面白そうな映画はまだたくさんある! シカゴ国際映画祭2013 受賞結果!

 第49回シカゴ国際映画祭(10月10日‐24日)の各賞が発表になりました。

 【インターナショナル・コンペティション部門】 (International Feature Competition)

 ※審査員:Sarah Bouyain(フランス・ブルキナファソの監督/撮影監督)、ブルクハルト・クラウスナー(Burghart Klaussner:ドイツの俳優)、Lúcia Murat(ブラジルの監督)、 ドナルド・K・ランヴォ(Donald K. Ranvaud:イタリア・イギリスのプロデューサー)、ロバート・テイテル(Robert Teitel:アメリカのプロデューサー)

 ◆最優秀作品賞/The Gold Hugo for Best Film
 ◎“My Sweet Pepper Land”(イラク・仏・独) 監督:ヒネル・サレーム(Hiner Saleem)
 出演:ゴルシフテ・ファラハニ、Korkmaz Arslan、Suat Usta
 物語:舞台は、トルコやイランに近い国境地帯で、ここでは、アルコールやドラッグや機械の密輸が横行する無法地帯と化していた。クルディスタン独立戦争の英雄バランは、求められて、村の警察署長になるが、腐敗した村の長老Aziz Agaのやり方に従わず、彼から睨まれることになる。やがて、村にGovendという美しい女性が教師として赴任してくる。バランと彼女がつきあうことは、Aziz Agaも村の住人もGovendの兄弟たちも反対するが、のちにこの2人が村の古いしきたりを変えていくことになる。
 ヒネル・サレームは、イラクからフランスに亡命した作家で、日本で上映された監督作品はありませんが、『父さんの銃』という自伝的小説が翻訳されています。
 カンヌ国際映画祭2013 ある視点部門出品。
 釜山国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門出品。


 ◆審査員特別賞/The Silver Hugo Special Jury Prize

 ◎“The Verdict(Het Vonnis)”(ベルギー) 監督:ヤン・ヴァーハイエン(Jan Verheyen)
 Luc Segersの妻を殺した相手が、法的手続きのミスにより、釈放される。Lucは、正義を求め、仕事をすっぽかして、彼の人生を破滅に追い込んだ相手を尾行し、また、インターネットを使って、復讐の方法を探る。しかし、問題は、Lucと国との争いへと発展する。
 モントリオール世界映画祭2013 ワールド・コンペティション部門出品。監督賞受賞。



 ◆監督賞/The Silver Hugo for Best Director

 ◎ジェローム・ボネル(Jérôme Bonnell) “Just a Sigh(Le temps de l'aventure)”(仏・ベルギー・アイルランド)
 出演:エマニュエル・ドゥヴォス、ガブリエル・バーン
 物語:アリックスは、地方で活躍する舞台女優で、カレーでの舞台上演期間中に、映画のオーディションを受けるために列車でパリに向かう。ボーイフレンドは電話に出てくれない。また、街中で、携帯電話を持っておらず、クレジットカードも使えないことに気づき、さらに悪いことに、妹ともケンカしてしまう。彼女は、列車の中で出会ったミステリアスな英国紳士と出くわし、彼に助けを求める。アリックスは、演技や愛に関してロマンチックな想像をすることはあるが、浮ついた気持ちは持っていない。しかし、短くも親密な時間を過ごし、秘密を分かち合った時、彼女は、自分を解放し、その先へと進んでみることに決める……。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品、



 ◆男優賞/The Silver Hugo for Best Actor
 ◎ロベルト・ヴィエツキーヴィッチ(Robert Wieckiewicz) “Wałesa: Man Of Hope(Walesa. Czlowiek z nadziei)”(ポーランド)(監督:アンジェイ・ワイダ)

 “Wałesa: Man Of Hope(Walesa. Czlowiek z nadziei)”(ポーランド) 監督:アンジェイ・ワイダ
 物語:グダニスク造船所の電気技師だったレフ・ワレサが、どのようにして労働者の権利のために闘い、何百万人もの人々の中に眠っていた自由を求める心を目覚めさせたのか、を描く。
 ベネチア国際映画祭2013 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2013 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 ポーランド代表。


 ◆女優賞/The Silver Hugo for Best Actress
 ◎ナデシュダ・ブレニッケ(Nadeshda Brennicke) “Banklady”(独)(監督:クリスティアン・アルヴァルト(Christian Alvart))

 “Banklady”(独) 監督:クリスティアン・アルヴァルト(Christian Alvart)
 物語:ギゼラは、西ドイツでは、同じ年頃の女性と変わることのない女性で、壁紙工場で働き、30歳まで両親と一緒に暮らしていた。彼女は、タクシー運転手のヘルマンと出会うが、彼は強盗という裏の顔を持っていた。ある日、ヘルマンは、彼女を銀行強盗に連れて行くが、そこで、彼女に強盗のセンスがあることがわかる。以後、彼女は、シャイな女子工員と、銀行強盗(ふるまいは丁寧で、決して血を流さない)という二重生活を送るようになる。
 ドイツで最初の女性銀行強盗となり、Banklady と呼ばれたGisela Werler(1934-2003)の実話に基づく物語。
 ワルシャワ国際映画祭2013 特別上映作品。



 ◆撮影賞/The Silver Hugo for Best Cinematography
 ◎Jallo Faber “Pioneer”(ノルウェー)(監督:エーリク・ショルビャルグ(Erik Skjoldbjærg))

 “Pioneer(Pionér)”(ノルウェー) 監督:エーリク・ショルビャルグ
 物語:80年代初め。北海に膨大な石油と天然ガスが発見され、石油ブームに沸き、政府は海底500mから海岸までパイプラインを敷設することに決めた。Petterは、熟練のダイバーで、北海の海底に潜ることにワクワクしていた。彼は、弟のKnutとともに、世界で最も危険な任務に挑むが、彼にはそうするにふさわしい経験と勇気と力があった。ところが突然、悲劇的な事故が彼らを襲う。彼は、視界を失い、誰がロープの先にいるのかもわからない状況に追い込まれる。彼は次第に命の危険が迫っていることを悟る。
 『私は「うつ依存症」の女』や『不眠症 オリジナル版 インソムニア』のエーリク・ショルビャルグ監督の最新作。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 THRILL部門出品。


 ◆スペシャル・メンション(A Special Mention)
 ◎“A Long And Happy Life”(ロシア) 監督:Boris Khlebnikov
 出演:Alexander Yatsenko、Eugene Sitiy、Anna Kotova
 物語:サーシャは、ロシア北部のコラ半島で、集団農場を引継いだ古い農場を営んでいる。使用人たちは彼を信頼していて、彼は、地元の役所で秘書をしているアーニャとの情事を楽しんで、それなりに満足していた。そこに、欲深い地区の行政官がやってきて、農場を売って、ひと儲けしないかと話を持ちかけてくる。農場は、金銭的なやりとりなしで引き継いだもので、法的には彼に売買の権利はない。かといって、行政官に楯突くこともできない。もし農場が売られてしまったら、立ち退かなければならなくなる使用人たちからも反対されて、彼は窮地に追い込まれる。
 ベルリン国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。
 BFIロンドン映画祭2013 DARE部門出品。


 ◎Piroska Molnár “The Notebook(Le Grand Cahier)”(ハンガリー)(監督:János Szász)

 “The Notebook (Le grand cahier / A nagy füzet)”(ハンガリー・独・オーストリア・仏) 監督:János Szász
 物語:第二次世界大戦中のハンガリー。爆弾の飛び交う大都市から、母親が2人の幼い双子を連れて、祖母の暮らす国境に近い小さな町にやってくる。2人の少年は、生き抜くためには、感情をなくし、無慈悲にならなければならないと悟る。やがて彼らは、泥棒もソドミーも殺人も厭わぬ怪物になる……。
 アゴタ・クリストフ『悪童日記』の映画化。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 コンペティション部門出品。グランプリ、Europa Cinemas Label Award受賞。
 トロント国際映画祭2013 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 釜山国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 ハンガリー代表。


 【ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門】 (New Directors Competition)

 ※審査員:Jonathan Howell(米)、David Robinson(英)、Ryan Werner(米)

 ◆最優秀作品賞/The Gold Hugo
 ◎“La Jaula De Oro(The Golden Dream)”(メキシコ) 監督:Diego Quemada-Díez
 物語:JuanとChaukは、よりよい人生を求めて、故郷グアテマラを離れ、メキシコのチアパス、そしてさらに北へと向かう。途中、彼らは、何度も困難に出会って友情を深め、詩の持つ魅力を知る。
 初監督作品。
 カンヌ国際映画祭2013 ある視点部門出品。ある才能賞受賞(アンサンブル・キャストに対して)。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 アナザー・ビュー部門出品。
 エルサレム映画祭2013 スピリット・オブ・フリーダム部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2013 ホライズンズ・ラティーノ部門出品。
 チューリヒ映画祭2013 インターナショナル長編コンペティション部門出品。最優秀作品賞(Golden Eye)受賞。
 レイキャビク国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 釜山国際映画祭2013 フラッシュ・フォワード部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2013 ディスカバリー部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 DARE部門出品。
 ムンバイ映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。最優秀作品賞(Golden Gateway Of India)受賞。



 ◆準作品賞/The Silver Hugo
 ◎“Life Feels Good(Chce Sie Zyc / La Vie Est Belle)”(ポーランド) 監督:Maciej Pieprzyca
 物語:マテウスは、脳性麻痺を抱え、さらに若い時期に、コミュニケーション能力に関する精神的機能障害を指摘される。しかし、それから25年経って、肉体面を別にすれば、彼は完全にノーマルで、むしろ知的ですらあるように見える。30歳になった彼は、ノーマルであるかどうか鑑定する委員会にかけられることになる。
 モントリオール世界映画祭2013 ワールド・コンペティション部門出品。グランプリ、エキュメニカル審査員賞、観客賞受賞。


 【ドキュメンタリー・コンペティション部門】 (Docufest Competition)

 ※審査員:Hakim Belabbes(米/モロッコ)、Lee Hirsch(米)、Justine Nagan(米)

 ◆最優秀作品賞/The Gold Hugo
 ◎“Trucker and the Fox”(イラン) 監督:Arash Lahooti
 物語:トラック運転手のMahmood Kiyani Falavarjaniは、ペットのキツネが死んで、うつ病になり、精神病院に入院するが、退院して、家族の元に戻り、仕事と趣味を再開させる。彼の趣味は、映画作りで、以前、ペットのキツネを使って作った短編映画で賞を受賞したこともあった。彼の新しいプロジェクトは、2頭のロバのラブストーリーである。
 クラクフ映画祭2013 インターナショナル・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。


 ◆スペシャル・メンション(A Special Mention)
 ◎“Mothers(妈妈的村庄)”(中) 監督:Xu Huijing(許慧晶)
 中国北部の村では、子供をひとり産んだ女性は、避妊治療をさせられるか、避妊リングをつけさせられる。これは、30年以上前に始められた中国の一人っ子政策の影響の1つで、2人以上産むと罰金が科せられるからだ。撮影クルーは、役人を尾行して、避妊治療を拒む女性と追いかけっこをしている姿をとらえる。中国では、いまだに家族計画が押し付けられ、女性の産む権利は認められていない。
 全州国際映画祭2013 インターナショナル・フィルム・コンペティション部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2013 スペシャル・メンション受賞。


 【アフター・ダーク・コンペティション部門】 (After Dark Competition)

 ※審査員:Alison Cuddy(米)、Douglas McLaren(米)、Greg Newman(米)

 ◆最優秀作品賞
 ◎“Cheap Thrills”(米) 監督:E・L・カッツ(E. L. Katz)
 物語:仕事をクビになり、立ち退きの危機にある父親が、裕福な夫妻に助けてもらうが、その代わりに異常なチャレンジに挑戦しなければならなくなり、しかもそれはどんどんエスカレートしていく。
 たくさんのインディー・ホラーの脚本を手がけてきたE.L. Katzの初監督作品。
 出演:パット・ヒーリー(Pat Healy)、イーサン・エンブリー(Ethan Embry)、サラ・パクストン(Sara Paxton)、デイヴィッド・ケックナー(David Koechner)、アマンダ・フラー(Amanda Fuller)
 SXSW映画祭2013 ミッドナイターズ部門観客賞受賞。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2012 ワールド・ファンタシティック・シネマ部門出品。
 シッチェス国際映画祭2013 ファンタスティック・コンペティション部門出品。


 【短編コンペティション部門】 (Short Film Competition)

 ※審査員:Noel Murray(米)、Kris Swanberg(米)、Beckie Stocchetti(米)

 ◆最優秀作品賞/The Gold Hugo for Best Short Film
 ◎“Mystery(Misterio)”(西) 監督:Chema García Ibarra

 ◆最優秀実写作品賞/The Silver Hugo for Live Action Short
 ◎“Needle”(米) 監督:Anahita Ghazvinizadeh


 ◆最優秀学生作品賞/The Silver Hugo for Best Student Short
 ◎“Aftermath”(米) 監督:Jeremy Robbins

 [ナラティヴ/実写部門]

 ◆最優秀作品賞/The Gold Plaque for Narrative/Live Action Short
 ◎“Butter Lamp(La lampe au beurre de yak/酥油燈)”(中・仏) 監督:Wu Hei(胡佛)

 ◆準作品賞/The Silver Plaque for Narrative/Live Action Short
 ◎“Rhino Full Throttle”(独) 監督:Erick Schmitt

 ◆スペシャル・メンション(A Special Mention)
 ◎“Whale Valley”(デンマーク・アイスランド) 監督:Gudmundur Arnar Gudmundsson

 [ドキュメンタリー部門]

 ※審査員:Clayton Brown(米)、Tim Horsburgh(米)、Nadav Kurtz(米/イスラエル)

 ◆最優秀作品賞/The Silver Hugo
 ◎“Dream Girl”(スイス) 監督:Oliver Schwarz


 ◆審査員特別賞(The Special Jury Award)
 ◎“The Village(ブラジル) 監督:Liliana Sulzbach

 [アニメーション部門]

 ※審査員:KJ Mathieson(米)、Leah Shore(米)、Alexander Stewart(米)

 ◆最優秀作品賞/The Silver Hugo for Best Animated Short Film
 ◎“Yellow Fever”(ケニヤ・英) 監督:Ng’endo Mukii


 ◆審査員特別賞(The Special Jury Prize)
 ◎“Marilyn Myller”(米) 監督:Michael Please

 ◆最優秀学生作品賞/The Gold Plaque for Best Student Animated Short
 ◎“Tap to Retry”(イスラエル) 監督:Neta Cohen.

 ◆最優秀実験アニメーション賞/The Gold Plaque for Best Experimental Animated Short
 ◎“Unicorn Blood”(西) 監督:Alberto Vázquez

 ◆スペシャル・メンション(A Special Mention)
 ◎“Collectors”(スイス) 監督:Marcel Hobi

 【INTERCOMコンペティション部門】

 ※審査員:Bohus Blahut(米)、Lee Ferdinand(米)

 ◆The Gold Hugo
 ◎“Wake Up Time”


 【その他の賞】

 ◆シカゴ賞(Chicago Award)
 シカゴまたはイリノイのアーティストの長編作品または短編作品に贈られる。
 ◎“Girl With Child”(米) 監督:Maria Abraham [短編コンペティション部門]

 ◆The Founder’s Award
 ◎“A Thousand Times Good Night(Mille Fois Bonne Nuit)”(ノルウェー) 監督:エリック・ポッペ(Erik Poppe) [インターナショナル・コンペティション部門]
 出演:ジュリエット・ビノシュ、ニコライ・コスター=ワルドー(Nikolaj Coster-Waldau)、マリア・ドイル・ケネディー(Maria Doyle Kennedy)、Chloë Annett
 物語:レベッカは、世界でもトップクラスの戦場カメラマンである。彼女は、自爆テロの女性グループの取材を任され、あまりに近づきすぎて、ひどいケガを負ってしまう。ノルウェーに帰国するが、夫と娘は、そんなに遠い国に行って、死ぬような目に遭うようなことはもうやめてほしいと訴える。レベッカは、仕事と家族という究極の選択が迫られる。
 『卵の番人』で撮影監督を務めているエリック・ポッペ監督の最新監督作品。
 モントリオール世界映画祭2013 ワールド・コンペティション部門出品。審査員特別グランプリ、エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション受賞。


 [特別賞](Special Awards)

 ◆キャリア貢献賞(Career Achievement Award)
 ◎ジョージ・ティルマン・ジュニア(George Tillman Jr.)


 ◎ブルース・ダーン


 【Qヒューゴー賞】

 ※審査員:Hank Sartin(アメリカのマネージング・エディター)、Nick Davis(アメリカの映画批評家)、Richard Knight(アメリカの映画批評家/映画祭プログラマー)

 ◆金賞/The Gold Q Hugo Film Award
 ◎『ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?』“Will You Still Love Me Tomorrow?(明天記得愛上我)”(台湾) 監督:アーヴィン・チェン(Arvin Chen) [ワールド・シネマ部門]
 物語:「幼馴染の妻とかわいい子どもという幸せな家庭に恵まれながらも、ふと気づくと冴えない気分で日々を過ごしているウェイツォン。ゲイであることをひた隠し、鏡に映るおなかに人生とは何だろうと考え込む。そんな時、偶然出会った客にひと目ボレし、妹の結婚騒動までもが勃発。愛と幸せを考え、ウェイツォンが下した決断は…。ヴィム・ヴェンダースがプロデュースした『台北の朝、僕は恋をする』のアーヴィン・チェン監督が描く、群像ラブコメディー。」
 東京レズビアン&ゲイ映画祭2013出品。
 アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013出品。


 ◆銀賞/The Silver Q Hugo Film Award
 ◎“It's All So Quiet(Boven is Het Stil)”(独・オランダ) 監督:Nanouk Leopold [ReelWomen部門]
 物語:ヘルマーは、55歳の、独身男性で、年老いた父の面倒を見ながら、農場をやっている。彼らはあまり言葉を交わすことがない。父の死が近づいた時、ヘルマーは、父を2階に移し、1階のガラクタを捨て、家の植物を肥やしにし、ベッドも新しく買い換える。すべては、彼がひとりで生きていくための準備だった。近くの農場からアダが息子と一緒にやってきて、様子を見、牛乳配達の運転手が立ち寄って顔を出していくが、ヘルマーは自分の世界に閉じこもりがちになる。彼は、死んだ兄の部屋を塗り替え、18歳の農場労働者のヘンクのところを訪ねる。父の満たされぬ思いが、ヘルマーの気持ちを暗くする。しかし、ヘンクは、そんな彼に明るく応え、牛乳配達の運転手もヘルマーを見捨てることはしない……。
 ベルリン国際映画祭2013 パノラマ部門出品。
 イスタンブール国際映画祭2013 インターナショナル・ゴールデン・チューリップ・コンペティション部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 アナザー・ビュー部門出品。
 The Golden Calf(オランダ・ナショナル・フィルム・アワード)2013 編集賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2013 LOVE部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 WomenReel部門出品。


 ◆特別審査員賞(A Special Jury Prize)
 ◎“American Vagabond”(フィンランド・デンマーク・米) 監督:Susnna Helke [ReelWomen部門]
 物語:ジェームズは、ゲイであることに家族からも地域からも受け入れられず、ボーイフレンドとタイラーとともにサンフランシスコに向かう。彼は、ゲイのメッカでもあるサンフランシスコであれば、容易に生きていけるだろうと想像していたが、現実は甘くなくて、仕事も見つけられない。結局、彼は、ホームレスのクィアたちが集まるコミュニティーに落ち着く……。


 ◆スペシャル・トリビュート(Special Tribute)
 ◎Scud


 【観客賞】 10月28日発表

 ◆観客賞 英語作品ナラティヴ部門(Audience Choice Award for Best Narrative English-Language Feature)

 ◎“One Chance”(英) 監督:デイヴィッド・フランケル(David Frankel) [Comedy Focus部門]
 出演:ジェームズ・コーデン(James Corden)、ジュリー・ウォーターズ、マッケンジー・クルック(Mackenzie Crook)、コルム・ミーニー、ジェミマ・ルーパー、アレクサンドラ・ローチ
 物語:実話に基づく物語。ポール・ポッツ(Paul Potts)は、昼間は控えめなショップ・アシスタントをし、夜はアマチュアのオペラ・シンガーをしている。彼は、オーディション番組“Britain’s Got Talent”(のちに、スーザン・ボイルを輩出したイギリスのTV番組)で、Simon Cowellに選ばれたことで、YouTubeにアップされた動画が評判を呼ぶ。彼の驚異的な声は、世界中の何百万という人々の心をとらえ、番組初の優勝者となった。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。



 ◆観客賞 外国語作品ナラティヴ部門(Audience Choice Award for Best Narrative Foreign-Language Feature)
 ◎“Life Feels Good”(ポーランド) 監督:Maciej Pieprzyca [ニュー・ディレクターズ部門]

 ◆観客賞 ドキュメンタリー部門(Audience Choice Award for Best Documentary Feature)

 ◎“Elaine Stritch: Shoot Me”(米) 監督:Chiemi Karasawa
 ブロードウェーの生きる伝説の1人、87歳になる女優エレーン・ストリッチに関するドキュメンタリー。スティーヴン・ソンドハイムやティナ・フェイ、ネイサン・レインらなど、同僚や友人たちへのインタビューや、過去の映像を使って、彼女の半生が語られる。
 BFIロンドン映画祭2013 LAUGH部門出品。



 ◆観客賞 短編部門(Audience Choice Award for Best Short Film)
 ◎“KanyeKanye: The Line”(南ア) 監督:Miklas Manneke


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 *当ブログ記事

 ・シカゴ国際映画祭2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_11.html
 ・シカゴ国際映画祭2012 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_19.html
 ・シカゴ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_33.html
 ・シカゴ国際映画祭2010 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_9.html
 ・シカゴ国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_4.html
 ・シカゴ国際映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_29.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月~12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

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