(Conner Chapmanの演技に対して)受賞。
 AFIフェスト2013 監督賞受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2013 脚本賞受賞。
 ストックホルム国際映画祭2013 最優秀作品賞受賞。
 ラックス賞2013 ノミネート。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2013作品賞・監督賞・助演女優賞・脚本賞・プロダクション賞・技術賞・ニューカマー賞ノミネート。


 ・“Still Life”(伊・英) 監督:ウベルト・パゾリーニ
 出演:エディー・マーサン、ジョアンヌ・フロガット
 物語:ロンドン南部のギリシャ正教のお葬式。ふさわしい音楽が流れ、感動的なスピーチがなされる。ここに、埋葬所に雇われた男ジョン・メイが列席している。彼の仕事は、孤独のうちに亡くなった人の近親者を探すことだ。なかなかうまく行くことはないが、完璧主義者の彼は、この仕事を愛し、「クライアント」に最良のお別れをさせてあげようという努力を欠かさない。しかし、業務の再編で、彼がやっていた仕事が廃止されることが決まる。彼は、最後のケースに自分のプロフェッショナルとしてのスキルを注ぐことにする。その「相手」は、アル中のビリー・ストークで、ジョンは、ビリーの友人を捜して、彼の軌跡をたどり、イギリス中を旅する。その過程で、ジョンは、自らの人生を取り戻していくことになる。
 ウベルト・パゾリーニは、『フル・モンティ』や『クローサー・ユー・ゲット』、『ベラミ 愛を弄ぶ男』などを手がけるプロデューサーで、監督第1作『マチャン/大脱走』が高い評価を受けた。本作は第2監督作品。
 ベネチア国際映画祭2013 Orizzonti部門出品。監督賞、C.I.C.A.E. Award、Francesco Pasinetti Award 最優秀作品賞、Civitas Vitae Award受賞。
 チューリヒ映画祭2013 インターナショナル長編コンペティション部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2013 コンペティション部門出品。最優秀作品賞(The Golden Puffin Discovery Award)、国際批評家連盟賞受賞。
 ワルシャワ国際映画祭2013 オープニング作品。
 アブダビ国際映画祭2013 ニュー・ホライズンズ・コンペティション部門出品。最優秀作品賞(Black Pearl Award)受賞。

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 ・“The Great Beauty(La Grande Bellezza) ”(伊・仏) 監督:パオロ・ソレンティーノ
 出演:トニ・セルヴィッロ、カルロ・ヴェルドーネ、サブリナ・フェリッリ(Sabrina Ferilli)、カルロ・ブチロッソ(Carlo Buccirosso)、イアイア・フォルテ(Iaia Forte)、パメラ・ヴィロレッジ(Pamela Villoresi)、ガラテア・ランツィ(Galatea Ranzi)
 物語:Jep Gambardellaは、ローマで活躍する、成功したジャーナリストで、65歳という年齢にもかかわらず、魅力にあふれ、文化とハイライフを謳歌していた。彼は、毎夜パーティーに出かけ、朝方、帰宅するという生活をしているが、そうした生活の中でいろんな人々と交流する。若い恋人が途切れることがない劇作家ロマーノ、おもちゃのセールスマンのレオ、不実な夫に悩まされるTrumeau、クレイジーな息子を持つブルジョワのヴィオラ、ラディカルな批評家のステファニア、新聞の編集主任のDadina、さらに、料理する枢機卿や、暗い秘密を持つストリッパー、などなど……。そんな日常に彼自身、空しさを感じないわけではない。ある日、彼は、ある男性の訪問を受ける。それは、Jepの初恋の女性の夫で、彼女が亡くなって、遺品を整理していて、彼女が心から愛していたのはJepであり、夫はただの生活上のパートナーに過ぎないという記載を、彼女の日記に見つけ、ショックを受けたというのだった。彼にとっても死は身近だ。もう残された時間は多くないかもしれない。彼は、昔、1冊だけ小説を書いたことがあったが、自分には才能がないと思い、見切りをつけていた。65歳になった今、もう一度、小説にチャレンジしてみようと思い、「偉大なる美」を求めて、ローマ中を巡っていく。
 カンヌ国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2013、4部門ノミネート。撮影賞受賞。
 ナストロ・ダルジェント賞2013、9部門ノミネート。助演男優賞(カルロ・ヴェルドーネ)、助演女優賞(サブリナ・フェリッリ)、撮影賞、録音賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 ノルウェー国際映画祭2013 メイン・プログラム出品。観客賞受賞。
 ハリウッド映画賞2013 最優秀インターナショナル作品賞、最優秀インディペンデント作品賞、最優秀脚色賞(パオロ・ソレンティーノ、ウンベルト・コンタレッロ)受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2013 男優賞(トニ・セルヴィッロ)、EURIMAGESユーリマージュ最優秀共同製作賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013作品賞・監督賞・男優賞・脚本賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 イタリア代表。


 ・“Miele”(伊・仏) 監督:ヴァレリア・ゴリーノ
 出演:ジャスミン・トリンカ、カルロ・チェッキ(Carlo Cecchi)、リベロ・デ・リエンゾ(Libero De Rienzo)、ヴィニーチョ・マルキオーニ(Vinicio Marchioni)、イアイア・フォルテ(Iaia Forte)、ロベルト・デ・フランチェスコ(Roberto De Francesco)、Barbara Ronchi、Claudio Guain、Teresa Acerbis、ヴァレリア・ビレッロ(Valeria Bilello)、Massimiliano Iacolucci
 物語:イレーネは、他人と深く関わらない、孤独な人生を送っている。彼女の仕事は、重い病を抱える人が威厳を持って死ねるように、薬物を与えて死なせてあげることで、そうした自分の仕事について誰かと話すこともない。そんな彼女の元に、新しい「患者」グリマルディーが運ばれてくる。彼は、致死量の薬を飲んで、自殺しようとしたらしいが、死ぬ前に発見されて、いまイレーネの目の前にいる。彼女は、自殺志願者に手を貸すことはないと決めている。やがて彼女とグリマルディーの間には奇妙な関係性が芽生え、彼女の人生に転機が訪れる。
 Angela Del Fabbroの小説の映画化。
 初監督作品。
 カンヌ国際映画祭2013 ある視点部門出品。エキュメニカル審査員賞特別表彰。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品。
 ブリュッセル映画祭2013 コンペティション部門出品。Studio L’Equipe Award、観客賞受賞。
 イタリア・ゴールデングルーブ賞2013 女優賞(ジャスミン・トリンカ)、第1回作品賞受賞。
 ナストロ・ダルジェント賞2013 主演女優賞(ジャスミン・トリンカ)、録音賞、新人監督賞受賞。
 フライアーノ・インターナショナル2013 映画部門 監督賞受賞。
 オデッサ国際映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ハイファ国際映画祭2013 ゴールデン・アンカー コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 チューリヒ映画祭2013 インターナショナル長編コンペティション部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 ReelWomen部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2013 コンペティション部門出品。女優賞受賞(ジャスミン・トリンカ)。
 リュブリャナ国際映画祭2013 パースペクティヴ部門出品。Kingfisher Award受賞。
 ラックス賞2013 ノミネート。
 ヨーロッパ映画賞2013 ディスカバリー賞ノミネート。


 ・“The Broken Circle Breakdown”(ベルギー・オランダ) 監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン(Felix van Groeningen)
 物語:ディディエは、ブルーグラス・バンドでバンジョーを弾き、ベルギー国内をキャラバンでまわっている。彼にとって、「自由の国」アメリカは理想の国だ。エリーゼは、タトゥー・パラーを開いている。彼女も、自分の体にもたくさんのタトゥーを入れているが、それぞれその当時につきあった相手にちなんだもので、別の相手を付き合う時に、名前だけは消している。ディディエとエリーゼは、全くタイプが異なるのに、一目ぼれで恋に落ちる。彼が話をし、彼女が聞く。彼はロマンチックな無神論者で、彼女は信仰心の篤い現実主義者だ。まもなく2人の生活はからみあい、エリーゼはディディエのバンドで歌うようになる。結婚し、ちいさなメイベルが生まれる。彼らは、古い田舎家を改装して、そこで幸福に満ちた生活を始める。やがてメイベルが病気になった時、彼らの愛が試されることになる。
 Johan Heldenberghの同名の舞台の映画化。
 フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督の第4長編。
 ベルリン国際映画祭2013パノラマ部門出品。Label Europa Cinemas受賞、観客賞1位。
 CPH:PIX2013 Politiken Audience Award部門出品。観客賞受賞。
 トライベッカ映画祭2013 ワールド・ナラティヴ・コンペティション部門出品。女優賞(Veerle Baetens)・脚本賞受賞。
 シドニー映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 フェストロイア-トロイア国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション出品。最優秀作品賞(ゴールド・ドルフィン)、国際批評家連盟賞、SIGNIS賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち。
 パリ映画祭2013 クロージング作品。
 ノルウェー国際映画祭2013 メイン・プログラム出品。観客賞受賞。
 The Ensor Awards(フランドル映画賞)2013 作品賞・監督賞・主演女優賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣裳賞・音楽賞受賞。
 ハワイ国際映画祭2013 ユーロシネマ ハワイ部門 最優秀作品賞受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2013 観客賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013作品賞・監督賞・男優賞・女優賞・脚本賞・ピープルズ チョイス賞ノミネート。
 ラックス賞2013 ノミネート。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 ベルギー代表。
 大阪ヨーロッパ映画祭2013にて上映。

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 ・“The Notebook (Le grand cahier / A nagy füzet)”(ハンガリー・独・オーストリア・仏) 監督:János Szász
 物語:第二次世界大戦中のハンガリー。爆弾の飛び交う大都市から、母親が2人の幼い双子を連れて、祖母の暮らす国境に近い小さな町にやってくる。2人の少年は、生き抜くためには、感情をなくし、無慈悲にならなければならないと悟る。やがて彼らは、泥棒もソドミーも殺人も厭わぬ怪物になる……。
 アゴタ・クリストフ『悪童日記』の映画化。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 コンペティション部門出品。グランプリ、Europa Cinemas Label Award受賞。
 ハイファ国際映画祭2013 フィルムメーカー・オブ・トゥモロー コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 トロント国際映画祭2013 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 釜山国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 ハンガリー代表。

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 ・『イーダ』“Ida(Sister of Mercy)”(ポーランド・デンマーク) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ(Pawel Pawlikowski)
 物語:1962年。アンナには親はなく、修道院で修道女に育てられた。宣誓を行なう前に、彼女は親族の唯一の生き残りであるワンダに会いに行くことに決める。ワンダは、アンナがユダヤ人だと話す。2人は、家族に何があったかを探るべく旅に出て、自分の信念と信仰を確かめる。
 日本でも『マイ・サマー・オブ・ラブ』『イリュージョン』が紹介されているパヴェウ・パヴリコフスキ(パヴェル・パヴリコフスキー)の、5本目の劇映画作品。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 釜山国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門出品。
 グディニャ国際映画祭2013 最優秀作品賞(Golden Lion)、プロデューサー賞(Golden Lion)、主演女優賞(Silver Lion:Agata Kulesza)、美術賞、ライジング・スター賞(Agata Trzebuchowska)、Apart Special Award(Agata Trzebuchowska)、ドン・キホーテ賞(ポーランド映画デスカッションクラブ連盟賞)、Arthouse Cinemas Network Award、ジャーナリスト賞受賞。
 ロンドン映画祭2013 オフィシェル・コンペティション部門。最優秀作品賞受賞。
 ワルシャワ国際映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。ワルシャワ・グランプリ、エキュメニカル審査員賞受賞。
 アブダビ国際映画祭2013 ナラティヴ長編コンペティション部門出品。
 ヒホン国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション出品。最優秀作品賞(Premio Principado de Asturias)、女優賞(Agata Kuleska)、脚本賞、美術賞、ヤング審査員賞受賞。
 Camerimage 2013 メイン・コンペティション部門 金の蛙賞受賞。
 ポーランド映画祭2013にて上映。

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 ・“Papusza”(ポーランド) 監督:ヨアンナ・コス=クラウゼ(Joanna Kos-Krauze)、クシシュトフ・クラウゼ(Krzysztof Krauze)
 物語:Bronisława Wajs(1908-1987)は、Papuszaという愛称で知られる、世界で最も有名な、ポーランド生まれのロマ人の詩人である。彼女の詩の才能は優れているが、その人生には謎が多い。若くして高飛車なフォーク・ミュージシャンと結婚させらせたこと、2つの戦争と共産主義時代の迫害、文学的名声を得ながらも貧困に苦しんだこと、古くから伝わるロマの文化や習慣の秘密を非ロマ社会にさらして、ロマを汚したとして、ロマ社会から追放されたこと等、知られざる彼女の人生が描かれる。
 『ニキフォル 知られざる天才画家の肖像』のクシシュトフ・クラウゼとその妻ヨアンナ・コス=クラウゼの最新監督作品。
 ほとんど職業俳優を起用せず、ポーランド語のロマ方言を用い、約1年かけて製作された。また、ジプシーの住まいや小村は細部まで再現された。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 グディニャ国際映画祭2013 助演男優賞(Zbigniew Walerys)、メイキャップ賞(Anna Nobel-Nobielska)、音楽賞(Jan Kanty Pawluśkiewicz)受賞。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門、ReelWomen部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション。監督賞、男優賞(Zbigniew Walerys)、ヤング審査員賞受賞。
 テッサロニキ国際映画祭2013 観客賞受賞。

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 ・“Circles (Krugovi)”(セルビア・独・仏・クロアチア・スロヴェニア) 監督:Srdan Golubović
 物語:実話に基づく物語。1993年、ボスニア戦争の真っ只中。セルビア人兵士のマルコは、婚約者に会うために、故郷であるボスニアの町に戻る。広場に面したカフェで、親友の医師と一緒にいたところで、彼は、ムスリムの店主が、好戦的な兵士たちに暴行を受けるのを目撃する。彼は、そこに介入するが、何があったかは具体的には示されない。時間は、12年後に飛ぶ。事件に関わった人間が、過去に復讐されるかのように、危機的状況を迎える。彼らは、罪やフラストレーションや仕返ししたいという衝動に打ち勝って、正しい行動を行なうことができるだろうか。
 “Klopka”(2007)で注目されたSrdan Golubovic監督第3作。
 サンダンス映画祭2013 審査員特別賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。
 ソフィア国際映画祭2013 バルカン・コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 ウィーズバーデン・ゴーイースト映画祭2013 コンペティション部門出品。ウィーズバーデン市賞(監督賞)受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2013 Supernova部門出品。
 フェストロイア-トロイア国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション出品。監督賞(シルバー・ドルフィン)、撮影賞(Alexander Ilic)受賞。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 エレバン国際映画祭2013 コンペティション部門出品。グランプリ(ゴールデン・アプリコット賞)受賞。
 プーラ映画祭2013ナショナル・プログラム マイノリティー共同製作セクション 作品賞・監督賞・主演男優賞受賞。
 サラエボ映画祭2013 観客賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。
 ヘルシンキ国際映画祭2013 観客賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 セルビア代表。

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 ・『殺人という行為』“Act of Killing”(デンマーク・ノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー
 1965年9月30日、スハルトのクーデター軍がスカルノ政権を倒した時、北スマトラのメダンのAnwar CongoとAdi Zulkadryは、映画チケットのブラックマーケットを預かるならず者から悪名高き殺人部隊のリーダーに昇格する。彼らは、1965年から66年にかけて、「アカ狩り」と称して無実の人々を100万人以上殺害、Anwar自身も約1000人を絞殺した。殺された者の中には華僑もいて、脅しても、金を差し出さない者は容赦なく殺した。彼らは、自分たちの犯した残虐な行為に対して、今日まで一切罪に問われることなく、それどころか、腐敗した政治家たちの支援を得て、力を増し、Anwar自身は、殺人組織を脱した右派の民兵組織Pemuda Pancasilaの設立者として尊敬すらされている。彼らは、「共産主義者たちとの闘い」における、効率的な殺し方を思い出しては、自慢したりするのだ。
 監督のジョシュア・オッペンハイマーは、本作のために、Anwarにアプローチし、彼とその友人たちに、ドラマとして、過去の「殺人」を再現させ、当時の記憶や感情を思い出させようとする。それらのシーンは、彼らの好きなギャング映画や西部劇やミュージカルのスタイルで撮影される。勝利者にとって、これは栄光の出来事を映画的に美しく再現することであり、決して「虐殺」などではないのだ。
 Anwarの友人の何人かは、「殺人」を悪かったことだと認めているが、Pemuda Pancasilaの若きメンバーたちは、今日のパワーの基礎を築いたのは、彼らの恐るべき力なのだから、大虐殺も大いに誇ればいいと語る。
 エロール・モリスとヴェルナー・ヘルツォークがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。
 第2監督長編。
 テルライド映画祭2012出品。
 トロント国際映画祭2012 TIFF DOCS部門出品。
 CPH DOX2012 グランプリ受賞。
 ベルリン国際映画祭2013 パノラマ部門 エキュメニカル審査員賞、観客賞受賞。
 イスタンブール・インディペンデント映画祭2013 批評家賞受賞。
 デンマーク・アカデミー賞2013 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 SXSW映画祭2013 フェスティバル・フェイバリット
 デンマーク映画批評家協会賞2013特別Bodil賞(Årets Sær-Bodil)受賞。
 香港国際映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ヴァランシエンヌ映画祭2013 ドキュメンタリー部門グランプリ受賞。
 ドキュメンタ・マドリッド2013 審査員グランプリ、観客賞受賞。
 Beldocs ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭2013 グランプリ受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2013 No Limit部門出品。
 シドニー映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2013 審査員特別賞、観客賞受賞。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2013 ヴィジョン・エクスプレス部門出品。
 サラエボ映画祭2013 キノスコープ部門出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2013 最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞受賞。
 山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。優秀賞受賞。
 IDAアワード2013 長編部門ノミネート。
 ゴッサム・アワード2013 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ヨーロッパ映画賞2013 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2013 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2014 ドキュメンタリー賞ノミネート。

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 ・“Eat Sleep Die (Äta sova dö)”(スウェーデン) 監督:Gabriela Pichler
 物語:Rašaは、バルカン半島出身のスウェーデン人だ。彼女は、高校も卒業しておらず、イスラム教徒ということも手伝って、なかなかよい仕事は見つけられない。彼女は、レタスのパック詰めをしている工場をクビになり、新しい仕事を探さなければならなくなる。その一方で、父の面倒もみなければならない。厳しい状況の中、彼女はなぜ政府はすべての人に就職機会の均等を保証してくれないのかと考える。
 初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2012 批評家週間出品。観客賞受賞。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門。
 釜山国際映画祭2012 ワールド・シネマ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2012 ディスカバリーズ部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 インターナショナル長編コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 レイキャビク国際映画祭2012 New Visionコンペティション部門出品。
 AFIフェスト2012 審査員グランプリ受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2012 グランプリ受賞。
 ストックホルム国際映画祭2012 ライジング・スター賞受賞(Nermina Lukač)。
 スウェーデン・アカデミー賞2013 作品賞・監督賞・主演女優賞(Nermina Lukač)、脚本賞受賞。
 CPH:PIX2013 Politiken Audience Award部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013〈「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち〉出品。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 ノルディック映画賞2013 ノミネート。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。ディスカバリー賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 スウェーデン代表。

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 ・『花咲くころ』“In Bloom(Grzeli nateli dgeebi)”(グルジア・独・仏) 監督:ナナ・エクチミシヴィリ(Nana Ekvtimishvili)、ジーモン・グロス(Simon Gross)
 物語:ソ連が崩壊して数年経ったグルジアのトビリシ。エカとナティアは、仲良しの10代の少女。ナティアの家は、父親が刑務所に入っていて、母と姉とで暮らしている。母の戸棚には、大切にしまわれている箱があって、その中には、手紙とソ連時代のパスポートと意味ありげなタバコが入っている。一方、エカの家は、アル中で口うるさい父親がいて、いつも騒々しい。エカには、彼女のことが好きな男の子が2人いて、1人はハンサムなラドで、もう1人は、悪い仲間とつるんでいるコテ(Kote)だ。コテは、エカをさらい、強引に妻にしようとする。コテがラドを殺した時、エカとナティアは、運命の選択を迫られる。エカには、ラドから預かった1発の銃弾が入った銃があった……。
 ジーモン・グロスは第2監督長編、ナナ・エクチミシヴィリは初監督長編で、ジーモン・グロスの初監督作品には脚本で参加。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。C.I.C.A.E.賞受賞。
 香港国際映画祭2013 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。グランプリ、国際批評家連盟賞受賞。
 ウィーズバーデン・ゴーイースト映画祭2013 コンペティション部門出品。最優秀作品賞(ŠKODA Film Award)受賞。
 パリ映画祭2013 Graziaマガジン賞受賞。
 オデッサ国際映画祭2013 演技賞受賞。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 サラエボ映画祭2013 長編コンペティション部門出品。グランプリ、女優賞、C.I.C.A.E.賞受賞。
 ミラノ映画祭2013 長編コンペティション部門出品。観客賞、学生審査員賞受賞。
 オステンデ映画祭2013 LOOK賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。
 ヘルシンキ国際映画祭2013 観客賞ノミネート。
 AFIフェスト2013 特別賞受賞。
 東京フィルメックス2013 コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 グルジア代表。

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 ・『ハーモニー・レッスン』“Harmony Lessons(Uroki garmonii)”(カザフスタン・仏・独) 監督:エミール・バイガジン(Emir Baigazin)
 出演:Timur Aidarbekov、Aslan Anarbayev、Mukhtar Anadassov、Anelya Adilbekova、Beibitzhan Muslimov
 物語:13歳のアルスランは、健康診断で、みんなの前で恥をかかされて、それがその後の彼の性格に影を落とすことになった。彼は、潔癖症で、完璧主義になり、自分の身の回りのことをすべてコントロールしないではいられなくなった。彼は。カザフスタンの村におばあちゃんと一緒に暮らしていたが、そうした生活も限界に近づいていた。アルスランのいじめっ子の1人、ボラットは、年少者を恐喝し、彼らを守るためと称して、彼らからお金を巻き上げていたが、アルスランのことは侮蔑し、仲間はずれにしていた。
 初監督作品。
 ベルリン国際映画祭2013 コンペティション部門出品。芸術貢献賞(銀熊賞:Aziz Zhambakiyev(撮影))、ベルリナー・モルゲンポスト紙読者賞受賞。
 CPH:PIX2013 メイン・コンペティション部門出品。
 トライベッカ映画祭2013 新人監督コンペティション ナラティヴ部門出品。審査員スペシャル・メンション受賞。
 シアトル国際映画祭2013 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。審査員グランプリ(最優秀新人監督賞)受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品。
 サラエボ映画祭2013 キノスコープ部門出品。
 モントリオール世界映画祭2013 ワールド・グレイト部門出品。
 アテネ国際映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2013 Zabaltegi部門出品。
 釜山国際映画祭2013 アジア映画の窓部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 DARE部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門出品。
 フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2013 ディスカバリー部門出品。NETPAC賞受賞。
 フィラデルフィア映画祭2013 オナラブル・メンション 撮影賞(Aziz Zhambakiyev)、新人監督賞(Archie Award for Best First Feature)受賞。
 アブダビ国際映画祭2013 NETPAC賞受賞。
 アミアン国際映画祭2013 長編コンペティション部門出品。グランプリ(ゴールデン・ユニコーン賞)、男優賞(Timour Aidarbekov)受賞。
 東京フィルメックス2013 コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2013 監督賞ノミネート。

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 ・“The Lunchbox(Dabba)”(インド・仏・独) 監督:Ritesh Batra
 出演:イルファーン・カーン(Irrfan Khan)、Nimrat Kaur、Nawazuddin Siddiqui、Denzil Smith、Bharati Achrekar、Nakul Vaid、Yashvi Puneet Nagar、リレット・デュベイ(Lillete Dubey)、Sada (Dabbawala)
 物語:アイラは、ムンバイの中流階級の若い主婦だが、夫婦関係は既に冷え切っている。彼女は、夫の愛を取り戻そうとして、夫のためにスペシャル・メニューのお弁当をこしらえることにする。お弁当は、デリバリー・サービスを使って配達されたが、間違って、引退間近の孤独な事務員サージャンの元に届けられる。夫から直接的なリアクションがなく、翌日、アイラは、お弁当に小さなメモを添える。こうして、見知らぬ2人の交流が始まる。彼らは、メモを通じて、孤独や思い出や後悔、恐れ、小さな喜びなどを綴っていく。彼らは会うこともなく、バーチャルな関係を続けていていたが、やがてそれが現実を脅かすものになる。
 初監督長編。
 ロッテルダム国際映画祭2012 The Eurimages Co-Production Development Award スペシャル・メンション受賞。
 カンヌ国際映画祭2013 批評家週間出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品。
 オデッサ国際映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。監督賞受賞。
 ノルウェー国際映画祭2013 メイン・プログラム出品。
 トロント国際映画祭2013 GALA PRESENTATIONS部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2013 コンペティション部門出品。アイスランド教会賞受賞。
 釜山国際映画祭2013 アジア映画の窓部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2013 脚本賞ノミネート。

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 ・“Ilo Ilo(爸媽不在家)”(シンガポール) 監督:アンソニー・チェン(Anthony Chen)
 出演:Koh Jia Ler、アンジェリ・バヤニ(Angeli Bayani)、Chen Tian Wen、ヤオ・ヤンヤン(Yeo Yann Yann)
 物語:1997年のシンガポール。リム家に、フィリピン人のメイド、テレサがやってくる。一家の家族関係は、元々悪くなりかけていたが、テレサがやってきた後、それはさらにひどくなる。問題ばかり起こしている息子Jialeは、しゃべらなくなったテレサと仲良くなっていく。その年、アジアに経済危機が訪れるが、それが一家にも影響を及ぼす。
 初監督作品。
 カンヌ国際映画祭2013 監督週間出品。カメラドール受賞。
 パリ映画祭2013 コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2013 DISCOVERY部門出品。
 ミラノ映画祭2013 長編コンペティション部門出品。
 釜山国際映画祭2013 アジア映画の窓部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 第1回作品賞受賞。
 ムンバイ映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。監督賞(Silver Gateway Of India)、女優賞(ヤオ・ヤンヤン)受賞。
 フィラデルフィア映画祭2013 最優秀ナラティヴ作品賞受賞。
 ストックホルム国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 香港アジア映画祭2013 ニュー・タレント賞受賞。
 台湾 金馬奨2013作品賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・新人監督賞・新人賞ノミネート。作品賞、助演女優賞、脚本賞、新人監督賞受賞。
 東京フィルメックス2013 コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2013 監督賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 シンガポール代表。


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 ・日本での公開が期待される外国映画2013! ベスト・セレクション20!その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_3.html

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