第49回クラクフ映画祭 受賞結果発表!

 第49回クラクフ映画祭が4日に閉幕し、各賞の受賞結果が発表になりました。

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 【長編ドキュメンタリー コンペティション】

 ◎グランプリ(Golden Horn):“Unmistaken Child”, 監督:Nati Baratz, イスラエル, 102'

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 ◎銀賞(Silver Horn):“Sergei The Healer”, 監督:Petteri Saario, Juha Taskinen, フィンランド, 102'

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 ◎スペシャル・メンション:“Rough Aunties”, 監督:キム・ロンジノット, 英, 103' 

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 ◎学生審査員賞:Unmistaken Child”, 監督:Nati Baratz, イスラエル, 102'

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 【インターナショナル・コンペティション】

 ◎グランプリ(Golden Dragon):“Pizza in Auschwitz”, 監督:Moshe Zimerman, イスラエル, 52' 短編ドキュメンタリー部門より

 ◆短編ドキュメンタリー部門

 ◎銀賞(Silver Dragon/監督賞):“Poste Restante” 監督:Marcel Łoziński, ポーランド, 14'

 ◎スペシャル・メンション:“King Hugo And His Damsel”, 監督:Franco De Peña, ポーランド/ ベネズエラ, 47'

 ◎スペシャル・メンション:“Wagah”, 監督:Supriyo Sen, 独, 13'

 ◎ヨーロッパ映画賞クラクフ映画祭代表:“Poste Restante” 監督:Marcel Łoziński, ポーランド, 14'

 ◎国際批評家連盟賞:“Poste Restante” 監督:Marcel Łoziński, ポーランド, 14'

 ◎国際映画ディスカッションクラブ連盟審査員賞(FICC (International Federation of Film Discussion Clubs) Jury):“Goleshovo”, 監督:Ilian Metev, 英/ブルガリア, 34' 

 ◎学生審査員賞:“My Amulet”, 監督:Leah Thorn, 英, 6'

 ◆短編アニメーション部門

 ◎銀賞(Silver Dragon/監督賞):“Ten”, 監督:Bif (Fabrice Le Nezet, François Roisin, Jules Janaud), 仏, 7'

 ◆短編映画部門

 ◎銀賞(Silver Dragon/監督賞):“Leaving”, 監督:Richard Penfold, Sam Hearn, 英, 21'

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 ◎スペシャル・メンション:“Six And Half Minutes in Tel Aviv”, 監督:Mirey Brantz, イスラエル, 10'

 ◎国際批評家連盟賞スペシャル・メンション:“Leaving”, 監督:Richard Penfold, Sam Hearn, 英, 21'

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 【ナショナル・コンペティション】

 ◎グランプリ:“Rabbit A La Berlin”, 監督:Bartek Konopka, ポーランド / 独, 51' 短編ドキュメンタリー部門より

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 ◆短編ドキュメンタリー部門

 ◎銀賞(Silver Hobby-Horse/監督賞):“Chemo”, 監督:Paweł Łoziński, ポーランド, 58' 

 ◎名誉賞(Honorary Diplomas):“Early Learning”, 監督:Marcin Bortkiewicz, ポーランド, 37'

 ◎学生審査員賞:“Side-Track”, 監督:Anna Kazejak, ポーランド, 44'

 ◎ポーランド映画製作者協会会長賞(President of the Association of Polish Filmmakers Award):“Sometime Ago in Africa”, 監督:Piotr Jaworski, ポーランド, 43'

 ◎Bronisław Chromy Sculpture for the Best Producer(プロデューサー賞):Anna Wydra(“Rabbit A La Berlin”, 監督:Bartek Konopka, ポーランド / 独, 51')

 ◎Maciej Szumowski Award(キノ・ポルスカ賞):“Where The Sun Doesn’t Rush”, 監督:Matej Bobrik, ポーランド, 18'

 ◎ポーランド映画製作者協会会長賞(President of the Association of Polish Filmmakers Award):“Ordinary March”, 監督:Maria Zmarz- Koczanowicz, ポーランド, 58'

 ◎ポーランド・ステート・テレビジョン会長賞(President of the Polish State Television)最優秀ドキュメンタリー賞:“Side-Track”, 監督:Anna Kazejak, ポーランド, 44'

 ◎ポーランド・ステート・テレビジョン会長賞撮影賞:Jakub Giza(“Side-Track”, 監督:Anna Kazejak, ポーランド, 44')

 ◆短編アニメーション部門

 ◎銀賞(Silver Hobby-Horse/監督賞):“Chick”, 監督:Michał Socha, ポーランド, 5' 

 ◎名誉賞(Honorary Diplomas):“An Uncle”, 監督:Maciej Sznabel, ポーランド, 8' 

 ◆短編映画部門

 ◎銀賞(監督賞/Silver Hobby-Horse):“The Echo”, 監督:Magnus Von Horn, ポーランド, 14'

 ◎名誉賞撮影賞(Honorary Diplomas:Tomasz Madejski):“Lunatycy”, 監督:Maciej Sterło-Orlicki, ポーランド, 30'

 ★ポーランド映画製作者協会会長賞最優秀編集者賞:Katarzyny Maciejko-Kowalczyk

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 コンペティションにエントリーされていたブラザーズ・クエイ、ジョルジュ・シュヴィツゲベル、中野裕之の監督作品の受賞はなりませんでした。

 受賞作品では、グランプリ受賞作品、および、複数の賞を受賞している作品が注目されます。

 ・“Unmistaken Child”(イスラエル/ 102')(監督:Nati Baratz)
 『リトル・ブッダ』のドキュメンタリー版のような作品で、主人公である仏教徒の僧が、師の死後、師の生まれ変わりを探す。

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 ・“Pizza in Auschwitz”(イスラエル/ 52')(監督:Moshe Zimerman)
 Danni Chanochは、ホロコーストの生き残りで、最も美しい思い出と過酷な記憶が刻まれたラトヴィアに、自分の子どもを連れて再訪する。

 ・“Poste Restante”(ポーランド/14')(監督:Marcel Łoziński)
 実在しない人に出された宛先のない手紙というのがあって、最終的に郵便局の未配達部に集められていく。その中には子どもの手による「天国の神様へ」というような手紙もある。本作は、そういう手紙を追ったドキュメンタリー。

 ・“Leaving”(英/ 21')(監督:Richard Penfold, Sam Hearn)
 ヘレンは、夫に暴力を振るわれて、みじめな結婚生活を送っている。しかし、最悪の事態に陥る前に夫の元を去ろうと決心する。
 この作品は、他の映画祭でいくつもの賞を受賞している評判の高い作品のようです。

 ・“Rabbit A La Berlin”(ポーランド・独/ 51')(監督:Bartek Konopka)
 ベルリンの壁の崩壊をウサギの視点で描いた作品。

 ・“Side-Track”(ポーランド/44')(監督:Anna Kazejak)
 鉄道ででかける休暇旅行というのは、昔は人気があり、見知らぬ人と知り合いになったりして、つかの間の友情や恋が生まれたりもしたが、今はそういうこともなくなりつつある。本作は、そうした旅の魅力をノスタルジックに描く。

 いずれも日本での上映/公開の機会は望み薄ですが、何らかの映画祭や特集上映で上映されることもあり、これらの監督が後々もっと有名になり、国際的に知られていくこともあるので、頭の片隅にでもこれらのタイトルおよび監督名を記憶にとどめておくといいかと思います。

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 *当ブログ記事
 ・第49回クラクフ映画祭 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_17.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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