梅林茂もノミネート! アリエル賞2012 ノミネーション発表!

 第54回アリエル賞(メキシコ・アカデミー賞)のノミネーションが発表されました。(4月27日)

 ◆作品賞(Mejor Película)
 ・“Días De Gracia” 監督:Everardo Gout
 ・『MISS BALA/銃弾』“Miss Bala” 監督:ヘラルド・ナランホ
 ・“Pastorela” 監督:Emilio Portes

 ◆監督賞(Mejor Dirección)
 ・Everardo Gout “Días De Gracia”
 ・ヘラルド・ナランホ 『MISS BALA/銃弾』“Miss Bala”
 ・Emilio Portes “Pastorela”

 ◆主演男優賞(Mejor Actor)
 ・テノッチ・ウエルタ(Tenoch Huerta) “Días De Gracia”
 ・Noé Hernández 『MISS BALA/銃弾』“Miss Bala”
 ・ホアキン・コシオ(Joaquín Cosio) “Pastorela”

 ◆主演女優賞(Mejor Actriz)
 ・Magda Vizcaíno “Martha”(監督:Marcelino Islas Hernández)
 ・Teresa Sánchez “Verano De Goliat”(監督:Nicolás Pereda)
 ・Irán Castillo “Victorio”(監督:Alex Noppel、Armando Croda)

 ◆助演男優賞(Mejor Coactuación Masculina)
 ・クリスティアン・フェルレール(Krystyan Ferrer) “Días De Gracia”
 ・マリオ・サラゴサ(Mario Zaragoza) “Días De Gracia”
 ・Carlos Cobos “Pastorela”
 ・ロベルト・ソサ(Roberto Sosa) “Victorio”

 ◆助演女優賞(Mejor Coactuación Femenina)
 ・Norma Angélica “Acorazado”(監督:Álvaro Curiel)
 ・Eileen Yáñez “Días De Gracia”
 ・Nailea Norvind “La Otra Familia”(監督:Gustavo Loza)

 ◆オリジナル脚本賞(Mejor Guión Original)
 ・Álvaro Curiel “Acorazado”
 ・Jorge A. Estrada、Alfredo Castañeda “La Revolución De Juan Escopeta”(監督:Jorge A. Estrada)
 ・Emilio Portes “Pastorela”

 ◆撮影賞(Mejor Fotografía)
 ・セバスティアン・イリアルト(Sebastián Hiriart) “A Tiro De Piedra”(監督:セバスティアン・イリアルト)
 ・Luis David Sansanz “Días De Gracia”
 ・Damián García “Pastorela”

 Damián Garcíaは2年連続ノミネート。

 ◆編集賞(Mejor Edición)
 ・エルヴェ・シュナイド(Hervé Schneid)、ホセ・サルセド(José Salcedo)、Everardo Gout “Días De Gracia”
 ・Juan Manuel Figueroa “El Cielo Abierto”(監督:Everardo González)
 ・Rodrigo Ríos、Emilio Portes “Pastorela”

 ◆美術賞(Mejor Diseño De Arte)
 ・ベルナルド・トゥルヒージョ(Bernardo Trujillo) “Días De Gracia”
 ・Emilio Basaldúa “El Mural”(監督:Héctor Olivera)
 ・Alejandro García “Pastorela”

 “El Mural”はアルゼンチン・アカデミー賞2010美術賞受賞。

 ◆衣裳デザイン賞(Mejor Vestuario)
 ・Graciela Galán “El Mural”
 ・Gabriela Fernández “Pastorela”
 ・モニカ・ヌマイエ(Mónica Neumaier) “Te Extraño”(監督:Fabián Hofman)

 “El Mural”はアルゼンチン・アカデミー賞2010衣裳デザイン賞受賞。

 ◆メイキャップ賞(Mejor Maquillaje)
 ・Felipe Salazar “Días De Gracia”
 ・Beatuska Stanislaw “El Mural”
 ・Roberto Ortiz “Pastorela”

 Roberto Ortizは2年連続ノミネートで、前回受賞しています。
 “El Mural”はアルゼンチン・アカデミー賞2010メイキャップ賞受賞。

 ◆視覚効果賞(Mejores Efectos Visuales)
 ・Buf Compagnie “Días De Gracia”
 ・Gretel Studio “Pastorela”
 ・Raúl Prado、Edgar Mejía、José Carlos García De Letona “Salvando Al Soldado Pérez”(監督:Beto Gómez)

 ◆特殊効果賞(Mejores Efectos Especiales)
 ・Ricardo Arvizu “Días De Gracia”
 ・ダニエル・コーデロ(Daniel Cordero "Chovy") “Pastorela”
 ・Alejandro Vázquez “Salvando Al Soldado Pérez”

 ダニエル・コーデロとAlejandro Vázquezは3年連続ノミネート。前回はAlejandro Vázquezが受賞、前々回はダニエル・コーデロが受賞。

 ◆録音賞(Mejor Sonido)
 ・ヴィンセント・アーナーディ(Vincent Arnardi)、Enrique Greiner、Frédérique Le Louet、Fernando Cámara “Días De Gracia”
 ・Mario Martínez、Miguel Hernández、Isabel Muñoz “Pastorela”
 ・レナ・エスケナシ(Lena Esquenazi)、Diego Gat、Pablo Tamez “Te Extraño”

 ◆オリジナル音楽賞(Mejor Música Original)
 ・アッティカス・ロス、梅林茂、ニック・ケイヴ、ウォーレン・エリス(Warren Ellis) “Días De Gracia”
 ・Gerard Pastor “La Maleta Mexicana”(監督:Trisha Ziff)
 ・Aldo Max Rodríguez “Pastorela”

 ◆第1回作品賞(Mejor Ópera Prima)
 ・“A Tiro De Piedra” 監督:Sebastián Hiriart
 ・“Días De Gracia” 監督:Everardo Gout
 ・“El Lugar Más Pequeño” 監督:Tatiana Huezo

 ◆長編ドキュメンタリー賞(Mejor Largometraje Documental)
 ・“El Cielo Abierto” 監督:Everardo González
 ・“El Lugar Más Pequeño” 監督:Tatiana Huezo
 ・“Morir De Pie” 監督:Jacaranda Correa
 ・“Presunto Culpable” 監督:Roberto Hernández、Geoffrey Smith
 ・“Príncipe Azteca” 監督:A. Fernández

 Everardo Gonzálezは、2004年と2008年に長編ドキュメンタリー賞、2010年に撮影賞を受賞しています。
 “El Lugar Más Pequeño”は、IDAアワード2011 長編ドキュメンタリー賞&ヒューマニタス賞ノミネート。パームスプリングス国際映画祭2012 ジョン・シュレシンジャー賞(ドキュメンタリー賞)受賞。
 “Presunto Culpable”は、トロント国際映画祭2009 REAL TO REEL部門出品。グアダラハラ国際映画祭2010 メキシコ映画ドキュメンタリー・コンペティション グランプリ受賞。ドバイ国際映画祭2010 人権映画ネットワーク賞受賞。ロサンゼルス国際映画祭2010 観客賞受賞。

 ◆短編ドキュメンタリー賞(Mejor Cortometraje Documental)
 ・“Extraño Rumor De La Tierra Cuando Se Abre Un Surco” 監督:Juan Manuel Sepúlveda
 ・“Y Retiemble En Sus Centros La Tierra” 監督:Patricia Martínez
 ・“Yuban” 監督:Ya´Asib Vázquez Colmenares

 Juan Manuel Sepúlvedaは、撮影監督で、“Año bisiesto”(2010)などを手がけています。2006年に短編ドキュメンタリー賞を受賞。

 ◆短編映画賞(Mejor Cortometraje Ficción)
 ・“El Pescador” 監督:Samantha Pineda
 ・“Juan Y La Borrega” 監督:J. Xavier Velasco
 ・“Mari Pepa” 監督:Samuel Isamu Kishi Lespo

 ◆短編アニメーション賞(Mejor Cortometraje Animación)
 ・“Mutatio” 監督:León Fernández
 ・“Prita Noire” 監督:Sofía Carrillo

 ◆イベロ・アメリカン映画賞(Mejor Película Iberoamericana)
 ・“La Hora Cero”(ベネズエラ) 監督:Diego Velasco
 ・『ブラック・ブレッド』“Pa Negre”(スペイン) 監督:アグスティ・ビジャロンガ
 ・“Violeta Se Fue A Los Cielos”(チリ) 監督:Andrés Wood

 “La Hora Cero”は、ロサンゼルス・ラティーノ国際映画祭2011 観客賞受賞。
 『ブラック・ブレッド』は、サンセバスチャン国際映画祭2010 コンペティション部門出品。ゴヤ賞2011 作品賞・監督賞を含む9部門受賞。米国アカデミー賞2012 外国語映画賞スペイン代表。
 “Violeta Se Fue A Los Cielos”は、米国アカデミー賞2012 外国語映画賞チリ代表。サンダンス映画祭2012 審査員グランプリ受賞。

 ※前回まであった新人賞はなくなってしまったようです。

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 主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・“Días De Gracia”(15):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・助演女優・撮影・編集・美術・メイク・視覚効果・特殊効果・録音・音楽・第1回
 ・“Pastorela”(14):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・視覚効果・特殊効果・録音・音楽
 ・『MISS BALA/銃弾』(3):作品・監督・主演男優
 ・“El Mural”(3):美術・衣裳・メイク
 ・“Victorio”(2):主演女優・助演男優
 ・“Acorazado”(2):助演男優・脚本
 ・“A Tiro De Piedra”(2):撮影・第1回
 ・“El Cielo Abierto”(2):編集・ドキュメンタリー
 ・“Te Extraño”(2):衣裳・録音
 ・“Salvando Al Soldado Pérez”(2):視覚効果・特殊効果
 ・“El Lugar Más Pequeño”(2):第1回・ドキュメンタリー
 ・“Martha”(1):主演女優
 ・“Verano De Goliat”(1):主演女優
 ・“La Otra Familia”(1):助演男優
 ・“La Revolución De Juan Escopeta”(1):脚本
 ・“La Maleta Mexicana”(1):音楽

 2010年度は、『Biutiful ビューティフル』『アベルの小さな世界』『グッド・ハーブ』『海へ』など、国際的にも国内的にも評価の高い作品が多かったのですが、2011年度は国際的に評判がよかったのは『MISS BALA/銃弾』くらいで、他にはこれといった作品もなく、アリエル賞も“Días De Gracia”と“Pastorela”の2作品にノミネーションが集中しました。

 作品賞と監督賞と主演男優賞も上位3作品で独占されてしまっています。

 ノミネートされているキャストやスタッフも、日本ではあまり知られていない人ばかりでした。

 ここ数年、メキシコ映画では、カルロス・レイガダスやアマト・エスカランテ、ペドロ・ゴンザレス・ルビオらを中心とした新しい作り手の創作活動が注目され、アリエル賞でも彼らの諸作品がノミネートされていましたが、(少なくとも)2011年度に関してはこれといった作品は送り出せなかったようです。

 かといって、メキシコ映画界全体が停滞しているのかと思うと、そうでもないようで、ノミニーは、一部の部門を除けば、毎年のように新しい顔ぶれが並び、改めてメキシコ映画界の層の厚さを示してくれています。

 結果的に、アリエル賞2012は、上位3作品(といっても『MISS BALA/銃弾』は3部門しかノミネートされていませんが)で、賞を分け合う感じになるでしょうか。

 受賞結果の発表は、6月2日です。

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 以下に、主なノミネート作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Dias De Gracia (Days Of Grace)”(メキシコ・仏) 監督:Everardo Gout
 出演:テノック・ウエルタ(Tenoch Huerta)、クリスティアン・フェルレール(Kristian Ferrer)、ドロレス・エレディア(Dolores Heredia)、カルロス・バルデム(Carlos Bardem)、Eilen Yanez、マリオ・サラゴサ(Mario Zaragoza)、ホセ・セファミ(José Sefami)
 物語:ワールドカップが行なわれた2002年と2006年と2010年のメキシコシティー。警官。人質。妻。腐敗、暴力、復讐。3つのワールドカップ、30日間、そして3つの人生。生き残るための3つの方法。
 カンヌ国際映画祭2011 ミッドナイト・スクリーニング部門出品。

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 ・“Pastorela(Pastorela: A Christmas Play)”(メキシコ) 監督:Emilio Portes
 出演:ホアキン・コシオ(Joaquín Cosio)、Carlos Cobos、Eduardo España、アナ・セラディーリャ(Ana Serradilla)、Ernesto Yáñez、ダゴルト・ガマ(Dagoberto Gama)、ヘクトル・ヒメネス(Héctor Jiménez)
 物語:Jesus Juarezは、町で行われるキリスト降誕劇で、毎年悪魔役を演じていた。しかし、今年は、新しい神父が着任して、キャストの一新が行なうことになる。その結果、2人の男が善玉と悪玉をめぐって、激しいバトルを繰り広げる。

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 ・『Miss Bala/銃弾』“Miss Bala”(メキシコ) 監督:ヘラルド・ナランホ(Gerardo Naranjo)
 出演:Stephanie Sigman、Noé Hernández 、ジェームズ・ルッソ、ホセ・イェンケ、イレーネ・アスエラ
 物語:「ミス・バハ・カリフォルニアになることを夢見る23歳のラウラは、友人と出かけた国境の町のナイトクラブで、ある凄惨な虐殺現場に遭遇する。ラウラは警官に助けを求めるが、彼らは犯罪組織と深いつながりを持っていた。犯人グループのリーダー、リノは命を助ける代償として、ラウラに犯罪に手を貸すよう命じる。」(ラテンビート映画祭2011)
 トロント国際映画祭2011 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 米国アカデミー賞2012 外国語映画賞メキシコ代表作品。

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 ・“El Mural(The Mural)”(アルゼンチン・メキシコ) 監督:Héctor Olivera.
 出演:Luis Machín、Carla Peterson、アナ・セレンターノ(Ana Celentano)、ブルーノ・ビチル(Bruno Bichir)、セルジオ・ボリス(Sergio Boris)
 物語:1933年、メキシコ生まれで、国外追放中の画家ダビッド・アルファロ・シケイロスは、展覧会のためにブエノスアイレスにやってきていて、芸術協会で連続講義を行なう予定になっていた。しかし、彼のマルクス・レーニン主義的志向が問題になって、当局から中止を余儀なくされる。そんな彼に目をつけたアルゼンチンの日刊紙の編集者ナタリオ・ボタナは、彼に、アパートの地下室で壁画を制作してほしいと依頼する。シケイロスは、その依頼を引き受けて、3人のアルゼンチン人アーティストと、ウルグアイ人の舞台美術家と組んで、作業を始めることになる。地下室で壁画の制作が進む中、アーティストの美しい妻とアパートのオーナーとの情事が始まる。その女性は、また、パブロ・ネルーダともつき合っているのだった……。
 バリャドリッド国際映画祭2010 長編コンペティション部門出品。
 アルゼンチン・アカデミー賞2010撮影賞・編集賞・美術賞・衣裳賞・メイキャップ賞受賞。

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 ・“A Tiro de Piedra (A Stone Throw Away)”(メキシコ) 監督:セバスティアン・イリアルト(Sebastián Hiriart)
 出演:Gabino Rodríguez、Rogelio Medina、Alejandra España、Julián Silva、Montserrat Ángeles Peralta
 物語:Jacinto Medinaは、若い羊飼いだったが、このままずっと羊を追って生きることにうんざりしていた。彼は、ある日、ミステリアスなキーホルダーと出会い、それに導かれるようにして、新たな人生へと旅立つ。彼の行き着く先は、パラダイスか、それとも……。
 サンセバスチャン国際映画祭2010 Horizontes Latinos(ラテン・アメリカ映画コンペティション)出品。スペシャル・メンション受賞。
 ムンバイ映画祭2010 インタナショナル・コンペティション部門出品。

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 ・“El Cielo Abierto”(メキシコ) 監督:Everardo González
 オスカル・ロメロ大司教に関するドキュメンタリー。エルサルバドルの大司教オスカル・ロメロ(1917-80)は、軍部と富裕層が結びついて、貧困層を苦しめている現状に異議申し立てを行ない、徹底的に闘う姿勢を示した結果、ミサの最中に暗殺されてしまう。エルサルバドルは、その後、左翼ゲリラと政府の内戦に突入するが、殉教者となったオスカル・ロメロ大司教は、聖人とみなされるようになり、20世紀の殉教者10人の1人にも選ばれることになる。
 マル・デル・プラタ国際映画祭2009 El estado de las cosas / The State of Things部門出品。

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 ・“Te extraño(I Miss You)” (メキシコ・アルゼンチン) 監督:Fabián Hofman
 出演:Carmen Beato、Álvaro Guerrero、Susana Pampin、Martin Slipak、Alberto Trujillo、イゼラ・ベガ(Isela Vega)、Fermín Volcoff
 物語:1970年代、アルゼンチンは軍事政権下にあり、ユダヤ人や理想に燃える学生、活動家たちは激しい弾圧を受けていた。15歳のハビエルは、ユダヤ人で、中産階級に属していた。彼には兄がいて、兄はラディカルな左派の活動家だった。そんな兄がある日行方不明になる。家族は、危険がハビエルに及ぶことを心配し、安全を確保するために、彼をメキシコに送り、しばらく様子を見ることにする……。
 ベルリン国際映画祭2010 ジェネレーション 14plus部門出品。
 モントリオール世界映画祭2010フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門出品。

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 ・“El Lugar Más Pequeño (The Tiniest Place)”(メキシコ・エルサルバドル) 監督:Tatiana Huezo
 1992年に内戦が終わるまでに、エルサルバドルでは75000人もの人々が殺され、いくつかの町や村は地図上から消え去った。田舎の小さな町Cinqueraも軍のターゲットにされた町で、内戦により過疎と化したが、生き残った人々が、戻り、自らの故郷で人生を再建しようとする。
 IDAアワード2011 長編ドキュメンタリー賞&ヒューマニタス賞ノミネート。
 パームスプリングス国際映画祭2012 ジョン・シュレシンジャー賞(ドキュメンタリー賞)受賞。

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 ・“Presunto Culpable(Presumed Guilty)”(メキシコ) 監督:Roberto Hernández、Geoffrey Smith
 メキシコでは、被告の93%が判事に会うこともなく裁かれ、断罪の92%は物証がないまま行なわれる。José Antonio Zuñiga Rodríguezは、2005年の12月に、メキシコシティの通りで警官に止められ、全く身に覚えのない罪を被せられる。そして、会ったこともない男に対する殺人罪で懲役20年の刑を宣告される。彼のアリバイを証明する目撃者に事情聴取を行なわれることもなかったし、起訴では彼が銃を発砲したという証明も行なわれなかった。さらに悪いことに、彼の代理人は、偽造免許で裁判に臨み、彼を見たという唯一の目撃者は警察の最初の容疑者であった。
 メキシコ人の若い弁護士Roberto HernándezとGeoffrey Smithが、映画を通して、誤って有罪判決を下されたJosé Antonio Zuñiga Rodríguezの潔白を証明しようとする。
 トロント国際映画祭2009 REAL TO REEL部門出品。
 グアダラハラ国際映画祭2010 メキシコ映画ドキュメンタリー・コンペティション グランプリ受賞。
 ロサンゼルス国際映画祭2010 最優秀インターナショナル長編作品部門観客賞受賞。

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 *当ブログ記事

 ・アリエル賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_25.html
 ・アリエル賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_8.html
 ・アリエル賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_23.html
 ・アリエル賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_11.html
 ・アリエル賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200904/article_1.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年1月~6月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_1.html

 追記:
 ・アリエル賞2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_4.html

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