トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第1弾発表!

 ちょっと気が早いような感じもしますが、トロント国際映画祭2009(9月10日~19日)のラインナップが出始めています。

 例年だと、プログラムの詳細がすべて出切ってしまうまで待って、記事を書いていますが、それだと映画祭直前の9月上旬までかかってしまうので、とりあえず、現在までに明らかにされている作品を書き出しておきたいと思います。現在までに分かっているタイトルは25作品あります(全体の約1割)。

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 【CANADA FIRST!】
 カナダの初監督作品を上映

 【CANADIAN OPEN VAULT】
 カナダ映画の旧作を上映するプログラム。

 【CITY TO CITY】[新設]
 選ばれた都市に関するドキュメンタリーやフィクション作品の特集。第1回の今年はテルアビブ。

 【CONTEMPORARY WORLD CINAMA
 世界の最新映画を上映するプログラム。

 ・“Eyes Wide Open(Einaym Pukhot)”(イスラエル・独・仏) 監督:Haim Tabakman [北米プレミア]
 物語:アーロンは、家業を継いで肉屋になり、妻と4人の子供と父とともに暮らしている。しかし、その父が死に、肉屋に手が足らなくなったので、彼は1人の学生を雇うことに決める。彼は、その学生に仕事を教え、住まいも提供し、何くれとなく世話をしていくうち、彼に夢中になって、すっかり家族を省みなくなってしまう……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

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 ・『フアチョ』“Huacho”(チリ・仏・独) 監督:アレハンドロ・フェルナンデス・アルメンドラス(Alejandro Fernandez Almendras)  [北米プレミア]
 時代に取り残され沿うになっている、チリ南部の寒村に暮らす家族の物語。
 2008年サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞作品。カンヌ国際映画祭2009批評家週間出品。

 ・“Like You Know It All”(韓) 監督:ホン・サンス [北米プレミア]
 出演:ハ・ジョンウ、キム・テウ、コ・ヒョンジョン、オム・ジウォン
 元々低予算で企画されながら、ハン・サンス作品への出演を希望する俳優がノーギャラでも出たいと言ったことで豪華キャストが実現した、ということも話題の作品。
 カンヌ国際映画祭2009 監督週間出品。

 ・“Lourdes”(オーストリア) 監督:ジェシカ・ハウスナー [インターナショナル・プレミア]
 出演:シルヴィー・テステュー、ブルーノ・トデスキーニ、ジレット・バルビエ、リー・シドー
 『Lovely Rita』のジェシカ・ハウスナー監督最新作。オーストリア公開は9月1日。

 ・“Men on the Bridge(Köprüdekiler)”(独・トルコ・オランダ) 監督:Asli Özge [北米プレミア]
 イスタンブールのボスフォラス橋で働く3人の男性についての物語。

 ・“My Year without Sex”(オーストラリア) 監督:Sarah Watt [北米プレミア]

 ・“Police, Adjective”(ルーマニア) 監督:コルネイウ・ポルンボユ [北米プレミア]
 物語:クリスティは警察官だが、学校で大麻を売った若者を逮捕することをためらう。大麻を売ることは違法なのだが、法律にも問題があり、今、この若者を前科者にしてしまうことで彼の未来を奪ってしまうことにも疑問を感じたのだ……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門審査員賞&国際批評家連盟賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2009グランプリ受賞。

 ・“The Time that Remains”(ベルギー) 監督:エリア・スレイマン [北米プレミア]
 出演:アリ・スリマン、サーレフ・バクリ、エリア・スレイマン、メナシュ・ノイ
 物語:1948年のイスラエル建国から現在まで…。
 カンヌ国際映画祭2009 コンペティション部門出品作品。

 ・“The Wind Journeys(Los Viajes del Viento)”(コロンビア・独・アルゼンチン・オランダ) 監督:Ciro Guerra [北米プレミア]
 物語:イグナシオは、ずっとアコーディオンを弾いて旅をするという生活をしていたが、年も取り、結婚して、落ち着くことに決める。しかし、ある日、妻が、突然、死んでしまう。彼は、それが、彼の呪われたアコーディオンのせいであると考え、彼にそれをくれた師匠に返そうとして、最後の旅に出る。その途上、彼は、彼のように音楽をしながら旅をする生き方をしたいと言う少年と出会う。彼は、少年に、こんな生活ではなく、もっと違う人生もあると言って、考えを改めさせようとするが……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

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 【DIALOGUES: TALKING WITH PICTURES】
 著名な映画作家を招いて、人生の転機になった作品について語ってもらうトーク・イベント。

 【DISCOVERY
 新しい才能を紹介するプログラム。

 ・“Gigante”(ウルグアイ・独・アルゼンチン・オランダ) 監督:Adrian Biniez [北米プレミア]
 物語:ハラは35歳の独身男性で、モンテビデオ郊外にあるスーパーマーケットのガードマンだった。彼の仕事は、監視カメラのチェックをすることだったが、彼のシフトは店が閑散としている時間帯だったので、暇を持て余していた。それが変わったのは、クリーン・スタッフとして25歳のフリアが入ってきてからで、彼は仕事中は監視カメラを通して彼女を見つめ、仕事が終わるとこっそり彼女の後を尾行するようにまでなってしまう。ある日、店に従業員のレイ・オフの噂が流れ、ハラは、フリアがその候補に挙がっているらしいことを知る……。
 ベルリン国際映画祭2009 銀熊賞(審査員グランプリ)&銀熊賞(第1回作品賞)&アルフレッド・バウアー賞受賞。

 ・『世界で一番幸せな女の子』“The Happiest Girl in the World(Cea mai fericita fata din lume)”(オランダ・ルーマニア・仏・日) 監督:ラドゥ・ジュデ(Radu Jude) [北米プレミア]
 物語:18歳のデリーは、飲料会社の懸賞に当たり、高級車をもらえることになる。しかし、そのためにはその会社のCMに出なければならない。簡単なはずなCM撮影がどんどんおかしな方向に進んで行き、高級車をめぐって家族でも諍いが起こる……。
 2008年サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞作品。
 ベルリン国際映画祭2009 フォーラム部門出品 C.I.C.A.E. Award受賞。ソフィア国際映画祭2009 国際批評家連盟賞受賞。

 ・“Kelin”(カザフスタン) 監督:Ermek Tursunov [北米プレミア]
 物語:ある女性が結婚させられる。それは、結婚相手の年老いた母親と弟の面倒を見させるためらしかったが、無理強いされた結婚であったのにもかかわらず、彼女は幸せを感じるようになる。しかし、そんな幸せも長くは続かなかった……。

 ・“La Pivellina”(オーストリア) 監督:Tizza Covi、Rainer Frimmel [北米プレミア]
 物語:2歳で公園に捨てられた少女が拾われた先はある風変わりな家だった……。
 カンヌ国際映画祭2009 監督週間 ヨーロッパ映画賞受賞。

 ・“Samson & Delilah”(オーストラリア) 監督:Warwick Thornton [北米プレミア]
 物語:オーストラリア中央の砂漠で悲劇に遭い、命がけで帰還しようとするサバイバル・ストーリー。
 出演:ローワン・マクナマラ、メリッサ・ギブソン
 カンヌ国際映画祭2009 カメラドール受賞。

 ・“Should I Really Do It”(トルコ) 監督:Ismail Necmi [北米プレミア]
 トルコで暮らしているドイツ人女性ペトラの驚くべき生活を描く。

 【FUTURE PROJECTIONS】
 個々の映画作品に関連したアート・イベントで、トロント市内を会場に使って開催され、チケットなしで無料で楽しむことができる。

 【GALA PRESENTATIONS】
 トップ・スターが出演しているようなスター映画のセレクション。

 【MASTERS
 巨匠たちの最新作のセレクション。

 ・『空気人形』“Air Doll”(日) 監督:是枝裕和 [北米プレミア]
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

 ・“Eccentricities of a Blond Hair Girl”(ポルトガル・仏) 監督:マノエル・デ・オリヴェイラ [北米プレミア]
 物語:若い男性がミステリアスな女性に恋してすべてを投げ出してしまう……。エッサ・デ・ケイロス(『アマロ神父の罪』)の短編小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2009 特別招待作品。

 ・“Les Herbes Folles”(仏・伊) 監督:アラン・レネ [北米プレミア]
 出演:アンドレ・デュソリエ、サビーヌ・アゼマ、エマニュエル・ドゥヴォス、マチュー・アマルリック、アンヌ・コンシニ
 物語:マルグリットは、店の出口でカバンを引ったくられるとは思ってもみなかった。ましてや、泥棒が駐車場で中身を投げてくるとは予想だにしなかった……。
 クリスチャン・ガイイ(Christian Gailly)が1996年に発表した“L’incident”の映画化。
 カンヌ国際映画祭2009 審査員特別賞受賞。

 【MAVERICKS】
 監督やプロデューサーなどを招いて、製作秘話やうら話、先取り情報などを聞くプログラム。

 【MIDNIGHT MADNESS】
 いわゆるミッドナイトムービーを上映するプログラム。

 【REAL TO REEL】
 ドキュメンタリー作品を上映するプログラム。

 【SHORT CUTS CANADA】
 カナダの短編映画を上映するプログラム。

 【SPECIAL PRESENTATIONS】
 GALAのようなマネー・メイキング映画ではないが、アカデミー賞にノミネートされたり、スマッシュ・ヒットが期待されたり、評論家受けがしそうだったりする作品のセレクション。

 【SPROCKETS FAMILY ZONE】
 キッズ・ムービー、ファミリー・ムービーのセレクション。

 【VANGUARD
 公式には「技術や文化、セクシュアリティ、あるいは映画それ自体の可能性を広げた作品のセレクション」ということになっていますが、基本的にはこれまでどこかの映画祭で高い評価を受けたことがある俊英の最新作を紹介するセクションになっています。

 ・“Fish Tank”(英) 監督:アンドレア・アーノルド [北米プレミア]
 出演:カティー・ジャーヴィス、マイケル・ファスベンダー、ハリー・トレッダウェイ、カーストン・ウェアリング
 物語:母親が家にボーイフレンドを連れ帰ったことによって、15歳のミアの世界は大きく変わってしまう。タイトルの"Fish Tank”とは水槽のことで、それ以前のミアの世界を象徴しているようです。
 カンヌ国際映画祭2009 審査員賞受賞。エジンバラ国際映画祭2009 PPG賞(パフォーマンス賞)受賞(カティー・ジャーヴィス)。

 【VISIONS
 革新的な作品を集めたプログラム。

 ・“Face(Visages)”(ベルギー・仏・オランダ・台湾) 監督:ツァイ・ミンリャン [北米プレミア]
 出演:リー・カンション、マチュー・アマルリック、ジャンヌ・モロー、ファニー・アルダン、ジャン=ピエール・レオ、ナタリー・バイ
 物語:映画監督であるシャオカンは、サロメを映画化するために、ルーブル美術館にやってきていた……。
 ルーブル美術館の出資を受けて製作した作品。
 カンヌ国際映画祭2009 コンペティション部門出品。

 ・“Independencia”(フィリピン・仏・独・オランダ) 監督:Raya Martin [北米プレミア]
 物語:20世紀初頭のフィリピン。戦争が近づいてきていることに気づいた母親は、平和に暮らすため、息子を連れて、森の中に入る。ある日、息子は森の中で傷ついた女性を見つけ、家に連れ帰る。数年後、そんな家族にも戦争の影が忍び寄ろうとしていた……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

 ・“Irène”(仏) 監督:アラン・カヴァリエ [北米プレミア]
 イレーネとそのフィルムメイカーとは強い絆で結ばれていたが、イレーネには秘密にしている部分があり、ある日、彼女は忽然と姿を消す。何年か経って、日記が発見される……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

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 ・“Karaoke”(マレーシア) 監督:Chris Chong Chan Fui [北米プレミア]
 ある青年の理想と、変わり行くマレーシアの現実を、カラオケ・ビデオを通して描いていく。

 ・“Nymph”(タイ) 監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン [北米プレミア]
 物語:遠い昔、名もない森で1人の女性が2人の男性に追われていた。その後、2人の男性の死体が発見されるが、何が起こったのかはわからなかった。
 現代。メイは、仕事も結婚生活も順調で、何不自由ない生活をしていた。しかし、妻のある男性とも不倫してしまう。
 夫は、妻を連れて、撮影の旅に出るが、妻はテントの中でも都会式の生活を崩そうとしない。そんな妻をおいて、森の奥深くに入った夫は、森の中で不思議な体験をする。なかなか夫が戻らず、捜しに行ってもみつからないという事態になって、ようやくメイも、夫の大切さに気づく。しかし、彼女は、やっと帰ってきた夫を見て、彼がすっかり別人のようになっているのを知るのだった……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

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 ・“To Die Like a Man(Morrer Como Um Homem)”(ポルトガル・仏) 監督:Joäo Pedro Rodrigues [北米プレミア]
 物語:「男のように死ぬために」。トーニャは、リスボンのドラァグクイーンだったが、若い子にスターの座を脅かされ、恋人であるロザリオからは完全な女になることを求められて、信仰上の理由からどうすべきか悩んでいた。また、昔、手放した息子が彼女を捜しにやってきたり、自分が病気にかかっていることがわかったりして、すべてを忘れたくて、ロザリオとともに旅に出ることにする……。
 カンヌ国際映画祭2009 ある視点部門出品。

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 【WAVELENGTHS】
 アヴァンギャルドな作品や実験映画を紹介するスペシャル・プログラム。ほとんどが短編作品で、台詞がない作品やサイレント作品も多い。

 【Yonge and Dundas Square】[新設]
 Yonge-Dundas Squareでの無料映画上映プログラム。

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 ちなみに、トロント国際映画祭2008で上映された作品で、日本で公開/上映された作品(または、これから公開予定の作品)は以下の通りです――

 【CONTEMPORARY WORLD CINAMA】
 ・橋口亮輔 『ぐるりのこと。』
 ・アンドレアス・ドレーゼン 『クラウド9』
 ・オーレ・クリスチャン・マッセン “Flame & Citron”
 ・オリヴィエ・アサイヤス 『夏時間の庭』
 ・ラシード・マシャラーウィ 『ライラの誕生日』
 ・ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス 『リーニャ・デ・バッジ』
 ・ウベルト・パゾリーニ 『マチャン/大脱走』
 ・ベント・ハーメル 『ホルテンさん はじめての冒険』
 ・イェシム・ウスタオウル 『パンドラの箱』
 ・キム・シヨン 『木のない山』
 ・サミラ・マフマルバフ 『2本足の馬』
 ・ガリン・ヌグロホ 『アンダー・ザ・ツリー』

 【DISCOVERY】
 ・コーネル・ムンドルッツォ 『デルタ』
 ・スティーヴ・マックイーン 『ハンガー』
 ・パブロ・ラライン 『トニー・マネロ』
 ・セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ 『トルパン』
 ・トム・リン 『九月に降る風』

 【GALA PRESENTATIONS】
 ・コーエン兄弟 『バーン・アフター・リーディング』
 ・ソウル・ディブ 『ある公爵夫人の生涯』
 ・キム・ジウン 『グッド バッド ウィアード』
 ・ジャン=フランソワ・リシェ 『パブリック・エナミー・ナンバー1』
 ・ジョナサン・デミ 『レイチェルの結婚』
 ・ジーナ・プリンス・バイスウッド 『リリィ、はちみつ色の秘密』

 【MASTERS】
 ・北野武 『アキレスと亀』
 ・イエジー・スコリモフスキ 『アンナと過ごした4日間』
 ・アニエス・ヴァルダ 『アニエスの浜辺』
 ・ダルデンヌ兄弟 『ロルナの祈り』
 ・ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『スリー・モンキーズ』
 ・黒沢清 『トウキョウソナタ』

 【MIDNIGHT MADNESS】
 ・プラッチャヤー・ピンゲーオ 『チョコレート・ファイター』
 ・李闘士男 『デトロイト・メタル・シティ』
 ・マブルク・エル・メクリ 『その男 ヴァン・ダム』
 ・パスカル・ロジェ 『マーターズ』

 【SPECIAL PRESENTATIONS】
 ・フランソワ・デュペイロン 『がんばればいいこともある』
 ・フェルナンド・メイレレス 『ブラインドネス』
 ・ギジェルモ・アリアガ 『あの日、欲望の大地で』“The Burning Plain”
 ・スティーヴン・ソダーバーグ 『チェ』2部作
 ・アルノー・デプレシャン 『クリスマス・ストーリー』
 ・パオロ・ソレンティーノ 『イル・ディーヴォ』
 ・ジェームズ・D・スターン、アダム・デル・デオ 『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』
 ・クリストフ・バラティエ 『幸せはシャンソニア劇場から』
 ・マッテオ・ガローネ 『ゴモラ』
 ・マイク・リー 『ハッピー・ゴー・ラッキー』
 ・キャスリン・ビグロー “The Hurt Locker”
 ・スパイク・リー 『セントアンナの奇跡』
 ・ナタリー・ポートマン 他『NEW YORK、I LOVE YOU』
 ・ユー・リクウァイ 『PLASTIC CITY』
 ・アモス・ギタイ 『いつか分かるだろう』
 ・ガイ・リッチー 『ロックンローラ』
 ・ダニー・ボイル 『スラムドッグ$ミリオネア』
 ・是枝裕和 『歩いても 歩いても』
 ・チャーリー・カウフマン 『脳内ニューヨーク』
 ・アリ・フォルマン 『戦場でワルツを』
 ・ダーレン・アロノフスキー 『レスラー』

 【VANGUARD】
 ・マルコ・ポンテコルヴォ 『パ・ラ・ダ』

 【VISIONS】
 ・ジャ・ジャンクー 『四川のうた』
 ・ジョアナ・ハジトゥーマ、カリル・ジョレイジュ 『私は見たい』
 ・押井守 『スカイクロラ』

 約10日間の映画祭でこれだけの映画が上映されていたわけですが、実に、圧巻です。

 と言っても、これでも昨年のトロントで上映された作品全体の3分の1にも及ばなくて、クレール・ドゥニもアトム・エゴヤンもマイケル・ウィンターボトムもリチャード・リンクレイターもケヴィン・スミスもカロリーヌ・リンクもアンヌ・フォンテーヌもミカ・カウリスマキもバルベ・シュローデルもポール・シュレイダーもヴェルナー・シュレーターもダニエル・ブルマンもディーパ・メータもジョン・クロウリーもフィリップ・クローデルも公開/上映されていませんが……。(たぶん今後まだこれらの未公開作品の中から公開/上映される作品があるはずです。)

 ハリウッド・メジャー系の作品もあり、映画祭上映作品もありますが、昨年のこの時点で、日本ではほとんど知られていない作品ばかりで、トロントで(もしくはトロント以降に)日本のバイヤーに買われた作品が多いよう思われます。

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 今後のスケジュールは、7月21日にMIDNIGHT MADNESS部門とWAVELENGTHS部門の上映作品が発表され、8月20日に全プログラムが発表されることになっています。

 ま、その前に、ベネチア国際映画祭もモントリオール世界映画祭もロカルノ国際映画祭もあるわけですが……。

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 *当ブログ関連記事
 ・トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第2弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_14.html
 ・トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第3弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_19.html
 ・トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第4弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_22.html
 ・トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第5弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_28.html
 ・トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第6弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_13.html
 ・トロント国際映画祭2009 ラインナップ 第7弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_14.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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