パームスプリングス国際映画祭2013 受賞結果!

 第24回パームスプリングス国際映画祭(1月3日-14日)の各賞が発表されました。

 【パームスプリングス国際映画祭】

 パームスプリングス国際映画祭は、日本ではさほど知られていないと思いますが、アメリカ国内で開催される映画祭としては、トップ・クラスの重要な映画祭の1つで、2009年はここで『おくりびと』が観客賞を受賞してもいて、それがアカデミー賞受賞へのはずみにもなったとも考えられます。

 この映画祭の面白いところは、新作映画を上映して優秀作品を表彰するいわゆる普通の映画祭の部分と、全米映画賞レースの真っ只中に開催される映画賞として、前年活躍した映画人を表彰する「映画賞」という部分を持っている、つまり、映画祭と映画賞の2つの側面を持っている映画祭だということです。

 「映画祭」の部分で上映される映画には、前年の国際映画祭サーキットをまわって受賞歴を重ねてきた話題作が多く、実質的に、「米国アカデミー賞外国語映画賞の前哨戦」(+ドキュメンタリー賞部門の前哨戦)になっています。

 一方、「映画賞」の部分は、Black Tie Awards Galaと呼ばれ、受賞内容は事前に発表されるのですが、この部門は、米国アカデミー賞のキャスト部門と監督賞部門、および、作曲賞部門などの前哨戦の1つになっています。
 Black Tie Awards Galaの授賞式は、映画祭の前半に行なわれます。
 賞はいくつもありますが、毎年すべての賞に受賞者があるわけではなく、ふさわしい受賞者にふさわしい賞を贈るというシステムになっているようです。

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 【Black Tie Awards Gala】

 ◆デザート・パーム貢献賞男優賞(Desert Palm Achievement Award for Acting)
 ◎ブラッドリー・クーパー

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 ◆デザート・パーム貢献賞女優賞(Desert Palm Achievement Award for Acting)
 ◎ナオミ・ワッツ

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 ◆インターナショナル・スター賞(International Star Award)
 ◎ヘレン・ミレン

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 ◆スポットライト賞(Spotlight Award)
 ◎ヘレン・ハント

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 ◆バラエティー賞(Variety to Honor)
 ◎デイヴィッド・O・ラッセル

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 ◆会長賞(Chairman’s Award)
 ◎リチャード・ギア

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 ◆アンサンブル・パフォーマンス賞
 ◎『アルゴ』

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 ◆キャリア貢献賞
 ◎サリー・フィールド

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 ◆フレデリック・ロウ作曲賞(Frederick Loewe Award)
 ◎マイケル・ダナ

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 ◆ソニー・ボノ・ヴィジョナリー賞(Sonny Bono Visionary Award)
 ◎トム・フーパー
 ※ソニー・ボノはパームスプリングス国際映画祭の設立者の名前です。

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 ◆ディレクター・オブ・ザ・イヤー(Director of the Year Award)
 ◎ロバート・ゼメキス
 ※ヴィジョナリー賞とディレクターズ・オブ・ザ・イヤーは、監督賞に当たり、2009年のヴィジョナリー賞はガス・ヴァン・サント(『ミルク』)、2010年のヴィジョナリー賞はジェイソン・ライトマン(『マイレージ、マイライフ』)、2011年はダニー・ボイル、2010年のディレクターズ・オブ・ザ・イヤーはクエンティン・タランティーノ(『イングロリアス・バスターズ』)、2011年はデイヴィッド・O・ラッセル、2012年はスティーヴン・ダルドリーが受賞しています。

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 ◆Assemblymember V. Manuel Pérez
 ◎Ivan Trujillo

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 【観るべき10人の監督】(10 Directors to Watch)

 パームスプリングス国際映画祭では、今年も「観るべき10人の監督」を発表しています。注目すべき世界の新進監督といったところですが、今年の10人は以下の通りです。ちなみに、ここに、かつて、ベン・アフレック、ウェス・アンダーソン、スコット・クーパー、マーク・ウェッブ、キャサリン・ハードウィック、クリストファー・ノーラン、ベン・ザイトリンらの名前が挙がっています。

 ・Haifaa Al-Mansour (“Wadjda”)
 ・Wayne Blair (“The Sapphires”)
 ・John Krokidas (“Kill Your Darlings”)
 ・トビアス・リンホルム(『シージャック』)
 ・David Lowery (“Ain’t Them Bodies Saints”)
 ・Jon Lucas & Scott Moore (“21 and Over”)
 ・Andres Muscietti (“Mama”)
 ・David Ondricek (“In the Shadow”)
 ・Joachim Rønning & Espen Sandberg (“Kon-Tiki”)
 ・レベッカ・トーマス(『エレクトリック・チルドレン』)
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 【映画部門各賞】

 ◆観客賞 ナラティヴ部門(Mercedes-Benz Audience Award for Best Narrative Feature)
 ◎“The Sapphires”(オーストラリア)

  “The Sapphires”(オーストラリア) 監督:Wayne Blair
 出演:クリス・オダウド、デボラ・メイルマン(Deborah Mailman)、Jessica Mauboy、Shari Sebbens、Miranda Tapsell
 物語:1968年のオーストラリア。アボリジニーの3姉妹、ゲイル、ジュリー、シンシアとその従姉妹のケイは、アイルランド人のデイブと出会う。彼は、ウィスキーとソウルミュージックを愛するミュージシャンで、彼女たちの才能を見出して、サファイアーズという名のグループを結成する。5人は、南ベトナムの戦争地帯へとツアーを行ない、巧みに弾丸をかわしながら、海兵隊員のために歌い、そして恋に落ちていく。
 カンヌ国際映画祭2012 ミッドナイト・スクリーニング部門出品。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 オーストラリア・アカデミー賞2012 13部門(作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・脚色・撮影・編集・美術・衣裳・視覚効果・録音)ノミネート。

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 ◆観客賞 ドキュメンタリー部門(Audience Award for Best Documentary Feature)
 ◎“Don’t Stop Believin’: Everyman’s Journey”(米)

 “Don’t Stop Believin’: Everyman’s Journey”(米) 監督:ラモーナ・S・ディアス
 アメリカのロックバンド、ジャーニーに関するドキュメンタリー。1998年にリード・ボーカルのスティーヴ・ペリーが脱退して、新たにスティーヴ・オウジェリーを迎えたジャーニーは、その後、迷走を続け、2006年にオウジェリーが脱退して、活動休止に追い込まれる。新しいリード・ボーカルを探していたギタリストのニール・ショーンは、ビデオを見て、フィリピン人のシンガー、アーネル・ピネダを見つけ、彼を新メンバーに迎え入れることに決める。1973年結成という、長い歴史を持つジャーニーの再生が始まる。
 監督は、『イメルダ』のラモーナ・S・ディアス。
 トライベッカ映画祭2012出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2012出品。
 ドバイ国際映画祭2012出品。

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 ◆国際批評家連盟賞 外国語映画賞(FIPRESCI Prize for Best Foreign Language Film of the Year)
 ◎“Fill the Void”(イスラエル)

 “Fill The Void (Lemale Et Ha’Chalal)”(イスラエル) 監督:Rama Burshtein
 物語:テルアビブからやってきたユダヤ教敬虔主義の家族の物語。シーラは、18歳で、メンデルマン一家の末っ子である。彼女は、同じ年で同じ育ちの男性と結婚したいと願い、それが叶って、結婚の準備を進めていた。しかし、長女のエステルが、初めての子供モルデカイを生んで、死んでしまい、状況はがらっと変わってしまう。シーラの結婚も延期される。エステルの夫だったヨカイに、ベルギーからやってきた未亡人との再婚話が持ち上がる。ヨカイは、再婚するには早すぎると思ったが、いずれは再婚しなければならない。シーラの母は、それを聞き、ヨカイと未亡人が再婚すれば、モルデカイを連れて、3人でベルギーに去るのだと考えて、ヨカイとシーラを結婚させようと考える。シーラは自分の気持ちと家族の思いの間で悩むことになる。
 ベネチア国際映画祭2012 コンペティション部門出品。女優賞(Hadas Yaron)、SIGNIS賞スペシャル・メンション受賞。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門出品。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 イスラエル代表。


 ◆国際批評家連盟賞 男優賞(FIPRESCI Prize for the Best Actor of the Year in a Foreign Language Film)
 ◎コジモ・レーガ(Cosimo Rega)、サルヴァトーレ・ストリアーノ(Salvatore Striano)、 ジョヴァンニ・アルクーリ(Giovanni Arcuri) 『塀の中のジュリアス・シーザー』(伊)(監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ)

 ◆国際批評家連盟賞 女優賞(FIPRESCI Prize for Best Actress of the Year in a Foreign Language Film)
 ◎エミリー・デュケンヌ “Our Children”(ベルギー・仏・スイス・ルクセンブルグ)

 “Our Children (A Perdre La Raison)”(ベルギー・仏・スイス・ルクセンブルグ) 監督:Joachim Lafosse
 出演:ニルス・アレストラップ、タヒール・ラヒム、エミリー・デュケンヌ
 物語:パンジェ医師は、モロッコ人の少年ムニールをベルギーへ連れ帰り、わが子のように育てる。成長したムニールは、ミュリエルと情熱的な恋をし、結婚して、自分たちの子どもが欲しいと考えるが、それは医師への依存度を大きくすることになる。やがてミュリエルが精神のバランスを崩し、家族を悲劇へと導く。
 カンヌ国際映画祭2012 ある視点部門出品。女優賞受賞(エミリー・デュケンヌ)。
 ラックス賞2012候補。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2012 コンペティション部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2012 女優賞ノミネート(エミリー・デュケンヌ)。
 サテライト・アワード2012 主演女優賞ノミネート(エミリー・デュケンヌ)。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 ベルギー代表。


 ◆ニュー・ボイス/ニュー・ヴィジョン賞(New Voices/New Visions Award)
 ◎“The Cleaner”(ペルー)

 “The Cleaner(El Limpiador)”(ペルー) 監督:Adrián Saba
 物語:エウセビオは、死人が出た建物の後始末を専門とする掃除人だ。リマに謎の伝染病が広まって、彼の仕事は忙しくなる。しかも、病気が収束する気配はない。ある日、彼は、掃除をしていた家のワードローブに8歳の子どもが隠れているのを見つける。両親は亡くなっている。彼は、その子を引き取ってくれる身内を捜すが見つからず、一時的に自分で預かることにする。彼は、これまで他人と深い関係を築いたことがなく、その子のこともどう接していいかわからない……。
 監督のAdrián Sabaは、長年オーディオヴィジュアルの仕事をしてきて、これが初監督長編。
 サンスバスチャン国際映画祭2012 ニュー・ディレクターズ部門出品。スペシャル・メンション受賞。


 ◆ニュー・ボイス/ニュー・ヴィジョン賞 オナラブル・メンション
 ◎“7 Boxes”(パラグアイ)

 “7 Boxes(7 Cajas)”(パラグアイ) 監督:Juan Carlos Maneglia、Tana Schémbori
 物語:金曜日のアスンシオン。夜になっても気温は40度から下がらない。ヴィクターは、17歳で、手押し車の仕事をしている。彼には有名になりたいという野心があったが、そんな彼にチャンスが飛び込んでくる。7つの箱を届ければ100ドルくれるというのだ。箱の中身は教えられない。最初は、簡単に思えた仕事だったが、次第にやっかいなことに巻き込まれたことに気づく。どうやらみんなこの箱を欲しがっているらしいのだ。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門出品。
 サンスバスチャン国際映画祭2012 ニュー・ディレクターズ部門出品。ユース賞受賞。


 ◆シネ・ラテン賞(Cine Latino Award)
 ◎“Blancanieves”(西・仏)

 “Blancanieves (Snow White)”(西・仏) 監督:Pablo Berger
 出演:マリベル・ベルドゥ、ダニエル・ヒメネス・カチョ
 物語:1920年代のスペイン南部。少女は実の母親を知らなかった。父親は有名闘牛士で、彼女は父親のやり方を見て育ったが、邪悪な継母のことは嫌いだった。ある日、彼女は、小人の一団とともに逃亡し、のちに伝説のスターになった。
 『白雪姫』の物語を、1920年代のスペイン南部を舞台に置き換えて、映画化した作品。
 サイレント映画へのオマージュ作品。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。審査員特別賞、女優賞/シルバー・シェル賞(Macarena García)受賞。
 モンペリエ地中海映画祭2012 コンペティション部門出品。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 スペイン代表。
 ゴヤ賞2013 18部門(作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・作曲・歌曲・特殊効果・新人男優・新人女優・プロダクション)ノミネート。


 ◆シネ・ラテン賞 オナラブル・メンション
 ◎“Sadourni’s Butterflies”(アルゼンチン・英・伊)

 “Sadourni’s Butterflies(Las Mariposas de Sadourni)”(アルゼンチン・英・伊) 監督:Dario Nardi
 物語:主人公は、小人の道化師で、彼は、殺人罪で刑務所に入れられる。自分が社会的に疎外されるのは、この肉体のせいだと考えた彼は、刑務所から出た後、肉体を改造して、新しく社会で再出発しようとする。しかし、サーカスに戻ることもできず、手術の費用を捻出するために、ポルノ産業に入ることになる。
 サイレント映画とフィルム・ノワールへのオマージュ。
 監督のDario Nardiが、資金繰りに苦労しながら、1998年から始めてようやく完成させた初監督作品。
 ドバイ国際映画祭2012出品。

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 ◆ジョン・シュレシンジャー賞(The John Schlesinger Award)
 ◎“Stolen Seas”(ソマリア・ケニア・英・伊)

 “Stolen Seas”(ソマリア・ケニア・英・伊) 監督:Thymaya Payne
 『シージャック』としてドラマ化もされた、ソマリア人海賊によるデンマーク船CEO Futureのシージャック事件を描いたドキュメンタリー。
 2008年11月、デンマーク船CEO Futureは、ソマリアとイエメンの間の海上でソマリア人海賊に乗っ取られ、13人の船員が人質になる。海賊は、船舶会社を相手に、700万ドルもの身代金を払うよう要求してくるが、船舶会社はそれにそのまま応じることはできない。13人の安否がはっきりとはわからないまま、船舶会社CEO Per Gullestrupと海賊の交渉は続けられ、それは70日にも及ぶ。海賊側は、通訳として、シングル・ファーザーのIshmael Aliを連れてきていたが、いつしかPer GullestrupとIshmael Aliの間には、海賊に人質を殺させないためのゲームをしているかのような、奇妙な共犯関係が生まれる……。

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 ◆ジョン・シュレシンジャー賞 オナラブル・メンション
 ◎“Far Out Isn’t Fair Enough: The Tomi Ungerer Story”(米)

 “Far Out Isn’t Fair Enough: The Tomi Ungerer Story”(米) 監督:Brad Bernstein
 『へびのクリクター』などで知られる児童文学作家トミー・ウンゲラーに関するドキュメンタリー。トミー・ウンゲラーは、1931年にフランスのアルザス地方で生まれ、ナチスの支配下で子供時代を過ごし、1957年にニューヨークに移り、反戦運動を経験。その後、カナダのノバスコシア、そしてアイルランドへ。激動の20世紀を駆け抜けたトミー・ウンゲラーの半生を振り返るとともに、彼に影響を受けたモーリス・センダックやジュールス・ファイファーらも登場し、自分にとってのトミー・ウンゲラーを語る。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2012出品。
 トロント国際映画祭2012 TIFF DOCS部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2012 観客賞受賞。

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 ◆境界の架け橋賞(HP Bridging the Borders Award)
 ◎“Jump”(アイルランド・英)

 ・“Jump”(アイルランド・英) 監督:Kieron J. Walsh
 物語:大晦日の夜。目的もなく、希望もなく、不安を抱えたグレタは、北アイルランドのデリー・ピース・ブリッジから身投げをしようとしていた。そこに、殴られ、血を流しているピアースがやってきて、グレタは自殺を踏みとどまる。彼は、偶然にも、ギャングのボスであるグレタの父親と取引しようとして、手痛い目に遭ったばかりだった。2人は夜の街に繰り出して、いろんな経験をする。一方で、犯罪者のジョニーは、フィニーが雇ったロスとジャックを手伝って、盗まれた大金の行方を捜すことになる……。
 舞台劇の映画化。
 トロント国際映画祭2012 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 アイルランド・アカデミー賞2013 3部門(主演男優・助演女優・脚本)ノミネート。

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 ◆境界の架け橋賞 オナラブル・メンション
 ◎“When Day Breaks”(セルビア・クロアチア・仏)

 “When Day Breaks(Кад сване дан/Kad svane dan)”(セルビア・クロアチア・仏) 監督:ゴラン・パスカリェーヴィチ
 物語:主人公は、退官した音楽の教授。ナチの強制収容所があったところから文書の入った金属製の箱が発見される。それは、1941年に、作曲家のIsaac Weissが埋めたもので、Isaac Weissこそ、老音楽教授の実の父親であり、Isaac Weissは、強制収容所に入れられる前に、息子を友人に預けたのだ。老音楽教授は、真実をほとんど知らなかったし、ましてやナチが最悪の処刑を行なった強制収容所の1つJudenlager Semlin収容所が、ベオグラードのど真ん中にあったことも知らなかった。
 トロント国際映画祭2012 MASTERS部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2012 コンペティション部門出品。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 セルビア代表。


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 今回は、プレミア作品の受賞は少なくて、先行する映画祭で上映されたり、受賞したりしている作品、それも外国語映画賞にエントリーしているような作品ばかりが受賞しています。プレミア作品が弱かった(あるいはいいプレミア作品が集められなかった)というより、それだけ、ここ1年にリリースされた外国語映画に強力な作品が多かったということなのかもしれません。

 既に高い評価を得ている作品ばかりで、日本での配給や上映を検討されている作品も多いんじゃないかと思いますが、個人的に特に観てみたいと思うのは“Sadourni’s Butterflies”でしょうか。カルト的人気を得そうな雰囲気が感じられますね。

 音楽ドキュメンタリーを積極的に上映してくれていたシネセゾン渋谷やシアターN渋谷がなくなってしまい、今後、どこがそういう映画の受け皿になってくれるのかわかりませんが、“Don’t Stop Believin’: Everyman’s Journey”あたりは、日本で上映してもスマッシュ・ヒットが狙えるんじゃないかと思います。買ってくれるとしたら、キングレコードあたりでしょうか。

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 *当ブログ記事
 ・パームスプリングス国際映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_22.html
 ・パームスプリングス国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_32.html
 ・パームスプリングス国際映画祭2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_8.html
 ・パームスプリングス国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_41.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月~2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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