トロント国際映画祭2009 ラインナップ完全版! その3

 【GALA PRESENTATIONS】
 トップ・スターが出演しているようなスター映画のセレクション。

 ・“Agora”(西) 監督:アレハンドロ・アメナバール [北米プレミア]
 出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、ルパート・エヴァンス
 物語:ローマ時代のエジプトを舞台にした物語。主人公は奴隷で、キリスト教信仰の広がりの中で自由に目覚め、また、彼の女主人に恋をしてしまう。
 カンヌ国際映画祭2009 アウト・オブ・コンペティシヨン部門出品作品。


 ・“Chloe”(仏・カナダ) 監督:アトム・エゴヤン [ワールド・プレミア]
 出演:ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、アマンダ・セイフリード
 物語:医者として成功しているキャサリンは、音楽教師である夫デイヴィッドが自分を裏切っているのではないかと疑っていた。彼女は、夫を試すために、若くて魅力的な娘クロエを夫に近づけるが、そのことで逆に性の歓びと官能を取り戻す。しかし、自分が仕掛けた罠が家族に大きな危険をもたらすことになるとは思ってもみなかった……。


 ・『シャネル&ストラヴィンスキー』(仏) 監督:ヤン・クーネン [北米プレミア]
 出演:アナ・ムグラリス、マッツ・マケルセン
 ココ・シャネルとロシアから亡命した作曲家ストラヴィンスキーの恋、そして「シャネル№.5」の誕生を描く。原作:クリス・グリーンハル“Coco&Igor”
 カンヌ国際映画祭2009 クロージング作品。
 ヘキサゴン・ピクチャーズ、ショウゲート配給で日本公開予定。


 ・“Cooking with Stella”(カナダ) 監督:Dilip Mehta [ワールド・プレミア]
 出演:ドン・マッケラー、リサ・レイ、シーマ・ビシュワース
 ハートフルで、社会的な皮肉が利いた作品。
 物語:マイケルはシェフだが、外交官である妻と一緒に、彼女の赴任地であるニューデリーに赴く。夫妻が住むことになった住まいには、快活で魅力的なコック、ステラをチーフとする使用人たちがいて、夫妻はそのまま彼らごと引き継ぐことになる。マイケルは、ステラに地元の料理を教わることにするが、本当は彼女がどんなことを考えているか、ほとんど知らないのであった……。


 ・“Creation”(米) 監督:ジョン・アミエル
 出演:ポール・ベタニー、ジェニファー・コネリー、ジェレミー・ノーザム、トビー・ジョーンズ
 ダーウィンと『種の起源』に関する物語で、ポール・ベタニーがダーウィンを、ジェニファー・コネリーがその妻を演じる。
 トロント国際映画祭2009 オープニング作品。


 ・“The Damned United”(英) 監督:Tom Hooper [北米プレミア]
 出演:マイケル・シーン、コルム・ミーニー、ジム・ブロードベント、ティモシー・スポール、ジョン・サヴェージ、エリザベス・カーリング
 脚本:ピーター・モーガン
 物語:1974年。名将として知られるブライアン・クラフは、サッカーのイングランド代表監督となってチームを去ったドン・レヴィーの後任として、リーズ・ユナイテッドの監督に迎えられる。しかし、今回は、ずっと彼を支え続けたピーター・テイラーもおらず、前任のドンとはプレー・スタイルも異なったこともあって選手とも衝突を繰り返してばかり。結果的に、試合でもなかなか勝利を挙げることができず、わずか44日で解雇されてしまう。


 ・“Dil Bole Hadippa”(インド) 監督:Anurag Singh [ワールド・プレミア]
 出演:ラーニー・ムケルジー、Shahid Kapur、Sherlyn Chopra
 物語:Veeraは、女の子がクリケットをやらない村に生まれたが、どうしてもクリケットがやりたくて、つけひげをつけて、男としてクリケット・チームに入る。試合で活躍したVeeraは、ツアーに出かけることになる……。


 ・“Dorian Gray” (英) 監督:オリバー・パーカー [ワールド・プレミア]
 出演:ベン・バーンズ、コリン・ファース、レイチェル・ハード=ウッド、レベッカ・ホール、フィオナ・ショウ、ベン・チャップリン
 物語:ヴィクトリア朝のロンドン。若くハンサムなドリアン・グレイは、快楽を追求し、悪徳を重ねていくが、なぜか恐れていた老化は訪れず、その若さと美貌は衰えを見せない……。
 オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』の映画化。


 ・“Get Low” (米) 監督:Aaron Schneider [ワールド・プレミア]
 出演:ビル・マーレー、ロバート・デュヴァル、ルーカス・ブラック、シシー・スペイセク、ビル・コッブス、ショーン・ノウルズ、アンドレア・パウエル
 物語:小さな町に住む男性が昔の殺人事件を解決するために、自分の葬式を計画する……。


 ・“I, Don Giovanni(Io, Don Giovanni)”(オーストリア・伊・西) 監督:カルロス・サウラ [ワールド・プレミア]
 出演:ロレンツォ・バルドゥッチ、エンニオ・ファンタスキーニ、Lino Guanciale、マリア・バルベルデ、トビアス・モレッティ
 物語:1763年。ロレンツォ・ダ・ポンテは、元々は聖職者だったが、数々の不祥事が祟って、ベネチアからウィーンに追いやられていた。ダ・ポンテはそこでサリエリとモーツァルトを紹介される。サリエリの策略で、モーツァルトは見知らぬ歌劇を書くことになるが、ダ・ポンテの気性と彼のウィーンでの放蕩生活がモーツァルトにインスピレーションを与えて、そこから『ドン・ジョヴァンニ』が生まれることになる。


 ・“The Imaginarium of Doctor Parnassus”(英・カナダ) 監督:テリー・ギリアム [北米プレミア]
 出演:ジョニー・デップ、ヒース・レジャー、コリン・ファレル、ジュード・ロウ、クリストファー・プラマー、リリー・コール、トム・ウェイツ
 物語:ドクター・パルナッソス(クリストファー・プラマー)には、秘密があり、遠い昔に、悪魔ミスター・ニック(トム・ウェイツ)と契約して不死となっていた。しかし、その後、彼は、恋に落ちて、もう一度ミスター・ニックと契約し、不死と若さを交換していた。ただし、彼の第一子が16歳になった時、ミスター・ニックがその命をもらうという条件つきで。そして第一子ヴァレンティナの運命の日が近づいてくる……。
 カンヌ国際映画祭2009 アウト・オブ・コンペティション部門出品作品。
 ショウゲート配給で日本公開予定。


 ・“The Invention of Lying” (米) 監督:リッキー・ジャーヴェイス、マシュー・ロビンソン [ワールド・プレミア]
 出演:ジェイソン・ベイトマン、ジョナー・ヒル、ジェニファー・ガーナー、パトリック・スチュアート、ティナ・フェイ、ロブ・ロウ、クリストファー・ゲスト
 物語:ウソをつく人がいないどころか、ウソという概念もない世界で、ある日、ひょんなことからマークがウソをつく。ウソをつくと得することに気づいた彼は、どんどんウソにウソを重ねていくが、エスカレートしていって、自分でもコントロールできなくなってしまう……。


 ・“Love and Other Impossible Pursuits”(米) 監督:Don Roos [ワールド・プレミア]
 物語:エミリアはハーバード・ロー・スクールを卒業して、ニューヨークの弁護士事務所のボスと結婚する。すべては順調に思えたが、生まれたばかりの赤ん坊を失ったところからすべてが狂いだす。夫は怒ってばかりだし、夫の前妻も干渉してくる。不義を働いたという実父との関係もうまく行っていない……。
 出演:ナタリー・ポートマン、スコット・コーエン、リサ・クードロー
 Ayelet Waldmanの小説の映画化。


 ・“Max Manus” (ノルウェー・デンマーク・独) 監督:Joachim Rønning and Espen Sandberg [北米プレミア]
 物語:マックス・マヌスはフィンランドでの共産主義者との戦いののちに、ナチ占領下のノルウェーに帰郷する。レジスタンスに加わって、つかまるが、すぐに脱出して、スコットランドに逃げ、そこで、サボタージュのための訓練を受ける。ノルウェーに戻った彼の最初の任務は、ナチの補給船を攻撃することであった……。


 ・“The Men Who Stare at Goats”(米) 監督:グラント・ヘスロヴ [北米プレミア]
 出演:ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシー
 物語:結婚に失敗したリポーターのボブ・ウィルトン(ユアン・マクレガー)は、取材に向かったイランでリン・キャサディ(ジョージ・クルーニー)と出会って、アメリカに超能力部隊が実在することを知る。しかし、その部隊の創設者は姿を消し、彼の足取りを追ううち、別の超能力兵士に行き着く……。
 ジョン・ロンスンが、関係者に取材して執筆した同名の著書(邦訳『実録・アメリカ超能力部隊』(文春文庫))を映画化したもの。原題を訳すなら、「見つめるだけで羊を殺す男たち」。「羊」というのはアラブ人のメタファーでしょうか。
 『グッドナイト&グッドラック』の脚本家で、俳優としても活躍しているグラント・ヘスロヴの最新監督作。
 ベネチア国際映画祭2009 アウト・オブ・コンペティション部門出品作品。


 ・“Micmacs à tire-larigot”(仏) 監督:ジャン=ピエール・ジュネ [ワールド・プレミア]
 出演:ダニー・ブーン、ドミニク・ピノン、ヨランド・モロー、アンドレ・デュソリエ、ジャン=ピエール・マリエル
 物語:9歳の時にブラジルは、モロッコの爆発事故で父を失う。数年後、彼は、頭に銃弾を受けて、九死に一生を得るが、銃弾はずっと頭の中に残ったままとなる。命は助かったものの、仕事を失った彼は、通りに放り出されて、ユニークな特技を持った仲間たちと知り合う。ある日、彼は、偶然から、彼に悲劇をもたした2つの武器会社を見つけ、仲間たちとともに、その会社を破壊することに決める。その方法は、奇想天外で、これまで誰も考えたことがないようなものだった……。


 ・“Mother and Child”(米) 監督:ロドリゴ・ガルシア [ワールド・プレミア]
 出演:アネット・ベニング、ナオミ・ワッツ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン、デイヴィッド・モース、リサ・ゲイ・ハミルトン
 物語:エリザベスは生みの母を知らず、また知りたいとも思わなかった。しかし、望まぬ妊娠をして、自分の気持ちをはっきりさせるためにも、実の母を探して、会ってみることにする。カレンは14歳で生んで、すぐ養子に出された自分の子供のことが忘れられず、ずっと後悔の念にかられていたが、ついに探し出す決心をする。ルーシーは、結婚生活を守るために赤ん坊を養子に出そうとしていたが、夫に去られて、赤ん坊を育てる決心をする。
 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

 ・“Phantom Pain(Phantomschmerz)”(独) 監督:Matthias Emcke [インターナショナル・プレミア]
 出演:ティル・シュヴァイガー、ジャナ・パラスキー
 物語:マルクは、熱狂的なサイクリストだったが、怠け者で、仕事や責任からは逃げてばかりいた。しかし、大きな事故に遭って、いよいよ真剣に人生と向き合わなくてはならなくなる。


 ・“Precious: Based on the Novel "Push" by Sapphire”(米) 監督:Lee Daniels [カナダ・プレミア]
 物語:ハーレムに暮らす少女プリシャスは、無知と家庭内暴力に打ちのめされていたが、レイン先生と出会って、文字を覚え、自分自身を発見していく。
 出演:ギャブーレー・"ギャビー"・シディベ, ポーラ・パットン、モニク・アイムズ、レニー・クラヴィッツ
 サファイア(Ramona Lofton)の『プッシュ』が原作。
 サンダンス映画祭2009審査員グランプリ&観客賞&パフォーマンス賞(モニク・アイムズ)受賞。カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

 ・“The Private Lives of Pippa Lee” (米) 監督:レベッカ・ミラー [北米プレミア]
 出演:ロビン・ライト・ペン、アラン・アーキン、キアヌ・リーブス、ジュリアン・ムーア、ウィノナ・ライダー、モニカ・ベルッチ
 物語:ピッパ・リーは、出版者である30歳年上の夫の妻として、2人の子供を育て、社会的信用も得ていたが、夫の希望で引越しした郊外でののどかな生活の中で、これまで築いてきたパーソナリティーを変化させていく……。
 アーサー・ミラーの娘で、ダニエル・デイ=ルイス夫人でもあるレベッカ・ミラーの小説を原作者自身が監督して、映画化。
 ベルリン国際映画祭2009 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 日本では、ギャガ配給で公開予定。


 ・“What's Your Raashee?”(インド) 監督:Ashutosh Gowariker [ワールド・プレミア]
 出演:Harman Baweja、プリヤンカー・チョープラ、トミー・バートレット
 ロマンティック・コメディー。
 物語:主人公は、恋愛結婚に憧れる男性。ある日、彼は家族を救うために10日以内に結婚相手を見つけろと命じられる。しかし、焦れば焦るほど、理想の相手は見つからない。
 Madhu Rye の小説“Kimball Ravenswood”の映画化。


 ・“The Young Victoria”(英) 監督:ジャン=マルク・ヴァレー  [北米プレミア]
 出演:エミリー・ブラント、ポール・ベタニー、ルパート・フレンド、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント、トマス・クレッチマン
 ヴィクトリアが女王になってまだ落ち着かない初年の様子と、アルバート公とのロマンスを描く。
 GALA PRESENTATIONS クロージング作品。


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 【MASTERS】
 巨匠たちの最新作のセレクション。

 ・『空気人形』“Air Doll”(日) 監督:是枝裕和 [北米プレミア]
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

 ・“Antichrist”(デンマーク・スウェーデン・仏・伊) 監督:ラース・フォン・トリアー [北米プレミア]
 出演:ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール
 物語:危機にある夫婦が、森の中の小屋「エデン」で暮らし、心の傷を癒し、2人でやり直そうとするが、事態はむしろ悪い方向に向かう。
 カンヌ国際映画祭2009 コンペティション部門出品。女優賞受賞(シャルロット・ゲンズブール)。


 ・“Carmel”(イスラエル・仏・伊) 監督:アモス・ギタイ [ワールド・プレミア]

 ・“La Donation”(カナダ) 監督:Bernard Émond [北米プレミア]
 出演:アンジェル・クトゥ、Elise Guilbault
 物語:ドクター・レインヴィルは、面倒見のいい田舎医者だが、年老いて、自分の仕事を引き継いでくれる相手を探していた。ジャンヌ・ディオンは、救急医療に携わる医者で、レインヴィルに請われて数週間の予定で、彼の代わりを務めてみることにする。彼女は、その後どうするかは決めていなかったが、レインヴィルが急死してしまい、早急な決断を迫られることになる。レインヴィルの仕事を引き受けるとなれば、半永久的に続ける覚悟が必要だった……。
 ロカルノ国際映画祭2009 インターナショナル・コンペティション部門出品作品。FICC/IFFS Prize受賞。


 ・“Eccentricities of a Blond Hair Girl”(ポルトガル・仏) 監督:マノエル・デ・オリヴェイラ [北米プレミア]
 物語:若い男性がミステリアスな女性に恋してすべてを投げ出してしまう……。エッサ・デ・ケイロス(『アマロ神父の罪』)の短編小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2009 特別招待作品。

 ・“Les Herbes Folles”(仏・伊) 監督:アラン・レネ [北米プレミア]
 出演:アンドレ・デュソリエ、サビーヌ・アゼマ、エマニュエル・ドゥヴォス、マチュー・アマルリック、アンヌ・コンシニ
 物語:マルグリットは、店の出口でカバンを引ったくられるとは思ってもみなかった。ましてや、泥棒が駐車場で中身を投げてくるとは予想だにしなかった……。
 クリスチャン・ガイイ(Christian Gailly)が1996年に発表した“L’incident”の映画化。
 カンヌ国際映画祭2009 審査員特別賞受賞。

 ・“Honeymoons”(セルビア・アルバニア・伊) 監督: Goran Paskaljevic [北米プレミア]
 出演:ラザル・リストフスキー、Petar Bozovic、Mira Banjac、ネボジャ・ミロバノヴィッチ
 新婚夫婦が、より素晴らしいチャンスを与えてくれる約束の国に向かって、新婚旅行に出発する。しかし、たちまちにして希望は絶望に変わり、夢は悪夢となる。
 アルバニアとセルビアによる初の共同製作作品。自国セルビアの社会矛盾を描く。
 ベネチア国際映画祭2009 ベネチア・デイズ上映作品。


 ・“Hotel Atlântico”(ブラジル) 監督:Suzana Amaral [ワールド・プレミア]
 物語:主人公は、バス停までタクシーに乗り、そこで選択をしなければいけない。旅の途上には、原因も意味もわからない不条理で不合理な出来事が起こり、奇妙な人々に出会い、意味があるのかどうかわからないような怪しい人々が通り過ぎて行く。
 デイヴィッド・リンチ作品を思わせるような雰囲気を持った作品だとか。
 João Gilberto Nollの小説の映画化。


 ・“Melody for a Street Organ(Melodiya dlya sharmanki)”(ウクライナ) 監督:キラ・ムラートワ [北米プレミア]
 出演:Lena Kostyuk, Roma Burlaka、Oleg Tabakov、Renata Litvinova、 Nina Ruslanova
 物語:母親の死後、残された子供たちは父親を捜さなくてはならなくなる。彼らは様々な人に遭う。親切な人もいれば、いじわるな人もいる。金持ちもいれば、貧乏人もいる。賢い人もいれば愚かな人もいる。しかし、彼らは皆彼らなりに問題を抱えているのだって…。
 モスクワ国際映画祭2009 コンペティション部門出品作品。女優賞&国際批評家連盟賞&国際映画クラブ連盟審査員賞受賞。


 ・“Le Refuge”(仏) 監督:フランソワ・オゾン [ワールド・プレミア]
 出演:イザベル・カレ、メルヴィル・プポー、ルイ=ロナン・ショワジー
 物語:主人公は、恋人が麻薬の過剰摂取で死んだ後、自分が妊娠していることを知る。彼女は、恋人の弟に伴われて、海辺の家に身を落ち着ける。


 ・“Vincere”(伊) 監督:マルコ・ベロッキオ [北米プレミア]
 出演:ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、Filippo Timi、Corrado Invernizzi
 物語:子供まで設けながら、最後には子供ともども相手を捨て去ったという、若きムッソリーニの、知られざる最初の結婚を描く。
 カンヌ国際映画祭2009 コンペティション部門出品。


 ・“Vision(Vision - Aus dem Leben der Hildegard von Bingen)”(独) 監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ [カナダ・プレミア]
 出演:バーバラ・スコーヴァ、ハイノ・フェルチ、ハンアー・ヘルツシュプルング、ジェラルド・アレクサンダー・ヘルト
 ルネサンス期以前(12世紀)にルネサンス的な活躍をしたことで知られるベネディクト会系女子修道院長ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの物語。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、ドイツ薬物学の祖であり、古代ローマ以降最初の女性作曲家として知られている。


 ・“White Material”(仏 監督:クレール・ドゥニ [北米プレミア]
出演:イザベル・ユペール、ニコラ・デュヴォシェル、アイザック・ド・バンコレ
 物語:不安と抵抗の時代のアフリカ。主人公は、コーヒー園を営む女主人マリアで、彼女は、コーヒー園を手放してフランスに帰るべきなのか、収穫を前にしてここを去ることは自分たちの臆病さを露呈してしまうことになるのではないかと悩み、そして決断を迫られる。
 クレール・ドゥニは、『ショコラ』(1988)をカンヌに、“L'Intrus”(2005)をベネチアに出品している。
 ベネチア国際映画祭2009 コンペティション部門出品作品。


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 *トロント国際映画祭2009 ラインナップ完全版
 ・その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_18.html
 ・その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_19.html
 ・その3
 ・その4:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_21.html
 ・その5:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_22.html
 ・その6:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_23.html
 ・その7:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_24.html
 ・全タイトル・リスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_25.html

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 *当ブログ記事
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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