ワルシャワ国際映画祭2010 受賞結果発表!

 第26回ワルシャワ国際映画祭の受賞結果が発表になりました。(公式な賞の発表は10月16日、観客賞は10月18日)

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 ◆インターナショナル・コンペティション (Konkurs Międzynarodowy / International Competition)

 ・“Third Star”(英) 監督:Hattie Dalton
 ・“Illegal”(ベルギー・ルクセンブルク・仏) 監督:Olivier Masset-Depasse 監督賞、スペシャル・メンション(Anne Coesens)
 ・“Adrienn Pál”(ハンガリー・仏・オーストリア・オランダ) 監督:Ágnes Kocsis
 ・“The Christening”(ポーランド) 監督:Marcin Wrona
 ・“Too Fast”(チェコ) 監督:Radim Špaček
 ・“Outbound(Periferic)”(ルーマニア・オーストリア) 監督:Bogdan George Apetri 特別審査員賞、スペシャル・メンション(Ana Ularu)、国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞/SIGNIS賞スペシャル・メンション
 ・“Everything Will Be Fine”(デンマーク) 監督:Christoffer Boe
 ・“Silent Souls”(ロシア) 監督:Aleksei Fedorchenko
 ・“Infiltration”(イスラエル・仏) 監督:Dover Kosashvili
 ・“Floor”(イラン) 監督:Bijan Mirbagheri
 ・“Incendies”(カナダ・仏) 監督:デニ・ヴィルヌーヴ ワルシャワ・グランプリ、スペシャル・メンション(ルブナ・アザバル)
 ・“Childhood”(メキシコ) 監督:カルロス・カレラ エキュメニカル審査員賞/SIGNIS賞
 ・“A Useful Life”(ウルグアイ・西) 監督:Federico Veiroj スペシャル・メンション
 ・“The Chosen Heaven”(アルゼンチン) 監督:Víctor González
 ・“Lips”(アルゼンチン) 監督:Santiago Loza、Iván Fund

 ※審査員:アントニア・バード(審査員長)、Francois DaSilva(フランスのプロデューサー)、Mike Downey(イギリスのプロデューサー)、Andrzej Jakimowski(ポーランドの監督/プロデューサー)、Wolfram Skowronnek-Schaer(ドイツのコンサルタント/セールス・エージェント)

 ◆1-2 コンペティション (Konkurs 1-2 / Competition 1-2 Konkurs)

 監督第1作か第2作を集めたコンペティション部門。

 ・“Snap”(アイルランド) 監督:Carmel Winters
 ・“One Life, Maybe Two”(伊) 監督:Alessandro Aronadio
 ・“The Children of Diyarbakir”(独・トルコ) 監督:Miraz Bezar
 ・“Children of the Green Dragon”(ハンガリー) 監督:Bence Miklauzič
 ・“Erratum”(ポーランド) 監督:Marek Lechki 最優秀作品賞
 ・“Lynch”(ポーランド) 監督:Krzysztof Łukaszewicz
 ・“Tilva Rosh”(セルビア) 監督:Nikola Ležaić
 ・“If I Want to Whistle, I Whistle”(ルーマニア・スウェーデン) 監督:Florin Serban
 ・“Between Two Fires”(スウェーデン・ポーランド) 監督:Agnieszka Łukasiak
 ・“Hunting Down Small Predators”(ブルガリア) 監督:Tzvetodar Markov
 ・“Son Of Babylon”(イラク・英・仏・オランダ) 監督:Mohamed Al-Daradji
 ・“Udaan”(インド) 監督:Vikramaditya Motwane
 ・“One Day(有一天)”(台湾) 監督:ホウ・チージャン(Hou Chi-Jan)
 ・“American Jihadist”(米) 監督:Mark Claywell
 ・“The Imperialists Are Still Alive!”(米) 監督:Zeina Durra 最優秀作品賞
 ・“It's Us”(アルゼンチン) 監督:Mariano Blanco
 ・“The Pursuer”(アルゼンチン) 監督:Víctor Cruz
 ・“The Wanderer”(イスラエル) 監督:Avishai Sivan

 ※審査員:Lissy Bellaiche, Trust Nordisk/Zentropa (Denmark), Francine Bruecher, Swiss Films (Switzerland), Kirsi Tykkylainen, Helsinki Experience (Finland)

 ◆フリー・スピリット・コンペティション (Wolny Duch / Free Spirit Competition)

 インディペンデントで、革新的だったり、実験精神旺盛だったりする作品を集めたコンペティション部門。

 ・“The Drummond Will”(英) 監督:Alan Butterworth
 ・“Robert Mitchum Is Dead”(仏・ベルギー・ポーランド・ノルウェー) 監督:Olivier Babinet、Fred Kihn
 ・『タイヤ』“Rubber”(米・仏) 監督:Quentin Dupieux
 ・“50/50”(ポーランド) 監督:Krzysztof Nowiński、Dominika Długokęcka
 ・“Sound of Noise”(スウェーデン・仏) 監督:Ola Simonsson、Johannes Stjärne Nilsson フリー・スピリット賞、観客賞フィクション部門
 ・“Missing Man”(ロシア) 監督:Anna Fenchenko スペシャル・メンション
 ・“Jonathan”(カナダ) 監督:Maxime Giroux
 ・“Arias With A Twist:The DocuFantasy”(米) 監督:Bobby Sheehan
 ・“Littlerock”(米) 監督:Mike Ott
 ・“Aardvark”(米・アルゼンチン) 監督:Kitao Sakurai
 ・“We Are What We Are”(メキシコ) 監督:Jorge Michel Grau
 ・“Elvis & Madona”(ブラジル) 監督:Marcelo Laffitte
 ・“Boogie The Oily”(アルゼンチン) 監督:Gustavo Cova
 ・“The Sun”(アルゼンチン) 監督:Ayar Blasco
 ・“Viking”(アルゼンチン) 監督:José Celestino Campusano

 ※審査員:Mariana Secco(ウルグアイのプロデューサー)、Victoria Szymańska(ポーランドの監督)、Alejandro Díaz San Vicente(メキシコの監督)

 ◆ドキュメンタリー・コンペティション (Konkurs Filmów Dokumentalnych / Documentary Competition)

 ・“My Kidnapper”(英) 監督:Kate Horne、Mark Henderson
 ・“The Day The World Turned Dayglo”(英) 監督:Tim Cutler
 ・“Flamenco, A Way Of Life”(西) 監督:Marco de Aguilar
 ・“Separations”(オランダ) 監督:Andréa Seligmann Silva、Mieke Bal
 ・“The Game of Death”(仏) 監督:Christophe Nick、Thomas Bornot
 ・“Draquila - Italy Trembles”(伊) 監督:Sabina Guzzanti
 ・“Bödälä - Dance The Rhythm”(スイス) 監督:Gitta Gsell
 ・“Kick in Iran”(独) 監督:Fatima Geza Abdollahyan
 ・“New York Memories”(独) 監督:Rosa von Praunheim
 ・“Nyman in Progress”(独・英) 監督:Silvia Beck
 ・“The Flag Bearer”(独) 監督:Philip Vogt
 ・“Bad Girls. Cell 77”(ポーランド・仏) 監督:Janusz Mrozowski
 ・“Eye over Prague(Oko Nad Prahou)”(チェコ) 監督:Olga Špátová 最優秀ドキュメンタリー賞
 ・“Thieves By Law”(イスラエル・独・西) 監督:Alexander Gentelev
 ・“Taqwacore:The Birth of Punk Islam”(カナダ) 監督:Omar Majeed
 ・“Do It Again”(米) 監督:Robert Patton-Spruill
 ・“For Once In My Life”(米) 監督:Jim Bigham、Mark Moormann
 ・“Freakonomics”(米) 監督:ユージン・ジャレキ(Eugene Jarecki)、ハイディ・ユーイング(Heidi Ewing)、モーガン・スパーロック、レイチェル・グレイディ(Rachel Grady)、セス・ゴードン(Seth Gordon)、アレックス・ギブニー
 ・“Songs from The Nickel”(米・独) 監督:Alina Skrzeszewska
 ・“HavanyorK”(メキシコ) 監督:Luciano Larobina
 ・“Weapons of Mass Addiction”(西・メキシコ) 監督:Sergio García de Leániz、Vicente Pérez
 ・“Story of a Day”(ベネズエラ) 監督:Rosana Matecki
 ・“On the Edge of Light and Shadow”(ブラジル) 監督:Luciana Burlamaqui
 ・“Fragments of a Search”(アルゼンチン) 監督:Pablo Milstein、Norberto Ludín

 ※審査員:Maryna Ajaja(アメリカの映画祭プログラマー)、Anita Juka(クロアチアのプロデューサー)、Richard Lowenstein(オーストラリアの監督)

 ◆短編コンペティション部門 (Konkurs Filmów Krótkometrażowych / Shorts Competition)

 ◎最優秀短編賞:“The Cage (Colivia)”(ルーマニア・オランダ) 監督:Adrian Sitaru

 ◎スペシャル・メンション:“The Order Of Things”(西) 監督:César Esteban Alenda、 José Esteban Alenda

 ◎スペシャル・メンション:“Autumn Man”(フィンランド) 監督:Jonas Selberg Augustsén

 ※審査員:Iza Plucińska(ポーランドの監督)、Yann Jouette(フランスの監督)、Mateusz Rakowicz(ポーランドの監督/ストーリーボード・アーティスト)

 ◎観客賞短編部門:“That Thing You Drew”(英) 監督:Kerri Davenport-Burton

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 【上記以外の賞】

 ◆観客賞 Films For Children部門
 ◎“Noémie, The Secret”(カナダ) 監督:Frédérik D'Amours [ファミリー・シネマ・ウィークエンド部門]

 ◆観客賞フィクション部門 2位以下
 2位:“Brother (Hermano)”(ベネズエラ) 監督:Marcel Rasquin [ガラ]
 3位:“The Woman With A Broken Nose (Žena sa slomljenim nosem)”(セルビア・独) 監督:Srđan Koljević [ディスカバリー]
 4位:“When We Leave (Die Fremde)”(独) 監督:Feo Aladag [ディスカバリー]
 5位:“Third Star”(英) 監督:Hattie Dalton [コンペ]
 6位:“Incendies”(カナダ・仏) 監督:デニ・ヴルヌーヴ [コンペ]
 7位:“The Drummond Will”(英) 監督:Alan Butterworth [フリー]
 8位:“Soul Boy”(ケニア・独) 監督:Hawa Essuman [ディスカバリー]
 9位:“The Children of Diyarbakir (Min dît)”(独・トルコ) 監督:Miraz Bezar [1-2]
 10位:“Children of the Green Dragon (A zöld sárkány gyermekei)”(ハンガリー) 監督:Bence Miklauzič [1-2]

 ◆観客賞ドキュメンタリー部門
 1位:“Keep Surfing”(独) 監督:Björn Richie Lob [ディスカバリー]
 2位:“For Once In My Life”(米) 監督:Jim Bigham、Mark Moormann [以下すべてドキュメンタリー・コンペ部門]
 3位:“Eye over Prague (Oko nad Prahou)”(チェコ) 監督:Olga Špátová
 4位:“Bad Girls. Cell 77 (Bad Girls.Cela 77)”(ポーランド・仏) 監督:Janusz Mrozowski
 5位:“Thieves By Law (Ganavim ba Hok)”(イスラエル・独・西) 監督:Alexander Gentelev
 6位:“Taqwacore: The Birth of Punk Islam”(カナダ) 監督:Omar Majeed
 7位:“The Game of Death (Le Jeu de la mort)”(仏) 監督:Christophe Nick, Thomas Bornot
 8位:“My Kidnapper”(英) 監督:Kate Horne, Mark Henderson
 9位:“Nyman in progress”(独・英) 監督:Silvia Beck
 10位:“Bödälä - Dance The Rhythm”(スイス) 監督:Gitta Gsel

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 ラインナップには、先行する大きな映画祭のコンペティション部門に出品されていた作品や、米国アカデミー賞2011外国語映画賞各国代表に選ばれていた作品が多くエントリーされていたわけですが、結局は、そういう“有名どころ”の作品が賞をさらっていくことになりました。

 「これではなくて、これが受賞するのか」ということもないではありませんでしたが、大体は評価の高さを反映した受賞結果になったようです。

 受賞作には、今のところ日本で公開/上映が決まっている作品は1本もありませんが、今後の映画賞レースにからんでくるであろうと思われる作品は何本もあって、そういう作品の今後の動きが注目されます。
 特に注目されるのは、カナダ映画の“Incendies”とベルギー映画の“Illegal”で、“Incendies”はカナダの映画賞を総なめにする可能性が高く、“Illegal”はフランスの映画賞のどこかにきっと顔を出してくるだろうと予想されます。2本とも、あるいは2本のうちのいずれかは、米国アカデミー賞2011外国語映画賞ノミネーションにも残る可能性は大です。
 その結果がわかるのは、3~4ヶ月後ですが、それまで日本公開が決まっていたりするでしょうか。検討できる立場にある方は是非ご検討ください(笑)。

 上映作品の中には、『空気人形』や『アウトレイジ』、東京国際映画祭2010 のコンペティション部門にエントリーされている『わたしを離さないで』や『隠れた瞳』もは入っていましたが、いずれも観客賞トップ10に入ることはありませんでした。これらが弱かったのか、それとも他の作品がもっと優れていたということなのか……。

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 *当ブログ記事
 ・ワルシャワ国際映画祭2010 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_4.html
 ・ワルシャワ国際映画祭2009 受賞結果&ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_9.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月~2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

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 ◆主な受賞作品

 ・“Incendies”(カナダ・仏) 監督:デニ・ヴィルヌーヴ
 出演:ルブナ・アザバル(Lubna Azabal)、Mélissa Désormeaux-Poulin、Maxim Gaudette、レミー・ジラール(Rémy Girard)
 物語:母の最後の望みは、双子のジャンとシモンに、彼らのルーツであるレバノンに旅させることであった。
 Wajdi Mouawadの舞台劇の映画化。
 ベネチア国際映画祭2010 ベネチア・デイズ部門出品。European Cinema Award スペシャル・メンション受賞。
 トロント国際映画祭2010 最優秀カナダ映画賞受賞。

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 ・“Illegal”(ベルギー・ルクセンブルク・仏) 監督:Olivier Masset-Depasse
 出演:Anne Coesens、Alexandre Golntcharov
 物語:タニア(39歳)は、息子のイワンとともに、ベルギーに住んでいる。彼らはロシア系移民だが、身分証明書を持っていない不法滞在者で、滞在8年目にして、ついに移民警察に見つかってしまう。イワンは逃げおおせたものの、タニアはつかまって、「難民センター」という名の「収容所」に入れられる。彼女は、そこでも、一切名前を明かさず、指紋も焼いて、個人の特定を免れたので、誰も彼女を国外追放することができない。彼女が唯一気がかりだったイワンは親戚とともにいることがわかったが、そのイワンに反抗期がやって来ようとしていた……。
 カンヌ国際映画祭2010 監督週間出品。Prix SACD/SACD Prize(Société des auteurs et compositeurs dramatiques:最優秀長編フランス語映画賞)受賞。
 エルサレム映画祭2010 スピリット・オブ・フリーダム賞受賞。
 第4回ラックス賞ノミネート。

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 ・“Outbound(Periferic)”(ルーマニア・オーストリア) 監督:Bogdan George Apetri
 物語:マチルダは、犯してもいない容疑で5年の実刑判決を受け、2年服役したところで、母の訃報を受け、24時間の外出許可をもらう。その24時間で、兄に会い、母を埋葬し、借金の清算をする。彼女は、もう刑務所には戻らず、海外に逃亡してしまおうと考えていたが、いざその段になって、このまま自分の責任を放棄していいのかどうか迷うのだった……。
 ロカルノ国際映画祭2010 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2010 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。

 ・“Childhood(De La Infancia)”(メキシコ) 監督:カルロス・カレラ
 出演:Damián Alcazar、Giovanna Zacarías、Ernesto Gómez C.、Benny Emmanuel、Alicia Jaziz Sapién
 物語:ニエブラは、10代のギャングで、警察との銃撃戦の最中に、撃たれて死んでしまう。しかし、10歳のフランシスコを助けるために、幽霊となって戻ってくる。フランシスコの父親は、暴君で、妻や子どもたちにいつも暴力を振るっていた。幽霊となったニエブラは、フランシスコを助け、彼の初恋と、彼が父親に立ち向かう決心をするのを見守るのだった……。
 グアダラハラ国際映画祭2010 メキシコ映画長編コンペティション 監督賞&男優賞(Damián Alcazar)& Award 'Warrior of the Press' 受賞。
 モントリオール世界映画祭2010 ワールド・コンペティション部門出品。脚本賞受賞。

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 ・“Erratum”(ポーランド) 監督:Marek Lechki
 物語:ミーシャには、理解ある妻と7歳の息子がいて、何不自由ない生活をしていたはずだった。ところが、息子の聖体拝領の日に、ボスに命じられて、急に故郷まで出かけることになり、それが彼の運命を変えることになる。彼は、できるだけ早く帰ろうとしていたが、車の事故により足どめを喰らい、旧友に再会したり、ずっと疎遠にしていた実父と会ったりして、自らの人生を見直すことになる……。
 釜山国際映画祭2010 フラッシュ・フォワード部門出品。スペシャル・メンション受賞。

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 ・“The Imperialists Are Still Alive!”(米) 監督:Zeina Durra
 出演:エロディー・ブシェーズ、ホセ・マリア・デ・タビラ(Jose Maria de Tavira)、Karim Saleh Karolina Muller、Marianna Kulukundis、リタ・アッカーマン(Rita Ackerman)
 物語:アーシャは、幼なじみのファイサルが行方不明になっていることを知る。彼の婚約者である東欧系モデルのタチアナは、彼がCIAによって拉致されたのではないかという。彼女は、メキシコ人学生ハヴィエルと知り合い、ナイトクラブに行くが、そこでファイサルのいとこのカリムと出会い、政府の監視には十分注意するようにと言われる。一方で、パリに住む母は、息子が住むベルートで爆撃があったと聞いて、心配して電話してくる……。
 ナディーン・ラバキ主演の短編“The Seventh Dog”で注目されたアラブ映画界の新星Zeina Durraの初長編。
 サンダンス映画祭2010 出品。

 ・“Sound of Noise”(スウェーデン・仏) 監督:Ola Simonsson、Johannes Stjärne Nilsson
 物語:アマデウス・ワーネブリングは、音楽一家の生まれだが、彼自身は、音楽が大嫌いで、音楽とは無縁の刑事という仕事に就いていた。ところが、あるグループが、街全体を楽器に見立てた“音楽テロ”を行なうことがわかり、否応なく、彼も音楽の世界に深入りすることになる。
 カンヌ国際映画祭2010 批評家週間出品。OFAJ (Very) Young Critics’ Award受賞。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2010 ニュー・ヴィジョンズ部門 スペシャル・メンション受賞。


 ・“Eye over Prague(Oko Nad Prahou)”(チェコ) 監督:Olga Špátová
 物語:プラハの国立図書館の新しい建物のコンペティションが行なわれ、ロンドンで活躍しているチェコ人建築家Jan Kaplickyのデザインが採用されるが、その未来型のデザインは論争を巻き起こし、Jan Kaplickyもバカげた騒動に巻き込まれていく。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 アウト・オブ・コンペティション部門出品。

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