第23回USCスクリプター ノミネーション発表!
第23回USCスクリプターのノミネーションが発表になりました。(1月5日)
USC スクリプターとは、正しくは、南カリフォルニア大学図書館スクリプター賞(The University of Southern California (USC) Libraries Scripter Award)のことで、南カリフォルニア大学図書館が、映画化された原作本の原作者と脚本家、および脚本を表彰するものです。
今年は、73の候補作品から5作品がノミネートされました。
20年も続けていればそれだけで十分に価値がありますが、この映画賞がいろんな映画情報サイト(アメリカの)に取り上げられるのは、たぶんそういう理由より、この賞がアカデミー賞脚色賞を占うもの、というポジションを築きつつあるからだろうと思われます。
過去10年間のUSCスクリプターとアカデミー賞脚本賞ノミネーションとの合致度を調べてみると、以下のようになっています。
2009年度 ノミネーション:4/5 受賞:『プレシャス』○
2008年度 ノミネーション:3/5 受賞:『スラムドッグ$ミリオネア』○
2007年度 ノミネーション:3/5 受賞:『ノーカントリー』○
2006年度 ノミネーション:2/5 受賞:『トゥモロー・ワールド』×(アカデミー賞は『ディパーテッド』)
2005年度 ノミネーション:4/5 受賞:『カポーティ』×(アカデミー賞は『ブロークバック・マウンテン』)
2004年度 ノミネーション:2/5 受賞:『ミリオンダラー・ベイビー』×(アカデミー賞は『サイドウェイ』)
2003年度 ノミネーション:3/5 受賞:『ミスティック・リバー』『シービスケット』×(アカデミー賞は『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』)
2002年度 ノミネーション:3/5 受賞:『めぐりあう時間たち』×(アカデミー賞は『ピアニスト』)
2001年度 ノミネーション:3/5 受賞:『ビューティフル・マインド』○
2000年度 ノミネーション:2/5 受賞:『ワンダー・ボーイズ』×(アカデミー賞は『トラフィック』)
ノミネート5作品中3作品程度しか同じになりませんが、ここ3年は同一作品が受賞していて、しかも昨年はアカデミー賞での予想が難しかった『プレシャス』で受賞しています。
2011年のノミネーションは以下の通りです。
・『ゴースト・ライター』
脚本:ロマン・ポランスキー 原作:Robert Harris(“The Ghost”)
・“127 Hours”
脚本:ダニー・ボイル、サイモン・ボーフォイ 原作:アーロン・ラルストン(“Between a Rock and a Hard Place”)
・『ソーシャル・ネットワーク』
脚本: アーロン・ソーキン 原作:Ben Mezrich(“The Accidental Billionaires: The Founding of Facebook, A Tale of Sex, Money, Genius and Betrayal”)
・『トゥルー・グリット』
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン 原作:チャールズ・ポーティス(『勇気ある追跡』“True Grit”)
・『ウィンターズ・ボーン』
脚本: デブラ・グラニック、アン・ロッセリーニ 原作:Daniel Woodrell(“Winter’s Bone”)
脚本家組合賞(WGA)2011ノミネーションとは、“127 Hours”と『ソーシャル・ネットワーク』と『トゥルー・グリット』が一致しています。
この部門は、アカデミー賞も脚本家組合賞も『ソーシャル・ネットワーク』が本命ですが、USCスクリプターの結果はどうなるでしょうか。
受賞結果の発表は、2月4日です。
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*当ブログ記事
・USCスクリプター2010 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_6.html
・USCスクリプター2010 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_14.html
・脚本家組合賞(WGA)2011 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_7.html
・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月~2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html
追記:
・USCスクリプター2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_9.html
USC スクリプターとは、正しくは、南カリフォルニア大学図書館スクリプター賞(The University of Southern California (USC) Libraries Scripter Award)のことで、南カリフォルニア大学図書館が、映画化された原作本の原作者と脚本家、および脚本を表彰するものです。
今年は、73の候補作品から5作品がノミネートされました。
20年も続けていればそれだけで十分に価値がありますが、この映画賞がいろんな映画情報サイト(アメリカの)に取り上げられるのは、たぶんそういう理由より、この賞がアカデミー賞脚色賞を占うもの、というポジションを築きつつあるからだろうと思われます。
過去10年間のUSCスクリプターとアカデミー賞脚本賞ノミネーションとの合致度を調べてみると、以下のようになっています。
2009年度 ノミネーション:4/5 受賞:『プレシャス』○
2008年度 ノミネーション:3/5 受賞:『スラムドッグ$ミリオネア』○
2007年度 ノミネーション:3/5 受賞:『ノーカントリー』○
2006年度 ノミネーション:2/5 受賞:『トゥモロー・ワールド』×(アカデミー賞は『ディパーテッド』)
2005年度 ノミネーション:4/5 受賞:『カポーティ』×(アカデミー賞は『ブロークバック・マウンテン』)
2004年度 ノミネーション:2/5 受賞:『ミリオンダラー・ベイビー』×(アカデミー賞は『サイドウェイ』)
2003年度 ノミネーション:3/5 受賞:『ミスティック・リバー』『シービスケット』×(アカデミー賞は『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』)
2002年度 ノミネーション:3/5 受賞:『めぐりあう時間たち』×(アカデミー賞は『ピアニスト』)
2001年度 ノミネーション:3/5 受賞:『ビューティフル・マインド』○
2000年度 ノミネーション:2/5 受賞:『ワンダー・ボーイズ』×(アカデミー賞は『トラフィック』)
ノミネート5作品中3作品程度しか同じになりませんが、ここ3年は同一作品が受賞していて、しかも昨年はアカデミー賞での予想が難しかった『プレシャス』で受賞しています。
2011年のノミネーションは以下の通りです。
・『ゴースト・ライター』
脚本:ロマン・ポランスキー 原作:Robert Harris(“The Ghost”)
・“127 Hours”
脚本:ダニー・ボイル、サイモン・ボーフォイ 原作:アーロン・ラルストン(“Between a Rock and a Hard Place”)
・『ソーシャル・ネットワーク』
脚本: アーロン・ソーキン 原作:Ben Mezrich(“The Accidental Billionaires: The Founding of Facebook, A Tale of Sex, Money, Genius and Betrayal”)
・『トゥルー・グリット』
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン 原作:チャールズ・ポーティス(『勇気ある追跡』“True Grit”)
・『ウィンターズ・ボーン』
脚本: デブラ・グラニック、アン・ロッセリーニ 原作:Daniel Woodrell(“Winter’s Bone”)
脚本家組合賞(WGA)2011ノミネーションとは、“127 Hours”と『ソーシャル・ネットワーク』と『トゥルー・グリット』が一致しています。
この部門は、アカデミー賞も脚本家組合賞も『ソーシャル・ネットワーク』が本命ですが、USCスクリプターの結果はどうなるでしょうか。
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・USCスクリプター2010 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_6.html
・USCスクリプター2010 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_14.html
・脚本家組合賞(WGA)2011 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_7.html
・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月~2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html
追記:
・USCスクリプター2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_9.html
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