オーストラリア映画批評家サークル賞2011 発表!
オーストラリア映画批評家サークル賞(The Film Critics Circle of Australia Awards)2011が発表されました。(3月13日)
◆作品賞
◎“Animal Kingdom”
◆監督賞
◎David Michôd “Animal Kingdom”
◆主演男優賞
◎ベン・メンデルスゾーン “Animal Kingdom”
◆主演女優賞
◎ジャッキー・ウィーバー “Animal Kingdom”
スペシャル・メンション:Lily Bell-Tindley “Lou”
◆助演男優賞
◎ジョエル・エドガートン “Animal Kingdom”
◆助演女優賞
◎エシー・デイヴィス(Essie Davis) “South Solitary”
スペシャル・メンション:Morgana Davies “The Tree”
◆オリジナル脚本賞
◎David Michôd “Animal Kingdom”
◆脚色賞
◎David Roach “Beneath Hill 60”
◆撮影賞
◎Denson Baker “The Waiting City”
◆編集賞
◎ダニー・クーパー(Dany Cooper) “Beneath Hill 60”
◆作曲賞
◎チェザリー・スカビスゼウスキー(Cezary Skubiszewski) “Bran Nue Dae”
◆外国映画賞-英語
◎『ソーシャル・ネットワーク』 監督:デイヴィッド・フィンチャー
◆外国語映画賞
◎『白いリボン』 監督:ミヒャエル・ハネケ
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既に発表になっているオーストラリア映画協会賞などと同様に、“Animal Kingdom”が作品賞、監督賞を含む主要部門を独占して、最多受賞になりました。
ここでは受賞結果のみを書き出しましたが、ノミネーションは2月8日に発表されていて、ノミネーションを含む受賞結果は、例えば、At The Cinema(http://www.atthecinema.net/film-critics-circle-of-australia-2011-awards-results)などで見ることができます。

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*当ブログ記事
・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月~2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html
・オーストラリア映画協会賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_5.html
・オーストラリア映画協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_18.html
・オーストラリア Kodak Inside Film Awards(IF賞)2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_23.html
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・“Animal Kingdom”(オーストラリア)
監督:David Michôd
出演:ガイ・ピアース、ベン・メンデルスゾーン、ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)、ルーク・フォード(Luke Ford)、ジャッキー・ウィーバー(Jacki Weaver)、James Frecheville
物語:ジュリア・コーディーには、メルボルンに基盤を置く犯罪一家の親戚があったが、彼女は、17歳の息子ジョシュア(J)(James Frencheville)を守るためもあって、長らく彼らとは連絡を取らずにいた。しかし、彼女がヘロインの過剰摂取によって、Jの目の前で死んでしまうと、彼は、住むところもなくなり、彼の祖母であり、一家の女家長であるジャニーン・“スマーフ”・コーディー(ジャッキー・ウィーバー)に頼らざるを得なくなる。スマーフは、一家を、3人の息子を中心とした身内で固めていた。長男は、無言で威嚇するアンドリュー・“ポープ”・コーディーで、次男は行動派のクレイグ・コーディー、三男はまだ幼いダーレン・コーディーであった。ポープは、親友のバリー・“バズ”・ブラウン(ジョエル・エドガートン)と組んで、武装強盗を行ない、見習いとしてダーレンが彼らに従っていた。 一方、次男のクレイグは、中規模のドラッグ・ディーラーをしていた。メルボルンの武装強盗班は、特にポープを追っていたが、彼はうまく身をくらましていた……。
サンダンス映画祭2010 審査員グランプリ受賞。
オーストラリアIF賞2010 監督賞・男優賞受賞。
オーストラリア映画賞協会賞2010 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・脚本賞・編集賞・音楽賞・AFIメンバーズチョイス賞受賞。
・ “Beneath Hill 60”(オーストラリア)
監督:Jeremy Hartley Sims
出演:Brendan Cowell、Harrison Gilbertson、Steve Le Marquand、Gyton Grantley、Alex Thompson
物語:オリバー・ウッドワードの実話に基づく物語。1916年、始まったばかりのオリバーの恋は、彼が西部戦線に行くことになって引き裂かれる。彼と彼のオーストラリア小隊は、戦争の流れを変えるために作られた、水が漏る、迷路のような地下通路網を守るために戦う。
オーストラリアIF賞2010 録音賞受賞。
・“The Waiting City”(オーストラリア)
監督:Claire McCarthy
出演:ラダ・ミッチェル、ジョエル・エドガートン、イザベル・ルーカス
物語:オーストラリア人のカップルが養子を手に入れるためにインドに向かう。しかし、エージェンシーの手続きが完了しておらず、彼らは何もすることがないまま待たされることになる。待っている間に、インドの持つ神秘的な雰囲気に呑み込まれて、2人はそれぞれ別々に行動し始める。それが夫婦の別れにつながるとも知らずに……。
トロント国際映画祭2010 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
・ “Bran Nue Dae”(オーストラリア)
監督:Rachel Perkins
出演:ジェフリー・ラッシュ、マグダ・ズバンスキー、トム・バッジ、デボラ・メイルマン、アーニー・ディンゴ、ジェシカ・マーボイ、ロッキー・マッケンジー
物語:1965年の夏。主人公は、アボリジニの血を引く青年で、彼は、友人たちと楽しく過ごしていたが、将来のためにもっと勉強しなけれないけないと母親にミッション・スクールに入れられてしまう。しかし、そこでは、人種的偏見や体罰がひどく、彼は逃げ出して、家に帰ろうとする……。
初のアボリジニ・ミュージカルとして人気のある舞台劇の映画化。
トロント国際映画祭2009 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
サンダンス映画祭2010 スポットライト-フィクション部門出品。
ベルリン国際映画祭2010 ジェネレーション部門出品。
ズリーン国際映画祭2010インターナショナル・コンペティション 青少年向け長編作品部門出品。
アジア太平洋映画賞2010 児童映画賞ノミネート。
オーストラリア映画協会賞2010 助演女優賞受賞。
・“The Tree(L’Arbre)”(オーストラリア・仏)
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ(Julie Bertucelli)
出演:シャルロット・ゲンズブール、Marton Csokas、Aden Young、Penne Hackforth-Jones
物語:ドーンとピーターは、家族で、オーストラリアの郊外で暮らしている。しかし、夫のピーターが、自動車で木のぶつかって、心臓発作で死んでしまい、妻ドーンは、4人の子供たちを女手ひとつで育てなければならなくなる。一家が住む家のすぐそばには、1本の木があり、家を見守るように立っているその木を、子供たちはパパの魂が宿っているというように思うようになる……。
ジュディ・パスコーの小説『パパの木』の映画化。
カンヌ国際映画祭2010 合う音・オブ・コンペティション部門出品。
◆作品賞
◎“Animal Kingdom”
◆監督賞
◎David Michôd “Animal Kingdom”
◆主演男優賞
◎ベン・メンデルスゾーン “Animal Kingdom”
◆主演女優賞
◎ジャッキー・ウィーバー “Animal Kingdom”
スペシャル・メンション:Lily Bell-Tindley “Lou”
◆助演男優賞
◎ジョエル・エドガートン “Animal Kingdom”
◆助演女優賞
◎エシー・デイヴィス(Essie Davis) “South Solitary”
スペシャル・メンション:Morgana Davies “The Tree”
◆オリジナル脚本賞
◎David Michôd “Animal Kingdom”
◆脚色賞
◎David Roach “Beneath Hill 60”
◆撮影賞
◎Denson Baker “The Waiting City”
◆編集賞
◎ダニー・クーパー(Dany Cooper) “Beneath Hill 60”
◆作曲賞
◎チェザリー・スカビスゼウスキー(Cezary Skubiszewski) “Bran Nue Dae”
◆外国映画賞-英語
◎『ソーシャル・ネットワーク』 監督:デイヴィッド・フィンチャー
◆外国語映画賞
◎『白いリボン』 監督:ミヒャエル・ハネケ
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既に発表になっているオーストラリア映画協会賞などと同様に、“Animal Kingdom”が作品賞、監督賞を含む主要部門を独占して、最多受賞になりました。
ここでは受賞結果のみを書き出しましたが、ノミネーションは2月8日に発表されていて、ノミネーションを含む受賞結果は、例えば、At The Cinema(http://www.atthecinema.net/film-critics-circle-of-australia-2011-awards-results)などで見ることができます。

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・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月~2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html
・オーストラリア映画協会賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_5.html
・オーストラリア映画協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_18.html
・オーストラリア Kodak Inside Film Awards(IF賞)2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_23.html
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・“Animal Kingdom”(オーストラリア)
監督:David Michôd
出演:ガイ・ピアース、ベン・メンデルスゾーン、ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)、ルーク・フォード(Luke Ford)、ジャッキー・ウィーバー(Jacki Weaver)、James Frecheville
物語:ジュリア・コーディーには、メルボルンに基盤を置く犯罪一家の親戚があったが、彼女は、17歳の息子ジョシュア(J)(James Frencheville)を守るためもあって、長らく彼らとは連絡を取らずにいた。しかし、彼女がヘロインの過剰摂取によって、Jの目の前で死んでしまうと、彼は、住むところもなくなり、彼の祖母であり、一家の女家長であるジャニーン・“スマーフ”・コーディー(ジャッキー・ウィーバー)に頼らざるを得なくなる。スマーフは、一家を、3人の息子を中心とした身内で固めていた。長男は、無言で威嚇するアンドリュー・“ポープ”・コーディーで、次男は行動派のクレイグ・コーディー、三男はまだ幼いダーレン・コーディーであった。ポープは、親友のバリー・“バズ”・ブラウン(ジョエル・エドガートン)と組んで、武装強盗を行ない、見習いとしてダーレンが彼らに従っていた。 一方、次男のクレイグは、中規模のドラッグ・ディーラーをしていた。メルボルンの武装強盗班は、特にポープを追っていたが、彼はうまく身をくらましていた……。
サンダンス映画祭2010 審査員グランプリ受賞。
オーストラリアIF賞2010 監督賞・男優賞受賞。
オーストラリア映画賞協会賞2010 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・脚本賞・編集賞・音楽賞・AFIメンバーズチョイス賞受賞。
・ “Beneath Hill 60”(オーストラリア)
監督:Jeremy Hartley Sims
出演:Brendan Cowell、Harrison Gilbertson、Steve Le Marquand、Gyton Grantley、Alex Thompson
物語:オリバー・ウッドワードの実話に基づく物語。1916年、始まったばかりのオリバーの恋は、彼が西部戦線に行くことになって引き裂かれる。彼と彼のオーストラリア小隊は、戦争の流れを変えるために作られた、水が漏る、迷路のような地下通路網を守るために戦う。
オーストラリアIF賞2010 録音賞受賞。
・“The Waiting City”(オーストラリア)
監督:Claire McCarthy
出演:ラダ・ミッチェル、ジョエル・エドガートン、イザベル・ルーカス
物語:オーストラリア人のカップルが養子を手に入れるためにインドに向かう。しかし、エージェンシーの手続きが完了しておらず、彼らは何もすることがないまま待たされることになる。待っている間に、インドの持つ神秘的な雰囲気に呑み込まれて、2人はそれぞれ別々に行動し始める。それが夫婦の別れにつながるとも知らずに……。
トロント国際映画祭2010 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
・ “Bran Nue Dae”(オーストラリア)
監督:Rachel Perkins
出演:ジェフリー・ラッシュ、マグダ・ズバンスキー、トム・バッジ、デボラ・メイルマン、アーニー・ディンゴ、ジェシカ・マーボイ、ロッキー・マッケンジー
物語:1965年の夏。主人公は、アボリジニの血を引く青年で、彼は、友人たちと楽しく過ごしていたが、将来のためにもっと勉強しなけれないけないと母親にミッション・スクールに入れられてしまう。しかし、そこでは、人種的偏見や体罰がひどく、彼は逃げ出して、家に帰ろうとする……。
初のアボリジニ・ミュージカルとして人気のある舞台劇の映画化。
トロント国際映画祭2009 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
サンダンス映画祭2010 スポットライト-フィクション部門出品。
ベルリン国際映画祭2010 ジェネレーション部門出品。
ズリーン国際映画祭2010インターナショナル・コンペティション 青少年向け長編作品部門出品。
アジア太平洋映画賞2010 児童映画賞ノミネート。
オーストラリア映画協会賞2010 助演女優賞受賞。
・“The Tree(L’Arbre)”(オーストラリア・仏)
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ(Julie Bertucelli)
出演:シャルロット・ゲンズブール、Marton Csokas、Aden Young、Penne Hackforth-Jones
物語:ドーンとピーターは、家族で、オーストラリアの郊外で暮らしている。しかし、夫のピーターが、自動車で木のぶつかって、心臓発作で死んでしまい、妻ドーンは、4人の子供たちを女手ひとつで育てなければならなくなる。一家が住む家のすぐそばには、1本の木があり、家を見守るように立っているその木を、子供たちはパパの魂が宿っているというように思うようになる……。
ジュディ・パスコーの小説『パパの木』の映画化。
カンヌ国際映画祭2010 合う音・オブ・コンペティション部門出品。
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