シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2012 ラインナップその1!

 第45回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭(10月4日-14日)のラインナップです。

 ◆オープニング作品

 ・“El cuerpo(The Body)”(西) 監督:Oriol Paulo
 出演:ベレン・ルエダ(Belén Rueda)、ホセ・コロナド(José Coronado)、ウーゴ・シルバ(Hugo Silva)、Aura Garrido
 物語:モルグから女性の死体が消える。刑事は、その女性の夫とともに、事件を捜査する。
 『永遠のこどもたち』の製作チームの最新作。


 ◆クロージング作品

 ・『ルーパー』“Looper”(米・中) 監督:ライアン・ジョンソン
 出演:ジョゼフ=ゴードン・レヴィット、エミリー・ブラント、ブルース・ウィリス、ポール・ダノ、ジェフ・ダニエルズ
 物語:近未来。タイムマシンが発明されるが、その使用は法律で禁じられ、ブラック・マーケットでのみ使われることになる。いち早くその価値に気づいたのはギャングで、彼らはタイムマシンを使って、過去にさかのぼって邪魔者を抹殺しようとする。その仕事を請け負った者は「ルーパー」と呼ばれ、ジョー(ジョゼフ=ゴードン・レヴィット)もその1人だった。彼は、その仕事のおかげで、リッチで、いい生活を送っていたが、組織は、ジョーを始末することに決め、未来のジョー(ブルース・ウィリス)を呼んで、現在のジョーを抹殺させようとする。
 トロント国際映画祭2012 GALA PRESENTATIONS部門出品。
 ギャガ、ポニーキャニオン配給で、2013年1月12日、丸の内ルーブルほかにて公開。


 ◆ファンタスティック・コンペティション

 ・“A Fantastic Fear of Everything”(英) 監督:Chris Hopewell、Crispian Mills
 出演:サイモン・ペグ(Simon Pegg)、ポール・フリーマン(Paul Freeman)、アマラ・カラン(Amara Karan)、クレア・ヒギンズ(Clare Higgins)、Henry Lloyd-Hughes、Kerry Shale、Jay Taylor、Mo Idriss、Alice Orr-Ewing、Jane Stanness、Alan Drake、エリオット・グリーン(Elliot Greene)、Tuyet Le、Zaak Conway、Martyn Moore
 物語:ジャックは、子供むけの作家から、クライム・ノベルの作家に転身して、ビクトリア朝のシリアル・キラーについて調べていたが、そのうち、パラノイアに陥り、自分は殺されるのではないかという妄想に取りつかれるようになる。長いつきあいのエージェントが彼のライフラインを止める一方、ハリウッドのミステリアスなエグゼクティヴが、突然、彼の脚本に興味を示し始める。しかし、成功を目前にして、彼は最悪の事態に直面していた……。


 ・“Berberian Sound Studio”(英) 監督:ピーター・ストリックランド(Peter Strickland)
 物語:1976年。ギルダーロイは、イタリアのホラー映画の巨匠サンティーニのサウンド・ミックスのために雇われる。時間の経過とともに、彼は、音の洪水と自身の混乱の中で、わけがわからなくなっていまい、自分の中の内なる悪魔と対決しなければならなくなる。
 トロント国際映画祭2012 VANGUARD部門出品。


 ・“Seven Psycopaths”(英) 監督:マーティン・マクドナー(Martin McDonagh)
 出演:コリン・ファレル、クリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェル、ウッディー・ハレルソン、アビー・コーニッシュ、トム・ウェイツ、オルガ・キュリレンコ、ジェリコ・イヴァネク(Zeljko Ivanek)
 物語:仕事に手こずっている脚本家がいて、変わり者の友人がギャングがかわいがっているシーズーをさらってしまったことから、彼もロサンゼルスの闇社会のもめごとに巻き添えになってしまう。
 『ヒットマンズ・レクイエム』のマーティン・マクドナー監督最新作。
 トロント国際映画祭2012 MIDNIGHT MADNESS部門出品。ピープルズ・チョイス賞。


 ・“Sightseers”(英) 監督:ベン・ウィートリー(Ben Wheatley)
 出演:Steve Oram、Alice Lowe
 物語:ティナはこれまでずっと独占欲の強い母親によって守られて暮らしてきた。そこで、クリスは、彼女と過ごす初めての休日に、イギリス各地をトレーラーで見せてまわりたいと考える。これは彼女にとって初めての体験だったが、ところかまわずゴミを捨てる観光客や、騒々しい若者たちによって台無しにされてしまう。
 『キル・リスト』(2011)が高い評価を受けたベン・ウィートリー監督最新作。
 カンヌ国際映画祭2012監督週間出品。パルム・ドッグ受賞。
 トロント国際映画祭2012 VANGUARD部門出品。


 ・“Grabbers”(英・アイルランド) 監督:Jon Wright
 出演:リチャード・コイル(Richard Coyle)、ルース・ブラッドリー(Ruth Bradley) 、ラッセル・トヴェイ(Russell Tovey)、ブロナー・ギャラガー(Bronagh Gallagher)
 物語:平和なエリン島が、イカのような巨大生物Grabberに襲われる。地元の警官のオシェアは、事件など滅多に起こることもないこともあって、始終飲んだくれていたが、緊急事態発生に対し、初めてといっていいくらい素面で捜査に挑む。しかし、Grabberから身を守る唯一の方法は、「酒を飲む」ことなのだった……。
 サンダンス映画祭2012 スポットライト部門出品。
 熱帯美術館配給にて日本公開予定。


 ・“El Bosc”(西) 監督:Òscar Aibar
 出演:マリア・モリンズ(Maria Molins)、Àlex Brendemühl、Pere Ponce、トム・サイズモア
 物語:1936年、スペイン内戦が起こり、アナーキストの民兵が、アラゴン低地を支配する。ラモンとドラの夫婦は、そこの住人で、彼らには、先祖から受け継がれる秘密があった。それは、彼らが住む家のまわりの森から放たれる怪しい光のことだ。彼らは、代々、入ったら二度と戻って来れない向こうの世界への防波堤の役割を果たしている。ひとりのアナーキストが、ドラに恋をし、ラモンの存在が邪魔だと考える。そんな彼が光の中へ入るはめになる……。


 ・“Insensibles(Painless)”(西・仏) 監督:Juan Carlos Medina
 出演:Alex Brendemühl、トーマス・レマルキス(Tómas Lemarquis)、イレーヌ・モンタラ(Irene Montàla)、デレク・デ・リント(Derek de Lint)、Juan Diego、Felix Gomez
 物語:スペイン内戦が始まった頃、無痛症の子供たちが、ピレネー山中のサナトリウムに集められる。そして、現在。神経外科医のデイヴィッド・マーテルは、自分の体に腫瘍を見つけ、骨髄移植をするために自分の実の親を探そうとする。その過程で、彼は、自分自身に関する恐るべき秘密にたどりつくが、それは、闇から闇へと葬られたスペイン史の亡霊を掘り返すようなものだった。そして、彼は、無痛症の子供たちの生き残りの1人ベルカーノにめぐり会うことになる。
 脚本は、『[Rec]』シリーズのルイス・ベルデホ。
 トロント国際映画祭2012 VANGUARD部門出品。


 ・“Holy Motors”(仏・独) 監督:レオス・カラックス
 出演:ドニ・ラヴァン、エディット・スコブ(Edith Scob)、エヴァ・メンデス、カイリー・ミノーグ、Cordelia Piccoli、Elise Lhommeau
 物語:夜明けから夕暮れまでの物語。オスカー氏は、大企業の経営者にもなれば、殺人者にもなり、浮浪者にもなれば、怪物にも、家庭人にもなる。彼はいくつもの役をこなすが、彼を撮るカメラはなく、彼は孤独だ。彼のそばには、ブロンドでスレンダーな女性セリーヌがいて、彼がパリ中を動き回るのを管理している。不思議な力が働いて、過去に出会った女性たちや過去の亡霊が登場する。彼には、安らげる家もなく、本当の家族もいない。
 カンヌ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。


 ・“The Wall(Die Wand)”(オーストリア・独) 監督:Julian Roman Polsler
 出演:マルティナ・ゲデック
 物語:1人の女性が、ある夫婦とともに山小屋に泊まる。夫婦は、谷にあるパブに行くが、彼女はひとり残って眠ってしまう。翌朝、彼女が目覚めるが、夫婦は戻ってきていない。彼女は、不審に思って、谷に下りていくが、見えない壁があって、そこから先に進むことができない。こちらの世界には彼女以外、人っ子ひとりおらず、彼女だけが取り残されている。彼女は不安と苦悩に苛まれながら、自分の考えを記録に残そうとする。
 オーストリアの小説家マルレーン・ハウスホーファーが1963年に出版してベストセラーになった小説『壁』の映画化。
 ベルリン国際映画祭2012 パノラマ部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。


 ・『ヘッドショット』“Headshot”(タイ・仏) 監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン
をのめば、刑務所から出してやるという謎の依頼人からの申し出を受け、闇社会で生きることに決める。着実に任務をこなしていた彼は、ある日、任務中に頭を撃たれ、昏睡の身となる。3ヶ月後、意識を取り戻した彼は、視界が逆さになって見えるようになり、また、彼自身、命を狙われるようになったことを知る。彼は、仏門に入って、身をくらまそうとするが、敵は彼を執拗に追いかけてくるのだった……。
 小説家Win Lyovarinの短編ノワールを元に映画化した作品。
 トロント国際映画祭2011 VANGUARD部門出品。
 東京国際映画祭2011 コンペティション部門出品。
 タイ コム・チャット・ルック賞2012 主演男優賞受賞。
 タイ スター・ピクス・アワード2012 作品賞・監督賞・主演男優賞・撮影賞・編集賞・美術賞受賞。
 タイ映画監督協会賞2012 監督賞受賞。
 バンコク映画批評家協会賞2012 作品賞・監督賞・主演男優賞・撮影賞・編集賞受賞。
 タイ・アカデミー賞2012 監督賞・主演男優賞・撮影賞・録音賞受賞。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞タイ代表。


 ・“Motorway(車手/超音速刑警)”(香港) 監督:ソイ・チェン(Soi Chegan)
 出演:アンソニー・ウォン、ショーン・ユー、グオ・シャオドン、バービー・スー、ジェシー・ホー
 物語:ベテラン刑事と生意気な新米刑事。新米刑事は、手っ取り早くベテラン刑事から仕事のやり方を盗もうとしている。そんな2人は、逃亡した熟練のドライバーを追うことになり、高速道路上で激しいカー・チェイスを繰り広げる。
 『アクシデント』のソイ・チェン監督最新作。一切CGを使わずに、すべて実際に車を走らせて撮影したアクション映画。
 製作は、前作と同じく、ジョニー・トー。
 トロント国際映画祭2012 VANGUARD部門出品。


 ・“The Viral Factor(逆戦)”(香港・中) 監督:ダンテ・ラム
 出演:ジェイ・チョウ、ニコラス・ツェー、Lin Peng、Bai Bing、Andy Tien
 物語:ジョンは、インターポールのエージェントで、目下の任務は、致死性のウィルスを研究している科学者を守ることだった。しかし、彼は、仲間の1人シーンに裏切られて、科学者を誘拐され、彼自身も撃たれてしまう。頭に銃弾が残った彼は、2週間の安静を命じられるが、科学者を一刻も早く助け出そうとして、活動を始める。やがて、彼は、親が離婚した時に別れ、その後、シーンと組んで犯罪に手を染めるようになっていた兄とめぐり逢う。
 台湾・金馬奨2012 主演男優賞ノミネート(ニコラス・ツェー)。


 ・“Tai Chi Zero 3D”(中) 監督:スティーヴン・フォン
 物語:若き天才ヤン・ルーチャンは、チェン村を旅して、マーシャル・アーツの隠された奥義を発見する。そのすぐ後で、彼は、村が手ごわい大群の兵士たちによってオぼやかされていることを知る。村民は、彼を信用して、“太極”の奥義を授け、外敵から村を守ってもらわなくてはならない。
 トロント国際映画祭2012SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・『人類滅亡報告書』“Doomsday Book”(韓) 監督:イム・ビルソン、キム・ジウン
 「キム・ジウン(『悪魔を見た』)とイム・ピルソン(『南極日誌』)の2監督が3つのエピソードを撮り分けたSFオムニバス作品。第1話「素晴らしい新世界」(監督:イム)は、ゴミを分別せずに処理した結果、未知の怪ウィルスが発生し、次々と人間がゾンビ化していく。第2話「天上の被造物」(監督:キム)は、人間に代わってロボットが労働に従事する近未来。仏教寺院のロボットが悟りを開き、人間に説法する境地にまで達してしまう。人類の脅威とみなして解体しようとするメーカー側と、ロボットを師と仰ぐ僧侶たちが争う。第3話「ハッピー・バースデイ」(監督:キム+イム)は、小学生が怪しいサイトにビリヤードのボールを注文すると、謎の惑星が地球に接近を始める。地下の防空壕に避難した一家の、そして人類の運命は…。カナダのファンタジア国際映画祭で最高賞を受賞。」
 東京国際映画祭2012 アジアの風部門出品。


 ・“Nameless Gangster: Rules of the Time”(韓) 監督:ユン・ジョンビン(Jong-Bin Yun)
 出演:チェ・ミンシク、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、マ・ドンソク、グァク・ドンウォン
 物語:1982年の釜山。解雇の危機に直面した税関員チェ・イクヒョンは、釜山の最大組織のボス、チェ・ヒョンベと組んで、摘発した覚せい剤を日本に密輸して、ひと儲けしようと企む。
 百想芸術大賞2012 映画部門大賞受賞。


 ・“The Weight”(韓) 監督:チョン・ギュファン
 出演:チョ・ジェヒョン、Zia
 物語:チュンは、モルグでの仕事に生きがいを見出す。彼は、死体を洗浄したり、服を着せたりするのが得意で、やがて死体が友だちになり、死体について想像力を膨らませるのが日課になった。やがて彼は結核と関節炎に悩まされることになるが、日々摂取する薬の量は気分によって変わった。
 ベネチア国際映画祭2012 ベネチア・デイズ部門出品。Queer Lion受賞。


 ・『BLOOD-C: The Last Dark』“Blood-C: The Last Dark”(日) 監督:塩谷直義

 ・『ロボジー』“Robo-G”(日) 監督:矢口史靖

 ・『るろうに剣心』“Rurouni Kenshin”(日) 監督:大友啓史

 ・『おおかみこどもの雨と雪』“Wolf Children”(日) 監督:細田守

 ・“Antiviral”(カナダ・米) 監督:Brandon Cronenberg
 出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(Caleb Landry Jones)、サラ・ガドン、マルコム・マクダウェル、ダグラス・スミス、ジョー・ピングー
 物語:シド・マーシュは、クリニックに務めているが、そこではセレブから採取した生体ウィルスを熱狂的なファンに売るという、商売をしていた。シドもまた、自分の体に摂取することで、クリニックからウィルスのサンプルを違法に持ち出して、秘密のグループに売りさばいていた。ある日、彼が摂取したウィルスの元の持ち主である超人気者がそのウィルスが原因で死ぬ。彼は、早急にそのウィルスに打ち勝つ治療法を見出さなければならなくなる一方で、噂を聞きつけた熱狂的なコレクターから狙われることになる。
 カンヌ国際映画祭2012 ある視点部門出品。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。第1回作品賞受賞。


 ・“Cosmopolis”(仏・カナダ・ポルトガル・伊) 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
 出演:ロバート・パティンソン、サラ・ガドン(Sarah Gadon)、ポール・ジアマッティ、ジュリエット・ビノシュ、マチュー・アマルリック、サマンサ・モートン
 物語:ある日のニューヨーク。若くして成功した投資家のエリック・パッカーは今日も白いリムジンに乗っている。彼は、車の中のモニターで相場をチェックし、取引を行なう。車はいわば、彼の動くオフィスだ。今日は、大統領の訪問で、交通が麻痺し、街は大混乱に陥っている。彼の目的は、街の反対側にある床屋に行って、髪を切ってもらうということだけだったが、渋滞に巻き込まれて身動きが取れなくなる。そんな中、相場にも失敗し、多額の借金を背負うことになり、また、自分が誰かに殺されるのではないかという妄想に取りつかれ始める。動かない車の中で、彼は、自分が築き上げた王国が崩壊しつつあるのを悟る。
 ドン・デリーロの小説『コズモポリス』の映画化。


 ・“The Tall Man”(米・カナダ・仏) 監督:パスカル・ロジェ(Pascal Laugier)
 出演:ジェシカ・ビール、ジョデル・フェルランド(Jodelle Ferland)、スティーヴン・マクハティー(Stephen McHattie)、ウィリアム・B・デイヴィス(William B. Davis)
 物語:孤立し、ゆっくりと寂れていっている炭鉱町。そこで、子どもたちが次々に失踪する事件が起こる。町では、伝説で伝えられている“The Tall Man”が子どもたちをさらっていっているのではないかという噂が囁かれる。看護婦のジュリアは、そんな噂話には懐疑的だったが、ある深夜に彼女の息子が消え去ってしまい、我を忘れて息子を捜し始める。
 『マーターズ』のパスカル・ロジェ監督最新作。
 ドーヴィル・アメリカン映画祭2012 プレミア部門出品。


 ・“Chained”(米) 監督:ジェニファー・リンチ
 出演:ヴィンセント・ドノフリオ、エイモン・ファーレン(Eamon Farren)、ジュリア・オーモンド、ジーナ・フィリップス(Gina Philips)
 物語:母親と息子がタクシーを拾うが、その運転手は、自分の趣味のために犠牲者を探しているシリアル・キラーだった。少年は、男の家を片づけるために、生かされる。彼は、新しい犠牲者が始末された後の後片づけをさせられるのだ。食事は、残りものしか与えられない。そして数年が過ぎる。少年も年を重ね、やがて自分の中の変化に気づく。


 ・“Compliance”(米) 監督:Craig Zobel
 出演:アン・ダウド(Ann Dowd)、ドリーマ・ウォーカー(Dreama Walker)、パット・ヒーリー(Pat Healy)、ビル・キャンプ(Bill Camp)、フィリップ・エッティンガー(Philip Etinger)
 物語:サンドラは、あるファーストフード店でマネージャーをしている。ある日、警察官と名乗る相手から、従業員が窃盗を働いていると電話を受ける。サンドラは、その女性従業員を事務所に呼びつけ、彼女を調べる。「犯行」は一度だけではないかもしれない。「調査」は次第にエスカレートし、コントロールできなくなる。
 マクドナルドで実際に起こり、裁判にまで発展した事件の映画化。
 サンダンス映画祭2012 NEXT部門出品。


 ・“John Dies at the End”(米) 監督:ドン・コスカレリ(Don Coscarelli)
 出演:ロブ・メイズ(Rob Mayes)、Chase Williamson、クランシー・ブラウン、ポール・ジアマッティ
 物語:“ソイ・ソース”は、体外離脱を経験できるドラッグで、これを使うと、時間や次元を超えた経験ができる。しかし、戻ってきたものは、もはや人間ではない。一方、他の世界からの侵略が静かに進行する。人類にはヒーローが必要だ。そこに当時したのは、大学中退で、仕事も長続きしないジョンとデイヴィッドという2人組だ。彼らに人類が救えるのだろうか?
 David Wongの小説の映画化。『ファンタズム』シリーズのドン・コスカレリ監督最新作。
 トロント国際映画祭2012 MIDNIGHT MADNESS部門出品。ピープルズ・チョイス賞次点2位。


 ・“Lovely Molly”(米) 監督:エドゥアルド・サンチェス(Eduardo Sánchez)
 出演:Gretchen Lodge、アレクサンダー・ホールデン、ジョニー・ルイス
 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のエドゥアルド・サンチェス監督最新作。
 物語:モリーとティムは、新婚のカップルで、2人で、田舎にあるモリーの亡父の家に向かう。モリーは、かつて麻薬の常習者だったが、今は新しい生活で人生をやり直すことに強い希望を抱いている。しかし、夜中にカップルの気力を失わせてしまうようなことが起こり、翌朝ティムが仕事にでかけた後、家に残された彼女は過去の記憶に苦しめされ始める。彼女は、悪意ある存在によって、精神的、肉体的にダメージを受けて、打ちのめされていく……。
 トロント国際映画祭2011 MIDNIGHT MADNESS部門出品。


 ・“No one lives”(米) 監督:北村龍平
 出演:ルーク・エヴァンス、アデレイド・クレメンツ、デレク・マジャール、リー・ターゲセン、アメリカ・オリーヴォ
 物語:冷酷なギャングが、若いカップルを人質にして、どこか途中の、打ち棄てられた家に立てこもる。ところが、人質の娘が殺されて、状況が一変する。ギャングは、都会派の手馴れた殺し屋がいて、そいつが皆殺しにしようとしているのだと悟る……。
 トロント国際映画祭2012 MIDNIGHT MADNESS部門出品。

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 ・“Robot & Frank”(米) 監督:Jake Schreier
 出演:フランク・ランジェラ、スーザン・サランドン、ジェームズ・マドセン、リブ・テイラー、ピーター・サースガード
 物語:そう遠くない未来の物語。フランクは年老いて、物忘れがひどくなってきている。そんな彼を見かねて、息子たちが、世話用のロボットを贈ってくれる。最初は、ロボットなどに頼ることに抵抗があったフランクも、次第にロボットに慣れ、ロボットを友だちのように感じるまでになる。そうして生活がうまく回り出すようになると、彼は、昔の仕事、つまり、宝石泥棒に戻りたいと考えるようになる。
 サンダンス映画祭2012 プレミア部門出品。


 ・“Safety Not Guaranteed”(米) 監督:Colin Trevorrow
 出演:オーブリー・プラザ(Aubrey Plaza)、マーク・デュプラス(Mark Duplass)、ジェイク・ジョンソン(Jake Johnson)、Karen Soni
 物語:3人の雑誌編集者がタイムトラベルのパートナーを求める募集広告を調査する。そのうちの1人が、誇大妄想的ではあるけれども魅力的な人物を見つけて、興奮し、彼が今どうしているか調べようとする。
 サンダンス映画祭2012 脚本賞受賞。


 ・“Sinister”(米) 監督:スコット・デリクソン(Scott Derrickson)
 出演:イーサン・ホーク、Juliet Rylance、James Ransome、ヴィンセント・ドノフリオ
 物語:エリソンは、10年前にベストセラーを出したが、その後、ヒットが続くことはなかった。しかし、彼はまだ希望を見失ってはいなかった。ある家族の死に興味を持った彼は、やがて彼らが住んでいた家に入って調査を進める。彼は、そこでホームムービーが入った箱を見つけるが、それには暴力と痛みをともなう映像が記録されていた……。
 『エミリー・ローズ』『地球が静止する日』のスコット・デリクソン監督最新作。


 ・“The Day”(米) 監督:ダグラス・アーニオコスキー(Douglas Aarniokoski)
 出演:ショーン・アシュモア、Ashley Bell Cory Hardrict、ドミニク・モナハン、シャニン・ソサモン
 物語:終末後の世界。荒廃した風景の中を、武装した集団が歩いている。最初は12人いた仲間も、今は5人までに減り、病人が出たために、進むペースも遅くなっている。寂れた農場に入る。休息はない。弾薬の補充をするだけだ。集団をまとめているのは聡明なリーダーのリックで、つい最近、もの静かで挑発的な娘マリーが仲間に加わった。もうどこにも逃げ場はなく、野蛮な世界に抗して生きていくしかない。
 監督のダグラス・アーニオコスキーは、長らくロバート・ロドリゲス組で助監督を務めた人物。長編監督作品はこれが3本目。
 トロント国際映画祭2011 MIDNIGHT MADNESS部門出品。


 ・“V/H/S”(米) 監督:デイヴィッド・ブルックナー(David Bruckner)、Glenn McQuaid、Radio Silence、Joe Swanberg、Adam Wingard、タイ・ウェスト(Ti West)
 物語:こそ泥のグループが、砂漠の中に建っている一軒の家からビデオテープを盗み出してくるよう、依頼を受ける。しかし、その家に入ってすぐ、この仕事はそんなに単純なものではないことがわかる。彼らを待ちうけていたのは、死体で、そのまわりをテレビと古いVHSプレーヤーが取り囲み、奇妙で恐ろしげな映像が映し出されていた……。
 サンダンス映画祭2012 スポットライト部門出品。


 ・“Wrong”(米) 監督:クエンティン・デュピュー(Quentin Dupieux)
 出演:ジャック・プロトニック(Jack Plotnick)、エリック・ジュドール(Eric Judor)、アレクシス・ジーナ(Alexis Dziena)、Steve Little、ウィリアム・フィクトナー(William Fichtner)
 物語:いなくなった犬を捜していて、Dolphは、淫乱なピザ配達人や絶対的なるものを求める近所のジョッガー、誤りを正すミステリアスな人物などと出会い、次第にわけがわからなくなり、自分自身を見失ってしまう。
 カンヌ国際映画祭2010批評家週間に『タイヤ』“Rubber”を出品したクエンティン・デュピュー監督の最新作。
 サンダンス映画祭2012 出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2012 長編コンペティション部門出品。


 ・“Aftershock”(米・チリ) 監督:Nicolás López
 出演:イーライ・ロス、セレーナ・ゴメス
 物語:アメリカ人が観光でチリに行く。彼は、美人旅行者と出会って、大いに盛り上がるが、彼らが地下のナイトクラブにいる時に、大地震に襲われる。彼らが最初にしなければならないことは地上に出ることだったが、地上もまた悪夢のような状態になっているのだった。
 トロント国際映画祭2012 MIDNIGHT MADNESS部門出品。

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 ・“Juego de niños (Come Out and Play)”(メキシコ) 監督:Makinov
 出演:エボン・モス・バクラック(Ebon Moss-Bachrach)、ヴァネッサ・ショウ(Vinessa Shaw)、ダニエル・ヒメネス・カチョ(Daniel Gimenez Cacho)
 物語:ベスとフランシスは、子供ができる前に旅をすることにする。フランシスは、静かな島に行きたいと言い、ベスもしぶしぶそれに同意する。彼らが到着した島は美しかったが、やがて、なぜかその島には子供たちだけしかいないことがわかる。大人がいなくなった理由がわからないまま、時間が経過し、楽園の1日が、サバイバル・レースへと変わる。
 トロント国際映画祭2012 MIDNIGHT MADNESS部門出品。

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 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭のラインナップは、まだまだ続きます。

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 ・シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2012 ラインナップその2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_11.html

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 ・シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2012 ラインナップその4:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_14.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年6月~2013年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_9.html

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