なんと2010年のアカデミー賞から作品賞が…

 2010年の米国アカデミー賞から作品賞のノミネーションが、これまでの5作品ではなく、10作品になることが発表されました(6月24日)。

 これはアカデミー賞のルーツに立ち返ろうというもので、初期のアカデミー賞は作品賞のノミネーションが5作品よりも多く、ノミネーションが10作品だった年も9年ありました(10作品だった最後の年は1943年で、受賞作は『カサブランカ』)。

 と公式には発表されていますが、実際には盛り上がりに欠ける近年のアカデミー賞のカンフル剤として考えられた苦肉の策、なのではないでしょうか。

 10作品だなんて多すぎるとも思いますが、ゴールデン・グローブ賞は、コメディー/ミュージカル部門とドラマ部門を併せてノミネーション数が10あるわけですから、これで同じ数になったということもできます。

 この結果、「アカデミー賞作品賞ノミネート」の価値が下がったとも言えるし、ノミネーション数がふえたことで喜ぶ人も増え、また受賞できずにがっかりする人も増えたということにもなります。ま、いずれにしても、受賞枠は1つなので、これまでなら受賞しなかったような作品が受賞するということは考えられませんが。

 予想としては、コメディー/ミュージカル部門の作品もノミネートされやすくなるでしょうが、これまではノミネートされづらかった「より低予算の映画」(たとえば“Frozen River”のような作品)が作品賞にノミネートされて、注目度を上げるのではないか、とも考えられます。

 ノミネーション作品数が10に増えた、2010年米国アカデミー賞(2009年度)ノミネーションの発表は2010年2月2日です。

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