ナショナル・ボード・オブ・レビュー2012 発表!

 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2012の結果が発表されました。(12月5日)

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 ◆作品賞
 ◎『ゼロ・ダーク・サーティ』 監督:キャスリン・ビグロー

 ◇トップ10
 ・『アルゴ』” 監督:ベン・アフレック
 ・“Beasts Of The Southern Wild” 監督:Benh Zeitlin
 ・『ジャンゴ 繋がれざる者』” 監督:クエンティン・タランティーノ
 ・『レ・ミゼラブル』 監督:トム・フーパー
 ・『リンカーン』” 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 ・『LOOPER/ルーパー』 監督:ライアン・ジョンソン
 ・“The Perks Of Being A Wallflower” 監督:スティーヴン・チョボスキー
 ・“Promised Land” 監督:ガス・ヴァン・サント
 ・“Silver Linings Playbook” 監督:デイヴィッド・O・ラッセル

 ◆監督賞
 ◎キャスリン・ビグロー 『ゼロ・ダーク・サーティ』

 ◆主演男優賞
 ◎ブラッドリー・クーパー “Silver Linings Playbook”(監督:デイヴィッド・O・ラッセル)

 ◆主演女優賞
 ◎ジェシカ・チャステイン 『ゼロ・ダーク・サーティ』

 ◆助演男優賞
 ◎レオナルド・ディカプリオ:『ジャンゴ 繋がれざる者』(監督:クエンティン・タランティーノ)

 ◆助演女優賞
 ◎アン・ダウド “Compliance”(監督:Craig Zobel)

 ◆オリジナル脚本賞
 ◎ライアン・ジョンソン 『LOOPER/ルーパー』(監督:ライアン・ジョンソン)

 ◆脚色賞
 ◎デイヴィッド・O・ラッセル “Silver Linings Playbook”

 ◆長編アニメーション賞
 ◎『シュガー・ラッシュ』 監督:リッチ・ムーア

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎『シュガーマン 奇跡に愛された男』“Searching for Sugar Man”(スウェーデン・英) 監督:マリク・ベンジェルール( Malik Bendjelloul)

 ◇ドキュメンタリー トップ5
 ・“Ai Weiwei: Never Sorry”(米・中) 監督:Alison Klayman
 ・“Detropia”(米) 監督:ハイディ・ユーイング(Heidi Ewing)、レイチェル・グラディ(Rachel Grady)
 ・“The Gatekeepers”(イスラエル・仏・独・ベルギー) 監督:Dror Moreh
 ・“The Invisible War”(米) 監督:カービー・ディック(Kirby Dick)
 ・“Only The Young”(米) 監督:Elizabeth Mims、Jason Tippet

 ◆外国語映画賞
 ◎『愛、アムール』(オーストリア・独・仏) 監督:ミヒャエル・ハネケ

 ◇外国語映画 トップ5
 ・『東ベルリンから来た女』(独) 監督:クリスティアン・ペツォールト
 ・『最強のふたり』(仏) 監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
 ・『少年と自転車』(ベルギー・仏・伊) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 ・『NO』“No”(チリ・米) 監督:パブロ・ラライン
 ・“War Witch”(カナダ) 監督:Kim Nguyen

 ◆ブレイクスルー男優賞(Breakthrough Actor)
 ◎トム・ホランド 『インポッシブル』(西・米)(監督:フアン・アントニオ・バヨナ)

 ◆ブレイクスルー女優賞(Breakthrough Actress)
 ◎Quvenzhané Wallis “Beasts Of The Southern Wild”(監督:Benh Zeitlin)

 ◆アンサンブル賞
 ◎『レ・ミゼラブル』 監督:トム・フーパー

 ◆初監督賞(Best Directorial Debut)
 ◎Benh Zeitlin “Beasts Of The Southern Wild”

 ◆特別貢献賞(Special Achievement In Filmmaking)
 ◎ベン・アフレック 『アルゴ』

 ◆William K. Everson Film History Award
 ◎ボンド映画の50年(50 Years Of Bond Films)

 ◆スポットライト賞
 ◎ジョン・グッドマン(『アルゴ』、『フライト』、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』、『人生の特等席』)

 ◆自由の表現賞(NBR Freedom Of Expression Award)
 ◎“Central Park Five” 監督:Ken Burns、Sarah Burns、David McMahon
 ◎“Promised Land” 監督:ガス・ヴァン・サント

 ◇インディペンデント映画 トップ10
 ・“Arbitrage” 監督:ニコラス・ジャレッキ
 ・“Bernie” 監督:リチャード・リンクレイター
 ・“Compliance” 監督:Craig Zobel
 ・“End Of Watch” 監督:デイヴィッド・エアー
 ・“Hello I Must Be Going” 監督:トッド・ルイーソ
 ・“Little Birds” 監督:Elgin James
 ・『ムーンライズ・キングダム』 監督:ウェス・アンダーソン
 ・“On The Road” 監督:ウォルター・サレス
 ・“Quartet” 監督:ダスティン・ホフマン
 ・“Sleepwalk With Me” 監督:Mike Birbiglia、Seth Barrish

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 本年度の全米映画賞レースは、1~2週で、作品賞のトップ予想が入れ替わる展開で、今週はちょうど『ゼロ・ダーク・サーティ』が最上位に来るめぐり合わせになっています。

 今後、また1~2週間で上位が入れ替わるのかどうかはわかりませんが、これまでと状況が違うのは、先週で全米映画賞レース2012を争う作品のお披露目がすべて済んだことで、これからは、出揃った作品の中で映画賞を争っていくことになります。

 作品賞候補は、上記トップ10の中にほぼ入っていますから、今後、入れ替わるとしたら、この中からだろうと思われます。

 ナショナル・ボード・オブ・レビューは、全米映画賞レースの流れを示す映画賞であり、これで、本年度の映画賞レースの体勢は大体つかめたことになりますが、今回の受賞者がそのままメインストリームになるとは限りません。
 昨年度で言えば、ナショナル・ボード・オブ・レビューとアカデミー賞が一致した部門は、助演男優賞、脚色賞、長編アニメーション賞、外国語映画賞という4部門で、すべて本命があった部門での一致となっています。

 上記の中で、今のところ本命があるのは外国語映画賞だけで、あと、今後の流れ次第では本命になるかもしれない受賞者として、作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞、長編アニメーション賞、長編ドキュメンタリー賞があります。

 あとの部門は、ちょっと本命にはなりづらいというか、アカデミー賞受賞は難しいかなという感じがしますね。

 アカデミー賞とは関係ありませんが、アンサンブル賞と初監督賞は本年度の本命が受賞しています。

 ナショナル・ボード・オブ・レビューの授賞式は、2013年1月8日です。

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 *当ブログ記事

 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_1.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_5.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_6.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2008結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_10.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2007結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200712/article_11.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2006結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200612/article_5.html

 ・ゴッサム・アワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_27.html
 ・ゴッサム・アワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_25.html

 ・ニューヨーク映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_8.html

 ・サテライト・アワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_10.html

 ・インディペント・スピリット・アワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_26.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年6月~2013年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_9.html

 追記:
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2012 授賞式:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_24.html

この記事へのコメント

タラコフスキー
2012年12月06日 18:29
ここ数日で一気にトップに躍り出たゼロ・ダーク・サーティに、以前から本命視されているリンカーンとアルゴ、このトップコンテンダーの顔ぶれから察するに、今回のアカデミー賞のテーマは「政治」になりそうですね。(今年大統領選があったこともマッチしてるし)

ところで、Silver Linings Playbookの邦題と日本での公開日が決定して、有力作品ほとんどの日本公開が早くも決まった形になり、来年が楽しみです。
umikarahajimaru
2012年12月06日 20:02
タラコフスキーさま
『世界はひとつのプレイブック』ですか。
昨日、発表があったんですね。
シャンテで公開ということは、配給会社は、作品賞は獲れるとは思ってはいないということなんでしょうか。とはいっても、実際に獲ったら、東宝系でフレキシブルに対応していくのでしょうが。

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