トロント映画批評家協会賞2012 発表!

 トロント映画批評家協会賞(Toronto Film Critics Association)2012が発表されました。(12月18日)

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 ◆作品賞
 ◎『ザ・マスター』
 次点:『愛、アムール』
 次点:『ゼロ・ダーク・サーティ』

 サンフランシスコに続き、『ザ・マスター』が作品賞受賞。

 ◆監督賞
 ◎ポール・トーマス・アンダーソン 『ザ・マスター』
 次点:キャスリン・ビグロー 『ゼロ・ダーク・サーティ』
 次点:レオス・カラックス “Holy Motors”(仏・独)

 ロサンゼルスに続き、ポール・トーマス・アンダーソンが監督賞受賞。

 ◆主演男優賞
 ◎ドニ・ラヴァン “Holy Motors”
 次点:ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』
 次点:ホアキン・フェニックス 『ザ・マスター』

 初受賞。

 ◆主演女優賞
 ◎レイチェル・ワイズ “The Deep Blue Sea”(米・英)(監督:テレンス・デイヴィス)
 次点:ジェシカ・チャスティン 『ゼロ・ダーク・サーティ』
 次点:エマニュエル・リヴァ 『愛、アムール』

 ニューヨークに続き、レイチェル・ワイズが主演女優賞受賞。

 ◆助演男優賞
 ◎フィリップ・シーモア・ホフマン 『ザ・マスター』
 次点: ハビエル・バルデム 『007 スカイフォール』
 次点:トミー・リー・ジョーンズ 『リンカーン』

 ワシントン、カンザスシティ、シカゴ、サウス・イースタンに続き、フィリップ・シーモア・ホフマンが助演男優賞受賞。

 ◆助演女優賞
 ◎ジーナ・ガーション 『キラー・スナイパー』(米)(監督:ウィリアム・フリードキン)
 次点:エイミー・アダムス 『ザ・マスター』
 次点:アン・ダウド “Compliance”
 次点:アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』

 初受賞。

 ◆脚本賞
 ◎ポール・トーマス・アンダーソン 『ザ・マスター』
 次点:トニー・クシュナー 『リンカーン』
 次点:ドリス・カーン・グッドウィン(Doris Kearns Goodwin) “Team of Rivals”
 次点:マーク・ボール 『ゼロ・ダーク・サーティ』

 サンディエゴ、カンザスシティに続き、『ザ・マスター』が脚本賞受賞。

 ◆第1回作品賞(Best First Feature)
 ◎Benh Zeitlin “Beasts of the Southern Wild”
 ◎Panos Cosmatos “Beyond the Black Rainbow”
 次点:ドリュー・ゴダード 『キャビン』

 “Beasts of the Southern Wild”は、ゴッサム・アワード、NBR、ニューヨーク・オンライン、ラスベガス、シカゴに続き、新人監督部門賞を受賞。
 “Beyond the Black Rainbow”は初受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞(Allan King Documentary Award)
 ◎“Stories We Tell”(カナダ) 監督:サラ・ポーリー
 次点:“The Queen of Versailles”  監督:ローレン・グリーンフィールド(Lauren Greenfield)
 次点:『シュガーマン 奇跡に愛された男』(スウェーデン・英) 監督:マリク・ベンジェルール

 “Stories We Tell”(カナダ) 監督:サラ・ポーリー
 物語:サラ・ポーリーは、芸能一家の、5人兄弟の末っ子に生まれた。父親はイギリス出身の俳優で、母親はキャスティング・エージェントをしている。サラ自身も4歳で女優デビューし、8歳で主演した。そんな彼女が、第三監督長編の題材として選んだのは、自分の家族で、自ら家族にカメラを向け、現在から過去に関わる問いかけをし、自分でも知らなかった家族の秘密や矛盾を明らかにしようとする。
 ベネチア国際映画祭2012 ベネチア・デイズ出品。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。

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 ◆アニメーション賞
 ◎『パラノーマン ブライス・ ホローの謎』 監督:クリス・バトラー、サム・フェル"
 次点:『メリダとおそろしの森』 監督:マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン
 次点:『フランケンウィニー』 監督:ティム・バートン

 本命。

 ◆外国語映画賞
 ◎『愛、アムール』(オーストリア・仏・独) 監督:ミヒャエル・ハネケ
 次点:“Holy Motors”(仏・独) 監督:レオス・カラックス
 次点:“Tabu”(ポルトガル・独・ブラジル・仏) 監督:ミゲル・ゴメス

 本命。

 ◆最優秀カナダ映画賞(Rogers Best Canadian Film Award)ファイナリスト
 ・『檻の中の楽園』“Bestiaire”(カナダ・仏) 監督:ドゥニ・コテ
 ・“Goon”(米・カナダ) 監督:マイケル・ドース(Michael Dowse)
 ・“Stories We Tell”(カナダ) 監督:サラ・ポーリー
 ※最優秀カナダ映画賞は2013年1月8日に発表され、受賞者には10万ドルが贈られます。

 追記:
 最優秀カナダ映画賞は“Stories We Tell”に決定しました。

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 カナダならではのチョイスになったのは、ドキュメンタリー賞のみで、あとはアメリカの映画賞とあまり変わらないような受賞結果になりました。

 主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞などは、アメリカでもあまり選ばれないような候補が並んでいますが、次点まで見ると、大体アメリカと同じような候補が挙がっていることがわかります。


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 *当ブログ記事

 ・トロント映画批評家協会賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_31.html
 ・トロント映画批評家協会賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_27.html
 ・トロント映画批評家協会賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_26.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年6月~2013年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_9.html

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