おめでとう!多摩美! オタワ国際アニメーションフェスティバル2013 受賞結果!

 オタワ国際アニメーションフェスティバル2013(9月18日-22日)の各賞が発表になりました。

 【長編コンペティション部門】

 ※審査員:Carolina López Caballero(映画祭ディレクター)、Elliot Cowan(オーストラリア出身の監督)、Ged Haney(イギリスの監督・アニメーター)、Fran Krause(アメリカの監督)、ミシェル・レミュー(Michèle Lemieux)(カナダの監督・絵本作家・イラストレーター)、Megan Turnbull(カナダの監督・アーティスト)

 ◆グランプリ
 ◎“Tito On Ice”(スウェーデン・独) 監督:Max Andersson、Helena Ahonen
 スウェーデンのコミック作家であるMax AnderssonとHelena Ahonenが、自分たちの本“Bosnian Flat Dog”のプロモーションのために、「ミイラのチトー元帥の入った冷蔵庫」を持って旧ユーゴスラビア諸国を旅する。ここでは、店頭に奇妙なディズニーのイミテーションのおもちゃが並べられ、お手製の手榴弾がお土産用に売られていたりする。狙撃兵が破壊したアパートは、アート作品のように見えるし、越境は、即席の写真撮影会になったりする。まさに事実は小説より奇なりだ。
 スーパー8とMiniDVを使い、さまざまなレベルで、合成を行なって作った作品。
 ストックホルム国際映画祭2012、Animac国際アニメーションフェスティバル2013、Tempoドキュメンタリー映画祭2013、オランダ・アニメーション・フェスティバル2013、全州国際映画祭2013、シアトル国際映画祭2013出品。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2013出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 アウト・オブ・コンペティション部門出品。


 ◆スペシャル・メンション
 ◎“O Menino e o Mundo(The Boy and The World)”(ブラジル) 監督:Alê Abreu
 物語:クカ少年は、田舎の静かな生活が好きだ。ところが、父親が都会で出ていってしまい、彼の世界は崩れてしまう。彼は、また家族で暮らせるように、父を捜して、都会に向かうが、彼が、都会で目にしたものはこれまで見たことがないものばかりだった。


 【スクール・コンペティション】

 ◎多摩美術大学(日本)
 洞口祐輔、久野遥子、中内友紀恵、冠木佐和子、Bao Shengrui、山田遼志 、姫田真武

 【短編コンペティション部門】

 ◆グランプリ
 ◎“Lonely Bones”(仏・オランダ) 監督:Rosto [ナラティヴ作品]
 物語:片目の男がホテルの部屋を出て、地獄めぐりをする。“No Place Like Home”(2008)に続く、音楽プロジェクトThee Wreckers 4部作の第2作。
 ロッテルダム国際映画祭2013出品。
 クレモンフェラン国際短編映画祭2013出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 音楽賞受賞。

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 ◆実験映画(Experimental)
 ◎“Virtuoso Virtual”(独) 監督:Thomas Stellmach、Maja Oschmann
 黒のインク(墨)が、生命を持ったように、音楽に合わせて、自在に動き回り、時には臆病に、時には敏捷に動き、多様な感情を表現してみせる。

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 ◆ナラティヴ作品(Narrative)
 ◎『オー、ウィリー』“Oh Willy...”(ベルギー・仏・オランダ・ルクセンブルク) 監督:エマ・ドゥ・スワーフ(Emma De Swaef)、マーク・ジェイムス・ロエルズ(Marc James Roels)
 物語:ウィリーは、50代の、ふっくらした男性。彼は、母が死にかけているという連絡を受けて、不安で落ち着かず、久しぶりに帰郷する。故郷は裸体主義者のコミュニティーで、母がついに死んでしまった後、よい思い出のみならず、思い出したくもなかった思い出もよみがえってきて、彼は精神的危機に陥る。
 オランダ・アニメーション映画祭2012グランプリ受賞。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2012 グランプリ&観客賞受賞。
 カトゥーン・ドール2012受賞。
 エンカウンター短編&アニメーション映画祭2012 最優秀作品賞受賞。
 ドラマ国際短編映画蔡2012 最優秀アニメーション賞受賞。
 シカゴ国際映画祭2012 最優秀短編アニメーション賞受賞。
 ライプチヒ国際DOK映画祭2012 オナラブル・メンション&観客賞受賞。
 コーク映画祭2012 最優秀短編賞受賞。
 ブリュッセル国際インディペンデント映画祭2012 審査員特別賞受賞。
 AFIフェスト2012 最優秀短編賞受賞。
 SXSW映画祭2013 最優秀アニメーション・ショート受賞。
 ロサンゼルス映画祭2013ホノルル・フィルム・オフィス賞 短編アニメーション/実験映画部門受賞。
 〈『グレートラビット』と世界のアニメーション傑作選〉(2012)にて上映。

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 ◆大学卒業制作(Graduation)
 ◎“But Milk is Important”(ノルウェー) 監督:Eirik Grønmo Bjørnsen、Anna Mantzaris(Volda University College)
 物語:社会生活に不安を抱える男がいて、彼の後を、無邪気で厄介な生き物がついてくるゆになる。怖くなって彼は逃げるが、実は、その生き物は、風変わりな方法で彼を助けようとしていたのだった。
 フレドリクスター・アニメーション・フェスティバル(ノルウェー)2012 最優秀学生作品賞受賞。
 アテネ・アニフェスト2013 最優秀学生作品賞・学生審査員賞受賞。
 Frame by Frame(ノルウェー) 2013 観客賞賞
 Vesuelt(ノルウェー)2013 学生部門金賞受賞。
 ジッフォーニ国際映画祭(イタリア)2013 最優秀短編アニメーション賞受賞。

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 ○オナラブル・メンション:『ようこそぼくですセレクション』“Youkosobokudesu Selection”- 'Na Ni Nu Ne No No'(日) 監督:姫田真武(多摩美術大学)

 ◆高校生作品(High School)
 ◎“Abduction Milk Cow”(韓) 監督:Shin Hye Kim、Woo Sol Lee、Hyun Ji Yoon(Gyeonggi Art High School)
 物語:農夫が、いつものように乳牛のミルクを搾っている。ところが、彼の後ろにいたはずの別の乳牛が消える。UFOにさらわれたのだ。なんとしても取り戻さなくてはならない。

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 ◆大学生作品(Undergraduate)
 ◎“Rollin' Safari”(独) 監督:Kyra Buschor、 Constantin Paeplow、Anna Habermehl(バーデン・ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミー)
 SIGGRAPH2013 最優秀学生プロジェクト受賞。



 ◆ミュージック・ビデオ(Music Video)
 ◎Stuck In the Sound “Let's Go”(仏) 監督:Alexis Beaumont、Rémi Godin



 ◆プロモーション作品(Promotional)
 ◎“50e Anniversaire de la Cinémathèque Québécoise”(カナダ) 監督:Diane Obomsawin
 ケベック・シネマテーク50周年を告知する30秒のプロモーション動画。



 ◆大人向けTV作品(TV for Adults)
 ◎“Archer”-‘Coyote Lovely’(FX Network)(米) 監督:Bryan Fordney
 スパイ組織ISISのエージェント、スターリング・マロリー・アーチャーが活躍する人気アニメーション“Archer”の第4シリーズの第8話。今回のターゲットは、メキシコ国境で、密入国を斡旋する悪名高き、女斡旋業者のモレノ。

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 ◆キッズ・コンペティション 短編部門
 ◎“Written By A Kid”-‘La Munkya’(米) 監督:Roque Ballesteros
 子供たちにインタビューして、彼らが考えた物語を聞き、それをインタビューに載せる形で、アニメーション化して見せていく、3~4分のシリーズ。受賞作は、エピソード4で語り手は9歳のエミリー。そのタイトルが“La Munkya”で、“A Paper Panty-Clad Horse, a Jailbreak, and Turtles”(パンツをはいた紙の馬と、脱獄と、亀たち)の物語。



 ○オナラブル・メンション:“Le Petit Blond Avec Un Mouton Blanc(The Little Blond Boy With A White Sheep)”(仏) 監督:Eloi Henriod
 ○オナラブル・メンション:“Tome Of The Unknown”(米) 監督:Patrick McHale

 ◆キッズ・コンペティション TV作品
 ◎“Regular Show”-'A Bunch of Full Grown Geese'(米) 監督:JG Quintel
 物語:モルデカイとリグビーは、公園でサンドイッチを食べようとして、ガチョウ軍団に邪魔される。彼らは、ガチョウ軍団から公園を取り戻そうとするがことごとく失敗する。

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 ○オナラブル・メンション:“Adventure Time”- 'A Glitch Is A Glitch'(米) 監督:デイヴィッド・オライリー
 ○オナラブル・メンション:『スポンジ・ボブ』- 'It's A SpongeBob Christmas!'(米) 監督:Mark Caballero、Seamus Walsh

 ◆カナダ学生作品コンペティション
 ◎“Wind & Tree”(カナダ) 監督:Konstantin Steshenko(Emily Carr University of Art & Design)
 物語:「風」が「木」に恋をする。かなわぬ恋の物語。

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 ○オナラブル・メンション:“Blackout”(カナダ) 監督:Sharron Mirsky(コンコルディア大学)

 ◆最優秀カナダ・アニメーション賞(CFI賞)
 ◎“Two Weeks - Two Minutes”(カナダ) 監督:Judith Poirier [実験映画]
 シカゴのCenter for Book and Paper Arts (CBPA)に2週間滞在して、本を書くように短編アニメーションを作り、映画を作るように本を描いた、アニメーションと本という2つの異なるメディアによるコラボレーション企画。アニメーションでは、文字を書き、装飾を施して、本を見開きで読むように、2つのスクリーンを並べて、鑑賞する作品を作成。本は、2週間の間に観察したことをコラージュし、24ページの本に仕上げた。

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 ○オナラブル・メンション:“Les Horlogers(The Clockmakers)”(カナダ) 監督:Renaud Hallée [カナダ作品ショーケース]
 ○オナラブル・メンション:“Crossing Victoria”(カナダ) 監督:Steven Woloshen [カナダ作品ショーケース]

 ◆観客賞
 ◎“But Milk is Important”(ノルウェー) 監督:Eirik Grønmo Bjørnsen、Anna Mantzaris(Volda University College) [大学卒業制作]

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 *当ブログ記事

 ・オタワ国際アニメーションフェスティバル2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_25.html
 ・オタワ国際アニメーションフェスティバル2012 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_21.html
 ・オタワ国際アニメーションフェスティバル2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_30.html
 ・オタワ国際アニメーションフェスティバル2011 ラインナップ&受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_19.html
 ・オタワ国際アニメーションフェスティバル2010 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_21.html
 ・オタワ国際アニメーションフェスティバル2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_37.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月~12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

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