約70の見どころ 2009年度映画賞レース!

 2009年度映画賞レースが本格的に始まったところで、本年度の映画賞レースの見どころを書き出してみました。

 ま、「本年度の映画賞レースの見どころ」といっても、基本的には、米国アカデミー賞に関するものがほとんどですが……。

 米国アカデミー賞のノミネーションが発表されれば、いろんなトリビアがあちこちから発表されるのでしょうが、まだそういう段階でもないので、簡単にざっと思いつくところから部門ごとにまとめてあります。

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 ◆作品賞

 ・『チェンジリング』と『グラン・トリノ』を無視したアカデミー賞は、『インビクタス』にどんな対応を取るのか?

 ・『インビクタス』がアカデミー賞作品賞にノミネートされれば、イーストウッド作品として5作品目で、同一監督作品ノミネート数としては14位。(5作品ノミネートの記録を持っている監督が現在6人。4作品ではイーストウッドを含め12人)

 ★『インビクタス』がアカデミー賞作品賞を受賞すれば、監督作品がアカデミー賞作品賞を3度受賞した監督として、イーストウッドはトップ・タイ(現在その記録を持つのはウィリアム・ワイラーのみ)

 ★『インビクタス』がアカデミー賞監督賞を受賞すれば、アカデミー賞監督賞を3度受賞した監督として、イーストウッドはトップ・タイ(現在その記録を持つのはウィリアム・ワイラーとフランク・キャプラ)

 ★“The Hurt Locker”がアカデミー賞作品賞を受賞すれば、女性監督作品として初。

 ★本年度はアカデミー賞作品賞枠が10になったこともあり、『カールじいさんの空飛ぶ家』が作品賞にノミネートされる可能性は高い。ノミネートされれば、アニメーション作品として2本目(『美女と野獣』以来18年ぶり)。

 ・『プレシャス!』が、アカデミー賞作品賞を受賞すれば、サンダンス映画祭発信の映画としては初めて。

 ・“The Hurt Locker” が、アカデミー賞作品賞を受賞すれば、ベネチア国際映画祭発信の映画としてはおそらく初めて。近いところまでいった作品は『ブロークバック・マウンテン』『レスラー』『つぐない』『クイーン』『フィクサー』『アイム・ノット・ゼア』……。

 ・ムービーアイが配給予定だった“The Hurt Locker”の日本での劇場公開はいつ確定するのか?

 ◆監督賞

 ★キャスリン・ビグローはアカデミー賞監督賞にノミネートされるのか?
 ノミネートされれば、リナ・ウェルトミュラー、ジェーン・カンピオン、ソフィア・コッポラに次いで4人目(ほぼ確実!)。受賞すれば女性監督として初!

 ・ひょっとすると、史上初のアカデミー賞監督賞女性監督ダブル・ノミネートもあるかも?

 ★クリント・イーストウッドが監督賞にノミネートされれば、これまでジョン・ヒューストンが持っていた記録をわずかにかわして、史上最年長記録更新。受賞すれば、自身の持っている74歳という記録(『ミリオンダラー・ベイビー』)も更新!

 ・クエンティン・タランティーノの15年ぶりのアカデミー賞ノミネートはあるのか?
 15年前は『パルプ・フィクション』で脚本賞受賞、監督賞ノミネート。
 脚本賞ノミネートが可能性としては一番高いかも?

 ・ジェイソン・ライトマンが監督賞を受賞すれば、長編3本目で監督賞受賞ということになり、記録としてはかなり早い記録。ただし、サム・メンデスやケヴィン・コスナーは1本目で受賞、マイク・ニコルズやメル・ギブソンは2本目で受賞。

 ・ジェイソン・ライトマンがアカデミー賞監督賞を受賞すれば、二世監督としてはおそらく初めて。

 ・キャスリン・ビグローとジェームズ・キャメロンという元夫婦監督が揃って監督賞にノミネートされるということはあるか(ほぼない!)

 ・これまでアカデミー賞作品賞と監督賞が違う作品に与えられたことは5回しかないが、本年度は6回目の年になりそう。

 ・米・監督組合賞とアカデミー賞監督賞の結果は、過去41回のうち34回が同じ。1月末に発表されるはずの米・監督組合賞受賞監督は、80%以上の確率でアカデミー賞監督賞も受賞。

 ◆主演男優賞

 ・『インビクタス』で実在の人物を演じたモーガン・フリーマン以上のアカデミー賞主演男優賞候補はいるのか? ジョージ・クルーニー?

 ・モーガン・フリーマンがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされれば、主演男優賞では3度目、助演も含めると5度目。受賞したことがあるのは助演男優賞だけなので、主演男優賞を受賞すれば初。

 ★モーガン・フリーマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞すれば、ヘンリー・フォンダの76歳に次ぐ主演男優賞最年長受賞記録。

 ・モーガン・フリーマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞すれば、2000年以降黒人俳優として4人目、それ以前はシドニー・ポワチエ1人しかいなかったのに。

 ・ジョージ・クルーニーがアカデミー賞主演男優賞ノミネートされれば、2年ぶり2度目。受賞すれば、主演男優賞では初。助演男優賞も含めれば2度目。

 ・マット・デイモンがアカデミー賞主演男優賞ノミネートされれば、『グッド・ウィル・ハンティング』以来12年ぶり。

 ・ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー賞主演男優賞ノミネートされれば、5度目、受賞すれば3度目。

 ・本年度アカデミー賞主演男優賞候補に名前が挙がっている中で、過去にアカデミー賞主演男優賞を受賞したことがあるのは、ダニエル・デイ=ルイスのみ。

 ・ジェフ・ブリッジスがアカデミー賞にノミネートされれば、9年ぶり5度目、受賞すれば初。

 ◆主演女優賞

 ・アカデミー賞は、今年も実在の人物を演じた女優に女優賞を与えるのか?
 今年実在の人物を演じた女優は、ヘレン・ミレン、アビー・コーニッシュ。(もう女優賞候補としては見られていないけれど、ミシェル・ファイファーも)

 ・2007年度までアカデミー賞主演女優賞は、3年連続で実在の人物を演じた女優が受賞していた。マリオン・コーティヤール、ヘレン・ミレン、リース・ウィザースプーン。

 ★メリル・ストリープのアカデミー賞ノミネート記録の更新なるか?
 ノミネートされれば16回目。受賞すれば主演でも助演でも2度目。

 ・何人の外国出身女優がノミネートされるか?
 ヘレン・ミレン(英/“The Last Station”)、アビー・コーニッシュ(オーストラリア/“Bright Star”)、マリオン・コーティヤール(仏/『NINE』)、エミリー・ブラント(英/『ヴィクトリア女王 世紀の愛』)、ショーレ・マグダシュルー(イラン/“The Stoning of Soraya M.”)、
Catalina Saavedra(チリ/“The Maid”)……
 Catalina Saavedraがノミネートされればチリ人として初。

 ・サンドラ・ブロックがアカデミー賞にノミネートされれば主演でも助演でも初めて。

 ・本年度の主演女優賞候補は、ベテラン中心の受賞経験組(ヘレン・ミレン、メリル・ストリープ、マリオン・コーティヤール)と、ほぼ新人に近い初ノミネート組(ケアリー・マリガン、アビー・コーニッシュら)の対決で、その間に、これまで演技では全く評価されてこなかったサンドラ・ブロックがいる、という構図。

 ・現在まで5年連続でアカデミー賞主演女優賞か助演女優賞のどちらか一方はイギリス系女優が受賞している。ケイト・ウィンスレット、ティルダ・スウィントン、ヘレン・ミレン、レイチェル・ワイズ、ケイト・ブランシェット。
 本年度女優賞候補に挙がっているイギリス系女優は、主演でヘレン・ミレン、エミリー・ブラント、ケアリー・マリガン、助演ではサマンサ・モートン。

 ・Gabourey Sidibeが主演女優賞を受賞すれば、ハル・ベリーに次いで、黒人女性として2人目。

 ・Gabourey Sidibeは、第2のジェニファー・ハドソンになれるのか?

 ・Gabourey Sidibeに対する日本語表記が落ちつくのはいつ?どのように?
 今のところGaboureyはギャバリー、ガボレイ、ガボリー、Sidibeはシディベ、シディビーなどとさまざまに表記されています。(日本での配給先が決まり、プレス資料を出せば確定するのだけれど、果たしてそれはいつなのか?)

 ◆助演男優賞

 ・アカデミー賞の司会をするアレック・ボールドウィンは助演男優賞(『恋するベーカリー』)にノミネートされるか?

 ・マット・デイモンが主演男優賞(『インフォーマント!』)と助演男優賞(『インビクタス』)でダブル・ノミネートされるかどうか?

 ・アカデミー賞助演男優賞にクリストフ・ヴァルツがノミネートされると、オーストリア人男優としては、1978年のマクシミリアン・シェル以来。ドイツ系俳優としては、1986年のクラウス・マリア・ブランダウアー以来。

 ◆助演女優賞

 ・ペネロペ・クルスが主演(『抱擁のかけら』)と助演(『NINE』)でダブル・ノミネートされるかどうか。

 ・『マイレージ、マイライフ』からは、アナ・ケンドリックがノミネートされるのか、ヴェラ・ファーミガがノミネートされるのか、ダブル・ノミネートになるのか。

 ◆脚本賞/脚色賞

 ・2年連続でノミネートされる可能性があるのはピーター・モーガンのみ。昨年度は『フロスト×ニクソン』で脚色賞ノミネート、本年度は“The Damned United”で脚色賞候補。

 ・過去9年間では、脚色作品から6回アカデミー賞作品賞が出た。
 本年度作品賞候補だと、『インビクタス』も『プレシャス!』も『マイレージ、マイライフ』も“An Education”も脚色作品。
 オリジナル脚本作品は、『イングロリアス・バスターズ』『カールじいさんの空飛ぶ家』『(500)日のサマー』“The Hurt Locker”“A Serious Man”“Bright Star”“The Messenger”など。

 ・2008年度の脚本賞と脚色賞でアカデミー賞と同じ結果を出した映画賞は、サウス・イースタン映画批評家協会賞とオクラホマ映画批評家協会賞と脚本家組合賞の3つだけ。

 ◆撮影賞

 ★ロジャー・ディーキンス、悲願の受賞なるか?
 “A Serious Man”の撮影監督のロジャー・ディーキンスは、これまでアカデミー賞撮影賞に8回ノミネートされていまだ無冠。

 ・2年連続でアカデミー賞にノミネートされそうなのは、ロジャー・ディーキンスとトム・スターン(『チェンジリング』/『インビクタス』)。

 ・アカデミー賞撮影賞のノミネーションは、1月上旬に発表される米・撮影者協会賞と重なる確率が高い。ただし、受賞結果はあまり重ならない。(たぶん撮影のプロどうしとそうでない人とは見るところが違うため)

 ◆衣裳デザイン賞

 ・ティン・イップ(『レッドクリフ』)、コンソラータ・ボイル(“Chéri”)、サンディー・パウエル(『ヴィクトリア女王 世紀の愛』)、コリーン・アトウッド(『NINE』『パブリック・エネミーズ』)あたりが有力?

 ・アカデミー賞以外で、衣裳デザイン賞のあるアメリカの映画賞は、サテライト・アワードとフェニックス映画批評家協会賞くらい。

 ◆作曲賞

 ・本年度は常連ではない顔ぶれが並びそう(といってもそれなりのキャリアを持つ)。
 エリオット・ゴールデンサール(『パブリック・エネミーズ』)とか、ロルフ・ケント(『マイレージ、マイライフ』)、マイケル・ジアッチーノ(『カールじいさんの空飛ぶ家』)とか、
カーター・バーウェル(『かいじゅうたちのいるところ』)とか、マーヴィン・ハムリッシュ(『インフォーマント!』)とか。

 ◆長編アニメーション賞

 ★アカデミー賞長編アニメーション賞のノミネーション枠が5作品になるかどうか。
 これまでアカデミー賞長編アニメーション賞のノミネーション枠が5作品になったのは1回だけ(第75回)。

 ・アカデミー賞長編アニメーション賞は『カールじいさんの空飛ぶ家』が確定的だが、これが覆る可能性はあるのか?

 ・『崖の上のポニョ』は、アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされるのか?
 ノミネーション枠が3つなら厳しいが、5枠なら可能性あり?

 ★『崖の上のポニョ』がアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされれば、宮崎駿はこの部門に監督作品がノミネートされた監督としては3作目となるが、それは史上最多記録となる。2作品ノミネートされたことのある監督は、ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、ブラッド・バード、そして宮崎駿のみ。

 ★ピート・ドクター、悲願のアカデミー賞受賞なるか?
 『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督のピート・ドクターは、脚本賞2回、長編アニメーション賞1回、短編アニメーション賞1回と4回もアカデミー賞にノミネートされていながら、自分が関わった作品が賞を獲っても、個人では1つもアカデミー賞を獲得していない。『ウォーリー』でも脚本賞ノミネートどまりだった。

 ・『ウォーリー』は、ピクサー作品としては史上最多のアカデミー賞6部門ノミネートしたが、『カールじいさんの空飛ぶ家』は、それを超えられるか?

 ◆短編アニメーション賞

 ★『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』がアカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたとしたら、同一シリーズとして5本目。うち短編部門が4本目。受賞結果としては、これまで3回連続受賞中(シリーズ外作品も含めたニック・パーク作品としては現在4回連続受賞中)。

 ・ピクサー作品のこの部門での受賞は、2002年の『フォー・ザ・バーズ』以来滞っていて、今回『晴れ ときどき くもり』(『カールじいさんの空飛ぶ家』併映作品)が受賞すれば、ピクサー作品としては7年ぶり。

 ・『大暴走列車』“Runaway” (監督:コーデル・バーカー)や“The Kinematograph”(監督:Tomek Baginski)がノミネートされれば、それぞれの監督にとって2度目のノミネート。 受賞すればともに初。

 ・現在、短編アニメーション賞候補となっている監督で、短編アニメーション賞受賞経験者はニック・パークのみ。

 ◆長編ドキュメンタリー賞

 ・『ザ・コーヴ』はどこまで長編ドキュメンタリー部門に食い込んでくるのか? 日本のマスコミはどの時点で騒ぎ始めるのか? 作品の内容に対して、誰がどんな対応をとるのか?

 ・カルチャー系の作品はノミネートされるか、いくつノミネートされるか、どれがノミネートされるか?

 ・『アニエスの浜辺』は、アカデミー賞ノミネート5作品まで残れるか?

 ・アカデミー賞候補となっていないドキュメンタリー作品で、他の映画賞でドキュメンタリー賞を受賞しそうな最有力作品は『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』。

 ◆外国語映画賞

 ・アカデミー賞外国語映画賞、ノミネート当確は、
 ドイツ:“Das weise Band"(The White Ribbon)”(独・オーストリア・仏・伊) 監督:ミヒャエル・ハネケ
 フランス:“Un prophète (A Prophet)”(仏・伊) 監督:ジャック・オーディアール
 の2本。
 あとの3本は? イタリア?オランダ?カナダ?オーストラリア?イラン?イスラエル?中国?台湾?韓国?日本?

 ★ジュゼッペ・トルナトーレがアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされれば3回目、フェルナンド・トルエバ、チェン・カイコー、カルロス・カレラがノミネートされればそれぞれ2回目。

 ・ジュゼッペ・トルナトーレか、フェルナンド・トルエバがアカデミー賞外国語映画賞を受賞すれば、どちらも2度目の受賞。

 ・イスラエルとオーストリアがアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされれば、ともに3年連続。(オーストリアは今年はダメそうだけど)

 ・オーストラリア、ペルー、韓国、タイ、ルーマニアがアカデミー賞外国語映画賞にノミネーションされれば、それぞれ初ノミネーション。

 ・アカデミー賞は、今年もパルムドール受賞作品“Das weise Band"(The White Ribbon)”に外国語映画賞を贈らず(ノミネーションもさせず?)、今年もアカデミー賞のカンヌ嫌いを証明することになるのか?

 ・2008年度はアカデミー賞と同じ結果を出した映画賞は皆無。かろうじて、パームスプリングス映画祭が『おくりびと』に観客賞を与えているのみ。

 ◆そのほか

 ・日本人がからめる映画部門/映画賞はあるのか?
 今のところ可能性があるのは、アカデミー賞だと外国語映画賞と長編アニメーション賞のみ。
 シリン・ネシャットの“Women Without Men”(2009/独・オーストリア・仏)の音楽を坂本龍一が担当。
 梅林茂は『シングル・マン』の音楽に参加。
 ワダエミが“The Warrior and the Wolf/狼災記”(中・香港・日・シンガポール・米)にコスチューム・デザイナーとして参加。
 辻一弘は、『トランスフォーマー/リベンジ』と『G.I.ジョー』で特殊メイクに参加。
 永田鉄男は、ヴィンチェンゾ・ナタリの“Splice”(2009/カナダ・仏・米)で撮影監督を務めた。
 アニー賞2010には、宮崎駿、久石譲、上杉忠弘がノミネート。

 ★アカデミー賞では、科学技術部門賞まで含めると、2003年以降、日本人が毎年必ず1人はノミネーションを受けている。7年連続!

 ・アカデミー賞最多ノミネートは、『マイレージ、マイライフ』か“The Hurt Locker”か『NINE』か『イングロリアス・バスターズ』か『プレシャス!』か。

 ・『レッドクリフ』はアカデミー賞で何部門にノミネートされるか? 衣裳?

 ・今回のアカデミー賞のノミネーションには、『NINE』(ロブ・マーシャル)と“9”(シェーン・アッカー)が混在することになるのか?

 ・4つの俳優賞のうち、2年連続でアカデミー賞にノミネートされる可能性があるのは、メリル・ストリープとペネロペ・クルスのみ。

 ・アカデミー賞の4つの俳優賞のノミネーションは、12月後半に発表される米・俳優組合賞のノミネーションと重なる確率が高い。(たぶんどちらも同じような人が選んでいるため)

 ・アメリカに映画批評家協会賞は多いけれど(約30)、2008年度に4つの俳優賞部門でアカデミー賞と同じ結果を出したところは1つもなく、3部門で同じ結果となったのも4つしかない。
 ロサンゼルス(主演男優・助演男優・助演女優)、サウス・イースタン(主演男優・助演男優・助演女優)、セントルイス(主演男優・助演男優・主演女優)、バンクーバー(主演男優・助演男優・主演女優)。
 2008年度はケイト・ウィンスレットの主演女優賞、ペネロペ・クルスの助演女優賞を当てるのが難しく、主演男優賞もショーン・ペンとミッキー・ロークに分かれた。

 ・サウス・イースタン映画批評家協会賞は、11部門しかないのに、2008年度はアカデミー賞と8部門で同じ結果を出している(監督賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・脚色賞・長編ドキュメンタリー賞・長編アニメーション賞)。作品賞を外したのは惜しいけれど、少なくとも2008年度に関しては最高の合致度だった。

 ・ブレイクスルー・パフォーマンス賞を争っている面子は以下の通り。
 アナ・ケンドリック 『マイレージ、マイライフ』“Up in The Air”
 ケアリー・マリガン “An Education”
 ジェレミー・レナー “The Hurt Locker”
 ギャバリー・シディビー 『プレシャス!』“Precious”
 ベン・フォスター “The Messenger”
 現在、わずかにギャバリー・シディビーが優勢。

 ・アンサンブル賞を争っている作品は、“The Hurt Locker”、『NINE』、『プレシャス!』、『スター・トレック』、『マイレージ、マイライフ』、“Coid Souls”、“A Serious Man”。
 現在、『プレシャス!』が優勢。

 ・各国映画賞の相互乗り入れはどれくらいあるか? 米国アカデミー賞に外国映画や外国人キャスト&スタッフがノミネートされたり、セザール賞や香港電影金像奨にアメリカのスタッフがノミネートされたり……。

 ・2008年度の映画賞レースには、作品賞・監督賞・助演男優賞・長編ドキュメンタリー賞・長編アニメーション賞に本命があった。2009年度の映画賞レースでは……長編アニメーション賞のみ?

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 *当ブログ記事
 ・オスカー2010予想アンケート:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_18.html
 ・17週前のオスカー予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_17.html
 ・米映画サイト・スコア表2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_1.html
 ・27週前のオスカー2010予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_35.html
 ・2009年5月時点での映画賞各部門予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_19.html
 ・米国アカデミー賞2010短編映画賞 セミファイナリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_8.html
 ・米国アカデミー賞2010 短編アニメーション賞 セミファイナリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_34.html
 ・米国アカデミー賞2010 長編ドキュメンタリー賞 セミファイナリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_31.html
 ・米国アカデミー賞2010 長編アニメーション賞セミファイナリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_21.html
 ・米国アカデミー賞2010 外国語映画賞各国代表65作品発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_11.html
 ・米国アカデミー賞2010 短編ドキュメンタリー賞セミファイナリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_11.html
 ・アニー賞2010 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_4.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2009受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_13.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2009受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_12.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2009 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_6.html
 ・インディペンデント・スピリット・アワード2009 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_3.html
 ・ゴッサム・アワード2009 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_2.html
 ・サテライト・アワード2009ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_48.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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