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zoom RSS ムンバイ映画祭2010 受賞結果 + 日本映画 全49上映作品ラインナップ!

<<   作成日時 : 2010/11/06 16:48   >>

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 第12回ムンバイ映画祭(10月21日-28日)より――

 ◆インターナショナル・コンペティション(対象は初監督作品のみ)

 ・“Estigmas”(西) 監督:Adán Aliaga

 ・“Sweet Evil (L'enfance du mal)”(仏) 監督:Olivier Coussemacq

 ・“Ayla”(独) 監督:Su Turhan

 ・“If I Want to Whistle, I Whistle (Eu cand vreau sa fluier, fluier)”(ルーマニア・スウェーデン) 監督:Florin Serban

 ・“R”(デンマーク) 監督:Michael Noer & Tobias Lindholm 審査員グランプリ

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 ・“Sebbe”(スウェーデン・フィンランド) 監督:Babak Najafi

 ・“Black Field (Mavro Livadi)”(ギリシャ) 監督:Vardis Marinakis 技術賞(Techinical Exellece)

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 ・“Majority”(トルコ) 監督:Seren Yüce 最優秀作品、男優賞(Bartu Küçükçağlayan)

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 ・“Autumn (Harud)”(インド(ウルドゥー)) 監督:Aamir Bashir

 ・『ありふれた話』“Mundane History”(タイ) 監督:A・スイッチャーゴーンポン(Anocha Suwichakornpong) 監督賞受賞

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 ・“Sandcastle”(シンガポール) 監督:ブー・ジュンフェン

 ・“Vital Signs (Les Signes Vitaux)”(カナダ) 監督:Sophie Deraspe 女優賞(Marie-Hélène Bellavance)

 ・“A Stone Thrown Away (A tiro de piedra)”(メキシコ) 監督:Sebastian Hiriart

 ・“October (Octubre)”(ペルー・ベネズエラ・西) 監督:Daniel Vega & Diego Vega ヤング批評家賞(HT Cafe Mumbai Young Critics’ Jury Award)

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 ※審査員:ジェーン・カンピオン(審査員長)、Tanya Seghatchian(イギリスのプロデューサー)、サミラ・マフマルバフ、ユン・ジョンヒ、スハーシニ

 ユン・ジュンヒは、ムンバイ映画祭が終わり次第、大鐘賞の授賞式に出席するために韓国に戻ったようで、全世界的な映画祭シーズンとなっているこの時期は、世界各地を忙しく行ったり来たりさせられる映画人が多いようです。

 【その他の賞】

 ◆Dimensions Mumbai
 25歳以下の若いムンバイのフィルムメーカーによる短編映画コンペティション部門。

 ◎最優秀作品(Best Film):“Mumbaikar Ganesh” 監督:Collin John D’Cunha

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 ◎次点(Second Best Film):“Tee” 監督:Avinash Medhe

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 ◎次点(Second Best Film):“Mera Ghar” 監督:Abhay Kumar

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 ◎スペシャル・メンション:“Mumbai Retina” 監督:Narayan Vijay Thakur

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 ◆Celebrate Age
 新設部門。短編から広告作品、長編、ドキュメンタリーまで、より成熟した大人の観客のためのプログラム。(“Celebrate Age” will showcase ad-films, short fiction films, documentaries and feature length films on the concerns, spice, fun and adventure of growing older.)

 ◎最優秀作品(Best Film):“Mama Gogo”(アイスランド) 監督:フリドリク・トール・フリドリクソン

 ◎次点(Second Best Film):“Forget Me Not(Ne M'oublie Pas)”(仏) 監督:Katia Grivot

 ◆観客賞(Audience Choice Award)
 ◎“Biutiful”(メキシコ・西) 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

 ◆インターナショナル生涯功労賞(International Lifetime Achievement Award)
 ◎オリバー・ストーン

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 ◆生涯功労賞(Indian Lifetime Achievement Award)
 ◎Manoj Kumar

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 コンペティション部門出品作品について軽くおさらいしておくと―

 ・“Estigmas”(西)は、ヴァリャドリッド国際映画祭2009 新人監督賞受賞。

 ・“Sweet Evil (L'enfance du mal)”(仏)、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 コンペティション部門出品。女優賞受賞。

 ・“Ayla”(独)

 ・“If I Want to Whistle, I Whistle (Eu cand vreau sa fluier, fluier)”(ルーマニア・スウェーデン)は、ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門出品。銀熊賞(審査員グランプリ)、アルフレッド・バウアー賞受賞。トランシルヴァニア国際映画祭2010 ルーマニア・デー最優秀長編賞受賞。米国アカデミー賞2011外国語映画賞ルーマニア代表。ヨーロッパ映画賞2010 ディスカバリー賞(第1回作品賞)ノミネート。

 ・“R”(デンマーク)は、ロッテルダム国際映画祭2010 タイガー・アワード・コンペティション部門出品。ヨーテボリ映画祭2010 ノルディック・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。トランシルヴァニア国際映画祭2010 コンペティション部門出品。撮影賞受賞。チューリヒ映画祭2010 インターナショナル・コンペティション部門出品。

 ・“Sebbe”(スウェーデン・フィンランド)は、ベルリン国際映画祭2010 ジェネレーション部門出品。第1回作品賞受賞。ヨーテボリ映画祭2010 ノルディック・コンペティション部門出品。The Church Of Sweden Film Award受賞。ズリーン国際映画祭2010 インターナショナル・コンペティション 青少年向け長編作品部門出品。グランプリ/金のスリッパ賞受賞。

 ・“Black Field (Mavro Livadi)”(ギリシャ)は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 アウト・オブ・コンペティション部門出品。シカゴ国際映画祭2010 新人監督コンペティション部門出品。

 ・“Majority”(トルコ)は、ベネチア国際映画祭2010 ベネチア・デイズ部門出品。ルイジ・ディ・ラウレンティス賞/新人監督賞受賞。

 ・“Autumn (Harud)”(インド)は、トロント国際映画祭2010 DISCOVARY部門出品。

 ・『ありふれた話』(タイ)は、釜山国際映画祭2009 ニュー・カレント部門出品。ロッテルダム国際映画祭2010 タイガー・アワード・コンペティション部門出品。タイガー・アワード受賞。トランシルヴァニア国際映画祭2010 コンペティション部門出品。グランプリ受賞。

 ・“Sandcastle”(シンガポール)は、カンヌ国際映画祭2010 批評家週間出品。トロント国際映画祭2010 DISCOVARY部門出品。バンクーバー国際映画祭2010 ドラゴン&タイガー部門出品。釜山国際映画祭2010 アジア映画の窓部門出品。シカゴ国際映画祭2010 ワールド・シネマ部門出品。

 ・“Vital Signs (Les Signes Vitaux)”(カナダ) は、ロッテルダム国際映画祭2010 タイガー・アワード・コンペティション部門出品。

 ・“A Stone Thrown Away (A tiro de piedra)”(メキシコ)は、サンセバスチャン国際映画祭2010 ラテン・アメリカ映画コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。

 ・“October (Octubre)”(ペルー・ベネズエラ・西)は、カンヌ国際映画祭2010 ある視点部門出品。審査員特別賞受賞。カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 オープン・アイズ部門出品。サンセバスチャン国際映画祭2010 ラテン・アメリカ映画コンペティション部門出品。

 実に華々しい上映歴、受賞歴を誇る作品ばかりです。ベルリンとベネチアとヴァリャドリッドの新人監督賞/第1回作品賞受賞作品、ロッテルダムとヨーテボリとズリーンとトランシルヴァニアのグランプリ作品を再び集めて、コンペで競わせるなんてなかなかできることではありません。

 というわけで、当ブログの既出作品ばかりになりますが、いくつかの受賞作品に関して、紹介文を転載しておきます。今のところ、上映作品にしても受賞作品にしても日本で上映されているのは1本のみですが(東京で上映されている作品はゼロ)、そのほかの作品が日本で上映されることはあるでしょうか。

 ・“Majority(Cogunluk)”(トルコ) 監督:Seren Yüce
 出演:Bartu Küçükçaglayan、Settar Tanriogren、Nihal Koldas、Esme Madra
 中流階級のトルコ人青年とクルド人の娘による、イスタンブール版ロミオとジュリエット。

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 ・“R”(デンマーク) 監督:Michael Noer & Tobias Lindholm
 厳格が階層社会を形成し、裏の約束事がある刑務所という場所に放り込まれた青年ルネのサバイバルを描く。

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 ・『ありふれた話』“Mundane History”(タイ) 監督:A・スイッチャーゴーンポン
 物語:役立たずの息子と、つかみどころのない父親と、車椅子の患者の面倒を看る看護士という3人の家族が織り成す物語。

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 ・“October (Octubre)”(ペルー・ベネズエラ・西) 監督:Daniel Vega & Diego Vega
 物語:ソフィアは、独身で、「奇跡の主」の信者だった。隣人のクレメンテは、無口な質屋だったが、彼がいることで彼女は孤独から免れていた。ある日、クレメンテは、店の前に、娼婦が棄てていったと思われる赤ん坊を発見する。クレメンテは、母親捜しをし、ソフィアは赤ん坊の面倒を見ることになる。母親はなかなかみつからなかったが、やがて、ソフィアは母性に目覚め、クレメンテも自分にはないと思っていた愛情が内から沸いてくるのを感じるのだった……。

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 ムンバイ映画祭は、上記のコンペティション部門以外に、惜しくもコンペ入りを逃した作品を上映するAbove The Cut部門、いわゆるワールド・シネマ部門(全88本!)、ドキュメンタリー映画を上映するThe Real Reel部門(全19本)、インド映画を上映するIndian Frame部門(インド映画パノラマ)とNew Faces in Indian Cinema部門(インド映画ニューカマー)とFilm India Worldwide部門(世界のインド映画)、および、今年から新設になったCelebrate Age部門という常設部門がありますが、今年は、そのほかに、セレブレーション・オブ・ジャパニーズ・シネマ(Celebration of Japanese Cinema)と題した大規模な日本映画レトロスペクティヴが組まれました。

 特集上映が43本+1で、そのほかにワールド・シネマ部門で5本の日本映画が上映されたので、今年のムンバイ映画祭では全部で、49本もの日本映画が上映されたことになります。

 まあ、わりと教科書的なラインナップですが、公式サイトには、コンサルタント・プログラマーとして、チャンネル アジアの旦匡子さんの名前が挙がっていますから、彼女がアドバイザーになってセレクションが行なわれたということなのかもしれません。

 果たしてこれらの日本映画がインドで需要があるのだろうかと思ったりもしましたが……。

 上映作品は、以下の通りですが、公式サイトがちょっとわかりにくかったということもあって、原題から邦題を探し当てるのがなかなか大変でした。この映画の英題はこれなの?ということもけっこうありました……。

 ◆ワールド・シネマ部門

 ・『キャタピラー』“Caterpillar” 監督:若松孝二
 ・『告白』“Confession” 監督:中島哲也
 ・『スイートリトルライズ』“Sweet Little Lies” 監督:矢崎仁司
 ・『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』“Railways” 監督:錦織良成
 ・『アウトレイジ』“Outrage” 監督:北野武

 ◆セレブレーション・オブ・ジャパニーズ・シネマ(Celebration of Japanese Cinema)

 ・『朧月夜の女』“Woman of the mist”(1936) 監督:五所平之助
 ・『人情紙風船』“Humanity and Paper baloon”(1937) 監督:山中貞雄
 ・『残菊物語』“The story of Last Chrysanthemums”(1939) 監督:溝口健二
 ・『暖流』“Warm Current”(1939) 監督:吉村公三郎
 ・『わが青春に悔なし』“No regrets for our youth”(1946) 監督:黒澤明
 ・『素浪人罷通る』“The Paltry Ronin Forces his way through”(1947) 監督:伊藤大輔
 ・『手をつなぐ子等』“Te o tsunagu ko ra”(1948) 監督:稲垣浩
 ・『また逢う日まで』“Until the Day we meet again”(1950) 監督:今井正
 ・『狂った果実』“Juvenile Jungle”(1956) 監督:中平康
 ・『東海道四谷怪談』“The Yotsuya Ghost Story on the Tokaido”(1959) 監督:中川信夫
 ・『太陽の墓場』“The Sun's Burial”(1960) 監督:大島渚
 ・『人間の條件 第1部 純愛篇/第2部 激怒篇』“The Human Condition I (Part1-2)”(1959) 監督:小林正樹
 ・『人間の條件 第3部 望郷篇/第4部 戦雲篇』“The Human Condition II(Part3-4)”(1959) 監督:小林正樹
 ・『女が階段を上る時』“When a woman ascends the stairs”(1960) 監督:成瀬巳喜男
 ・『裸の島』“The naked Island”(1960) 監督:新藤兼人
 ・『永遠の人』“Immortal Love”(1961) 監督:木下恵介
 ・『小早川家の秋』“The End of Summer”(1961) 監督:小津安二郎
 ・『人間の條件 完結篇』“The Human Condition V(part5-6)”(1961) 監督:小林正樹
 ・『秋津温泉』“Akitsu Springs”(1962) 監督:吉田喜重
 ・『破戒』“The Outcast”(1962) 監督:市川崑
 ・『瞼の母』“In search of Mother”(1962) 監督:加藤泰
 ・『乾いた花』“Pale Flower”(1964) 監督:篠田正浩
 ・『傷だらけの山河』“The Tycoon”(1964) 監督:山本薩夫
 ・『座頭市血笑旅』“Fight, Zatoichi, Fight”(1964) 監督:三隅研次
 ・『手をつなぐ子ら』“Children Hand in Hand”(1964) 監督:羽仁進
 ・『飢餓海峡』“A Fugitive from the Past”(1965) 監督:内田吐夢
 ・『殺しの烙印』“Branded to Kill”(1967) 監督:鈴木清順
 ・『軍旗はためく下に』“Under the Flag of the Rising Sun”(1972) 監督:深作欣二
 ・『田園に死す』“Pastoral Hide and Seek”(1974) 監督:寺山修司
 ・『女衒 ZEGEN』“Zegen”(1987) 監督:今村昌平
 ・『3−4×10月』“Boiling Point”(1990) 監督:北野武
 ・『死の棘』“The Sting of Death”(1990) 監督:小栗康平
 ・『夏の庭 The Friends』“The Friends”(1994) 監督:相米慎二
 ・『顔』“Face”(2000) 監督:阪本順治
 ・『アカルイミライ』“Bright Future”(2002) 監督:黒沢清
 ・『誰も知らない』“Nobody Knows”(2004) 監督:是枝裕和
 ・『博士の愛した数式』“The Professor and his beloved Equation”(2005) 監督:小泉堯史
 ・『ゆれる』“Sway (Yureru)”(2006) 監督:西川美和
 ・『クローズ ZERO』“Crows Zero”(2007) 監督:三池崇史
 ・『サッド ヴァケイション』“Sad Vacation”(2007) 監督:青山真治
 ・『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』“United Red Army”(2007) 監督:若松孝二
 ・『おくりびと』“Departure”(2008) 監督:滝田洋二郎
 ・『おとうと』“About Her Brother (Otôto)”(2009) 監督:山田洋次

 ◆特別上映(Special Screening)  小泉堯史プレゼンツ
 ・『乱』“Ran”(1985) 監督:黒澤明

 ※公式サイトの情報が錯綜しているのではっきりしたことはわからないのですが、伊藤大輔作品は『素浪人罷通る』ではなく、『王将』“The Grand Master”(1948)に差し替えになった可能性があります。(あるいは、『王将』の上映予定が『素浪人罷通る』に差し替えになったか)

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 *当ブログ記事
 ・ムンバイ映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_12.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月〜2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

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