アニー賞2011 ノミネーション発表!

 第39回アニー賞のノミネーションが発表されました。(12月4日)

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 ※公式サイトでは、プロダクション・カテゴリーと個人賞カテゴリーに分かれていますが、ここではわかりやすく映画部門とテレビ部門に分けて、リストアップしています。

 【映画部門】

 ◆最優秀長編アニメーション賞
 ・『アーサー・クリスマスの大冒険』 監督:サラ・スミス
 ・『カーズ2』 監督:ジョン・ラセター
 ・『カンフー・パンダ2』 監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
 ・『長ぐつをはいたネコ』 監督:クリス・ミラー
 ・『ランゴ』 監督:ゴア・ヴァービンスキー
 ・『ブルー 初めての空へ』 監督:カルロス・サルダーニャ
 ・『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 ・『パリ猫の生き方』(仏) 監督:ジャン=ルー・フェリシオリ、アラン・ガニョル
 ・“Arrugas”(西) 監督:イグナシオ・フェレラス(Ignacio Ferreras)
 ・『チコとリタ』(西・マン島) 監督:Tono Errando、ハビエル・マリスカル、フェルナンド・トルエバ

 米国アカデミー賞2012長編アニメーション賞候補18作品とすべて重なりました。
 『カーズ』は2007年、『カンフー・パンダ』は2009年にアニー賞を制しています。

 ◆最優秀監督賞(Directing in a Feature Production)
 ・カルロス・サルダーニャ 『ブルー 初めての空へ』
 ・クリス・ミラー 『長ぐつをはいたネコ』
 ・ドン・ホール、スティーヴン・J・アンダーソン 『くまのプーさん』
 ・ゴア・ヴァービンスキー 『ランゴ』
 ・ジェニファー・ユー・ネルソン 『カンフー・パンダ2』
 ・ケリー・アズベリー “Gnomeo & Juliet”

 ジョン・ラセターはノミネートされませんでした。

 ◆最優秀脚本賞(Writing in a Feature Production)
 ・Andy Riley、Kevin Cecil、マーク・バートン(Mark Burton)、Kathy Greenburg、Emily Cook、Rob Sprackling、John R. Smith、ケリー・アズベリー、Steve Hamilton “Gnomeo & Juliet”
 ・Brian Kesinger、Kendelle Hoyer、Don Dougherty、Clio Chang、ドン・ホール、スティーヴン・J・アンダーソン 『くまのプーさん』
 ・ジョン・ローガン、ゴア・ヴァービンスキー、ジェームズ・ウォード・バーキット 『ランゴ』
 ・サラ・スミス、ピーター・ベイナム 『アーサー・クリスマスの大冒険』
 ・スティーヴン・モファット、エドガー・ライト、ジョー・コーニッシュ 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』

 ◆最優秀編集賞(Editing in a Feature Production) [新設]
 ・Clare Knight, A.C.E. 『カンフー・パンダ2』
 ・クレイグ・ウッド A.C.E.  『ランゴ』
 ・Eric Dapkewicz 『長ぐつをはいたネコ』
 ・マイケル・カーン 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
 ・Stephen Schaffer, A.C.E. 『カーズ2』

 ◆最優秀視覚効果賞(Animated Effects in an Animated Production)
 ・Can Yuksel  『長ぐつをはいたネコ』
 ・Chase Cooper 『ランゴ』
 ・Dan Lund 『くまのプーさん』
 ・Dave Tidgewell 『カンフー・パンダ2』
 ・Eric Froemling 『カーズ2』
 ・Jason Mayer 『カンフー・パンダ2』
 ・Joel Aron “Star Wars: The Clone Wars”
 ・Jon Reisch 『カーズ2』
 ・Kevin Romond 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
 ・Willi Geiger 『ランゴ』

 Eric Froemlingは、2010年に『カールじいさんの空飛ぶ家』でノミネートされています。
 Jason Mayerは前回『ヒックとドラゴン』でノミネート。
 Jon Reischは、2008年に『レミーのおいしいレストラン』でノミネートされています。

 ◆最優秀音楽賞(Music in a Feature Production)
 ・ヘンリー・ジャックマン 『長ぐつをはいたネコ』
 ・ジョン・ウィリアムズ 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
 ・Mikael Mutti、Siedah Garrett、Carlinhos Brown、セルジオ・メンデス、ジョン・パウエル 『ブルー 初めての空へ』
 ・ゾーイ・デシャネル、クリステン=アンダーソン・ロペス、ヘンリー・ジャックマン、Robert Lopez 『くまのプーさん』

 ◆最優秀キャラクター・アニメーション賞(Character Animation in a Feature Production)
 ・アンドレアス・デジャ(Andreas Deja) 『くまのプーさん』
 ・Dan Wagner 『カンフー・パンダ2』
 ・Jeff Gabor 『ブルー 初めての空へ』
 ・Mark Henn 『くまのプーさん』
 ・Olivier Staphylas 『長ぐつをはいたネコ』
 ・Patrik Puhala 『ブルー 初めての空へ』
 ・Pierre Perifel 『カンフー・パンダ2』

 アンドレアス・デジャは、2010年に『プリンセスと魔法のキス』でノミネートされています。
 Dan Wagner は、2009年に『カンフー・パンダ』でノミネートされています。
 Jeff Gaborは、2009年に『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』でノミネートされています。

 ◆最優秀美術賞(Production Design in a Feature Production)
 ・Harley Jessup 『カーズ2』
 ・Paul Felix 『くまのプーさん』
 ・レイモンド・ズィバック(Raymond Zilbach) 『カンフー・パンダ2』
 ・Tom Cardone、Kyle MacNaughton、Peter Chan 『ブルー 初めての空へ』

 Harley Jessupは、2008年に『レミーのおいしいレストラン』でノミネートされています。
 Paul Felixは、2008年に『ボルト』でノミネートされています。
 レイモンド・ズィバックは、2009年に『カンフー・パンダ』でノミネートされています。

 ◆最優秀キャラクター・デザイン賞(Character Design in a Feature Production)
 ・Jay Shuster 『カーズ2』
 ・Mark “Crash” McCreery 『ランゴ』
 ・Patrick Mate 『長ぐつをはいたネコ』
 ・Peter de Seve 『アーサー・クリスマスの大冒険』
 ・セルジオ・パブロス(Sergio Pablos) 『ブルー 初めての空へ』

 ◆最優秀絵コンテ賞(Storyboarding in a Feature Production)
 ・Bob Logan 『長ぐつをはいたネコ』
 ・David Gosman 『ランゴ』
 ・Gary Graham 『カンフー・パンダ2』
 ・Jeremy Spears 『くまのプーさん』
 ・Josh Hayes 『ランゴ』
 ・Kris Pearn 『アーサー・クリスマスの大冒険』
 ・Nelson Yokota “Gnomeo and Juliet”
 ・Philip Craven 『カンフー・パンダ2』
 ・Scott Morse 『カーズ2』

 ◆最優秀ボイス・キャスト賞(Voice Acting in a Feature Production)
 ・アシュレー・ジェンセン(ブライオニー役) 『アーサー・クリスマスの大冒険』
 ・ビル・ナイ(おじいサンタ役) 『アーサー・クリスマスの大冒険』
 ・ゲイリー・オールドマン(シェン大老役) 『カンフー・パンダ2』
 ・ジェームズ・ホン(ピンさん役) 『カンフー・パンダ2』
 ・ジェマイン・クレメント(ナイジェル役) 『ブルー 初めての空へ』
 ・ジム・カミングス(Featherstone役) “Gnomeo and Juliet”
 ・ザック・ガリフィナーキス(ハンプティー・アレクサンダー・ダンプティー役) 『長ぐつをはいたネコ』

 『ランゴ』のジョニー・デップや『長ぐつをはいたネコ』のアントニオ・バンデラスはノミネートされませんでした。

 ◆短編アニメーション賞
 ・“Adam and Dog” 監督:
 ・『ルーニー・テューンズ 見た見たネコたん』“I Tawt I Taw A Puddy Tat” 監督:マシュー・オキャラハン(Matthew O'Callaghan)
 ・“La Luna” 監督:Enrico Casarosa
 ・“(Notes on) Biology” 監督:Danny Madden
 ・“Paths of Hate”(ポーランド) 監督:Damian Nenow
 ・“Sunday(Dimanche)”(カナダ) 監督:Patrick Doyon
 ・『ネッシーのなみだ』“The Ballad of Nessie” 監督:ケヴィン・ディーターズ(Kevin Deters) &スティーヴィー・ワーマーズ=スケルトン( Stevie Wermers-Skelton)
 ・“The Girl and the Fox” 監督:Tyler J. Kupferer
 ・『ワイルド ライフ』“Wild Life”(カナダ) 監督:アマンダ・フォービス、ウェンディ・ティルビー

 『ルーニー・テューンズ 見た見たネコたん』、“La Luna”、“Paths of Hate”、“Sunday(Dimanche)”、『ワイルド ライフ』は、米国アカデミー賞2012短編アニメーション賞候補にもなっています。

 ◆最優秀キャラクター・アニメーション賞 実写映画部門(Character Animation in a Live Action Production)
 ・Andy Arnett 『イースターラビットのキャンディ工場』“HOP”
 ・David Lowry 『宇宙人ポール』“Paul”
 ・Eric Reynolds 『猿の惑星:創世記』
 ・Mike Hull 『宇宙人ポール』

 ◆最優秀視覚効果賞 実写映画部門(Animated Effects in a Live Action Production) [新設]

 ・Branko Grujcic 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ 生命の泉』
 ・Florent Andarra 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
 ・Gary Wu 『カウボーイ&エイリアン』
 ・Lee Uren 『カウボーイ&エイリアン』

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 映画部門の主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・『カンフー・パンダ2』(12):作品・監督・編集・視覚効果・視覚効果・キャラクターアニメ・キャラクターアニメ・美術・絵コンテ・絵コンテ・ボイス・ボイス
 ・『ランゴ』(9):作品・監督・脚本・編集・視覚効果・視覚効果・キャラクターデザイン・絵コンテ・絵コンテ
 ・『長ぐつをはいたネコ』(8):監督・編集・視覚効果・音楽・キャラクターアニメ・キャラクターデザイン・絵コンテ・ボイス
 ・『ブルー 初めての空へ』(8):作品・監督・音楽・キャラクターアニメ・キャラクターアニメ・美術・キャラクターデザイン・ボイス
 ・『くまのプーさん』(8):監督・脚本・視覚効果・音楽・キャラクターアニメ・キャラクターアニメ・美術・絵コンテ
 ・『カーズ2』(7):作品・編集・視覚効果・視覚効果・美術・キャラクターデザイン・絵コンテ
 ・『アーサー・クリスマスの大冒険』(6):作品・脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・ボイス・ボイス
 ・『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(5):作品・脚本・編集・視覚効果・音楽
 ・“Gnomeo & Juliet”(4):監督・脚本・絵コンテ・ボイス

 まず、ノミネーション・リストを見て行って、やっぱりそうなのかと軽いがっかり感とともに確認してしまったのは、作品にしてもスタッフ関係にしても、日本人が全く1人もからんでいないことです。
 毎年、受賞の可能性は低くても、誰かしらノミネートされるのが当たり前になっていたのに、今年は全くのゼロ、テレビ部門も含めて、1人もノミネートされませんでした。
 日本でもアメリカでも日本人スタッフが大勢アニメーション業界で頑張っているはずなのに、『カラフル』なんてアヌシーで2冠だったのに、とても残念です。
 これで年明けの映画賞レースの楽しみがまた1つ減ってしまいました……。

 それはさておき――
 映画部門の最多ノミネートは、8部門12ノミネートの『カンフー・パンダ2』でした。
 ピクサー寄りのアカデミー賞に対して、アニー賞はドリームワークス寄りなので、まあ、当然の結果でしょうか。

 ノミネートされた作品は、長編アニメーション部門でノミネート&受賞予想の上位にあった作品ばかりで、たぶんこれはこれで順当なところなんだろうと思われます。(『ハッピー・フィート2』は全くノミネートされませんでした。選考対象外ではないはずですが。)

 アメリカ作品以外から3本の長編がノミネートされていますが、いずれも作品賞部門のわずか1部門でのノミネートにとどまりました。

 2部門以上のノミネート作品は、上記の9作品ですが、上質の作品であれば、必ず評価されているはずの作品賞・監督賞・脚本賞の3部門すべてにノミネートされたのは『ランゴ』しかありませんでした。
 長編アニメーション部門で受賞予想最上位にあるのが、『ランゴ』ということもあり、実はこういうところにこの作品の評価の高さをうかがわせます。

 アニー賞は、多くの部門を有していて、アニメーション業界の最大にして総合的な大イベントになっていますが、結果としては1つの作品がほとんどの部門を総なめにしてしまうことがほとんどなので、長編アニメーション賞がたった1つあるのと変わらなくなっています。
 そういう傾向性からいうと、今年は、『ランゴ』が総なめにしてしまうことが予想されます。
 これに加えて、最多ノミネートの『カンフー・パンダ2』がどれだけやりあえるのか、5部門ノミネートにとどまったスピルバーグの『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は一矢報いることができるのか、それとも『カーズ2』が意外に善戦するのか、などといったところが注目のポイントとなるだろうと思われます。

 アニー賞とアカデミー賞長編アニメーション賞の関係でいうと、2007年にアニー賞とアカデミー賞が袂を分かってから、2つの賞は隔年で違う作品を作品賞/長編アニメーション賞に選んできていますが、その流れでいくと、本年度は2つの賞が同じになる巡り合わせの年です。とすると、本年度は『ランゴ』のダブル受賞ということになるでしょうか。

 そのほかの注目のポイントは、映画部門・テレビ部門にそれぞれ編集賞が新設されたのをはじめ、5部門が新しく創設されました。
 さらに、ノミネーション枠が作品賞が5作品から10作品、視覚効果賞が5から10、キャラクター・アニメーション賞が5から7、絵コンテ賞が4から7、ボイス・キャスト賞が5から7、短編アニメーション賞が5作品から9作品という風に大幅アップになっています。
 編集賞に関しては、これだけ部門があって、編集賞がないのはおかしいくらいだったので、新たに創設されても全くかまわないのですが、賞を1つ増やすのも、ノミネーション枠を増やすのも、予算が増えなければかなわないことのはずですから、今年は予算が大幅にアップしたということなのでしょうか。
 ひょっとすると、予算云々ではなく、業界全体をもっと盛り上げていこうという目的で行なわれた措置である可能性もありますが、受賞/ノミネートされる個人はともかく、結局はみんな同じ作品がさらっていくのであれば、同じことのような気もしますね。

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 【テレビ部門】

 ◆最優秀テレビ・アニメーション 作品賞 プレスクール部門(Best Animated Television Production – Preschool) [新設]
 ・『チャギントン』“Chuggington”
 ・“Disney Jake and the Never Land Pirates”
 ・“The WotWots Season 2”

 ◆最優秀テレビ・アニメーション 作品賞 チルドレン部門(Best Animated Television Production – Children) [改称]
 ・“Fanboy and Chum Chum”
 ・“Kung Fu Panda”
 ・『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』“Penguins of Madagascar”
 ・“The Amazing World of Gumball”

 前回までは、最優秀キッズ・アニメーション部門(Best Animated Television Production for Children)だったものが、作品賞3部門の1つとして格上げされました。

 ◆最優秀テレビ・アニメーション 作品賞 一般作品部門(Best General Audience Animated TV Production) [新設]
 ・“Archer”
 ・“Green Lantern: The Animated Series”
 ・“Hoops & YoYo Ruin Christmas”
 ・“MAD”
 ・“Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”
 ・“Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』“Star Wars: The Clone Wars”
 ・『シンプソンズ』“The Simpsons”

 前回まで作品賞(Best Animated Television Production)だったものが、前記2部門を新設することで、改称になりました。

 ◆最優秀監督賞 テレビ・アニメーション部門(Directing in a Television Production)
 ・Brian Sheesley “Dan Vs.”
 ・Chris Savino、Clay Morrow “Disney Kick Buttowski”
 ・Dan Riba “Ben 10 Ultimate Alien”
 ・Duke Johnson “Community”
 ・Gabe Swarr “Kung Fu Panda”
 ・Ken Bruce “TUFF Puppy”
 ・ケヴィン・ディーターズ、スティーヴィー・ワーマーズ=スケルトン “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・Matthew Nastuk 『シンプソンズ』“The Simpsons”
 ・Mic Graves、Ben Bocquelet “The Amazing World of Gumball”
 ・Peter Hausner “Ninjago: Masters of Spinjitzu”
 ・スティーヴ・ロター(Steve Loter)、Christo Stamboliev、Shaun Cashman、David Knott 『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』
 ・トニー・クレイグ(Tony Craig) “Hoops & YoYo Ruin Christmas”

 ケヴィン・ディーターズとスティーヴィー・ワーマーズ=スケルトンは『ネッシーのなみだ』の監督コンビです。

 ◆最優秀脚本賞 テレビ・アニメーション部門(Writing in a Television Production)
 ・Blake Lemons、William Reiss、C.H. Greenblatt、Derek Evanick、Diana Lafyatis、Neil Graf “Disney Fish Hooks – Fish School Musical”
 ・Carolyn Omine “The Simpsons -Treehouse of Horror XXII”
 ・Dani MIchaeli、Sean Charmatz、Nate Cash、Luke Brookshier、ポール・ティビット(Paul Tibbitt)  “SpongeBob SquarePants – Patrick’s Staycation”
 ・Josh Weinstein “Futurama – All The President’s Heads”
 ・Kevin Sullivan、ウィル・シフリン(Will Schifrin)、Ray DeLaurentis “TUFF Puppy Thunder Dog”
 ・マット・マイエラーロ(Matt Maiellaro)、デイヴ・ウィリス(Dave Willis) “Agua Unit Patrol Squad 1 – The Creditor”
 ・Ray DeLaurentis、ウィル・シフリン “Fairly OddParents – Invasion of the Dads”
 ・ケヴィン・ディーターズ、スティーヴィー・ワーマーズ=スケルトン “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”

 Ray DeLaurentisとウィル・シフリンはダブル・ノミネートです。
 ケヴィン・ディーターズとスティーヴィー・ワーマーズ=スケルトンは、2010年にも同一シリーズでノミネートされています。

 ◆最優秀編集賞(Editing in Television Production) [新設]
 ・Garret Elkins “Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”
 ・Hugo Morales “Kung Fu Panda”
 ・Jason W.A. Tucker 『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』“Star Wars: The Clone Wars”
 ・ポール・D・コールダー(Paul D. Calder) 『フューチュラマ』“Futurama”
 ・Ted Machold、Jeff Adams、Doug Tiano、Bob Tomlin 『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』

 ◆最優秀音楽賞 テレビ・アニメーション部門(Music in a Television Production)
 ・アダム・ベリー、ロバート・スクーリー、マーク・マッコークル 『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』
 ・Ben Locket “The Amazing World of Gumball”
 ・フレデリック・ウィードマン “Green Lantern The Animated Series”
 ・Grace Potter、マイケル・ジアッチーノ “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・ジョエル・マクニーリー、Brendan Milburn、Valerie Vigoda “Pixie Hollow Games”
 ・ケヴィン・クリーシュ “Thundercats”
 ・ショーン・パターソン、Zeb Wells “Robot Chicken”

 ショーン・パターソンは、2年連続同一シリーズでノミネート。

 ◆最優秀美術賞 テレビ・アニメーション部門(Production Design in a Television Production)
 ・Mark Bodner、Chris Tsirgiotis、Sue Mondt、Daniel Elson “Secret Mountain Fort Awesome”
 ・Peter Martin “Hoops & YoYo Ruin Christmas”

 ◆最優秀キャラクター・デザイン賞 テレビ・アニメーション賞(Character Design in a Television Production)
 ・Bill Schwab “Prep & Landing”
 ・Carl Raggio “Disney Kick Buttowski”
 ・Chad Hurd “Archer”
 ・Chris Battle “Dan Vs.”
 ・Eric Robles “Fanboy and Chum Chum”
 ・Gordon Hammond “TUFF Puppy”
 ・Mike Dougherty “TUFF Puppy”
 ・Robert Ryan Cory “Secret Mountain Fort Awesome”

 Bill Schwabは、2010年に同一シリーズで受賞しています。
 Gordon Hammondは、2年連続同一シリーズでノミネート。

 ◆最優秀絵コンテ賞 テレビ・アニメーション部門(Storyboarding in a Television Production)
 ・Barry W. Johnson “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・Benton Connor “Regular Show”
 ・Brian Kesinger “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・Dave Thomas “TUFF Puppy”
 ・Fred Gonzalez “TUFF Puppy”
 ・Joe Mateo “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・Justin Nichols “Fanboy & Chum Chum”
 ・Katie Rice “Fanboy & Chum Chum”
 ・Rebecca Sugar “Adventure Time”

 Fred Gonzalezは、2年連続同一シリーズでノミネート。前回受賞。
 Dave Thomasは、前回は“Fairly OddParents”でノミネート。

 ◆最優秀ボイス・キャスト賞 テレビ・アニメーション部門(Voice Acting in a Television Production)
 ・カルロス・アラズラキ (Denzel Crocker役) “Fairly OddParents”
 ・ダン・ハーモン(ジキル博士役) “Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”
 ・ダラン・ノリス (Cosmo役) “Fairly OddParents”
 ・ディー・ブラッドリー・クーパー(オビワン役) 『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』
 ・ディードリック・ベーター (バットマン役) “Batman: The Brave and the Bold”
 ・H. Jon Benjamin(Sterling Archer役) “Archer”
 ・ジェフ・ベネット (Kowalski役) 『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』
 ・Jeff B. Davis(ヴィクター・フランケンシュタイン役) “Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”
 ・ジェシカ・ウォルター (Malory Archer役) “Archer”
 ・ジュディー・グリア(Cheryl Tunt役) “Archer”
 ・Logan Grove(Gumball役) “The Amazing World of Gumball”
 ・ニカ・ファターマン (Asajj Ventress役) 『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』
 ・スコット・アツィット(フレンケンシュタインの怪物役) “Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”
 ・タラ・ストロング (Timmy Turner役) “Fairly OddParents – Operation Dingleberg”

 ◆最優秀キャラクター・アニメーション賞 テレビ・アニメーション部門(Character Animation in a Television Production)
 ・Chad Sellers “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・Michael Franceschi “Kung Fu Panda”
 ・Rebecca Wilson Bresee “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”
 ・Sihanouk Mariona “Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”
 ・Tony Smeed “Prep & Landing: Naughty vs. Nice”

 Tony Smeedは、2010年にも同一シリーズでノミネートされています。

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 テレビ部門の主な作品のノミネート状況は以下の通りです。
 作品やシリーズでノミネートされているものもあれば、エピソードでノミネートされている作品もありますが、ここでは作品ごとに集計しています。

 ・“Prep & Landing: Naughty vs. Nice”(10):作品・監督・脚本・音楽・キャラクターデザイン・絵コンテ・絵コンテ・キャラクターアニメ・キャラクターアニメ・キャラクターアニメ
 ・“TUFF Puppy”(6):監督・脚本・キャラクターデザイン・キャラクターデザイン・絵コンテ・絵コンテ
 ・“Mary Shelley’s Frankenhole Season 2”(6):作品・編集・ボイス・ボイス・ボイス・キャラクターアニメ
 ・『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』(5):作品・監督・編集・音楽・ボイス
 ・“Archer”(5):作品・キャラクターデザイン・ボイス・ボイス・ボイス
 ・“Fanboy and Chum Chum”(4):作品・キャラクターデザイン・絵コンテ・絵コンテ
 ・“Kung Fu Panda”(4):作品・監督・編集・キャラクターアニメ
 ・“The Amazing World of Gumball”(4):作品・監督・音楽・ボイス
 ・“Fairly OddParents”(4):脚本・ボイス・ボイス・ボイス
 ・『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』(4):作品・編集・ボイス・ボイス
 ・『シンプソンズ』(3):作品・監督・脚本
 ・“Hoops & YoYo Ruin Christmas”(3):作品・監督・美術
 ・“Dan Vs.”(2):監督・ボイス
 ・“Disney Kick Buttowski”(2):監督・キャラクターデザイン
 ・『フューチュラマ』(2):脚本・編集
 ・“Green Lantern The Animated Series”(2):作品・音楽
 ・“Secret Mountain Fort Awesome”(2):美術・キャラクターデザイン

 テレビのオリジナル作品のほかに、映画作品の姉妹編のような作品がいくつも見受けられます。そういうところに力を入れているのは、圧倒的に、ドリームワークスですが。

 前回は、テレビ部門もドリームワークス作品(『カンフー・パンダ』のスピン・オフ)が総なめでしたが、今年は『カンフー・パンダ』は4部門しかノミネートされていないので、部門数的には、いずれにしてもそのほかの作品が多数食い込んでくることになります。

 なお、テレビ部門も、映画部門同様、多くの部門でノミネーション枠が拡大されています。

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 【その他の部門】

 ◆最優秀アニメCM賞(Best Animated Television Commercial)
 ・Audi “Hummingbird”(The Mill)
 ・Geico “Foghorn”(Renegade Animation)
 ・マクドナルド “Apple Tree”(Duck Studios/Kompost)
 ・マクドナルド “Suzi Van Zoom”(Duck Studios/Kompost)
 ・Norton “Stuff”(Psyop)
 ・O2 “Niggles & Narks”(The Mill)
 ・Statoil “Good Night”(Studio AKA)
 ・“The Pirate” (Meindbender)
 ・トワイニング “Sea”(Psyop)

 ◆最優秀ビデオ・ゲーム アニメーション賞(Best Animated Video Game)
 ・『Bumpy Road』“Bumpy Road”(Simogo)
 ・『キャサリン』“Catherine”(Atlus)
 ・『ギアーズ・オブ・ウォー3』“Gears of War 3”(Epic Games)
 ・『Gesundheit』“Gesundheit”(コナミデジタルエンタテインメント)
 ・『ゴーストトリック』“Ghost Trick: “Phantom Detective”(Capcom)
 ・『Insanely Twisted Shadow Planet』“Insanely Twisted Shadow Planet”(Shadow Planet Productions、Gagne/Fuelcell)
 ・『Ratchet and Clark: All 4 One』“Ratchet and Clark: All 4 One”(Insomniac)
 ・『Rayman Origins』“Rayman Origins”(Ubisoft Montpellier)
 ・『Unchartered 3: Drake’s Deception』“Unchartered 3: Drake’s Deception”(Naughty Dog)

 ◆最優秀長編アニメーション賞 特別制作作品部門(Annie Award for Best Animated Special Production) [新設]
 ・“Adventure Time: Thank You” 監督:Pendleton Ward、Tom Herpich、Larry Leichliter、Cole Sanchez
 ・“Batman: Year One” 監督:Sam Liu、Lauren Montgomery
 ・『アイス・エイジ クリスマス』“Ice Age: A Mammoth Christmas” 監督:キャレン・ディシャー
 ・“Kung Fu Panda–Secrets of the Masters” 監督:Anthony Leondis
 ・“Prey 2” 監督:
 ・“Star Tours” 監督:

 ホーム・エンタテインメント作品(DVDオリジナル作品)、テーマ・パーク・ライド用アニメーション、TVスペシャル作品を選考対象とする部門。2010年まであった最優秀ホーム・エンタテインメントプロダクション賞(Best Home Entertainment Production)をリニューアルした部門ということになるようです。

 【特別賞・名誉賞】

 ◆ウィンザー・マッケイ賞(Winsor McCay Award)(生涯功労賞)
 ◎Walt Peregoy
 Walt Peregoyは、1925年生まれのカラー・スタイリス、バックグラウンド・アーティストで、『ピーター・パン』(1952)、『わんわん物語』(1955)、『眠れる森の美女』(1959)、『101匹わんちゃん』(1961)、『メリー・ポピンズ』(1964)、『ジャングル・ブック』(1967)などを手がけています。

 ◎ボルゲ・リング(Borge Ring)
 ボルゲ・リングは、1921年デンマーク生まれのアニメーター、短編アニメーション作家で、監督した短編“Oh My Darling”(1978)でカンヌ国際映画祭1978審査員賞を受賞しているほか、同作品で米国アカデミー賞1979短編アニメーション賞にノミネート。1984年の“Anna & Bella”で米国アカデミー賞1986短編アニメーション賞を受賞しています。

 ◎Ronald Searle
 Ronald Searleは、1920年イギリス生まれのカトゥーンニストで、“St Trinian's School”などの作品で知られています。

 ◆ジューン・フォーレイ賞(June Foray award)(アニメーションで優れた功績のあった人物に贈られる賞)
 ◎Art Leonardi
 Art Leonardiは、1960年代から活躍するアニメーター、キャラクター・デザイナー、監督で、“Tiny Toon Adventures”(1990)でエミー賞を受賞しています。

 ◆特別貢献賞(Special Achievement)
 ◎Depth Analysis
 Depth Analysisは、シドニーをベースに、モーション・キャプチャーの開発などをしている会社だそうです。

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 受賞結果の発表は、2012年2月4日です。

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 *当ブログ記事

 ・アニー賞2011ノミネーション 映画部門:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_13.html
 ・アニー賞2011ノミネーション テレビ部門:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_14.html
 ・アニー賞2011結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_11.html
 ・アニー賞2010ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_4.html
 ・アニー賞2010結果発表: http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_13.html
 ・アニー賞2009結果発表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_39.html
 ・アニー賞2009ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_6.html
 ・アニー賞2008結果発表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200802/article_5.html
 ・アニー賞2007結果発表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200702/article_17.html

 ・米国アカデミー賞2012長編アニメーション賞候補18作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_12.html
 ・米国アカデミー賞2012短編アニメーション賞候補10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_3.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2011年6月~2012年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_3.html

 追記:
 ・結果発表2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_12.html

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