イタリア・ゴールデングローブ賞2011 結果発表!

 第51回イタリア・ゴールデングローブ賞(Globi d'Oro)の結果が発表になりました。(7月1日)

 イタリアのゴールデン・グローブ賞は、アメリカのゴールデン・グローブ賞やフランスのリュミエール賞と同じく外国人記者が選ぶ映画賞で、外国人記者に自国の映画にもっと興味を持ってもらう(そして本国に紹介してもらう)という目的で設立されています。

 今年の受賞結果は以下の通りです。

 ◆作品賞(Miglior Film)
 ◎“Habemus Papam(We have a Pope)” 監督:ナンニ・モレッティ
 ・“I Fiori di Kirkuk(Stateless)” 監督:Fariborz Kamkari
 ・『われわれは信じていた』“Noi Credevamo (We Believed)” 監督:マリオ・マルトーネ

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『われわれは信じていた』が受賞。

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 ◆監督賞(Migliore Regista)
 ◎Emidio Greco “Notizie dagli Scavi”
 ・マリオ・マルトーネ 『われわれは信じていた』
 ・サヴェリオ・コンスタンツォ(Saverio Costanzo) 『素数たちの孤独』“La Solitudine dei Numeri Primi”

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『ぼくたちの生活』が受賞。

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 ◆男優賞(Migliore Attore)
 ◎ラウル・ボヴァ(Raoul Bova) “Nessuno mi può Giudicare (Nobody Can Judge Me)”(監督:Massimiliano Bruno)
 ・エリオ・ジェルマーノ 『ぼくたちの生活』“La Nostra Vita”(監督:ダニエレ・ルケッティ)
 ・トニ・セルヴィッロ “Gorbaciof(Gorbachev)”(監督:Stefano Incerti)

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、エリオ・ジェルマーノが受賞。

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 ◆女優賞(Migliore Attrice)
 ・Paola Cortellesi “Nessuno mi può Giudicare (Nobody Can Judge Me)”
 ◎ピエラ・デッリ・エスポスティ(Piera Degli Esposti) “I Bambini della sua Vita”(監督:Peter Marcias)
 ・アルバ・ロルヴァケル 『素数たちの孤独』

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、Paola Cortellesiが受賞。 

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 ◆脚本賞(Migliore Sceneggiatura)
 ◎Emidio Greco “Notizie dagli Scavi”
 ・ジャンカルロ・デ・カタルド(Giancarlo de Cataldo)、マリオ・マルトーネ 『われわれは信じていた』
 ・サヴェリオ・コンスタンツォ 『素数たちの孤独』

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『われわれは信じていた』が受賞。

 ◆撮影賞(Migliore Fotografia)
 ◎ファビオ・チャンチェッティ(Fabio Cianchetti) 『素数たちの孤独』
 ・パスクァーレ・マリ(Pasquale Mari) “Gorbaciof (Gorbachev)”
 ・レナート・ベルタ 『われわれは信じていた』

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『われわれは信じていた』が受賞。

 ◆オリジナル作曲賞(Migliore Musica)
 ・バンダ・オシリス(Banda Osiris) “Qualunquemente(Whatsoeverly)”(監督:ジュリオ・マンフレドニア)
 ・ヴィットリオ広場のオーケストラ(L’Orchestra di Piazza Vittorio) “I fiori di Kirkuk(Stateless)”
 ◎マルコ・ウェルバ(Marco Werba) “Native”(監督:John Real)

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、“Basilicata Coast To Coast”が受賞。

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 ◆歌曲賞(Migliore Canzone)
 ◎“Native”-‘Accanto’ Franco Simone
 ・“Immaturi (The Immature)”(監督:Paolo Genovese)-‘Immaturi’ アレックス・ブリィッツィ(Alex Britti)
 ・“Che bella giornata(What a Beautiful Day)”(監督:Gennaro Nunziante)-‘L’amore non ha religione’ ルカ・メディチ(Luca Medici)

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、“Basilicata Coast To Coast”が受賞。

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 ◆第一回作品賞(Migliore Opera Prima)
 ・“Into Paradiso” 監督:Paola Randi
 ・“L’Estate di Martino” 監督:Massimiliano Natale
 ◎“20 Sigarette(20 Cigarettes)” 監督:Aureliano Amadei

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、“Basilicata Coast To Coast”が受賞。

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 ◆最優秀コメディー賞(Migliore Commedia)
 ・“Benvenuti al Sud (Welcome to the South)” 監督:Luca Miniero
 ・“Che Bella Giornata(What a Beautiful Day)” 監督:Gennaro Nunziante
 ◎“Nessuno mi può Giudicare (Nobody Can Judge Me)” 監督:Massimiliano Bruno

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 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Migliore Documentario)
 ◎“This is my land… Hebron” 監督:Giulia Amati、Stephen Natanson

 ◆最優秀短編賞(Migliore Cortometraggio)
 ◎“Dio ci Sia” 監督:Gianluigi Tarditi

 ◆ブレイクスルー男優賞(Attore Rivelazione)
 ◎Mohamed Zouaoui “I fiori di Kirkuk”(監督:Fariborz Kamkari)

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 ◆ブレイクスルー女優賞(Attrice Rivelazione)
 ◎Victoria Larchenko “La bella Gente”(監督:Ivano De Matteo)

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 ◆ブレイクスルー監督賞(Regista Rivelazione)
 ◎Giovanni Marzagalli (John Real) “Native”

 ◆忘れてはいけない映画賞(Film Da Non Dimenticare)
 ◎“Le stelle Inquiete” 監督:Emanuela Piovano

 ◆最優秀製作賞(Premio Migliore Produttore)
 ◎Adriana Chiesa Enterprises

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 ◆スペシャル・ゴールデングローブ(Globo D’Oro Speciale)
 ◎エリザベッタ・ロケッティ(Elisabetta Rocchetti)
 初監督作品“Diciotto Anni: il mondo ai miei Piedi”の監督、脚本、出演、共同製作を手がけたことに対して。

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 ◆ゴールデングローブ奨励賞(Globo D’Oro “Eccellenza”)
 ◎“The Earth: our Home”

 ◆最優秀ヨーロッパ映画(Migliore Film Europeo)
 ◎『未来を生きる君たちへ』“In un mondo Migliore”(デンマーク・スウェーデン) 監督:スザンネ・ビア

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 ◆最優秀配給会社(Migliore Distributore)
 ◎Teodora Film

 Teodora Filmは、フランソワ・オゾンの『リッキー』などの共同製作や、『君を想って海をゆく』や“4.Sorelle Mai”などの配給を手がける映画会社。

 ◆ヨーロッパ・ゴールデングローブ(European Golden Globe)
 ◎リッカルド・スカルマチョ

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 ◆特別功労賞(Premio alla Carriera)
 ◎ヴィンセンツォ・セラミ(Vincenzo Cerami)

 ヴィンセンツォ・セラミは、60年代から活躍する脚本家で、近年ではロベルト・ベニーニと組むことが多い。

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 ◎ニコラ・ピオヴァーニ(Nicola Piovani)

 ニコラ・ピオヴァーニは、『サン★ロレンツォの夜』『カオス・シチリア物語』『ジンジャーとフレッド』『グッドモーニング・バビロン!』『インテルビスタ』『太陽は夜も輝く』『ハモンハモン』『親愛なる日記』『おっぱいとお月さま』『ライフ・イズ・ビューティフル』『息子の部屋』『復活』などを手がける音楽家。

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 ◆外国人記者グランプリ(Gran Premio Stampa Estera)
 ◎『われわれは信じていた』“Noi Credevamo (We Believed)” 監督:マリオ・マルトーネ

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 ◆外国人記者特別賞(Premio Speciale Della Giuria)
 ◎“Dante Ferretti: uno scenografo Italiano” 監督:Gianfranco Giagni

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 作品のノミネーション&受賞状況は以下の通りです。

 ・『われわれは信じていた』(0/4):作品・監督・脚本・撮影 +外国人記者グランプリ受賞
 ・『素数たちの孤独』(1/4):監督・女優・脚本・撮影
 ・“Nessuno mi può Giudicare”(2/3):男優・女優・コメディー
 ・“I Fiori di Kirkuk”(0/2):作品・作曲 +ブレイクスルー男優賞受賞
 ・“Notizie dagli Scavi”(2/2):監督・脚本
 ・“Gorbaciof”(0/2):男優・撮影
 ・“Native”(2/2):作曲・歌曲  +ブレイクスルー監督賞受賞
 ・“Che Bella Giornata”(0/2):歌曲・コメディー
 ・“Habemus Papam”(1/1):作品
 ・『ぼくたちの生活』(0/1):男優
 ・“I Bambini della sua Vita”(1/1):女優
 ・“Qualunquemente”(0/1):作曲
 ・“Immaturi”(0/1):歌曲
 ・“Into Paradiso”(0/1):第一回
 ・“L’Estate di Martino”(0/1):第一回
 ・“20 Sigarette”(1/1):第一回
 ・“Benvenuti al Sud”(0/1):コメディー

 元々ノミネーション枠が各部門ごとに3つずつしかなく、たくさんの作品でたくさんのノミネーション枠を奪い合う形になっていて、最多ノミネートも『われわれは信じていた』と『素数たちの孤独』が2部門ずつということになっていました。

 受賞結果は、『われわれは信じていた』が無冠(外国人記者グランプリを受賞)、『素数たちの孤独』が1部門のみの受賞だったものの、“Habemus Papam”はノミネートされていた唯一の部門である作品賞を制し、“Notizie dagli Scavi”や“Native”もノミネートされていた2部門を確実に受賞していきました。

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 *当ブログ記事

 ・イタリア・ゴールデングローブ賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_12.html
 ・イタリア・ゴールデングローブ賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_14.html
 ・イタリア・ゴールデングローブ賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_2.html
 ・イタリア・ゴールデングローブ賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_8.html

 ・ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_22.html

 ・ナストロ・ダルジェント賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_29.html
 ・ナストロ・ダルジェント賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_16.html

 ・イタリア映画祭2011 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_10.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2011年6月~2012年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_3.html

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