ヘルシンキ国際映画祭2013 受賞結果!

 第26回ヘルシンキ国際映画祭(9月19日-29日)の各賞が発表されました。

 ヘルシンキ国際映画祭は、フィンランド映画界と北欧映画界を挙げての一大イベントで、3本~10本未満の作品を上映する約20の部門(下記参照)で構成されています。

 この映画祭は、コンペティション部門を持っていませんが、上映プログラムの中には、いくつもの企画やイベントがあり―

 ・ノルディック映画賞ノミネート作品の上映
 ・フィンランド・インダストリー・アワードの発表
 ・最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞の発表
 ・観客賞の発表

 などが行なわれます。

 各賞は随時発表されていき、映画祭最終日に観客賞が発表されます。

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 【第26回ヘルシンキ国際映画祭 プログラム】

 今回のヘルシンキ国際映画祭は、以下のような部門で構成されています。
 ただし、公式サイトでは、「部門」(セクション)とは呼ばず、「Theme」と呼んでいるので、そんなに大げさな意味づけはなくて、作品をわかりやすく分類して示すための「ラベル」に過ぎないのかもしれません。

 ・Arabian Visions:中東の映画、もしくは、アラブをモチーフとした作品のセクション
 ・Asian Cuts:ラオスから北朝鮮、韓国、日本までアジア映画のセクション
 ・Balkanize!:バルカン映画のセクション
 ・Finnish Film Week:過去1年間に製作された24本のフィンランド映画の上映、および、インダストリー・アワードの発表
 ・Gala Films:ガラ部門
 ・Haute Cuisine:食にまつわる映画のセクション
 ・Heart of Africa:「アフリカ映画」のセクション
 ・Indie Vibes:各種インディペンデント映画
 ・Latin Moods:スペインとラテンアメリカの映画
 ・Living Art:アート・ドキュメンタリー、芸術家を扱ったフィクション、古典文学の映画化
 ・Midnight Selection:ファンタスティック系
 ・Nordic Council Film Prize:ノルディック映画賞2013 ノミネート作品の上映
 ・Nordic Exposures:北欧映画のセクション
 ・Novyj Kino:ロシア映画のセクション
 ・Outdoorsy Pictures:アウトドアのスポーツやイベントなどをモチーフとするドキュメンタリーのセクション
 ・Outsiders:さまざまなタイプのアウトサイダーを主人公とする作品
 ・Short Films:短編部門
 ・Spotlight Selection:世界の人気監督の新作、および、サプライズ作品の上映
 ・Tainted Love:恋愛映画部門
 ・Tere Eesti!:エストニア映画

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 【フィンランド・インダストリー・アワード】 (Domestic industry awards)

 この賞は、一般的な映画賞のように監督やキャスト、スタッフなどの部門ごとに最優秀者を決めるものではなく、年間を通して、優れた活動をしたと認められた人に贈る功労賞のような賞であるようです。
 フィンランド映画週間(第4回)にて発表。

 ◎プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(Producer of the year):リーナ・ヒッティア(Riina Hyytiä) 『結婚をだめにする21の習慣』“21 Ways to Ruin a Marriage”

 『結婚をだめにする21の習慣』“21 Ways to Ruin a Marriage”(フィンランド 監督:ヨハンナ・ヴオクセンマー(Johanna Vuoksenmaa)
 物語:「多くの女性の子供の頃の夢は“幸せな結婚”だっただろう。ところが、大人になるにつれて、状況は変わってくる。自身の経験に基づき“結婚はなぜ失敗するのか”をテーマに教鞭をとるサンナは、結婚をするカップルのビデオを撮影し、その後の結婚生活を取材することにより、彼女のセオリーが正しいことを証明している。だが、取材の過程で、あるカップルだけが彼女の“21の習慣”に反し、幸せな結婚生活を送っていると信じていた。サンナとは正反対に、日々の運勢をラジオで占う恋愛論者の親友のアイノは、サンナにも“21の習慣”に当てはまらないような“幸せな結婚”をしてほしいと願っている。ある日、偶然、ある人に再会したサンナは…。果たして“21の習慣”が破られる日が彼女には訪れるのだろうか。」
 フィンランド映画祭2013にて上映。

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 ◎ディレクター・オブ・ザ・イヤー(Director of the year):Simo Halinen “Open Up to Me”(スウェーデン・フィンランド)

 “Open Up to Me”(スウェーデン・フィンランド) 監督:Simo Halinen
 物語:Maaritは、結婚し、妻との間に娘ももうけたが、性適合手術を受け、今は女性として暮らしている。今の仕事は掃除婦で、昔の生活からは離れ、娘とも疎遠にしている。彼女は、教師で、サッカーのコーチをしているサミと出会い、自分にフィットするものを感じる。彼女のことをフリークスのように見なす者もいる中で、サミもまた隠れた偏見を持っていた。彼女が、このままサミとつきあうにせよ、別れてしまうにせよ、彼女は、自ら選んだ新しい世界に一歩ずつ踏み出していかなければならない。

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 ◎脚本家・オブ・ザ・イヤー(Screenwriter of the year):Jenni Toivoniemi “The Date(Treffit)”

 “The Date(Treffit)”(フィンランド/7分) 監督:Jenni Toivoniemi
 物語:16歳のTinoは、家族から、家で飼っている血統書つきのオス猫ディアブロの交配を任される。当日、相手役となるメス猫を連れて、母親と娘が訪ねてくる。ネコたちがドアの向こうで自分たちの仕事にとりかかる中、Tinoはホスト役を演じようとして、コーヒーとケーキで客をもてなすが、会話は進まず、ぎこちない雰囲気が漂う。異性とのつきあいにおいては、Tinoよりディアブロの方が達者なのだった。
 ベルリン国際映画祭2013 ジェネレーション 14plus部門出品。青少年審査員賞スペシャル・メンション 短編部門受賞。

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 ◎アクター・オブ・ザ・イヤー(Actor of the year):ラウラ・ビルン(Laura Birn) & Liisi Tandefelt “Purge”

 “Purge (Puhdistus)”(フィンランド・エストニア) 監督:Antti J Jokinen
 出演:ラウラ・ビルン(Laura Birn)、Liisi Tandefelt、Amanda Pilke、クリスタ・コスネン、ペーテル・フランツェーン、トンミ・コルペラ
 物語:アリーダは、自分の行ないのせいで、スターリン時代にエストニアからシベリアに国外追放になるが、今は、エストニアの小村に戻ってきている。ある朝、彼女は、家の庭に見知らぬ若い女が倒れているのを発見する。彼女、ザラは、ロシア・マフィアに性の奴隷にされて、ここまで逃げてきたのだ。やがてアリーダは、ザラが自分と全く無関係ではないことを知る。互いへの疑惑、そして明かされる過去。エストニアにとって、最悪の時代だったソビエト占領下、争い、求め、そして失われた、家族の悲劇が明らかになる。
 ソフィ・オクサネン(Sofi Oksanen)の小説『粛清』の映画化。
 サテライト・アワード2012 主演女優賞ノミネート(ラウラ・ビルン)。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 フィンランド代表作品。
 フィンランド・アカデミー賞2013 主演女優賞・助演女優賞・撮影賞・メイキャップ賞・録音賞受賞。


 ◎スタッフ・オブ・ザ・イヤー(Colleague of the year):Johanna ”Jolle” Onnismaa(スティル・カメラマン)

 ◎ドキュメンタリー活動・オブ・ザ・イヤー(Documentary act of the year):Juha Elomäki / Pirkanmaa Film Centre

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 【最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞】

 ◎“The Act of Killing”(デンマーク・ノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー(Joshua Oppenheimer)
 1965年9月30日、スハルトのクーデター軍がスカルノ政権を倒した時、北スマトラのメダンのAnwar CongoとAdi Zulkadryは、映画チケットのブラックマーケットを預かるならず者から悪名高き殺人部隊のリーダーに昇格する。彼らは、1965年から66年にかけて、「アカ狩り」と称して無実の人々を100万人以上殺害、Anwar自身も約1000人を絞殺した。殺された者の中には華僑もいて、脅しても、金を差し出さない者は容赦なく殺した。彼らは、自分たちの犯した残虐な行為に対して、今日まで一切罪に問われることなく、それどころか、腐敗した政治家たちの支援を得て、力を増し、Anwar自身は、殺人組織を脱した右派の民兵組織Pemuda Pancasilaの設立者として尊敬すらされている。彼らは、「共産主義者たちとの闘い」における、効率的な殺し方を思い出しては、自慢したりするのだ。
 監督のジョシュア・オッペンハイマーは、本作のために、Anwarにアプローチし、彼とその友人たちに、ドラマとして、過去の「殺人」を再現させ、当時の記憶や感情を思い出させようとする。それらのシーンは、彼らの好きなギャング映画や西部劇やミュージカルのスタイルで撮影される。勝利者にとって、これは栄光の出来事を映画的に美しく再現することであり、決して「虐殺」などではないのだ。
 Anwarの友人の何人かは、「殺人」を悪かったことだと認めているが、Pemuda Pancasilaの若きメンバーたちは、今日のパワーの基礎を築いたのは、彼らの恐るべき力なのだから、大虐殺も大いに誇ればいいと語る。
 エロール・モリスとヴェルナー・ヘルツォークがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。
 テルライド映画祭2012出品。
 トロント国際映画祭2012 TIFF DOCS部門出品。
 CPH DOX2012 グランプリ受賞。
 ベルリン国際映画祭2013 パノラマ部門 エキュメニカル審査員賞、観客賞受賞。
 イスタンブール・インディペンデント映画祭2013 批評家賞受賞。
 デンマーク・アカデミー賞2013 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 SXSW映画祭2013 フェスティバル・フェイバリット
 デンマーク映画批評家協会賞2013特別Bodil賞(Årets Sær-Bodil)受賞。
 香港国際映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ヴァランシエンヌ映画祭2013 ドキュメンタリー部門グランプリ受賞。
 ドキュメンタ・マドリッド2013 審査員グランプリ、観客賞受賞。
 Beldocs ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭2013 グランプリ受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2013 No Limit部門出品。
 シドニー映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2013 ヴィジョン・エクスプレス部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2013 審査員特別賞受賞。

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 【観客賞】

 作品のセレクションは、ヘルシンキ国際映画祭とフィンランド・ナショナル・オーディオヴィジュアル・アーカイブによって、行なわれ、観客賞に輝いた作品は、「月間映画」として11月にヘルシンキの映画館で上映されます。
 セレクションの基準は、特に明記はされていないようですが、フィンランドで劇場公開の決まっていない、若手有望の監督の作品から選ばれるようです。
 ノミネーション作品は、1つの部門でまとめて上映するのではなく、それぞれ別々の部門で上映されています。

 ◎『NO』“No”(チリ・米・メキシコ) 監督:パブロ・ラライン
 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、Alfredo Castro、ルイス・グネッコ、Antonia Zegers
 物語:1988年。アルゼンチンでは、国際的な圧力もあって、ピノチェト大統領の任期延長に対する国民投票が行なわれようとしていた。反対派のリーダーたちは、広告界の若きエグゼクティヴであるRene Saavedraに依頼して、キャンペーンの陣頭指揮を取らせる。Saavedraと彼のチームは、予算も少なく、ピノチェト派の見張りも受けながら、投票に勝って、国に自由をもたらすために、大胆なプランを実行に移す。
 カンヌ国際映画祭2012 監督週間出品。Arte Cinema Prize受賞。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 テッサロニキ国際映画祭2012 観客賞 Open Horizons部門 受賞。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞ノミネート。


 ・『タンゴ・リブレ 君を想う』(ベルギー・ルクセンブルク・仏) 監督:フレデリック・フォンテーヌ

 ・“Circles (Krugovi/Кругови Krugovi)”(セルビア・独・仏・クロアチア・スロヴェニア) 監督:Srdan Golubović
 物語:実話に基づく物語。1993年、ボスニア戦争の真っ只中。セルビア人兵士のマルコは、婚約者に会うために、故郷であるボスニアの町に戻る。広場に面したカフェで、親友の医師と一緒にいたところで、彼は、ムスリムの店主が、好戦的な兵士たちに暴行を受けるのを目撃する。彼は、そこに介入するが、何があったかは具体的には示されない。時間は、12年後に飛ぶ。事件に関わった人間が、過去に復讐されるかのように、危機的状況を迎える。彼らは、罪やフラストレーションや仕返ししたいという衝動に打ち勝って、正しい行動を行なうことができるだろうか。
 “Klopka”(2007)で注目されたSrdan Golubovic監督第3作。
 サンダンス映画祭2013 審査員特別賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。
 ソフィア国際映画祭2013 バルカン・コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2013 Supernova部門出品。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 プーラ映画祭2013ナショナル・プログラム マイノリティー共同製作セクション 作品賞・監督賞・主演男優賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 セルビア代表。


 ・『花咲くころ』“In Bloom(Grzeli nateli dgeebi)”(グルジア・独・仏) 監督:ナナ・エクチミシヴィリ(Nana Ekvtimishvili)、ジーモン・グロス(Simon Gross)
 物語:ソ連が崩壊して数年経ったグルジアのトビリシ。エカとナティアは、仲良しの10代の少女。ナティアの家は、父親が刑務所に入っていて、母と姉とで暮らしている。母の戸棚には、大切にしまわれている箱があって、その中には、手紙とソ連時代のパスポートと意味ありげなタバコが入っている。一方、エカの家は、アル中で口うるさい父親がいて、いつも騒々しい。エカには、彼女のことが好きな男の子が2人いて、1人はハンサムなラドで、もう1人は、悪い仲間とつるんでいるコテ(Kote)だ。コテは、エカをさらい、強引に妻にしようとする。コテがラドを殺した時、エカとナティアは、運命の選択を迫られる。エカには、ラドから預かった1発の銃弾が入った銃があった……。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。C.I.C.A.E.賞受賞。
 香港国際映画祭2013 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 パリ映画祭2013 Graziaマガジン賞受賞。
 オデッサ国際映画祭2013 演技賞受賞。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 サラエボ映画祭2013 長編コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。
 オステンデ映画祭2013 LOOK賞受賞。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 グルジア代表。
 東京フィルメックス2013 コンペティション部門出品。


 ・“When I Saw You(Lamma Shoftak)”(パレスチナ・ヨルダン・ギリシャ・UAE) 監督:Annemarie Jacir
 物語:1967年のヨルダン。西岸の村が占領されて、11歳の少年Tarekとその母親Ghaydaaが難民キャンプに逃れてくる。彼らは、1948年にこの地にやってきたパレスチナ人たちの世代のようにまともな生活ができるようになるまでは、テントやプレハブでの生活を余儀なくされる。そうした生活は厳しく、また、Tarekは戦争の混乱の中ではぐれてしまった父親を見つけ、再び一緒に暮らしたいと考える。そんな彼は、やがて、自由を望む気持ちと持ち前の好奇心から、自分たちの生活を変えようと旅しているグループに惹かれていく。
 トロント国際映画祭2012 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 アブダビ国際映画祭2012 最優秀アラブ映画賞受賞。
 カイロ国際映画祭2012 審査員特別賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。NETPAC賞受賞。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 パレスチナ代表。
 サラエボ映画祭2013 イン・フォーカス部門出品。

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 【ノルディック映画賞 ノミネート作品】

 受賞作品は10月に発表

 ・“Eat Sleep Die (Äta sova dö)”(スウェーデン) 監督:Gabriela Pichler
 物語:Rašaは、バルカン半島出身のスウェーデン人だ。彼女は、高校も卒業しておらず、イスラム教徒ということも手伝って、なかなかよい仕事は見つけられない。彼女は、レタスのパック詰めをしている工場をクビになり、新しい仕事を探さなければならなくなる。その一方で、父の面倒もみなければならない。厳しい状況の中、彼女はなぜ政府はすべての人に就職機会の均等を保証してくれないのかと考える。
 ベネチア国際映画祭2012 批評家週間出品。観客賞受賞。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門。
 釜山国際映画祭2012 ワールド・シネマ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2012 ディスカバリーズ部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 インターナショナル長編コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 レイキャビク国際映画祭2012 New Visionコンペティション部門出品。
 AFIフェスト2012 審査員グランプリ受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2012 グランプリ受賞。
 ストックホルム国際映画祭2012 ライジング・スター賞受賞(Nermina Lukač)。
 スウェーデン・アカデミー賞2013 作品賞・監督賞・主演女優賞(Nermina Lukač)受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013〈「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち〉出品。
 ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクsyン。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 スウェーデン代表。


 ・“Open Up to Me(Kerron sinulle kaiken)”(スウェーデン・フィンランド) 監督:Simo Halinen
 物語:Maaritは、結婚し、妻との間に娘ももうけたが、性適合手術を受け、今は女性として暮らしている。今の仕事は掃除婦で、昔の生活からは離れ、娘とも疎遠にしている。彼女は、教師で、サッカーのコーチをしているサミと出会い、自分にフィットするものを感じる。彼女のことをフリークスのように見なす者もいる中で、サミもまた隠れた偏見を持っていた。彼女が、このままサミとつきあうにせよ、別れてしまうにせよ、彼女は、自ら選んだ新しい世界に一歩ずつ踏み出していかなければならない。

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 ・“I Belong(Som du ser meg)”(ノルウェー) 監督:Dag Joham Haugerud
 物語:ある看護婦は、ナーバスになると言葉が英語なるので、それがきっかけとなって言い争いが始まる。ある翻訳家は、自分が納得できない本の翻訳を依頼されて、いぶしぶ自分の主義を曲げることにする。親戚から100万クローネをもらえることになって、老女とその娘の間にトラブルが発生する。
 パームスプリングス国際映画祭2013出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2013 ノルディック・コンペティション部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2013 オフィシャル・セレクション。


 ・『ザ・ディープ』(アイスランド) 監督:バルタザール・コルマウクル

 ・『偽りなき者』(デンマーク) 監督:トマス・ヴィンターベア

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 *当ブログ記事

 ・ノルディック映画賞2012 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月~12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

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