ブラック映画批評家協会賞2012 発表!

 第3回ブラック映画批評家協会賞(The Black Film Critics Circle)が発表になりました。(12月20日)

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 【ブラック映画批評家協会賞】

 ブラック映画批評家協会賞は、2010年に設立された団体で、アメリカ映画および外国映画の優れた才能を紹介し、映画産業で活躍する黒人の俳優およびスタッフの貢献を広く知らしめるとともに、新しい才能を歓迎し、さらに、エンタテインメント・ジャーナリズムの世界でも教育を通じて新たな才能を育成することに努め、批評的立場から黒人映画や黒人映画史の重要性を伝えることを目的としています。(公式サイトより)

 同様の団体に、アフリカン・アメリカン映画批評家協会がありますが、そこを辞めたメンバーたちが新たに起こした団体ということのようです。メンバーは全部でたった8人しかいませんが(創立時)、アフリカン・アメリカン映画批評家協会内部で、内輪揉めもしくは方向性の違いが浮き彫りになって、内部分裂を起こしたということでしょうか。

 ◆作品賞
 ◎『ゼロ・ダーク・サーティ』

 ◆監督賞
 ◎キャスリン・ビグロー 『ゼロ・ダーク・サーティ』

 ◆主演男優賞
 ◎ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』

 ◆主演女優賞
 ◎ジェシカ・チャステイン 『ゼロ・ダーク・サーティ』

 ◆助演男優賞
 ◎クリストフ・ヴァルツ 『ジャンゴ 繋がれざる者』

 ◆助演女優賞
 ◎アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』

 ◆オリジナル脚本賞
 ◎『ジャンゴ 繋がれざる者』

 ◆脚色賞
 ◎『アルゴ』

 ◆アンサンブル賞
 ◎『リンカーン』

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎“The Central Park Five”(米) 監督:Ken Burns、Sarah Burns、David McMahon

 ◆アニメーション賞
 ◎“Rise of the Guardians”『不思議の国のガーディアン』 監督:ピーター・ラムジー

 ◆外国映画賞
 ◎『最強のふたり』(仏) 監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ

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 今回は、いわゆる「黒人映画」は1本もなくて、他の映画賞とほとんど変わらない受賞結果になりました。

 作品賞や監督賞は『ゼロ・ダーク・サーティ』に譲っていますが、『リンカーン』は、黒人サイドからも評価されている映画だということがわかります。
 ひょっとすると、作品賞や監督賞に『リンカーン』を選んでしまうと、『リンカーン』が黒人の思いを代弁している映画として認めているということになってしまって、立場上、それもどうなかなあということもあるのかもしれません。


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 *当ブログ記事

 ・ブラック映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_50.html
 ・ブラック映画批評家協会賞2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_55.html

 ・全米映画賞レース2012の結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_51.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月~2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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