ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2009 ラインナップ!

 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル(Zagreb World Festival of Animated Films)が開催されています(6月2日~7日)。

 ザグレブ国際アニメーションフェスティバルは、1972年から始まったクロアチアのアニメーションフェスティバルで、アニメーションフェスティバルの中でも最も重要なものの1つとみなされています。

画像

--------------------------------

 ◆コンペティション部門

 ・“Immigrants - L.A. Dolce Vita”(ハンガリー・米/2008/87min)(監督:Gábor Csupó)

画像

 ・『戦場でワルツを』(イスラエル・独・仏/2007/87min)(監督:アリ・フォルマン)

画像

 ・“$9.99”(イスラエル・オーストラリア/2008/78min)(監督:Tatia Rosenthal)

画像

 ・“Boogie El Aceitoso”(アルゼンチン/2007/85min)(監督:Gustavo Cova)

画像

 ・“Idiots & Angels”(米/2008/78min)(監督:ビル・プリンプトン)

画像

 ・『ガブリエラ・フェッリのいない生活』“Life without Gabriella Ferri”(2008/エストニア/43min)(監督:プリート・パルン、オルガ・パルン)

画像

 ・“Mary and Max”(オーストラリア/2008/92min)(監督:アダム・エリオット)

画像

 ・“Mia and Migou”(仏/2008/92min)(監督:ジャック・レミー=ジレール(Jacques Rémy-Girerd))

画像

 ・“Sita Sings the Blues”(米/2008/90min)(監督:Nina Paley)

画像

 ・“The Secret of Kells”(仏・アイルランド・ベルギー/2009/75min)(監督:Tomm Moore、 Nora Twomey)

画像

 ◆ワールド・パノラマ

 ・“De profundis”(西・ポルトガル/2007/80min)(監督:Miguelanxo Prado)

 ・“Go West, A Lucky Luke Adventure”(仏/2007/90min)(監督:Olivier Jean-Marie)

 ・“Nocturna”(西・仏/2007/83min)(監督:Víctor Maldonado、Adrià García)

 ・“Return of Hanuman”(インド/2007/100min)(監督:Anurag Kashyap)

 ・“The Three Robbers”(独/2007/79min)(監督:Hayo Freitag)

 ・“Zhang Ga!”(中/2006/80min)(監督:Sun Li-jun)

 ◆レイトナイト・スクリーニング

 ・“A Town Called Panic”(西/2007/78min)(監督:Pedro Rivero)

 ・“Afro Samurai: Resurrection”(米・日/2009/min)(監督:木崎文智)

画像

 ・“Animal Crisis”(西/2007/min)(監督:Pedro Rivero)

 ・“We Are The Strange”(米/2007/100min)(監督:M dot Strange)

 ◆スペシャル・スクリーニング

 ・“Quirino Cristiani: The Mystery of the First Animated Movies”(英/2008/90min)(監督:Gabrielle Zucchelli)

 ・“Sunshine Barry and the Disco Worms”(デンマーク・独/2008/78min)(監督:Thomas Borch Nielsen)

 ・『カールじいさんの空飛ぶ家』(米/2009/)(監督:ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン/min)

 ◆マスターズ・オブ・アニメーション:ミシェル・オスロ特集

 ・“The Three Inventors”(仏/1980/13min12sec)
 ・“The Legend of the Poor Hunchback”(仏/1982/7min12sec)
 ・“Four Wishes of a Villain and His Wife”(仏/1986/6min)
 ・“The Diamond Princess”(仏/1988/8min1sec)
 ・“Icarus”(仏/1989/12min30sec)
 ・“The Beautiful Girl and the Sorcerer”(仏/1992/4min)
 ・“The Dancing Shepherdess”(仏/1992/9min)
 ・“Prince of the Gems”(仏/1992・3min)

画像

 このほかに長編作品も上映されるようです。

 ◆チルドレン・プログラム

 ・"My body and me(dia)"
 "My body and me(dia)"はニューヨーク国際チルドレンズフィルムフェスティバル(New York International Children’s Film Festival (NYICFF))のトレードマーク。
This programme is presented in cooperation with. My Body and Me(dia) is a trademark of NYICFF.

 ・“Sexteens”(アルゼンチン/2007/5min16sec)(監督:Juan Pablo Zaramella)

 ・“Ice Floe”(スイス/2005/6min50sec)(監督:Cédric Louis、Claude Barras)

 ・“Beauty Now”(アイルランド/2007/3min50sec)(監督:Paul O'Flanagan)

 ・“Naked: Heavy”(オランダ/2006/6min)(監督:Mischa Kamp)

 ・“Naked: Sweat”(オランダ/2006/6min) (監督:Mischa Kamp)

 ・“Naked: Breasts”(オランダ/2006/6min) (監督:Mischa Kamp)

 ・“Good Girl”(ノルウェー/2006/9min55sec)(監督:Astrid Aakra)

 ・“The Elephant”(イスラエル/2006/6min4sec)(監督:Milena Klebanov)

 このほかに、東欧や中央ヨーロッパでのアニメーションの普及と配給の促進を進めるプログラムAnimafest Pro、監督とのトークイベントなどを含むSide eventなどがあります。

--------------------------------

 コンペティション部門を見ると、米国アカデミー賞外国映画賞にもノミネートされた『戦場でワルツを』、アニー賞にもノミネートされた“$9.99”、当ブログでもおなじみビル・プリンプトンの新作長編“Idiots & Angels”、ラピュタ国際アニメーションフェスティバル2009で上映された『ガブリエラ・フェッリのいない生活』、サンダンス映画祭2009でプレミア上映され、ベルリン国映画祭でクリスタル・ベア スペシャル・メンションを受賞した“Mary and Max”など、日本人にもなじみのあるタイトルが並んでいます。

 ビル・プリンプトン、プリート・パルン、アダム・エリオットなど、各国のアート・アニメーションを代表するようなアニメーション作家の最新長編が並んでいるわけで、プレミア度はそんなに高くありませんが、なかなかのラインナップなのではないでしょうか。

 コンペティション部門上映作品のうち、“Sita Sings the Blues”は昨年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルでグランプリを受賞、 “Idiots & Angels”は同特別賞を受賞、ワールド・パノラマ部門の“The Three Robbers”は同観客賞を受賞しています。

 コンペの結果はともかく、アニメーションとひとくくりにされてはいますが、技術的にも映像スタイルも語り口も様々なの作品が一堂に会しているというのも面白いと思います。

 全体的に見て、現在、日本で劇場公開が決まっているのは、『戦場でワルツを』と『カールじいさんの空飛ぶ家』だけですが、人気の監督の作品もあり、いくつかは映画祭で、またいくつかはDVDで観られたりできそうです。

 *この記事がなかなか興味深かった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html
 ・ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2009 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200906/article_9.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック