ヨーロッパ映画賞2012 ロングリスト その2 または ヨーロッパ映画賞 傾向と対策

 ・“Alpeis(Alps)”(ギリシャ) 監督:ヨルゴス・ランティモス (Yorgos Lanthimos)
 出演:Ariane Labed、Aggeliki Papoulia、Aris Servetalis、Johnny Vekris
 物語:看護婦と救急隊員と体操選手とそのコーチが代用サービスを行なっていた。彼らは、死者の親戚や友人や仲間から求められたら、死者の身代わりを務めるのだ。その会社はアルプスと呼ばれ、リーダーは、救急隊員で、彼は自分のことをモンブランと呼んでいた。メンバーは、リーダーのしっかりした統制下にあったが、ただ一人、看護婦だけは違った。
 ベネチア国際映画祭2011 コンペティション部門出品。オゼッラ賞(脚本賞)受賞。
 トロント国際映画祭2011 VISIONS部門出品。
 モトヴン映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・“Jagten(The Hunt)”(デンマーク) 監督:トマス・ヴィンターベア
 出演:マッツ・ミケルセン、トマス・ボー・ラーセン(Thomas Bo Larsen)、Annika Wedderkopp、Lasse Fogelstrøm、Susse Wold
 物語:大変な離婚協議の末、ようやく独身に戻った40歳のルーカスは、新しい彼女と新しい仕事を見つけ、ティーンエージャーの息子マーカスとの関係を立て直そうとする。しかし、何気ない発言やその時々の嘘が事態をおかしくしていく。クリスマスが近づく頃、積み重なった嘘が見えないウイルスのように広がり、ショックと不信感が昂じて、家族はヒステリック状態に陥る。ルーカスは、自分の人生と尊厳のために孤独な戦いをスタートさせる。
 カンヌ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。男優賞(マッツ・ミケルセン)、芸術貢献賞(撮影:Charlotte Bruss Christensen)、エキュメニカル審査員賞受賞。

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 ・“En Kongelig Affære(A Royal Affair)”(デンマーク) 監督:ニコライ・アーセル (Nikolaj Arcel)
 出演:マッツ・ミケルセン、Alicia Vikander、トリーヌ・ディルホム、ディヴィッド・デンシック、Mikkel Boe Følsgaard
 物語:ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセは、デンマークのアルトナの町医者であった。しかし、1768年に精神的に不安定なデンマーク王クリスチャン7世に伴って、ヨーロッパ中を旅することになる。旅の間に、彼は、王の信頼を得、王個人のお抱え医師となった。ところが、彼は、それ以上のものを望んだ。ハンサムで自信に満ちた彼に恋した女王の寵愛の下、次第に国政に口出しするようになる。ヨーロッパを啓蒙するという一大計画にタッチし、出版と表現の自由を進めた。拷問と農奴制を廃止し、学校制度を整備した。そして、貴族の特権の制限にも着手した。怒ったのは貴族で、彼らは自らの富と権力が失われるのを恐れ、これら「冒涜的な活動」を拒絶。結局、これらの改革は試論に終わってしまった。
 町医者から事実上の「摂政」にまで上り詰めたヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセの実話の映画化。
 ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。銀熊賞(男優賞:Mikkel Boe Følsgaard)、銀熊賞(脚本賞:ニコライ・アーセル、ラスマス・ヘイスターバング)受賞。
 トロント国際映画祭2012 GALA PRESENTATIONS部門出品。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 デンマーク代表。

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 ・“Avalon”(スウェーデン) 監督:Axel Petersén
 出演:Johannes Brost、Peter Carlberg、Carl Johan De Geer、Leonore Ekstrand
 物語:Janneは、かつてはパーティーの企画をしていたが、スウェーデンのボータードに排他的なナイトクラブを開いて、元の道に戻ろうとする。しかし、オープンの数日前に壊滅的なアクデントが起きて、彼を絶望のどん底に突き落とすのだった。
 トロント国際映画祭2011 DISCOVERY部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2012 フォラム部門出品。
 モトヴン映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・『アイアン・スカイ』“Iron Sky”(フィンランド・独・オーストラリア) 監督:ティモ・ヴォレンソラ (Timo Vuorensola)
 ベルリン国際映画祭2012 パノラマ部門出品。
 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2012 銀のメリエス賞・観客賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2012 Unirii Square部門出品。

 ・“Vuosaari(Naked Harbour)”(フィンランド) 監督:アク・ロウヒミエス(Aku Louhimies)
 出演:Laura Birn、マリア・ヤンヴェンヘルミ(Maria Järvenhelmi)、ミッコ・コウキ(Mikko Kouki)、Lenna Kuurmaa、Matleena Kuusniemi、Deogracias Masomi、メリ・ネノネン(Meri Nenonen)、スレヴィ・ペルトラ(Sulevi Peltola)、ショーン・パートウィー(Sean Pertwee)、Alma Pöysti、Amanda Pilke、ヤスペル・ペーッコネン(Jasper Pääkkönen)、Pekka Strang
 物語:現代のフィンランド。冬。Millaは、指導者とスターへの道を見つけたと思ったが、真実は違っていた。Perttiは、フィットネスと息子の世話に力を注いでいたが破綻してしまう。いじめられっ子のWalterは自分を究極の状況に追い込む。Aleksiの母はなぜ息子が犬を飼いたがるのかが理解できない。アメリカ人のロバートは初めてフィンランドの冬を経験する。Marikaは幼い娘とともに死の恐怖を経験する。いずれの登場人物も完璧ではなく、弱く、迷っている。それぞれが、愛されたいし、見守られたいし、触れられたいという思いに突き動かされている。彼らは出会い、傷つけあい、希望を求めている。
 モスコワ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・“Sønner av Norge(Sons Of Norway)”(ノルウェー) 監督:イエンス・リエン (Jens Lien)
 出演:スヴェーン・ノルディン(Sven Nordin)、ソニア・リクター(Sonja Richter)、Åsmund Høeg
 物語:1978年、ニコラスは14歳。彼は、典型的なヒッピーの両親と弟とともに暮らしていた。しかし、母が自動車事故で亡くなり、父はすっかりふさぎこんでしまう。彼は、何とか父を元気づけようとして、セックス・ピストルズの『勝手にしやがれ!!』をかけて、ようやくそのきっかけをつかむ。ニコラスがギターと安全ピンを買うと、父は彼を鍛える代わりに、父なりのやり方で彼を励ましてくれる。
 本作では、セックス・ピストルズのジョン・ライドンがエグゼクティヴ・プロデューサーの1人に加わっているほか、重要なシーンで出演もしている。
 トロント国際映画祭2011 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。

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 ・“V Tumane(In The Fog)”(独・ロシア・ラトヴィア・オランダ・ベラルーシ) 監督:セルゲイ・ロズニタ (Sergei Loznitsa)
 出演:Vladimir Svirski、Vlad Abashin、Sergeï Kolesov、Vlad Ivanov、Julia Peresild、Nikita Peretomovs、Nadezhda Markina
 物語:1942年のソ連。西側最前線は、ドイツの占領下にあり、地元のパルチザンは、激しいレジスタンス活動を行なっていた。村からそう遠くない地点で列車が脱線させられる。Souchéniaは、罪のない鉄道員だったが、パルチザンとともに、ドイツ軍に逮捕される。しかし、ドイツ人将校は、彼を処刑せず、釈放するという判断を下す。パルチザンたちの間にSushenyaが裏切ったという噂が広がり、彼を始末せよという檄が飛ぶ。Souchénia は、森の中で待ち伏せされ、傷ついた敵と1対1で対峙することになる。深い太古の森の中では、敵も見方もなく、裏切りもヒロイズムもない。非道徳的な状況下で、彼は、道徳的な選択を下そうとするが……。
 カンヌ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 トロント国際映画祭2012 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。


 ・『ファウスト』(ロシア) 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
 ベネチア国際映画祭2011 コンペティション部門出品。金獅子賞・SIGNIS賞受賞。

 ・“Zhila-Byla Odna Baba(Once Upon A Time There Lived A Simple Woman)”(ロシア) 監督:Andrey Smirnov
 出演:Darya Yakamasova、ニーナ・ルスラーノワ(Nina Ruslanova)、ヴラディスラフ・アバシン(Vladislav Abashin)
 物語:1909年から21年のロシア。ヴァルヴァラは、農夫に嫁いで、タンボラの農場にやってくる。住まいは夫の家族との同居だ。夫は、彼女に性的肉体的に虐待し、家族も彼女につらく当たる。ある日、義父が彼女に覆いかぶさろうとしてきて、彼女がそれを押しのけると、義父は石に頭をぶつけて死んでしまう。ヴァルヴァラと夫は別の農場へと移る。そこは朽ち果てていたが、手を加えて、住み心地がいいように整えていく。娘が生まれる。しかし、第一次世界大戦が勃発して、混乱が起き、彼女は夫と別れ別れになってしまう。ロシア革命と、それに続いて起こった内戦でも、過酷な体験を強いられる。彼女は何人もの男にレイプされる。しかし、やさしい男に慰めを得られたこともあった。その男もたくさんの村人とともに、タンボブの暴動の最中に赤軍に殺される。最後に、ダムが決壊して、村は洪水に押し流される。すべてが洗い流された後、まるでロシアの神話上の聖地キーテジを思わせる風景が広がる。

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 ・“Hahithalfut(The Exchange)”(イスラエル・独) 監督:エラン・コリリン
 出演:Rotem Keinan、Sharon Tal、Dov Navon、Shirili Deshe
 物語:男がいつもと違う時間に帰ってくると、家が、彼がよく知っているはずの場所ではないように感じられるのだった……。
 ベネチア国際映画祭2011 コンペティション部門出品。

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 ・“Hashoter(Policeman)”(イスラエル) 監督:Nadav Lapid
 物語:ヤーロンは、イスラエル警察のエリートで、対テロリスト・ユニットに属していた。彼は、男どうしの仲間意識を愛し、たくましい自分の体を愛していた。彼は、初めての子どもを授かる。妻が出産しようとしていた頃、彼は、テルアビブで、新しいタイプの革命派と遭遇する。
 エルサレム映画祭2011 脚本賞・撮影賞・第1-2回作品賞受賞。
 ナント三大陸映画祭2011 観客賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・『昔々、アナトリアで』“Bir Zamanlar Anadolu’Da(Once Upon A Time In Anatolia)”(トルコ) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
 出演:Muhammet Uzuner、Yilmaz Erdogan、Taner Birsel、Ahmet Mümtaz Taylan、Firat Tanis、Ercan Kesal
 物語:小さな町での生活は、草原地帯の只中を旅することに似ている。丘を越えれば「今までにない斬新な何かが現れるかもしれない。けれども、結局、先細りするか永遠に続くかわからない、単調で寸分たがわぬ道が続くだけなのだ……。
 カンヌ国際映画祭2011 コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 米国アカデミー賞2012 外国語映画賞 トルコ代表。

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 【ヨーロッパ映画賞の選出方法】

 ヨーロッパ映画賞の選出の仕方は、ちょっと変わっています。

 ヨーロッパ映画賞は、ヨーロッパで活躍する映画制作関係者約2600名を会員とするヨーロッパ映画アカデミーが年に一度選出している、ヨーロッパ映画に特化した映画賞です。
 会員は、ヨーロッパ各国で映画製作を手がける、監督やプロデューサー、制作スタッフが中心で、俳優もいることはいますが、あまり多くはありません。
 ヨーロッパ映画アカデミーは、会員、理事会(Board/理事が現在16名、チェアマンが1名、副チェアマンが2名、プレジデントが1名)、理事と専門家で構成される委員会(Committie)という風な階層を構成していて、理事会と委員会には、一般会員よりも大きな権限が与えられています。

 ヨーロッパ映画賞候補、つまり、ロングリストの候補は、2通りのやり方で選出されます。

 まず、会員数が多い上位20カ国で、前年の7月1日からの1年間に劇場公開したか、映画祭で上映された作品の中から、会員が1作品を選んで投票します。投票率が25%を超える作品があれば、その中で、最高得票を得た作品が自動的にエントリー作品として選ばれます。
 投票率25%を超える作品がない場合は、決定は、理事会に委ねられます。

 また、理事と専門家によって構成される委員会で、約20本の作品が独自にセレクトされます。

 こうして集まった各国代表作品20本と委員会のセレクトした約20本、あわせて約40本がヨーロッパ映画賞候補のロングリストとなるわけです。

 とてもおかしなやり方ですが、
 1.1つの国に優れた作品が2本以上ある場合、各国に公平に、これを誰がどう選ぶのかと考えて、第2の候補、第3の候補をピックアップするための苦肉の策として、
 2.上位20カ国以外のヨーロッパ諸国からもピックアップしたい作品がある場合に備えて、
 こういうやり方が考案されたのだろうと考えられます。

 ロングリストに選ばれた作品には、DVDまたはVODが制作されて、ノミネーションの投票のために会員が利用できるようになります。
 ノミネーションは、会員がネット上で投票を行なって決められるほか、ヨーロッパ映画アカデミーの委員会に、3つの部門に限り、独自の候補を推薦できるという特権が与えられています。

 そして、授賞式の4週間前に、ノミネーションが発表され、そこから、さらにもう一度会員による投票が行なわれることになります。

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 【エントリー作品の傾向】

 今年は、ロングリストとして47本の作品が選ばれています。

 内訳は―
 イギリス3、スペイン3、フランス3、ベルギー2、イタリア3、ドイツ2、オーストリア2、ハンガリー2、ポーランド2、セルビア2、ギリシャ2、デンマーク2、フィンランド2、ロシア3、イスラエル2

 オランダ、スウェーデン、スロヴァキア、スイス、チェコ、ノルウェー、ブルガリア、ボスニア ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マケドニア、ルーマニア、トルコが1本ずつ

 メンバー数上位の国ではアイルランドだけが、そのほかの国では、アイスランド、ルクセンブルク、バルト3国などからの選出はありませんでした。

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 映画祭ごとの出品歴で見ると―

 カンヌ国際映画祭2011
  コンペティション部門:1本

 ベネチア国際映画祭2011
  コンペティション部門:6本(ヨーロッパ作品12本のうち)
  ベネチア・デイズ:1本

 ベルリン国際映画祭2012
  コンペティション部門:6本(ヨーロッパ作品12本のうち)
  パノラマ部門:4本
  フォーラム部門:1本
  ジェネレーション部門:2本

 カンヌ国際映画祭2012
  コンペティション部門:7本(ヨーロッパ映画10本のうち)
  ある視点部門:1本
  監督週間:1本

 これら3つの映画祭の出品作が47本のうち30本を占めています。

 これらの映画祭のコンペティション部門に出品されていながら、ヨーロッパ映画賞のロングリストにもエントリーされない作品は約半数ありますが、個々のタイトルを見ると、まあ、なるほどねという感じもします。

 米国アカデミー賞各国代表作品は、米国アカデミー賞2012 対象作品が3本、米国アカデミー賞2013 対象作品が10本あります(後者は今後もっと増えるはずです)。

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 【ノミネーション予想】

 映画祭の受賞結果から、ヨーロッパ映画賞の各部門のノミネートを予想してみると―

 ◆作品賞(各映画祭最高賞受賞作品+審査員賞+グランプリ)

 ・“The Angels’ Share”(英・仏・ベルギー・伊) 監督:ケン・ローチ
 ・“L’Enfant D’En Haut(Sister)”(スイス・仏) 監督:ウルスラ・メイヤー
 ・“Cesare Deve Morire(Caesar Must Die)”(伊) 監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
 ・“Amour(Love)”(オーストリア・仏・独) 監督:ミヒャエル・ハネケ
 ・“Csak A Szél(Just The Wind)”(ハンガリー・独・仏) 監督:Bence Fliegauf
 ・『ファウスト』(ロシア) 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
 ・『昔々、アナトリアで』(トルコ) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン

 ◆監督賞(各映画祭・映画賞で監督賞を受賞した監督)

 ・パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ “Cesare Deve Morire(Caesar Must Die)”
 ・クリスティアン・ペツォルト “Barbara”
 ・Zdenek Jiráský “Poupata(Flower Buds)”
 ・Filippos Tsitos “Aδικοσ Κοσμοσ (Adikos Kosmos /Unfair World)”

 ◆男優賞(各映画祭・映画賞で主演男優賞を受賞した男優)

 ・マイケル・ファスベンダー 『SHAME-シェイム-』
 ・オマール・シー 『最強のふたり』
 ・ロベルト・ヴィエツキーヴィッチ 『ソハの地下水道』
 ・ブラジミール・ヤホルスキー “Poupata(Flower Buds)”

 ◆女優賞(各映画祭・映画賞で主演女優賞を受賞した男優)

 ・エミリー・デュケンヌ “A Perdre La Raison(Our Children)”
 ・チャオ・タオ 『シュン・リーと詩人』
 ・Alina Levshin “Kriegerin(Combat Girls)”
 ・Hristina Popović “Parada(The Parade)”
 ・Cosmina Stratan、Cristina Flutur “Dupa Dealuri(Beyond The Hills)”

 ◆脚本賞(各映画祭・映画賞で脚本賞・脚色賞を受賞した作品)

 ・『おとなのけんか』
 ・“Parada(The Parade)”
 ・“Alpeis(Alps)”
 ・“En Kongelig Affære(A Royal Affair)”
 ・“Hahithalfut(The Exchange)”

 ◆撮影賞(各映画祭・映画賞で撮影賞を受賞した作品)

 ・『ソハの地下水道』
 ・“Poupata(Flower Buds)”
 ・“Jagten(The Hunt)”
 ・“Hashoter(Policeman)”

 実際には、映画祭では1つの作品に受賞できる賞の数は制約があり、上位入賞作品は多くの賞を受賞できなかったりしますが、それに対して、ヨーロッパ映画賞では、そういった制約がないので、「上位入賞作品」が多くの部門でノミネートされる可能性があります。

 また、映画祭では、ヨーロッパ以外の地域の出品作に強い作品があり、そうした作品に受賞を阻まれていた作品は、ここで改めてノミネートを果たすかもしれません。

 なので、あまり参考にならないかもしれませんが、一応の目安ということにしておきたいと思います。

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 ヨーロッパ映画賞の授賞式は12月1日で、ノミネーションの発表は、11月3日です。

 ちょっと期間がありますが、会員の人がエントリー作品を全部観る(少なくとも観たい作品だけでも全部観る)期間だと思えば、そんなに長くもありません。

 その間にディスカバリー賞や長編アニメーション賞などの部門のノミネーションが別途発表になるはずです。
 お楽しみに!

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 *当ブログ記事
 ・第25回ヨーロッパ映画賞 ロングリスト その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_17.html

 ・第25回ヨーロッパ映画賞 ピープルズ・チョイス賞 ノミネート作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年6月~2013年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_9.html

 追記:
 ・ヨーロッパ映画賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_4.html

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