2010年11月時点でのオスカー2011予想!

 MCN(Movie City News)で、2010年11月時点での最新オスカー予想(Gurus o’ Gold)が発表されています。(11月4日)

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 1位:“The King's Speech” 監督:トム・フーパー (前回:1位)
  Vote:1位+1位+1位+1位+1位+2位+1位+2位+1位+1位+2位+1位+1位+1位 Total=137
 2位:『ソーシャル・ネットワーク』 監督:デイヴィッド・フィンチャー (前回:2位)
  Vote:2位+2位+2位+2位+2位+1位+2位+4位+2位+2位+1位+3位+2位+2位 Total=125
 3位:『インセプション』 監督:クリストファー・ノーラン (前回:3位)
  Vote:3位+4位+5位+3位+3位+4位+4位+9位+8位+3位+3位+8位+3位+5位 Total=89
 4位:『トイ・ストーリー3』 監督:リー・アンクリッチ (前回:5位)
  Vote:4位+5位+3位+4位+4位+3位+5位+8位+4位+8位+6位+2位+5位+7位 Total=86
 5位:“127 Hours” 監督:ダニー・ボイル (前回:6位)
  Vote:8位+3位+6位+6位+7位+5位+7位+5位+3位+7位+4位+4位+6位+4位 Total=79
 6位:“The Kids Are All Right” 監督:リサ・チョロデンコ (前回:7位)
  Vote:6位+9位+9位+5位+5位+7位+6位+10位+5位+6位+7位+7位+4位+8位 Total=60
 7位:“True Grit” 監督:ジョエル&イーサン・コーエン (前回:4位)
  Vote:9位+7位+6位+6位+3位+1位+7位+10位+5位+5位+8位+6位 Total=59
 8位:“Black Swan” 監督:ダーレン・アロノフスキー (前回:8位)
  Vote:5位+4位+8位+8位+8位+10位+3位+6位+5位+9位+3位 Total=52
 9位:“The Fighter” 監督:デイヴィッド・O・ラッセル (前回:ランク外)
  Vote:7位+7位+9位+10位+8位+7位+9位+9位 Total=22
 10位:“Rabbit Hole”  監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル (前回:ランク外)
  Vote:7位+6位+6位+4位+10位 Total=22

 ※ Totalは、1位を10ポイントとして集計されています。

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 *元記事はこちら:http://moviecitynews.com/2010/11/gurus-o%e2%80%99-gold-november-4-2010-3/

 昨年のこの時期の予想は以下の通りです。
 1位:『マイレージ、マイライフ』
 2位:『プレシャス』
 3位:『ハート・ロッカー』
 4位:『インビクタス 負けざる者たち』
 5位:『17歳の肖像』
 6位:『カールじいさんの空飛ぶ家』
 7位:『NINE』
 8位:『ラブリーボーン』
 9位:『イングロリアス・バスターズ』
 10位:『シリアスマン』
 11位:『アバター』

 さらに、一昨年のこの時期の予想は以下の通りです。
 1位:『スラムドッグ$ミリオネア』
 2位:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
 3位:『ミルク』
 4位:『フロスト×ニクソン』
 5位:『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

 この時点での上位10作品がそのまま作品賞ノミネート10作品になるかどうかはわかりませんが、これら10作品が2010年度全米映画賞レースのメイン・コンテンダーになることはほぼ確実なようです。

 アカデミー賞作品賞受賞作品が、その年の最も優れた映画だとは思いませんが、こうやって数多くの映画の中から半年とか1年とかの時間をかけてある特定の映画が選ばれていく過程というのはとても面白いですね。

 今年のアカデミー賞直後の予想(http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_25.html)に入っていた作品が順当に勝ち上がってきたりもしますが、作品のお披露目とともに評価を下げる作品もあり、また一方で、ダークホース的にぐいぐいのし上がってくる作品もあります。

 今年の場合は、トロント国際映画祭前後で、それまで下馬評に挙がっていなかった“The King's Speech”と“127 Hours”が映画賞レースのメイン・ストリームに踊り出たのをはじめ、『ソーシャル・ネットワーク』が有力候補から最有力候補に上がってくる、というような動きがありました。
 サンダンス・プレミア作品は、“The Kids Are All Right”がかろうじて作品賞候補に踏みとどまっていますが、全体的には、トロント以降、みんな相対評価を落としていて、『ウィンターズ・ボーン』も“Blue Valentine”も(少なくとも)作品賞にはノミネートされるかどうかギリギリのところにあるようです。

 アカデミー賞作品賞を受賞する作品には、単なる作品(の持つ)力以上に、何かそれなりの受賞理由があったりするものですが、次回のアカデミー賞で“The King's Speech”か『ソーシャル・ネットワーク』が作品賞を獲るとしたならそれは何なのだろうかと思ったりもします。

 昨年のこの時点ではまだ完成してもいなかった『アバター』は、この時点では11位で、その後、作品情報が本格的に明らかになり、ゴールデン・グローブ賞受賞で、一気に期待度を上げることになります。今年もそんな作品が現れたりするでしょうか。

 ちなみに、現在、作品賞最有力の“The King's Speech”は、作品賞のほか、監督賞、主演男優賞でも最有力で、ひょっとすると、脚本賞と衣裳デザイン賞の受賞もあるかも、と予想されています。

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 今回の予想には、主演男優賞と主演女優賞の予想も挙がっているので、それも書き出しておきます。

 ◆主演男優賞
 1位(前回:1位):コリン・ファース “The King's Speech”
 2位(前回:2位):ジェームズ・フランコ “127 Hours”
 3位(前回:3位):ジェシー・アイゼンバーグ 『ソーシャル・ネットワーク』
 4位(前回:5位):ロバート・デュバル “Get Low”
 5位(前回:4位):ジェフ・ブリッジス “True Grit”

 ◆主演女優賞候補
 1位(前回:1位):アネット・ベニング “The Kids Are All Right”
 2位(前回:2位):ナタリー・ポートマン “Black Swan”
 3位(前回:3位):ジェニファー・ローレンス 『ウィンターズ・ボーン』
 4位(前回:5位):ニコール・キッドマン “Rabbit Hole”
 5位(前回:4位):レスリー・マンヴィル “Another Year”

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 なお、1ヵ月後には、ナショナル・ボード・オブ・レビューの結果が発表されているはずなので、その時点で、もう2010年度の全米映画賞レースの基本ラインが判明していることになります。(基本ラインと限定するのは、ナショナル・ボード・オブ・レビューとアカデミー賞とはノミネート対象作品にズレがあるためです。)

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 *当ブログ記事
 ・2010年にブレイクアウトした10人!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_5.html
 ・ポスト・トロントでのオスカー2011 詳細予想! 21部門:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201009/article_41.html
 ・25週前のオスカー2011予想!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201009/article_1.html
 ・2010年前半期全米ムービー・チャート TOP35!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_9.html
 ・早くも米国アカデミー賞2011を予想してみました!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_25.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月~2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

 追記:
 ・第83回米国アカデミー賞 ノミネーション発表
http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_40.html

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