第11回国際インドアカデミー賞!

 何となくタイミングを失してしまい、記事にするのが遅れてしまいましたが、第11回国際インド映画アカデミー賞(IIFA:International Indian Film Academy)の受賞結果を書き出しておきたいと思います。(発表は6月5日)

 国際インド映画アカデミー賞というのは、インド映画(ボリウッド映画=ムンバイで製作されるヒンディー語映画)に関する年間ベストをインターナショナル規模で選ぼうという趣旨の映画賞です。

 インターナショナル規模というのはどういうことかというと、インド系の住民が多く住み、インド映画がたくさん公開されるすべての国や地域のインド映画ファンを対象とするという意味で、第1回の2000年はロンドンで開催され、以降、サンシティ(南ア)、ゲンティンハイランド(マレーシア)、ヨハネスバーグ、シンガポール、アムステルダム、ドバイ、ヨークシャー、バンコク、マカオで開かれ、今年はスリランカのコロンボで開催されました。(次回はカナダのトロントが予定されています。)

 毎年開催地が変わる国際的な映画賞としては他にヨーロッパ映画賞がありますが、IIFAは、インド映画(ボリウッド映画)限定とはいえ、それを遥かに超える地球規模の映画賞となっています。
 日本では、インド映画は一過性のブームで終わってしまいましたが、こうした映画賞が成立することを見ても、世界中に多くのインド系住民が散らばり、津々浦々でインド映画が日常的に上映されて、ごく普通に受け入れられているということがわかります。
 思い起こせば、南アジアや東南アジアの映画はもちろん、イギリス、カナダ、アメリカ、南ア、などの映画でもしばしばインド系の登場人物が出てくるし、主人公がインド系だったりすることも珍しくないわけで、確かにこういう映画賞の需要があることを納得させてくれます。

 IIFAには、ブランド大使がいて(映画祭の顔、のようなものでしょうか)、それをアミターブ・バッチャンが務めています。(アミターブ・バッチャンは今回で辞職。次回からはサルマン・カーンが務める模様です。)

 映画賞の部門としては、作品賞や監督賞などを選ぶポピュラー・アワードと、技術部門賞であるテクニカル・アワードがあり(テクニカル・アワード部門は2008年に設けられたようです)。

 ノミネーションは、PriceWaterHouseCooper Pvt.Ltd.(PWC)管理の下にIndian Film Industryのメンバーが行ない、テクニカル・アワード部門は同メンバーが投票により受賞者を決定し、ポピュラー・アワード部門は一般の投票で受賞者を決定します。

 今年は10周年だからということもあるのでしょうが、海外のメディアではけっこうこの賞の受賞結果が報道されていました。これは、たぶん、『スラムドッグ$ミリオネア』のアカデミー賞受賞と世界的なヒットとも無関係ではないと思われます。

 受賞者は以下の通りです。

 ※International Indian Film Academyをここでは「国際インド映画アカデミー賞」としましたが、一般的な邦訳はまだなく、インド映画ファンの間では(日本でも海外でも)IIFAで通用しているようです。

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 【ポピュラー・アワード】

 ◆作品賞(Best Film)
 ◎Vidu Vinod Chopra “3 Idiots”
 ・Boney Kapoor “Wanted”
 ・アヌラーグ・カシヤプ(Anurag Kashyap) & Ronnie Screwvala 『デーヴD』“Dev D”
 ・Vishal Bharadwaj & Ronnie Screwvala “Kaminey”
 ・Sunil Manchanda & AB Corp “Paa”

 ◆監督賞(Best Direction)
 ◎Rajkumar Hirani “3 Idiots”
 ・アヌラーグ・カシヤプ(Anurag Kashyap) 『デーヴD』“Dev D”
 ・Ayan Mukerji “Wake Up Sid”
 ・Vishal Bharadwaj “Kaminey”
 ・Imtiaz Ali “Love Aaj Kal”
 ・R.Balki “Paa”

 ◆主演男優賞(Performance in a Leading Role (Male))
 ・アーミール・カーン(Aamir Khan) “3 Idiots”
 ◎アミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan) “Paa”
 ・サイーフ・アリー・カーン(Saif Ali Khan) “Love Aaj Kal”
 ・サルマン・カーン(Salman Khan) “Wanted”
 ・Shahid Kapoor “Kaminey”
 ・Ranbir Kapoor “Wake Up Sid”

 ◆主演女優賞(Performance in a Leading Role (Female))
 ◎カリーナ・カプール(Kareena Kapoor) “3 Idiots”
 ・プリヤンカ・チョープラ(Priyanka Chopra) “Kaminey”
 ・ディーピカ・パドゥコーネ(Deepika Padukone) “Love Aaj Kal”
 ・ヴィディヤ・バラン(Vidya Balan) “Paa”
 ・マーヒー・ギル(Mahie Gill) 『デーヴD』“Dev D”

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 ◆助演男優賞(Performance in Supporting Role (Male))
 ◎Sharman Joshi “3 Idiots”
 ・Irrfan “New York”
 ・R. Madhavan “3 Idiots”
 ・Abhimanyu Singh “Gulal”
 ・アビシェーク・バッチャン(Abhishek Bachchan) “Paa”
 ・Rishi Kapoor “Love Aaj Kal”

 ◆助演女優賞(Performance in Supporting Role (Female))
 ・カルキー・コシュリン(Kalki Koechlin) 『デーヴD』“Dev D”
 ・Arundhati Naag “Paa”
 ◎Divya Dutta “Delhi 6”
 ・Supriya Pathak “Wake Up Sid”
 ・Kirron Kher “Kurrban”

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 ◆コメディー・ロール賞(Performance in a Comic Role)
 ・Omi Vaidya “3 Idiots”
 ・Ajay Devgn “All The Best”
 ・ジョニー・リーヴァル(Johny Lever) “De Dana Dan”
 ・ゴービンダ(Govinda) “Life Partner”
 ◎サンジャイ・ダット(Sanjay Dutt) “All The Best”

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 ◆最優秀悪役賞(Performance in a Negative Role)
 ◎ボーマン・イラーニ(Boman Irani) “3 Idiots”
 ・Amol Gupte “Kaminey”
 ・Prakash Raj “Wanted”
 ・Kay Kay Menon “Gulal”
 ・Arya Babbar “Jail”

 ◆最優秀ストーリー賞(Best Story)
 ◎Abhijat Joshi、Raj Kumar Hirani、Vidu Vinod Chopra “3 Idiots”
 ・Ayan Mukherji “Wake Up Sid”
 ・アヌラーグ・カシヤプ(Anurag Kashyap) & Vikramaditya Motwane 『デーヴD』“Dev D”
 ・Imtiaz Ali “Love Aaj Kal”
 ・R.Balki “Paa”

 ◆音楽監督賞(Music Direction)
 ・Shantanu Moitra “3 Idiots”
 ・A.R.ラフマーン “Delhi 6”
 ◎Pritam “Love Aaj Kal”
 ・アミト・トリヴェーディー(Amit Trivedi) 『デーヴD』“Dev D”
 ・Vishal Bharadwaj “Kaminey”

 ◆最優秀作詞賞(Best Lyrics)
 ◎Swanand Kirkire “3 Idiots”
 ・Prasoon Joshi “Delhi 6”
 ・Irshad Kamil “Love Aaj Kal”
 ・Gulzar “Kaminey”
 ・Amitabh Bhattacharya 『デーヴD』“Dev D”

 ◆男性プレイバックシンガー賞(Playback Singer (Male))
 ◎Shaan Behti Hawa Sa Tha Who (“3 Idiots”)
 ・Mohit Chauhan Masakali (“Delhi 6”)
 ・Sonu Nigam All Izz Well (“3 Idiots”)
 ・Atif Aslam Tu Jaane Na (“Ajab Prem Ki Ghazab Kahani”)
 ・Rahat Fateh Ali Khan Aaj Din Chadiya (“Love Aaj Kal”)
 ・Sukhvinder Singh & Vishal Dadlani Dan Te Nan (“Kaminey”)

 ◆女性プレイバックシンガー賞(Playback Singer (Female))
 ・Shreya Ghoshal Zoobi Doobi (“3 Idiots”)
 ◎Kavita Seth Ek Tara (“Wake Up Sid”)
 ・Rekha Bharadwaj Sasural Genda Phool (“Delhi 6”)
 ・Sunidhi Chauhan Chor Baazari (“Love Aaj Kal”)
 ・Shilpa Rao Moodi Moodi (“Paa”)
 ・Tulsi Kumar Hafiz Khuda (“8X10 Tasveer”)

 ◆新人男優賞(Debut of the year (Male))
 ◎Jackie Bhagnani
 ◎Omi Vaidya

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 ◆新人女優賞(Debut of the year (Female))
 ◎マーヒー・ギル(Mahie Gill)
 ◎Jacqueline Fernandez

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 ◆インド人による国際貢献賞(Outstanding Achievement by an Indian Internationally )
 ◎アニール・カプール(Anil Kapoor)

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 ◆IIFAグリーン・グローバル・アワード(IIFA Green Global Award)
 ◎Vivek Oberoi

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 【テクニカル・アワード】

 ◆脚本賞(Best Screenplay)
 ◎Abhijat Joshi、Rajkumar Hirani、Vidhu Vinod Chopra “3 Idiots”

 ◆ダイアログ賞(Best Dialogue)
 ◎Rajkumar Hirani、Abhijat Joshi “3 Idiots”

 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ◎C.K. Muraleedharan “3 Idiots”

 ◆編集賞(Best Editing)
 ◎Rajkumar Hirani  “3 Idiots”

 ◆美術監督賞(Best Art Direction)
 ◎Sabu Cyril “Aladdin”

 ◆衣裳デザイン賞(Best Costume Designing)
 ◎Anahita Shroff Adajania、Dolly Ahluwalia “Love Aaj Kal”

 ◆メイキャップ賞(Best Make up Artist)
 ◎Christien Tinsley、Domini Till “Paa”

 ◆視覚効果賞(Best Special Effects (Visual))
 ◎Charles Darby – Eyecube Labs “Aladdin”

 ◆録音賞(Best Sound Recording)
 ◎Bishwadeep Chatterjee、Nihal Ranjan Samel “3 Idiots”

 ◆リ・レコーディング賞(Best Sound Re-recording)
 ◎Anup Dev “3 Idiots”

 ◆歌曲録音賞(Best Song Recording)
 ◎Bishwadeep Chatterjee、Sachi K Sanghvi “3 Idiots”

 ◆バックグラウンド・ミュージック作曲賞(Best Background Score)
 ◎Sanjay Wandrekar、Atul Raninga、Shantanu Moitra “3 Idiots”

 ◆振付賞(Best Choreography)
 ◎Bosco Martis、Caesar Gonsalves “Love Aaj Kal”

 ◆アクション監督賞(Best Action)
 ◎Shyam Kaushal “Kaminey”

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 ポピュラー・アワード部門の主なノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・“3 Idiots”(8/14):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演男優・コメディー・悪役・ストーリー・音楽・作詞・男性プレイバック・男性プレイバック・女性プレイバック
 ・“Love Aaj Kal”(1/9):監督・主演男優・主演女優・助演男優・ストーリー・音楽・作詞・男性プレイバック・女性プレイバック
 ・“Kaminey”(0/8):作品・監督・主演男優・主演女優・悪役・音楽・作詞・男性プレイバック
 ・“Paa”(1/7):作品・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優・ストーリー・女性プレイバック
 ・『デーヴD』“Dev D”(0/7):作品・監督・主演女優・助演女優・ストーリー・音楽・作詞
 ・“Wake Up Sid”(1/5):監督・主演男優・助演女優・ストーリー・女性プレイバック
 ・“Delhi 6”(1/5):助演女優・音楽・作詞・男性プレイバック・女性プレイバック
 ・“Wanted”(0/3):作品・主演男優・悪役

 テクニカル・アワード部門の受賞状況は以下の通りです。

 ・“3 Idiots”(8):脚本・ダイアログ・撮影・編集・録音・リレコード・歌曲・バックグラウンド
 ・“Love Aaj Kal”(2):衣裳・振付
 ・“Kaminey”(1):アクション
 ・“Paa”(1):メイク

 ノミネート数でも、受賞数でも、“3 Idiots”の圧勝です。

 第55回インド・フィルムフェア賞と、ノミネーション作品&受賞作品でかなり重なっていて、インド・フィルムフェア賞でも“3 Idiots”が最多受賞でしたから、2009年度のベスト・インド映画は“3 Idiots”ということになるのでしょう。

 ※第55回インド・フィルムフェア賞受賞結果
 ・“3 Idiots”(6):作品・監督・助演男優・脚本・ストーリー・ダイアログ
 ・『デーヴD』(5):助演女優・撮影・美術・バックスコア・女優(批評)
 ・“Firaaq”(4):編集・衣裳・音響・作品(批評)
 ・“Wake Up Sid”(3):女性プレイバック・新人男優・新人男性監督・男優(批評)
 ・“Paa”(2):主演男優・主演女優
 ・“Delhi-6”(2):音楽・男性プレイバック

 全27部門のうち16部門を制した“3 Idiots”は、これまで“Kal Ho Naa Ho” (2003)が持っていた14部門という最多受賞記録を更新した、と伝えられています。(16部門とは、上記ポピュラー・アワードの8部門+とテクニカル・アワードの8部門ということのようです。)

 今年は、大阪アジアン映画祭で『デーヴD』が上映され、沖縄国際映画祭で『A Match Made in Heaven』が上映されたきりで、劇場公開作品もいまのところゼロなので、東京でのインド映画上映は、現時点で9ヶ月以上1本もなしという状況が続いています。(昨年は『スラムドッグ$ミリオネア』と『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』の劇場公開があり、アジア映画ベストセレクションで『オーム・シャンティ・オーム』、東京国際映画祭で『チャンスをつかめ!』が上映されています。)

 東京国際映画祭で何か1本くらいは上映されるとは思いますが、東京国際映画祭でのインド映画のセレクションは全く予想がつかないので、さてどうなるでしょうか。
 個人的にカルキー・コシュリンに注目しているので、『デーヴD』の東京での上映も期待したいのですが……。

 *データ・ソース
 ・http //www.photos2news.com/2010/05/wwwiifacom-international-indian-film.html
 ・http //badusure.com/2010/06/06/international-indian-film-academy-awards-2010-iifa/

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 *当ブログ記事
 ・国際インドアカデミー賞2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200906/article_17.html

 ・第55回インド・フィルムフェア賞(2010):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_9.html
 ・第56回インド映画賞(2010):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_44.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月~2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

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 主なノミネート&受賞作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“3 Idiots”
 監督:Rajkumar Hirani
 物語:2人の青年が、友人を探す旅をする。自由な考え方の持ち主であるその友人は、自分たちを三バカ・トリオと呼び、彼ら2人に大きな影響を与えたが、恋に苦しみ、師との衝突を起こした後、忽然と姿を消した。友人を探す旅は、彼らの心の旅ともなり、やがてある手がかりをつかむ……。

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 ・“Love Aaj Kal”
 監督:Imtiaz Ali
 出演:サイーフ・アリー・カーン(Saif Ali Khan)、ディーピカ・パドゥコーネ(Deepika Padukone)、Rishi Kapoor、Giselli Monteiro
 物語:ジャイとミーラはロンドンで出会ってすぐに恋に落ちるが、ミーラが遺産相続でインドに帰るということになってあっさり別れることに決める。ジャイの友人ヴィールは、かつて自分がそうしたように、ジャイに、恋人を手放してはいけない、彼女を追いかけなさいというが、ジャイはアドバイスを聞かずにアメリカに行くという選択をする。2人はその後も連絡だけは取り合うが、そのうち、ジャイには恋人ができ、ミーラにも結婚話が持ち上がる……。
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 ・“Kaminey”
 監督:Vishal Bharadwaj
 出演:Shahid Kapoor、プリヤンカ・チョープラ(Priyanka Chopra)、Amol Gupte
 物語:グッドゥとチャーリーは、ムンバイのスラムに双子として生まれる。2人ともここから抜け出ることを夢見ていたが、その後に進んだ道は全く違っていた。グッドゥは、正直で、勤勉なソーシャルワーカーとなり、チャーリーはギャンブルの道へ進もうとしていた。しかし、グッドゥに結婚話が持ち上がり、チャーリーに一攫千金の話が舞い込んだ時、2人の人生は再び交わるのだった……。
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 ・“Paa”
 監督:R. Balki、Ricky Sandhu
 出演:アミターブ・バッチャン、ヴィディヤ・バラン、アビシェーク・バッチャン
 物語:アウロは、先天性の難病を持って生まれ、年とともに急速に老いていくという運命を背負っていた。彼は、今、13歳で、精神的には13歳そのものだったが、外見ではあと5歳は年長に見えた。彼の母親は、婦人科医の母ヴィディヤで、彼は母と2人で暮らしていた。彼の父親は、理想に燃える若き政治家アモル・アルテその人であった……。

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 ・『デーヴD』“Dev D”
 監督:アヌラーグ・カシヤプAnurag Kashyap
 出演:Abhay Deol、マーヒー・ギル(Mahie Gill)、カルキー・コシュリン(Kalki Koechlin)
 間違った噂を信じたために、恋人を失ってしまった青年の物語。
 インドで2009年2月に封切られて、大ヒットし、評論家からも高い評価を受けた作品。
 ベネチア国際映画祭2009 アウト・オブ・コンペティション部門出品作品。
 大阪アジアン映画祭2010で上映。

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 ・“Wake Up Sid”
 監督:Ayan Mukherjee
 物語:シドは、ムンバイに住む青年で、母親には溺愛され、父親からはふんだんにお金を与えられて育っていた。大学卒業も近づき、父の仕事を手伝い始めるが、すぐに飽きて、投げ出してしまう。そんな時、カルカッタからやってきたライターの卵であるアイシャと出会い、なにこれとなく世話をするが、彼女からは「もうすべて間に合っているし、あなたは私のタイプではない」とまで言われてしまう。シドは、いつになったら、目を覚ますのか……。

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 ・“Delhi-6”
 監督:Mehra Rakeysh Omprakash
 出演:Om Puri、Waheeda Rehman、Abhishek Bachchan、Sonam Kapoor、Rishi Kapoor
 物語:ロシャンは、アメリカに住むインド人で、母はイスラム教徒、父はヒンズー教徒であった。彼の祖母アンナプルナが人生の最後をデリーで過ごしたいというので、ロシャンは祖母をデリーに連れて行く。デリーの地で、彼は、親族と会い、イスラム教徒とヒンズー教徒が、お互いに対して根深い不信感を抱いていることを知るのだった……。
 ベネチア国際映画祭2009 アウト・オブ・コンペティション部門出品作品。

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