ハワイ国際映画祭2009 受賞結果!

 第29回ハワイ国際映画祭(10月15日~25日)の受賞結果――

 ◎作品賞/ハレクラニ・ゴールデン・オーキッド・アワード(Halekulani Golden Orchid Award for Best Narrative Film):“Empire of Silver/白銀帝国”(中・香港・台湾) 監督:Yao Shuhua(姚樹華)

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 ◎ドキュメンタリー賞/ハレクラニ・オーキッド・アワード(Halekulani Golden Orchid Award for Best Documentary Film):『北京陳情村の人々』“Petition”(中) 監督:チャオ・リャン

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 ◎マーヴェリック賞(Maverick Award):マギーQ “Warrior and the Wolf/狼災記”(中・香港・日・シンガポール・米)

 ◎PUMA 新進監督賞(PUMA Emerging Filmmaker Award):“Children of Invention”(米) 監督:Tze Chun

 ◎NETPAC賞:『キム氏漂流記』“Castaway On The Moon”(韓) 監督:イ・ヘジュン

 ◎ホノルル・ヴィジョン賞(City and County of Honolulu Vision in Film Award):デーモン・リンデロフ(Damon Lindelof)、カールトン・キューズ(Carlton Cuse) 『LOST』

 ◎Mahalo Nui Loa Award:ジャック・ベンダー(Jack Bender)、ジーン・ヒギンズ(Jean Higgins) 『LOST』

 ◎ビデオ・オン・デマンド賞(Video-on Demand Award):“Ajumma, Are You Krazy?”(米)  監督:Brent Anbe

 ◆観客賞(11月2日発表)

 ◎作品賞:『プレシャス!』“Precious: Based On The Novel Push By Sapphire”(米) 監督:リー・ダニエルズ

 ◎作品賞:“Barbarian Princess”(米・英) 監督:Marc Forby

 ◎ドキュメンタリー賞:“Pidgin: The Voice Of Hawaii”(米) 監督:Marlene Booth

 ◎短編賞:“Ajumma: Are You Krazy?”(米) 監督:Brent Anbe

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 ハワイ国際映画祭は、1981年に始まった国際映画祭で、イランからインド、東南アジア、中国、韓国、日本、オーストラリアといった環太平洋諸国の映画の紹介に力を入れていることでよく知られています。いくつかの島をまたいで、開催/上映が行なわれる、とてもユニークな映画祭でもあります。

 日本映画&日本人が賞を受賞することも多く、過去には、『泥の河』『ウンタマギルー』『いちばん美しい夏』『たそがれ清兵衛』『茶の味』が作品賞を受賞し、『ナージャの村』がドキュメンタリー賞を、ナリタ・ヒロや宮川一夫が撮影監督賞を受賞しています。

 今年も、『ひゃくはち』、『20世紀少年』全3作、『空気人形』、『余命1ヶ月の花嫁』、『ウルトラミラクルラブストーリー』、『鴨川ホルモー』、『群青 愛が沈んだ海の色』、『昴-スバル-』、『エヴァンゲリヲン 新劇場版:破』、“FIRST SQUAD: The Moment of Truth”、『しあわせのかおり』、『ごくせん The Movie』、『The Harimaya Bridge はりまや橋』、『ホノカーボーイ』、『愛のむきだし』、『マイマイ新子と千年の魔法』、『真夏の夜の夢』、『涙そうそう』、『のんちゃんのり弁』、『サイドウェイ』、『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』、『しんぼる』、『吸血少女対少女フランケン』と実に多くの日本映画が上映されています。

 さらに“A TRIBUTE TO MADAME KAWAKITA”(川喜多かしこトリビュート)と題して『羅生門』『生きる』『ツィゴイネルワイゼン』『黒い雨』も上映され、パネル・ディスカッションも行なわれました。

 ハワイ国際映画祭の日本での一般への知名度はほぼゼロに近いと思いますが、これだけ日本映画が上映されているところを見ると、製作関係の人々にはけっこう知られている映画祭なのかもしれません。

 映画祭全体としては、36カ国から170本あまりの作品が出品され、そのうち14本がワールド・プレミア、14本が北米プレミア、8本がインターナショナル・プレミア、26本が全米プレミアで、2週間にわたって、18の映画館で上映されました。

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 各コンペティション部門のラインナップは以下の通りです。

 ◆ハレクラニ・ゴールデン・オーキッド・アワード 長編ナラティブ部門ノミニー

 ・“2K”(フィリピン) 監督:Ana Agabin
 ・“Across the River”(イラン) 監督:Abbas A. Motlagh
 ・『キム氏漂流記』“Castaway On The Moon”(韓) 監督:イ・ヘジュン
 ・“Empire of Silver/白銀帝国”(中・香港・台湾) 監督:Yao Shuhua(姚樹華)
 ・“John Rabe”(仏・中・独) 監督:フロリアン・ガレンバーガー

 *審査員:トーア・フレイザー、Peter Britos(ハワイ・パシフィック大学Department of Communications and Multimedia Program学部長)、ダニエル・デイ・キム(『LOST』出演俳優)

 ◆ハレクラニ・ゴールデン・オーキッド・アワード ドキュメンタリー部門ノミニー

 ・“Blast!”(米) 監督:Paul Devlin
 ・“Ninoy & The Rise Of People Power”(米) 監督:Tom Coffman
 ・『北京陳情村の人々』“Petition”(中) 監督:チャオ・リャン
 ・“Rio Breaks”(米・ブラジル) 監督:Justin Mitchell
 ・“State of Aloha”(米) 監督:Anne Misawa

 *審査員:Karin Chien(プロデューサー)、Martin Wong(“Giant Robot Magazine”編集者)、Leanne Ferrer(Pacific Islanders in Communications.プログラム・マネージャー)

 ◆PUMA 新進監督賞(PUMA Emerging Filmmaker Award)ノミニー

 ・『ウルトラミラクルラブストーリー』(日) 監督:横浜聡子
 ・“Children of Invention”(米) 監督:Tze Chun
 ・“Dear Lemon Lima”(米) 監督:Suzi Yoonessi
 ・“Gigante”(ウルグアイ) 監督:Adrián Biniez
 ・“Made in China”(米) 監督:Judi Krant
 ・『セルアウト!』“Sell Out!”(マレーシア) 監督:ヨ・ジュンハン(Yeo Joon Han)
 ・『ヤンヤン』“Yang Yang”(台湾) 監督:チェン・ヨウチェ(Yu-Chieh Cheng)

 ※オープニングは『母なる証明』、クロージングは“Warrior and the Wolf/狼災記”でした。

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 *当ブログ記事
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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