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zoom RSS スター・スクリーン・アワード(インド)2011 発表!

<<   作成日時 : 2011/01/12 12:43   >>

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 インドの映画賞、第17回スター・スクリーン・アワードが発表されました。(1月6日)

 「スター・スクリーン・アワード」と言っても、まるでなじみがありませんが、1994年にThe Express Group(7言語、35バージョン、1900万人の読者を持つ1932年創業の新聞“The Express”の発行元)の会長Viveck Goenkaが始めた映画賞で、他のインドの映画賞とは違って、ファン投票ではなく、映画産業に従事するプロによって、ノミネーション&セレクションが行なわれる映画賞で、毎年1月に発表されます。

 17年の間に名前が変わったり、スポンサーが変わったりし、現在は、ヒンディー映画とマラーティー映画に特化した映画賞になっていますが、南インド映画(タミル映画やテルグ映画、マラヤーラム映画、カンナダ映画)を扱ったことも3度ほどあるようです。(以上、Wikipediaより)

 今年の受賞結果は以下の通りです。

 ◆最優秀作品賞
 ◎“Udaan”

 ◆最優秀監督賞
 ◎Vikramaditya Motwane “Udaan”

 ◆最優秀主演男優賞
 ◎サルマン・カーン(Salman Khan) “Dabangg”

 ◆最優秀主演女優賞
 ◎ヴィディヤ・バラン(Vidya Balan) “Ishqiya”

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 ◆最優秀助演男優賞
 ◎Arshad Warsi “Ishqiya”

 ◆最優秀助演女優賞
 ◎Shernaaz Patel  “Guzaarish”

 ◆最優秀コミック・ロール賞(Best Actor in a Comic Role (Male/Female))
 ◎Sanjay Mishra “Phas Gaye Re Obama”

 ◆最優秀悪役賞(Best Actor in a Negative Role (Male/Female))
 ◎Ronit Roy “Udaan”

 ◆最優秀パフォーマー賞(Best Performer)
 ◎Ajay Devgn “Golmaal 3”

 ◆最優秀子役賞(Best Child Artist)
 ◎Ayaan Barodia “Udaan”

 ◆最優秀アンサンブル・キャスト賞
 ◎“Peepli [Live]”

 ◆最優秀ストーリー賞(Best Story)
 ◎Amit Rai “Road To Sangam”

 ◆最優秀脚本賞
 ◎Anjum Rajabali、Prakash Jha “Raajneeti”

 ◆最優秀ダイアローグ(Best Dialogue)
 ◎Habib Faisal “Band Baaja Baraat”

 ◆最優秀撮影賞
 ◎Sudeep Chatterji “Guzaarish”

 ◆最優秀編集賞(Best Editing)
 ◎Namrata Rao “Band Baaja Baraat”

 ◆最優秀美術監督賞(Best Art Direction)
 ◎Mukund Gupta “Do Dooni Chaar”

 ◆最優秀特殊効果賞(Best Special Effects)
 ◎Srinivas Mohan “Robot”

 ◆最優秀録音賞(Best Sound)
 ◎ヴィクラム・ジョーグレーカル(Vikram Joglekar) 『ロード、ムービー』

 ◆最優秀男性プレイバックシンガー賞
 ◎Rahat Fateh Ali Khan “Ishqiya”-‘Dil Toh Baccha Hai Ji’

 ◆最優秀女性プレイバックシンガー賞
 ◎Shreya Ghoshal “I Hate Luv Storys”-‘Bahara’

 ◆最優秀音楽賞(Best Music)
 ◎Sajid Wajid “Dabangg”
 ◎Shankar-Ehsaan-Loy “My Name Is Khan”

 ◆ポピュラー音楽賞(Most Popular Music)
 ◎Pritam “Once Upon A Time In Mumbaai”

 ◆最優秀BGM作曲賞(Best Background Score)
 ◎Wayne Sharp “Raajneeti”

 ◆最優秀作詞賞(Best Lyrics)
 ◎Gulzar “Ishqiya”-‘Dil Toh Baccha Hai Ji’

 ◆最優秀振付賞
 ◎ファラー・カーン(Farah Khan) “Dabangg”-‘Munni Badnaam’

 ◆最優秀アクション賞(Best Action)
 ◎Master Vijayan “Dabangg”

 ◆有望男性新人賞(Most Promising Newcomer (Male))
 ◎Ranveer Singh “Band Baaja Baaraat”

 ◆有望女性新人賞(Most Promising Newcomer (Female))
 ◎Sonakshi Sinha “Dabangg”

 ◆有望新人監督賞(Most Promising Debut Director)
 ◎Maneesh Sharma “Band Baaja Baaraat”

 ◆音楽部門 最優秀新人賞(Best New Talent In Music)
 ◎Mamta Sharma “Dabangg”-‘Munni Badnaam’

 ◆主演男優賞 観客賞(Best Actor Popular Choice (Male))
 ◎シャー・ルク・カーン “My Name Is Khan”

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 ◆主演女優賞 観客賞(Best Actor Popular Choice (Female))
 ◎カトリーナ・カイフ(Katrina Kaif) “Tees Maar Khan”、‘Raajneeti’

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 ◆Ramnath Goenka Memorial Awards
 ◎“My Name Is Khan”

 ◆審査員特別賞(Special Jury Awards For Spectacular Cutting Of Age Technology)
 ◎“Robot”

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 作品ごとの受賞結果は、以下のようになっています。

 ・“Dabangg”(6):主演男優・音楽・振付・アクション・女性新人・音楽部門最優秀新人
 ・“Ishqiya”(4):主演女優・助演男優・男性プレイバックシンガー・作詞
 ・“Band Baaja Baraat”(4):ダイアローグ・編集・男性新人・新人監督
 ・“Udaan”(3):作品・監督・悪役・子役
 ・“My Name Is Khan”(3):音楽・主演男優賞観客賞・メモリアル
 ・“Guzaarish”(2):助演女優・撮影
 ・“Raajneeti”(2):脚本・BGM
 ・“Robot”(2):特殊効果・審査員特別賞
 ・“Phas Gaye Re Obama”(1):コミック
 ・“Golmaal 3”(1):パフォーマー
 ・“Peepli [Live]”(1):アンサンブル
 ・“Road To Sangam”(1):ストーリー
 ・“Do Dooni Chaar”(1):美術
 ・『ロード、ムービー』(1):録音
 ・“I Hate Luv Storys”(1):女性プレイバックシンガー
 ・“Once Upon A Time In Mumbaai”(1):ポピュラー音楽
 ・“Tees Maar Khan”(1):主演女優賞観客賞

 2010年に日本で劇場公開されたインド映画は1本もなく、映画祭上映された映画もわずかに数本でした。2009年は劇場公開作もあったのに……。

 2010年に日本で上映されたインド映画の新作長編はたぶん、以下の通り。

 ・『A Match Made in Heaven(Rab Ne Bana Di Jodi)』(監督:アーディティヤ・チョープラー) 沖縄国際映画祭
 ・『デーヴD』(監督:アヌラーグ・カシヤプ) 大阪アジアン映画祭
 ・『ケーララの獅子』(監督:ハリハラン) アジアフォーカス・福岡国際映画祭
 ・『3バカに乾杯!』(監督:ラジクマール・ヒラーニ) 第3回したまちコメディ映画祭in台東
 ・『ラーヴァン』(監督:マニ ラトナム) 東京国際映画祭 アジアの風部門
 ・『デリー6』(監督:ラーケーシュ・オームプラカーシュ・メヘラー) NHKアジア・フィルム・フェスティバル

 今年もたぶんそれぞれの映画祭で1本ずつくらいはインド映画を上映してくれるんじゃないかとは思いますが、この程度の上映の仕方では、映画が1本1本まるでバラバラで全くつながってこないので、ちょっと困ってしまいます。ま、そんなに体系的に観るものでもないのかもしれませんが、監督でも俳優でももうちょっと継続的・系統的に見せてもらえればなあ、と思わなくもありません。

 上記の受賞作の中には、2010年に、日本で上映された作品は1本もありませんが、昨年の東京国際映画祭で上映された『ロード、ムービー』がかろうじて録音賞を受賞しています。

 上記作品の中では、“Dabangg”が最も評価が高い(最多受賞になっている)ようですが、“Dabangg”を含めて、1本でも日本に紹介されたりするでしょうか……。

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 以下に、主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Dabangg”(インド) 監督:Abhinav Kashyap
 出演:サルマン・カーン、Sonakshi Sinha、Arbaaz Khan、Sonu Sood
 物語:チュルブルの母が再婚して、彼に義理の弟マッキーができるが、義父はマッキーばかりを可愛がるため、家族の間には溝ができてしまう。21年後、チュルブルは、警官になっているが、彼は汚職警官で、犯罪者をつかまえても、盗んだ金を自分の懐に入れてしまったりもする。チュルブルは、彼の不正に気づいた政治家チェディに、自分に協力するなら、不正のことは黙っておいてやるとゆすられるが、チュルブルは、彼への協力を断り、それ以来、チェディの一味に狙われることになる。一方、マッキーは、ニルマラと結婚したいと考えているが、金がなく、工場のやりくりに困っている父親からも反対される。彼は、チュルブルの貯めた金をくすねて、ニルマラにプロポーズするが、父親の面倒を見なくてはいけないからとニルマラ本人からも断られる。
 チュルブルとチェディ一味の関係、そして、マッキーの恋の行方は……。

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 ・“Ishqiya”(インド) 監督:Abhishek Chaubey
 出演:ヴィディヤ・バラン(Vidya Balan)、Arshad Warsi、Naseeruddin Shah
 物語:クリシュナの夫はギャングで、彼女は夫に自首するように説得するが、夫はその前に殺されてしまう。一方、2人組のギャング、カルージャンとババンが仕事に失敗し、クリシュナの夫が死んだことも知らずに、彼を頼って訪ねてくる。クリシュナは、彼らを匿うことにするが、それは、彼女にある秘密の計画があったからで、彼女はそれを実行に移すために彼らを誘惑し始めるのだった……。

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 ・“Band Baaja Baraat”(インド) 監督:Maneesh Sharma
 出演:Manu Rishi、Anushka Sharma、Revant Shergill
 物語:シュルーティとビトゥの2人は、デリーの大学を卒業し、気が進まないながらも、ウェディング・プランナーとして社会に出る。が、2人には様々なトラブルが待ち受けているのだった……。

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 ・“Udaan”(インド) 監督:Vikramaditya Motwane
 出演:Ronit Roy、Ram Kapoor
 物語:ローハンは、成人映画を観ているのがバレて大学から追放されて、実家に帰る。厳格な父親は、彼に地元の工業大学で勉強して、自分の金属加工工場を継ぐように言う。しかし、彼が本当にやりたいことは作家になることで、それを理解してくれるのは叔父さんだけだった。ローハンは、嫌々ながらも地元の大学に通うが、ろくに勉強もしないため落第し、父親との溝はますます広がっていくのだった……。
 大阪アジアン映画祭で上映された『デーヴ D』の脚本家Vikramaditya Motwaneによる初監督長編。
 カンヌ国際映画祭2010で上映された唯一のインド映画で、ある視点部門で上映された初めてのヒンディー映画。
 釜山国際映画祭2010 アジア映画の窓部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2010 1-2 コンペティション部門出品。
 ハワイ国際映画祭2010 スポットライト・オン・インド部門出品。
 アジア太平洋映画賞2010 児童映画賞ノミネート。

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 ・“My Name Is Khan”(インド) 監督:Karan Johar
 出演:シャー・ルク・カーン、Katie A. Keane、Kajol、Christopher B. Dun
 2009年、ニューアーク空港に降り立ったシャー・ルク・カーンは、名前がムスリムを思わせるというだけで、拘束され、インド大使がやってくるまで、2時間も解放されなかった。その時に、シャー・ルク・カーンが発した言葉が“My name is Khan and I am not a terrorist.”(ぼくの名前はカーンだ、テロリストじゃない)だったという。
 本作は、その出来事からインスピレーションを得て制作された作品。
 物語:リッチャン・カーンは、徳の高いインド人イスラム教徒で、今はアスペルガー症候群を患い、アメリカで暮らしていた。彼は、美しいシングル・マザー、マンディラと出会い、恋に落ちて、結婚する。ところが、9.11が起きて、家族はバラバラに引き裂かれてしまう。彼は、家族を元通りにするために、アメリカ中を奔走する。
 ベルリン国際映画祭2010 アウト・オブ・コンペティション部門出品。

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 ・“Peepli [Live]”(インド) 監督・脚本:Anusha Rizvi
 出演:Riz Ahmed、Arsher Ali、Nigel Lindsay、Kayvan Novak
 物語:自殺すれは政府からの保証金が家族に入ると貧しい農夫が自殺宣言をしたことからマスコミが大騒ぎする。
 サンダンス映画祭2010出品。
 ベルリン国際映画祭2010 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。
 米国アカデミー賞2011 外国語映画賞インド代表作品。

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 *当ブログ記事
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月〜2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html

 ・イギリス・アカデミー賞2011候補 ロングリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_13.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_10.html
 ・第5回リチャード・アッテンボロー賞 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_43.html
 ・ルイ・デリュック賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_36.html
 ・リュミエール賞2011 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_49.html
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 ・デンマーク・アカデミー賞2011 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_63.html
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 ・台湾・金馬奨2010 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_30.html
 ・利川春史映画大賞映画祭2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201009/article_30.html
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 ・青龍映画賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_32.html
 ・オーストラリア・Kodak Inside Film Awards 2010 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_23.html
 ・オーストラリア映画協会賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_18.html
 ・アルゼンチン・アカデミー賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_62.html

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