オスカー2012はここから始まる! 米国アカデミー Governorsアワード2011!

 米国アカデミー賞のGovernorsアワードの授賞式が開催されました。(11月12日)

 米国アカデミー賞を発表している映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は、俳優部会や監督部会など15の部会で構成されていますが(それぞれの部会はそれぞれの会員と各賞に対応)、各部会の代表が集まって理事会(Board of Governors)を作り、役員とともに映画芸術科学アカデミーを運営しています。

 2011-2012年の役員は7人で、理事会のメンバーは43人ですが、2011-2012年の映画芸術科学アカデミーの理事会の実質的活動は、このGovernorsアワードの授賞式からスタートすることになっていて、Governorsアワードが、理事、および、アカデミー会員、さらには、本年度のアカデミー賞候補の顔見せの場になっています。

 映画芸術科学アカデミーの理事会といっても、どっかの知らないおじさんやおばさんではなく、アメリカの現役の映画人たちで、具体的には公式サイトを見てもらいたいと思いますが、たとえば、監督部会からはポール・マザスキーとエドワード・ズウィックとキャスリン・ビグロー、俳優部会からはアネット・ベニングとトム・ハンクス、脚本部会からはジェームズ・L・ブルックス、撮影部会からはジョン・ベイリー、ドキュメンタリー部会からはマイケル・アプテッドとマイケル・ムーア、短編&長編アニメーション部会からはジョン・ラセターがそれぞれ選ばれて出席しています。このうち、アネット・ベニングは、役員も兼任しています。
 キャスリン・ビグローとマイケル・ムーアは、2010年7月に新しく理事に選ばれています。
 以前は、トム・ハンクスも役員で、理事にはスピルバーグやルーカスもいたはずですが、今は違うようです。

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 Governorsアワードは、昨年ゴダールに贈られることが決まったものの、アカデミー賞の授賞式にくれるものじゃないんだったら、出席しないとゴダールが言ったとか言わないとかで話題になったアレのことで、昨年が2回目、今年が3回目になります。

 今年の受賞者は―

 ◎名誉賞(Honorary Award):ジェームズ・アール・ジョーンズ

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 ※ジェームズ・アール・ジョーンズのみ、同日にロンドンで賞を受け取っています。

 ◎名誉賞(Honorary Award):ディック・スミス(特殊メイク・アーティスト)

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 ◎ヒューマニタリアン賞(Jean Hersholt Humanitarian Award):オプラ・ウィンフリー(司会者・プロデューサー)

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 の3人です。

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 まあ、Governorsアワード自体も興味深いことではあるんですが、部外者としては、それよりも、上にも書いたように、この場が次のアカデミー賞の候補者の顔見せ(アピール)の場になっていることが重要で、注目すべき点になっています。

 出席者の中には、明らかに次のアカデミー賞にはからまないだろうと思われる人もいますが、大半の出席者がノミネート候補で、自分はノミネート候補だという自覚があってやってきているのか、それともアカデミーの方が意図してそういう面子を呼んでいるのかは知りませんが、なかなかそうそうたる顔ぶれが揃っています。

 ここでは、以下の出席者をPHOTOとともに紹介します。

 ・ミシェル・アザナヴィシウス、ベレニス・ベジョ、ジャン・デュジャルダン(“The Artist”監督、主演)

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 ・テイト・テイラー(『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』監督)

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 ・キャリー・フクナガ(“Jane Eyre”監督)

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 ・トマス・マッカーシー(“Win Win”監督・脚本)

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 ・ポール・フェイグ(“Bridesmaids”監督・脚本)

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 ・ジョン・ラセター(『カーズ2』監督)

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 ・ゴア・ヴァービンスキー(『ランゴ』監督)

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 ・Drake Doremus(“Like Crazy”監督)

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 ・マイケル・ファスベンダー、スティーヴ・マックイーン(“Shame”主演、監督)

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 ・デミアン・ビチル、クリス・ワイツ(『明日を継ぐために』主演、監督)

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 ・ウィル・レイサー、セズ・ローガン(『50/50 フィフティ・フィフティ』プロデューサー、助演)

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 ・ゲイリー・オールドマン(“Tinker, Tailor, Soldier, Spy”主演)

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 ・ウディ・ハレルソン、ベン・フォスター(“Rampart”主演、助演)

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 ・ヴィオラ・デイヴィス(『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』主演)

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 ・ティルダ・スウィントン(“We Have To Talk About Kevin”主演)

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 ・グレン・クローズ(『アルバート・ノッブス』主演)

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 ・エレン・バーキン(『アナザー・ハッピー・デイ』主演)

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 ・Kim Wayan(“Pariah”主演)

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 ・パットン・オズワルト(『ヤング≒アダルト』助演)

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 ・マルコム・マクダウェル(“The Artist”助演)

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 ・ロバート・フォスター、デニス・グレイソン(“The Descendants”助演)

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 ・オクタヴィア・スペンサー(『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』助演)

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 ・シェイリーン・ウッドリー(“The Descendants”助演)

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 ・ジャネット・マクティア(『アルバート・ノッブス』助演)

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 ・エリザベス・リーサー(Elizabeth Reaser)(『ヤング≒アダルト』助演)

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 ・エヴァン・レイチェル・ウッド(“The Ides of March”助演)

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 ・メリッサ・マッカーシー、ベン・ファルコーネ(“Bridesmaids”助演)

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 ・ダスティン・ランス・ブラック(『J・エドガー』脚本)

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 ・ディアブロ・コディー(『ヤング≒アダルト』脚本)

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 ・マイケル・ジアッチーノ(『SUPER8/スーパーエイト』『カーズ2』『50/50 フィフティ・フィフティ』“La Luna”作曲)

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 ・アダム・シャンクマン

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 ・アレック・ボールドウィン

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 ・アンドレア・ライズブロー

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 ・ジェフリー・カッツェンバーグ

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 ・シドニー・ポワチエ

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 ・シャロン・ストーン

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 ・ジュリー・テイモア

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 ・ショーン・ヤング

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 ・ジョン・トラボルタ、ケリー・プレストン

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 ・ダイアン・ウォーレン

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 ・ピーター・フォンダ

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 ・マーガレット・エイヴリー

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 ・リタ・ウィルソン、Maria Shriver

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 ・リック・ベイカー

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 ・リンダ・ブレア

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 昨年は、これのためにイギリス勢が渡米して出席するということはありませんでしたが、今年は“The Artist”組や“Shame”組がわざわざ渡米しています。ひょっとして、ニューヨーク映画批評家協会賞で“The Artist”が作品賞と監督賞を受賞したのは、この渡米でプロモーション活動をしたからということが影響したりしているのでしょうか。

 ピーター・フォンダやシャロン・ストーンは、全然オスカーにからむ見込みがないのに、なぜか毎年この会に出席しているようです。

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 *当ブログ記事
 ・米国アカデミー Governorsアワード2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_22.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2011年6月~2012年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_3.html

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